2017年7月15日土曜日

鹿を襲ったシェパードの目撃情報①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。


京都府宇治市で、昨日の午前8時すぎに、大型の野犬が鹿を襲う姿が目撃されました。
警察官が駆け付けた時には既に野犬は逃げた後で、鹿は死んでいたそうです。

警察によると、先月24日にもやはり京都府宇治市で、大型の野犬が鹿を襲っているという通報が住民から寄せられていました。

警察官が通報で駆けつけると、体長1.5m、体高80㎝ほどのシェパードのような黒と茶色の毛の犬が子鹿に咬みついており、その後、山のほうに走り去ったということです。


警察は特徴から同じ野犬と見て、付近の住民に注意するように呼びかけています。

宇治市内では、昨年11月にもシェパードに似た野犬2頭が捕獲されているそうです。

14日朝に、家の窓から野犬を目撃したという女性は、

『おそろしい表情で鹿に咬みついていて怖かったです。子どもも歩く道なので、早く捕まえてほしい』

と不安を訴えています。

野犬は大型で、人に危害を加える恐れもあるため、付近の小学校では子供たちが保護者と一緒に登下校しています。

保健所は、目撃現場近くに捕獲用のおりを設置したようです。


シェパードといえば、警察犬や軍用犬を思い浮かべる人も多いでしょう。
屈強な大人の男性にも恐れず飛び掛かり、瞬く間に制圧してしまうような犬種です。

体長1.5mの野生化したシェパードが、小さな子供を襲ったら、それこそ想像もしたくない事態になることは目に見えています。

いえ、子供ならずとも大人だって太刀打ちできません。

ですからもちろん、1日も早く捕獲されることを願っています。

願っているのですが・・・

そのシェパードは、一体どうして、そのような状況にあるのでしょう。

人に飼われていた子が捨てられて野生化したのか・・・
ペットショップやブリーダーによって売れ残り犬が廃棄され、成長したのか・・・
どこかから逃げ出した犬が野生化したのか・・・

色々なケースが考えられますが、その原因を作ったのは間違いなく人間でしょう。

それを思うと、とても複雑な気持ちになりますね。

シェパードが無事に捕獲されたら、そのあと、どうなってしまうのでしょう?



京都府は、犬猫の殺処分ゼロを目指して積極的な取り組みをしています。

京都府と京都市は、2年前の2015年4月1日、共同で新施設「京都動物愛護センター」(南区)をオープンさせました。

センターは、綺麗に整備された公園内にあって、敷地内にはドッグランや、獣医師が常駐する夜間救急動物病院もあります。

更に、問題行動があり、引き取り手が見つかりづらいと思われる犬に、ドッグトレーナーがしつけをするといった取り組みもしています。

ドイツやスイスのティアハイムを思わせる、日本では最先端の理想的な施設といえるでしょう。

ここで掲げる最終的な目標は【殺処分ゼロ】ではなく、【譲渡率100%】。
そのため、引き取ったり捕獲した犬に、1日も早く新しい家族が見つかるよう、様々な角度から工夫をこらしているのですね。
素晴らしいことです。


ではここで、京都市の殺処分の過去5年の統計を見てみましょう。
(京都府ではなく京都市だけのデータです)

犬の引取数の統計
 飼主の放棄飼主不明引取数合計
平成22年度14198239
平成23年度7586161
平成24年度109100209
平成25年度11293205
平成26年度3872110

犬の返還,譲渡,殺処分数統計
返還譲渡殺処分収容中死亡
平成22年度38113765
平成23年度3993243
平成24年度291073716
平成25年度35134244
平成26年度2879811

引取件数殺処分件数が共に、昨年度に目に見えて減っているのがわかります。
けれども、譲渡件数は、残念ながら今のところまだ増えているとはいえません。
(譲渡率100%へ向けた取り組みはまだ始まったばかりなので、そうすぐには結果は出ないのかもしれません)

数字だけ見ると、殺処分頭数が激減したのは、引取件数自体が激減したからのように見えます。

注目すべきは、昨年度の【飼主の放棄】による引取件数が激減していることです。


これは、何を意味しているのでしょう?
京都の飼い主さんたちの意識が向上して、飼育放棄する人の数が激減したからなのでしょうか?


長くなるので次回に続きます。


<今日のPet Hotel 11!>

”ボス”今日も水遊びでごきげん♪

お泊りのトワちゃんは、ちょっぴり犬見知りさん

嗚呼・・・”なつ”、何の匂いをつけてるの?(-_-;)