【犬は人間を裏切らない】
と書きました。
それに引き換え・・・というのが今日のお話です。
人間が犬を裏切る行為は、動物愛護の概念が進歩してきている今日でも未だ絶えることがありません。
今月の19日にアメリカのテキサスで起きた出来事をご紹介します。
配管工のカルロス・カリーリョさんと同僚が仕事に向かっていたところ、道路わきに見慣れないものがあることに気づきました。
最初、それが何であるか判らなかった2人は、もっとよく見ようと車を停めて振り返りました。
そしてカルロスさんたちが見たものは・・・
四肢をチューブで縛り上げられ、更にマズルをダクト用テープで開かないようにグルグル巻きにした上、そこに放置されている悲惨な犬の姿でした!!
カルロスさんたちは急いでその犬の四肢とマズルを自由にしてやりました。
カルロスさんは
「たぶん、あの子は丸1日ほどそこにいたのだと思う」
と語ったそうです。
その後、カルロスさんたちは、自分の車に犬を乗せ、動物保護シェルターに連れて行ってやりました。(もちろん殺処分を行わない施設です)
無事、収容の手続きが終わった時、その犬は自分を助けるために尽力してくれた2人への感謝の気持ちでいっぱいのように見えたといいます。
「その顔を見てください」
とカルロスさん。
「彼は自分が救われたことを解っている!」
こんなに可愛らしい子がなぜ・・・ |
幸いなことに、シェルターにおける健康チェックで、その犬は虫歯の治療が必要なことが判った以外はおおむね良好な状態にあることが判明しました。
生命に関わるようなことになる前に助け出されて本当によかったですね。
「彼はとても友好的で、いつでもシッポを振ってくれるんですよ」
とシェルターの広報担当者は記者に語っています。
とても穏やかで人懐っこい子です |
こんなにも愛らしい犬を、グルグル巻きに縛り上げて放置した冷酷な虐待者。
悔しいことに、犯人は見つからないかもしれません。
そして、これから先も裁きを受けることもなく、のうのうと暮らしていくのかもしれません。
けれども少なくとも、虐待されたワンちゃんの命は、虐待者が期待していたほど短くはありませんでした。
たまたま見つけて救助してくれた心優しい2人の配管工のおかげです。
そして今、このワンちゃんは、今度こそ本当に愛してくれる永遠の家族を探しているところだそうです。
出典:the dodo
カルロスさんたちのように、自分には何の得にもならなくても、時間と労力を割いて瀕死の動物に手を差し伸べる人もいれば、鬼畜の所業と思われるような残虐な行為を行う人もいます。
自分がどちら側の人間になるのかをわたしたち人間自身の選択にゆだねた神様は、わたしたちにどんな課題をつきつけているのでしょうか・・・
人間に忠実で、飼い主によって何色にでも染まる、純真無垢な犬たちの存在は、もしかするとわたしたち人間の【良心のバロメーター】になっているのかもしれない・・・
ふと、そんなことを考えさせられた、昨日と今日の記事のご紹介でした。
ハルちゃんがはるばる遊びにきてくれました♪ 「潮風の味で~~~す♪」 |
「ちょっと潮風強めですぅ~・・・」 |
「し・・・潮風強すぎますー!!」 |
「そうかなぁ・・・そうでもないと思うけどなぁ~」 |
「MAXさんみたいにおっきくなりた~~い!」 両手でも持ち上げられない大きな大きなMAXくんと 片手に乗っちゃうほどちっちゃなハルちゃん 一緒に海岸をおさんぽしました♪ |