今日はまた一段と暑かったですね~!
ワンちゃんたちも、お庭の日陰で短時間遊んでは、すぐにクーラーの効いたお部屋に強制収容するといった感じでした。
遊んだ後は、よく疲れるので、冷たい床にお腹をつけて、まさに死んだようにお昼寝してくれます。
その姿がたまらなく可愛いんですよね~♪
写真を撮ったり突っついたりしたいのですが、せっかくの平安を乱すようなことはしたくありませんのでガマンガマン・・・(笑)
【アレルギーのワンちゃんが増えている】
さて、ここ最近、ワンちゃんも人間もアレルギーがとっても増えていると思いませんか?
お預かりするワンちゃんでも
『アレルギーなので、持参したフード以外はNG。拾い食いにも注意してください!』
と飼い主さんが仰るケースが増えています。
もはや、
『うちの子、アレルギーで・・・』
ときいても
『あらまぁ、可哀相にねぇ・・・』
とはなっても
『ええっ?!アレルギーっ?!犬が?!ホントにーっ?!』
・・・ってなったりはしませんよね?
そのくらい、いつの間にかアレルギーのワンちゃんは、ごく当たり前の存在になってしまったのですね・・・
【何故アレルギーになるワンちゃんは増えているの?】
アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす物質)になり得るものは、人間も犬もほぼ共通していて、
花粉・タンパク質・乳製品・豆製品・ハウスダスト などなど・・・
挙げればキリがありません。
でも、それらの物質はずっと以前からあったのに、昔に比べて明らかにアレルギーを持ったワンちゃんが、こうも増えているのは何故なのでしょう?
アレルギーの研究は、ワンちゃんに関するものよりも人間に関するものの方がうんと多いので、ここからは人間のアレルギーが増えている原因について、現時点で判っていることをお話していくことにします。
きっと、そこからワンちゃんのアレルギーが増えている理由にも通じる何かが見いだせるように思います。
アレルギーの人が増えている原因として、言われていることは いくつかあります。
●食生活の変化
食生活が欧米化し、肉中心となったことで、アレルゲンとなるたんぱく質の摂取量が増えたということです。
また、肥満によって自律神経のうちの副交感系神経が優位になりることで、IgE抗体の量が増えて、アレルギーが悪化する傾向にあるという説もあります。
●環境汚染
ディーゼル車の排気ガスや、ダイオキシンなどといった環境ホルモンは、体にアレルゲンが入ってきたとき、免疫反応を強くする触媒のような働きをすると言われています。
●ストレスの増加
ストレスを感じると交感神経が優位に働き、アドレナリンが多く作られます。
このアドレナリンが、アレルギー反応を引き起こす細胞を活性化させるので、結果としてアレルギー体質になりやすいと言われています。
●アレルゲンの増加
アレルギーを起こすアレルゲン自体の量が増加したことも、原因のひとつと考えられています。
特に”おすぎとダニー”(←お笑いコンビではありません)
<おすぎ=スギ花粉>
スギ花粉は、2040年には現在よりも25%増加すると言われているそうです!
スギ花粉が増えた原因でよく言われているのが、舗装された道路ですね。
土に落ちた花粉は積もってそのうち土にかえっていくけれど、都市化によって舗装された道路に落ちた花粉は、いつまでも空気中を飛散することによって、動物が吸い込む確率が高くなるというものです。
<ダニー=ダニ>
人間の住環境がよくなったことは、皮肉なことにダニーたちにとっても天国になってしまったようです。
30年前に比べて家の中のダニは3倍になったといいます。
断熱材が、天井や壁、床に入った気密性の高い家は、空調の効率もよく、常に快適空間♪
人間やペットだけでなく、ダニーたちにとっても快適そのものってわけですねぇ~。
書いているだけで痒くなってきたぞう ~・・・( ノД`)
●衛生仮説
●腸内細菌環境
このふたつについては、後で詳しくお話しますね。
【アレルギーは先進国で増えている】
花粉症、喘息、食物アレルギーといったアレルギー性疾患が増加傾向にあるのは、先進国のお話です。
いわゆる発展途上国では、アレルギー性疾患はそれほど増えていないんです。
この違いを説明する仮説のひとつが、先に挙げた”衛生仮説”と呼ばれている説ですが・・・
長くなるので次回につづきます。
<今日のPet Hotel 11!>
ムギで~す! |
サクラで~す! |
ふたり合わせて・・・ ムギとサクラで~~す! ん?後ろに誰かいるぞ?! |
セミいないかなぁ~~ またイジメて遊びたいなあ~ (コワッ!) |
”なつ”姐さん!ボクもセミ探してあげるよ! |
夕方になってやってきてくれた、にいにいちゃん♪ 熟女の魅力で男子の熱い視線を浴びています。 |
にいにいちゃん・・・美人だなぁ・・・(ウットリ) |