2017年5月29日月曜日

犬に話しかけるのは意味がない?①

今から書くことは、完全にわたしの私見です。
つまり、犬と接していて

「わたしはこう感じている。こんな風に思っている」

ということで、権威ある機関などで立証されていることではありませんので、予めご承知おき願います。

犬との接し方を、インターネットや書籍で探してみたことのある方は大勢いらっしゃることと思います。

その方法は実に多様で、どれが正しいのか判断することが難しいですね。
中でも有名なドッグトレーナーになればなるほど、その心棒者も否定論者もいて、自分とは異なるやり方や意見を互いに強く批判しているようなこともあります。

特に、飼い主と愛犬の関係については、

A) 飼い主は群のリーダー、飼い犬は群の一員。主従関係が最重要だ。

B) 飼い主は親、飼い犬はこども。主従関係ではなく家族として接するべきだ。

というふたつの説は、しばしば対立しているように感じます。

Aの方は、狼~犬の生活様式や行動学に根ざしていて、それに即したアプローチで犬と接するという考え方です。
ですから、犬を擬人化することを否定し、動物として扱うことを重要視しています。

Bの方は、長く人間のペットとして飼われてきた犬という生き物は、既に家族の一員として人間の子供のように接するべきという考え方です。
ですから、犬を擬人化する傾向もAよりは強いといえます。

わたし自身は、どちらの立場を取っているのだろう・・・
と考えてみたときに、

「どちらでもあるし、どちらでもないな」

というのが自分の出した答えでした。
(今後また、さまざまな経験を積んで変遷していく可能性もありますが)

もっと具体的にお話すると、

明確な目的を持って、集中的にしつけやトレーニングを犬に入れる(教える)時や、悪さをした犬を叱る時は、意識的にリーダー然としてふるまった方がうまくいきます。
つまりAの方ですね。犬を決して擬人化しないようにと自分に言い聞かせています。

それ以外の時はB。思いっきり擬人化して、犬には通じるはずもない人間語を連発して話しかけまくりです(笑)

仮に、Aを軍隊方式Bをお母さん方式と名づけるとイメージしやすいかと思います。

【軍隊は怖い。お母さんは優しい】

と考えがちですが、お母さんが本気でキレた時の怖さは鬼軍曹にも匹敵すると思います。

また、【解りやすさ】という意味では軍隊方式は実に簡潔明瞭ですが、お母さんは虫の居所によって対応がコロコロ変わる部分が実に解りづらい(^-^; ってこともありますね?

だからといって朝から晩まで軍隊方式では、気の休まる暇がなくて疲れてしまいます。

要するに、どちらにも長所と短所があり、だからこそどちらにも成功例もあれば失敗例もある・・・

ですから、ABのどちらが正しくてどちらが間違っているということを論じるのは、あまり意味がないように感じていて、臨機応変にいいとこどりすればいいんでないの~?程度に緩~くわたしは考えています。。

長くなるのでつづきはまた次回にします。

MAXのこの角度
たまーにクレヨンしんちゃんに見える時が・・・(^-^;

なんだかんだで仲のいいおふたりさん♪