Pet Hotel 11! お庭番のブログ①: 必見！映画【A Dog's Purpose】

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!（ペットホテルワンワン）のお庭番です。

今秋、日本で公開になる映画【A Dog's Purpose】（邦題：【僕のワンダフル・ライフ】）を紹介したいと思います。

監督のラッセ・ハルストレム（スウェーデン）は、かの名作『ギルバート・グレイプ』や『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』『ショコラ』、ハチ公物語の洋画版『HACHI』といった作品を手がけた人です。
ジャンル的に言うと”ハートウォーミング系”を得意とする監督ですね。

この映画について、インターネットでググると、まず残念な情報がズラリと出てきます。

今年1月、全米公開の直前に、いわゆるゴシップサイト『TMZ』が、【A Dog's Purpose】の撮影現場で動物虐待があった疑いがあるとして動画を公開したのです。

そのため、制作会社のユニバーサル・スタジオは、たいへんな非難を浴びて、公開イベントは中止に追い込まれました。

その後迎えた、公開初日も、一部の熱狂的な動物愛護団体の激しい反対運動と「この映画を観ないように！」と呼びかける罵声に包まれていたそうです。

問題とされたシーンは、【A Dog's Purpose】に出演したジャーマン・シェパードが、嫌がっているにもかかわらず、無理矢理撮影用プールに入れられているというものです。

ユニバーサル・スタジオは、今回のような事態を事前に想定していて、専門家を撮影現場に常に配置するなどして、動物虐待防止に相当力を入れてきたとして、虐待の事実をきっぱりと否定しています。

ラッセ・ハルストレム監督は、ゴシップサイト『TMZ』の動画を見て

「1月18日に投稿された【A Dog’s Purpose】の撮影現場の動画を見て、大変動揺しています。私はこの現場には立ち会いませんでした。決して許されない行為で、もし私が知っていたら、このようなことは起こらなかったでしょう。私たちスタッフは全員、映画に登場するすべての動物たちに愛情を注ぎ、敬意を払い、安全な環境を提供するよう努めていました。この状況については徹底的な調査が進行中で、不適切な行為は公表して処罰することを約束します」

とツイートしました。

その後、第三者機関の公正な調査の結果、『TMZ』が公開した動画は、悪意を持って編集され、前後の様子などを恣意的に省いたものだということが明らかになったことが判明し、疑われているような虐待はなかったということが明らかになりました。

ところが・・・

世間のニュースというのは、センセーショナルな『虐待疑惑』という言葉には飛びつきますが、その後の『そうではなかった』という内容は、あまり取り上げられないのですね。

そのため、日本での公開を目前にした今現在でも、インターネットで検索すると、この作品の『虐待疑惑』の記事だけがズラリと出てきてしまうのではないかと思います。

いずれにせよ（どこかの官房長官みたいになってしまった）真実はどこにあったのか？は、この映画を観ればわかるのではないか？と、わたしは思います。

犬への愛に溢れた、大変素晴らしい作品でした。

商売柄、残念ながら映画館には足を運べませんが、日本語字幕つきのDVDが発売されたら、必ず購入して、永久保存版とします！

作品は、アメリカでベストセラーとなった書籍【野良犬とビーの愛すべき転生】を映画化したものですので、ストーリーはご存じの方も多いかと思いますが、ここでは中身には触れません（触れたい触れたい・・・ああ触れたい）

触れないけども・・・これだけは言いたい。言わせて！

犬が好きな方、犬を飼っている方、犬を飼っていた方、犬を飼ってみたいかも・・・という方には、絶対に観ていただきたいです！

とりわけ、愛犬と死別した経験のある方にとって、涙なしには観ることのできない作品であると同時に、ペットロス気味な気持ちを、温かく包み癒してくれるような内容です。

鑑賞している間のわたしの感情を擬音で表現しますと・・・

クスクス、ゲラゲラ、ワクワク、シクシク、ウンウン、ソウソウ、キャハキャハ、エンエン、ワンワンワーーン！！

という感じです（←サッパリわからんぞー！ブーブー）

それにしても・・・原作の書籍も映画も、タイトルは【A Dog's Purpose】なのですが、
邦題は、
本の方が　【野良犬トビーの愛すべき転生】
映画の方が【僕のワンダフル・ライフ】

って・・・まあ、直訳して【犬の目的】とかにはできないのは解るけれども・・・

なんとゆーか、んもーんもー（以下強制自粛）

※現在発売中のDVDは英語版のみです

予告編の動画はコチラ　キャワイイーーー（身悶え）↓

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