2017年3月7日火曜日

愛犬を思う気持ち

昨日から1週間の予定でお預かりしている1歳3ヵ月のチワワ”ハルちゃん”
前回のブログにも書いたように、今回がお泊り初体験の小さな小さなワンちゃんです。
初めてのお泊りで、いきなり1週間ですから、飼い主さんはとても心配そうでした。

そこで、私はご予約いただく段階で、こう申し上げました。

「もしどうしてもご心配でしたら、途中でいつでも”ハルちゃん”の様子を見に来ていただいていいですよ」

幸い、飼い主さんは、何かあればすぐにお越しいただけるほど近くのホテルにて合宿研修でした。

昨日も、

「途中で時間を見つけて”ハル”の様子を見に来ます」
「どうぞどうぞ~!」

という会話があってのお預かりでした。

そして本日、実際に”ハルちゃん”の飼い主さんからお電話があり、

「今から伺いたいのですが・・・」

ということでした。

けれども私は悩みました。

昨日、飼い主さんが帰られた後、

「ここはどこ?」「ママはどこへいったの?」「ワタシはこれからどうなるの?」「この人たちとこのワンコたちは誰?」

という不安と心細さでブルブル震えていた”ハルちゃん”
それが、前回のブログにも書いたような経過をたどって、今とても良い感じに環境に慣れ、他のワンたちとも仲良くできていたところだったからです。

ワンコの性格によっては、初めてのお泊りでもぜーんぜんケロリとして、すぐに楽しそうにその場に馴染んでしまう子もいるのですが、”ハルちゃん”はナイーブさんでした。

今、飼い主さんがやってきて、束の間の再会を果たしたとしたら・・・
”ハルちゃん”はとっても喜んで、

「お迎えに来てくれたのねっ?!」

と期待してしまうでしょう。

けれども飼い主さんはまた”ハルちゃん”を置いて帰ってしまう・・・

「え?どうして?いかないでっ!ママぁ~~~!」(←想像し、目頭を熱くして書いているアホがここにいます)

小さな小さな”ハルちゃん”が、いろんな不安と闘いながら懸命に環境に慣れたところでの、そのフェイントは、あんまりにも酷なのでは・・・?
”ハルちゃん”はそのハートブレイクに耐えられるのか・・・?!

でも飼い主さんとはお約束していたことだし・・・
そこで、今の状況を飼い主さんにそのままお伝えし、会いにこられるかどうかのご判断は飼い主さんにお任せすることにしました。

すると・・・

「じゃあ”ハル”のために、すごく会いたいですが、グっとこらえてやめておきます」

とのお返事。。。

嗚呼・・・とても優しい飼い主さんだなぁ~と、私たちはジーンときました。
”ハルちゃん”は幸せな子だなぁと思いました。

本当の愛犬家とは、自分の気持ちより犬の幸せを優先できる人だと思っています。
当たり前のことのようですが、意外なことに、その当たり前のことができない愛犬家さんはけっこういらっしゃいます。
以前書いた「依存」の状態ですね。

”ハルちゃん”の飼い主さんのような方が増えるといいなと温かい気持ちになると同時に、ペットホテルオーナーとしての反省点もありました。

今後はあらかじめ

「ワンちゃんの状況によっては滞在中の面会はしない方がいいこともあります」

と、きちんとお話ししておく必要があるな・・・と私も学ばせていただきました。

”ハルちゃん”ママ
お約束を破る形になってしまってごめんなさい。
ご理解いただき深く感謝申し上げます。
ハルちゃんは、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちとお散歩でもグングン歩いて、今グッスリお昼寝しています。
いいウンチもしてごはんもモリモリ食べていますよ~!

あ!そうそう、ウンチといえば・・・

私たちの三浦海岸ワンチ拾い
昨日は雨天のため断念。
”ハルちゃん”が滞在中は、細心の注意を払う必要があるのでお散歩に集中し、ワンチ拾いはお休みでーす!
”ハルちゃん”のアンヨはとっても小さくて細いので、ちょっとした段差や溝でも怪我をしてしまう可能性があるんです。

また溜まっちゃうかなぁ~~・・・(^-^;)待ってろよーっ!ワンチたちっ!

ハル「わたし、がんばってましゅっ!」
なつ「アタイに任せといて~!」
ボス「ごはんまだかなぁ~~~」(ボカスカ)






2017年3月6日月曜日

可愛い犬には旅をさせよ

飼い犬の社会性には、ふたつの意味があります。

ひとつめは、他の犬に対する社会性
ふたつめは、人間に対する社会性

どちらも人間同様に、まだ柔軟性のある子どものうち、それもできるだけ小さいうちに身に着ける方が容易です。
容易だということはつまり、本犬さんにとってもストレスが少なく身につくということです。

今日は、ひとつめの、他の犬に対する社会性について書こうと思います。
他の犬に対する社会性とは、犬同士の礼儀やルールをわきまえるという意味です。

挨拶の仕方や、「近づくな。オレに触ると怪我するぜ」というサイン、していいこととダメなことなどを身に着けることによって、不用意に危険な犬にグイグイ接近してしまったり、空気が読めない犬になって総スカンを食らったり、挨拶もできず必要以上にオドオドしてバカにされたりしないようになります。

そうしたことを身に着けている犬は、お散歩やドッグランなどで知り合った犬と適切な距離をもちつつ、気の合ったワンちゃんを見つけてとても仲良しになることだってできます。

犬同士の礼儀やルールは、生まれて間もなく、兄弟犬と共に過ごしながら母犬によって躾られます。
母犬は実に見事に子犬たちにドッグトレーナーなど遠く及ばない躾をします。
生まれて3か月程度は、社会性を学ぶ大事な期間ですから、母犬と兄弟犬と過ごすことが理想なのですが、モラルの低い売上重視の売買業者や悪質ブリーダーは、生まれて間もなく子犬を母犬から引き離して”流通”させてしまいます。
それが原因で、お散歩中に他の犬にやたらと吠えてしまったり、怯えから攻撃的になったりするために、覚悟なく安易に犬を飼った飼い主さんから
「飼いづらい」
という理由で捨てられてしまう悲しい運命をたどる犬がたくさん出てしまいます。
(犬が捨てられてしまう理由はもちろんこれだけではありませんが・・・)

人間のせいで社会性が身についていない犬たちが、人間のエゴで捨てられる・・・
そんな身勝手が許されるのでしょうか?(←怒りに震えている)

残念ながら母犬や兄弟と早期に分離させられ、犬同士の社会性が身についていない子でも、前述のようにできるだけ早い時期、できれば2歳くらいまでにたくさんのワンちゃんと接する機会を作ってあげることで、子犬に比べてゆっくりではありますが、ちゃんと社会性を身に着けることができます。
当然、その過程を見守る間は事故が起きないように細心の注意を払う必要がありますが・・・
周りの犬から、優しく、時に手厳しくルールを教えてもらうことは、大変貴重な経験ですし、その結果、ワンちゃんが社会性を身に着ければ、飼い主さんがストレスなくお散歩やドッグランに連れ出すことができるようになります。
ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても、より愛犬ライフが明るく楽しいものになりますね!

さて、本日からお泊りのチワワの”ハルちゃん”は1才3か月。犬生初のお泊り体験です。

飼い主さんは、少し心配そうに
「他のワンちゃんを怖がるし、挨拶もできません」
と仰っていました。

確かに最初は不安そうでビクビクと居心地悪そうにしていました。
興味津々で近づいてくる他のワンちゃんから逃げ回っていたのは10分くらい。
ちゃーんとご挨拶できました♪

その後もしばらくは、どう振る舞っていいのかわからずに心細そうに私たちから離れようとしませんでしたが、私たちは心を鬼にして抱っこはしません。抱き上げたい気持ちをグっとこらえて注意深く見守ります。

そして、3時間ほど経ったころ・・・”ハルちゃん”はもうすっかり周りの犬に馴染んで、かなり情熱的に迫ってくるマルチーズの”ベガくん”に軽くガルガルして自己主張ができるまでになりました。(この 軽く ってところがとても大事なんですね)
すっかりリラックスして他のワンちゃんと一緒の場所でお昼寝までできるようになりました。
すごい進歩です!

『可愛い子には旅をさせよ』
とはよく言ったものですね。
きっと”ハルちゃん”は、このお泊りで一回りも二回りもたくましく成長しておうちに帰ることでしょう♪

眠くなんかないもん!
眠くなんか・・・・
ZZZZ・・・
ボクも眠くなんか・・・ZZZ・・・
ないもんっ!!お散歩いこっ!
ワタチも起きた~!遊びましょ♪
もうワタチ大丈夫!
ひとりでお泊りできるっ!
みんなとおさんぽ行けるっ!
まだまだ寝てましょうよぅ~
そうそ、どうせ雨だし~
エッ?!Σ( ̄ロ ̄lll)ほんとですか?センパイ?!


2017年3月5日日曜日

ロングリードの危険性について

以前、お預かりしているワンちゃんと”ボス”と”なつ”をお散歩させていた時の事です。

突然、ものすごい勢いで、大きな秋田犬(または秋田犬のミックス)が、私たちが連れている犬に牙を剥いて襲いかかってきました。

幸い、間一髪、こちらがリードを慌てて引いてかわせたものの、ほんの一瞬遅かったら、もしかしたら私たちが連れていた小さな子たちは命を落としていたかもしれません。

その秋田犬の飼い主さんは、私たちからだいぶ離れたところにいて、今起きたことには気づいていないはずがないのですが、知らん顔でそのまま行ってしまいました。

「オイコラ!ちょっと待たんかいーーーっ!」

ぐらい言ったってバチは当たらない出来事でしたが、その時の私はもうもう・・・
ビックリ仰天してドキドキし、ただただ

「なにあれ?怖かったねぇ~~~」

と言うのが精いっぱいでした。

暫く行くと、やはり秋田犬を連れた、先ほどの飼い主とは別なダンディーな老紳士が近づいてきて

「さっき、ロングリードで秋田犬連れた人通ったでしょ?あの犬、何度も他の犬に噛み付いてるから気を付けた方がいいよ。注意してもまったく耳を貸さないんで、同じ犬を飼っている身としては本当に迷惑してるんだよ。ちゃんと躾をすれば絶対にあんなことはしない犬種なんだがなぁ・・・大体、秋田犬をロングリードで散歩させるなんて、自分には考えられないよ!」

と教えて下さいました。

私も、犬のお散歩にロングリードは不向きだと、個人的に思っています。
ただし、他の犬や人がいないような場所で、ある程度自由度が高い状態で遊ばせてあげるには、有効なツールであることも確かです。
でも、その場合でも、飼い主さんは細心の注意を払っている義務があります。

私が、お散歩時にはロングリードの使用をあまりお勧めしたくない理由は次の通りです。

① いざという時、咄嗟に飼い犬を制御しにくい

リードが長い分だけ、手元の動きが犬に伝わりにくくなります。
上記の秋田犬のように獰猛な犬はもちろんのこと、普段はおとなしくて絶対に他の犬や人に牙を剥くことなどない犬が、相手の出方や突然の物音に我を失って、恐怖から制御が効かないほどの興奮状態になってしまうことだってあるのです。

事実、咬傷事件を起こしてしまった飼い主さんの多くが、

「まさか、あんなにおとなしくておりこうさんのうちの子が、こんなことを起こすなんて信じられないっ!」

と話すそうです。

飼い犬を信用するのはもちろんとても良いことですが、万が一が起きないようにするのは飼い主さんの責任です。

更に言えば、上記の出来事の際、私たちがロングリードでお散歩させていたとしたら・・・きっと、うちの子たちは秋田犬に噛みつかれていたでしょう。

飼い犬が危険な目に遭いそうな時に、サッ!と引いて守ってやれるという意味でも、短いリードの方がずっと安全です。


② リード自体で怪我をする(させる)リスクが高い

ロングリードの紐は、おおむね細めのものが多いです。
ワンちゃんが長い距離を自由に走れるということは、それだけ加速度がつきますから、リードが延びる限界にきた時にワンちゃん自身が受ける衝撃も相当のものになります。
運悪く、自分の体重と、走ってきた加速度の相乗効果で怪我をしてしまうワンちゃんも実は多いのです。

更に、ものすごい勢いをつけてピンっ!と張った細いリードで近くにいた人の足を切ってしまうケース、周囲にいた他の犬に傷を負わせてしまうケースもあります。

もうひとつ、普段はリード部分を巻き込んでいるために劣化に気づきにくく、ある日突然、勢いよく駆け出していったワンちゃんの勢いに負けてプチンッ!と細いリードが切れてしまうことも意外とよく起きています。
勢いのついたワンちゃんが、うっかりそのまま車道に飛び出してしまったら・・・と考えるとゾッとします。


③ 飼い主と犬の連帯感が生まれない

お散歩は、単なる運動やストレス発散ではありません。
リーダー(飼い主さん)にワンちゃんがピッタリとついて、群(ムレ)として行動することの意味はとても大きいんです。
(お散歩の重要性については、いつかまた詳しく書きたいと思っています)
自由気ままにお散歩させてあげることは、ワンちゃんにとっていいことのように思えるかもしれません。
でも実際は、頼れるリーダーに従って歩くことは、ワンちゃんにとってこの上ない喜びなんです。
これは、リーダーウォークを実践してみるとよくわかることです。
ワンコたちは、実に嬉々として、誇らしげに行進していきます。


お散歩の時は、ぜひ短いリードでしっかりとリーダーウォークをする。
周りに人や犬がいないところではロングリードに切り替えて遊ばせる。
そしてドッグランに行ったら、ノーリードで存分に走り回らせる。
そういう使い分けをする飼い主さんが増えればいいなぁ・・・と思います。


”ボス”と”なつ”は、いつも私たちの後ろか横を歩きます。
ドッグランでたっぷり走ろうね♪

さて、本日は三浦国際市民マラソンが開催され、海岸線はとてもにぎわっていました。
いつもの片道2kmでワンチ拾いをしましたが、さすがに会場付近には落ちていませんでした!


それでも重さにして1.3kgの収穫・・・
明日は待ちに待ったゴミ収集日だぁ~~♪
3日分、5kgのウンチをやっと持って行ってもらえるどーーっ!!
(あ~真夏が怖い・・・主よっ!夏までに放置ウンチが激減しますように・・・)


2017年3月4日土曜日

老犬介護の悩ましい問題

人間と同じように、介護の必要な老犬が増えています。

昔はざっくり10年程度と言われていた犬の寿命が、15年と1.5倍にもなっていますね。

医療の進歩や栄養や生活環境の向上といった理由が挙げられています。

ただ、その分、命は繋ぎとめているけれども、様々な疾患や関節などの痛み、痴呆といった症状を抱えながらの生活が長く続く可能性も高くなります。

私は個人的に、
『自分が歳を取った時、寝たきりになったり、自分でトイレに行けなくなったり、自分で食事を取ることができなくなったら、医療的に延命措置はせず、ただただ痛みや苦しみを緩和する措置だけにして欲しい』
と、子供たちに言っています。

けれども、老人となったその時に、今の自分ではなくなっていて、命へのものすごい執着が出るかもしれませんし、ボケてしまって「私を殺す気かー?!」なんて叫んでいるかもしれないのです。

そうでなくても、家族としては、延命の医療的方法があるよとお医者様に言われた時に、
「いえ、母にはもう治療は必要ありませんから結構です」
と断れるか?ということもあります。

ワンコの場合も、知り合いの獣医さんによると、医師としてはもういいんじゃないか?と感じるようなケースでも、多くの飼い主さんが
「何とかして1日でも長く生きられるようにしてやってください」
と仰ることが多いそうです。

当然ですよね。
誰だって、大切な家族や可愛い愛犬が、例えどんな状態であっても、できる限り長く一緒にいたい。別れたくない。更にいえば「もういいです」という選択をすることによって、自分が命の期限を決めるようなことはできない・・・
それが人間ってものです。

けれども、現実に、老人介護も老犬介護も想像をはるかに超える大変さです。
介護される側よりも、介護している側が体や精神を壊してしまうということもたくさんあります。

そういうことを考えると、医療の進歩で、私たちは本当に幸せになっているのかなぁ~・・・と考えてしまうことがありますね。
だって、大切な人やペットの命を伸ばす方法があるのにそれをしないことは、良心との葛藤、経済的な問題との葛藤、情と現実との間で揺れ動く葛藤など、たくさんの葛藤を迫られることになるのですから。
それは、「もう打つ手がありません」と言われて、悲しみながらも覚悟を決めるよりもずっと多くの重責を私たちに課しているような気がします。

そういう私もきっと・・・”ボス”や”なつ”が老犬となって、本当にこの状態でこの子たちは幸せなのだろうか?と思いながらも、医療的にできる手立てがあれば、「ぜひお願いします」と獣医さんに言っているのだろうなぁ・・・と思います。

できることなら、人もワンコも、健康で長生きし、最期は苦しむことなく、眠るように・・・というのが理想ですが、なかなかそううまいこといきませんね。

みなさんはどう思われますか?
結論の出るお話ではありませんが、いずれ来たる日のために、いろいろと考え、今のうちに家族とたくさん考え、話し合うことは、そのこと自体に意義があるのではないかと思います。

いつもながら、絵になるMAXくん
老犬には不思議な力があるように思います。
一緒にワンチ拾い付き合ってくれてありがとね!

さて、本日も、いいお天気だったので、三浦海岸ビーチ・クリーン散歩してきました。
昨日と全く同じコース、片道2㎞。

「昨日拾ってるから、今日はだいぶ少ないんじゃない?」
「私たちの後ろにフンはないんだぜぃ!」
「トングさばきがどんどん上達してゆくー!」

などと言いながら楽しく拾った結果・・・


なかなかの大収穫・・・
なかなかの匂い・・・
なかなかの重量・・・

1.5kgありました!(ザンッ♪)

ほとんど減っとらんやないかぁ~~~~っ!!(トングをカシカシいわせています)

ま、でも昨日取りそびれていたようなのもありましたからね。
続けていればきっと徐々に減っていくんではないかと・・・

三浦海岸は、本当に景色が美しくて気持ちのいいところなんですよ。
その景観に惚れて越してきたわけですからホントーです!

でも、悲しいことに観光客がゴミを海岸にポイして行くことも多いんです。
そういうことって、元々放置ウンチや他の人のゴミがあると
「あ、いいんだな、ここに捨てても・・・」
という感じになるような気がします。

そういった意味でも、せめてワンチがない、美しい海岸にすることによって、不法投棄も減ってくれたらいいね~っと、淡い儚い期待を胸に、これからも続けますよっ!

ご近所で「や~い、このウンコ拾い~ぃ!」とか言われたって気にするもんかーっ!
(お願いです。決して言わないでください。夜中にお布団で泣いてしまいます)




2017年3月3日金曜日

フンフフフフフフフフフフフ~ン♪(ひな祭りの節で)

ひな祭りですね♪

それとはまったく関係ないのですが、午後のおさんぽで、海岸沿いを歩きながらワンコの落とし物を拾って歩きました。
以前にも少し触れましたが、気になってたんですよ・・・

さ、距離にして片道およそ2㎞です。

っしゃあーー!
張り切って拾っていこーーっ!
(トングをカシカシ鳴らしながら、無理矢理に士気を高めております)


行きは海沿いの歩道を歩き、目についた落とし物をひたすら拾う・・・
帰りは海岸に降りて、浜の落とし物をひたすら拾う・・・

風は冷たいけど、日差しはもう春♪
自然に鼻歌がもれます

「きょ~おは たのしい フン拾いぃ~♪」(あらゆる手を使って士気を維持しています)

明後日 3月5日には、ちょうどこの辺りの海岸線は、三浦国際市民マラソンの会場となるので、海岸にはたくさんのテントも設営されています。
せっかく気持ちのいい海風を感じて走ろうと集まったランナーたちが、ワンコのウンコで足を滑らせて転倒・・・なんてことになったら大変大変・・・


ここで、新しい発見がありました。
我が家のツンデレチワックス”なつ”は、私たちがフンを拾って集めている様子をジっと見ていましたが、

「なんだ?コイツら、コレが好きなのかな?」

とでも思ったのでしょうか?(とんだ誤解です。レッテル貼りです。不愉快ですよ!)

ウンチ探知犬としての才能に目覚めたかのように、次々とソレを発見。
私たちが見逃していたソレまでも

「ホラ、アンタたちの好きなやつ、あるよ!」(ですからイメージ操作はやめてください!)

みたいな顔で教えてくれるので、ほんとーーーに助かっちゃいました。

家に帰るころには、用意していった袋はズッシリ!

せっかくだから計量してみました。
ウンチ探知犬として大活躍だった”なつ”先生とパチリ♪

本日の収穫・・・
およそ30個(回分?) 重さ 2㎏弱
でございましたっっ!!

2017年3月2日木曜日

ペットロスを考える⑧(最終回)

愛するペットを亡くして、悲しみの淵から抜け出せずにいる飼い主さんへ

愛犬家の方なら、『虹の橋』という作者不詳の詩をご存じの方が多いかと思います。

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天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。

この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。

そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。

食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、元のからだを取り戻すのです。

・・まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。

それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。

でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。

その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。

速く、それは速く、飛ぶように。

あなたを見つけたのです。

あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。

そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。

そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。

あなたの人生から長い間失われていたけれど、その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。
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素敵な詩ですね。
亡くなった愛犬は、苦しみから解放され、虹の橋で幸せに過ごしている。
そしてそこで私を待っていてくれる・・・
そうイメージすることで、なぐさめられる飼い主さんはたくさんいらっしゃることでしょう。

けれども、そう考えても悲しみが癒えない・・・釈然としない・・・
または、ずっと虹の橋で私を待ち続けている愛犬が可哀相だと感じてしまう・・・

そういう方もまた、実際たくさんいらっしゃいます。

私は『虹の橋』のような、素敵な詩は書けませんので、愛犬リンダや、大好きだった父が亡くなった悲しみから抜け出した時の、自分なりの気持ちの整理の仕方をお伝えしたいと思います。


この世に生を受けた全ての動植物は、その生涯を終えれば消えてなくなってしまうのでしょうか?
私はそうは思いません。

食物連鎖によって被食者となった生き物は、栄養となって命を繋いでいきます。
野に倒れた生き物は、土にかえり、植物の栄養となって、やはり命を繋いでいきます。

つまり、無駄な命がないのとまったく同じく、無駄な死というものもないのだと考えています。

3年前に父を亡くしましたが、
小さい頃に父が私にどのように接していてくれたか?
父の教育や生前に話していたこと
父の物の考え方
などは、間違いなく私に影響を与えています。
見習いたいことはもちろん、反面教師として私の糧になっている部分も含めて、父が亡くなってもその影響は私の中でずっと生き続けています。

大好きだったビーグル犬のリンダについても同じことが言えます。
彼女と過ごした17年間がなければ、今の私はありません。

亡くなった愛する者から受けた影響は、残された人が、たくさんの人や動物に関わることで、いきいきと伝播していきます。
それこそが、「死を無駄にしない」ということではないでしょうか?

私たち家族のために懸命に働き、病との壮絶な闘いの末に亡くなった父や、
私たち家族にたくさんの笑顔や安らぎをもたらして、愛くるしくも健気に小さな犬生を駆け抜けたリンダの一生を、私が塞ぎこみ、閉じこもっていることで”腐敗”させてはいけないと、私は思いました。

父やリンダの一生を、彼らが私に残した影響を、私が残りの人生で出会う人や犬との関りの中で、発酵させ、熟成させていくのが、残された私の役目なのだと感じています。
そうしている限り、父もリンダも私と共に生きています。

亡くなったあなたの健気なワンちゃんの一生を、写真や動画や思い出の中に閉じ込めておかないでください。
ワンちゃんがくれた、喜びや豊かな気持ちといったたくさんの贈り物を、周りの人たちに分け与えて下さい。
更に、あなた自身の人生を前向きに過ごす糧として生かしてあげてください。

それが、愛犬があなたと一緒に生き続けるということだと思います。


おしまいに・・・
私のお話など、張り裂けんばかりのお気持ちのなぐさめになどならないかと思いますが、何かのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

そして・・・どうしても長く塞いだ気持ちから立ち直れずに、日常生活にも支障をきたしているのであれば、ぜひともためらわずに医療機関を受診することもご検討ください。

1日も早く、あなたに笑顔が戻りますように・・・

”なつ” 「もう!早くそこどいてよっ!」
”ボス” 「ちょっと何言ってるかわかんない」

2017年3月1日水曜日

ペットロスを考える⑦

ひきつづき、ペットロス症候群にならないためにできることを考えていきます。

前回のブログで
ずーっと ずっと だいすきだよ (版元 評論社 ハンス・ウィルヘルム/作  久山太市/訳)
という絵本をご紹介しました。

今日は、この本の私なりの解釈を書いてみたいと思います。

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ときどき、エルフィーが
わるさをすると、うちのかぞくは、すごくおこった。

でも、エルフィーをしかっていながら
みんなはエルフィーのこと
だいすきだった。

すきなら、すきといってやればよかったのに
だれも、いってやらなかった。

いわなくっても、わかると
おもっていたんだね。
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『言わなくてもわかると思っていたんだね』

この部分を取り上げて、

【思っているだけでは伝わらない。愛情を言葉にすることが大切】

という風に解釈されていることが多いようですが、私は、
『言わなくてもわかると思っていたんだね』←『うん、そうだよ!わかっているよ!』
と思いました。
家族がみんなエルフィーのことを大好きだったことは、ちゃんとエルフィーに伝わっていたし、十分にわかっていたと思うのです。
言葉を持たない犬は、本当に愛してくれている人かどうか?は必ずわかる生き物だということは、愛犬家の皆さんならよくご存じのことと思います。

ですから、ポイントはむしろ、
エルフィーに伝わったかどうか?
ではなくて、
飼い主側がエルフィーへの愛情を『伝えきれた』と確信できるかどうか?
ということのように思うのです。

その愛情の伝え方は、必ずしも言葉によるものである必要はなくて、自分のできる範囲内で、自分が『愛情を伝えられている』『愛情がワンコに伝わっている』と思える自分なりのコミュニケーションをしてあげればよいということです。

逆に言えば、
毎晩ルーティンワークのように『大好きだよ』と言えばそれでいい
というものではないのは明白ですよね?

私の知人で、奥様と結婚当初に「毎日『愛してる』とお互い言うこと」という約束をしたので、言わないと怒られるから仕方なく言っている・・・という人がいますが、それでは意味がありませ~ん( ´艸`)

ごはん、飲み水、お散歩、排泄のお世話、健康管理は飼い主の当然の義務として、どんなに忙しくても、1日にほんの短い時間でも構わない。
テレビやスマホを忘れ、写メを撮ることもせずに100%その子のことだけを見て、その子のことだけを考え、愛情いっぱいに抱いてやったり撫でてやったりする・・・
(実際、その時に当然言葉もかけることになるとは思いますが・・・)

絵本の中での、以下の部分

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ぼくはエルフィーに、やわらかい

まくらをやって、ねるまえには、かならず

「エルフィー、ずーっと、だいすきだよ」っていってやった。

エルフィーは

きっとわかってくれたよね。
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『きっとわかってくれたよね』

”ぼく”は、自分なりのやり方で、エルフィーに愛情を伝え続けてきました。
それによって、エルフィーに自分の愛情が伝わっている・・・そう確信を持てていました。
だから、エルフィーが死んでしまった時も、他の家族に比べていくぶん気持ちが楽だったのだと思います。

今回のテーマはペットロス症候群です。
愛犬を亡くして、ペットロス症候群になるような飼い主さんが、ワンちゃんを愛していなかったはずがありません。
忙しくて時間が十分に取れなければ取れないなりに、その人その人の精一杯の愛情をかけてあげていたはずです。
その愛情は、必ずワンちゃんに伝わっています。
ですから、ワンちゃんが『愛されていなかった』と感じていたかもしれないという懸念は必要ありません。

それでもなお、どんなに愛情をかけていても、愛情深い飼い主さんならなおのこと、
『もっと、こうしてやればよかった』
『もっとできたことがあったのではないか…』
と感じてしまうものです。

この絵本の”ぼく”がしていたように、その日その日を悔いが残らぬうように「今日も精一杯の愛情を伝えきれた」と確信できる過ごし方をする・・・
その繰り返しによって、ペットロス症候群の原因のひとつと言われる、罪悪感や後悔を幾分軽減させることができるのではないかと思います。


ここまで、今まさにワンちゃんを飼っている飼い主さんが、将来ペットロス症候群にならないためにできそうなことを書いてきました。

次回は、既に愛するワンちゃんを亡くして、現在悲しみから立ち直れない飼い主さんに向けた内容にしようと思います。


息子が”なつ”に愛情表現しているところ
”なつ”が迷惑そうにしているのは気のせい気のせい(^-^;