チャコ 早く元気になってね!
前々回ブログのつづきです。
【愛犬の飲水量と尿量は大丈夫?】
●経過観察
チャコの多飲多尿に最初に気づいたのが先週の金曜日。
その後 土日もさほど暑くなかったにも関わらず多飲多尿で元気がない状態が続いたため、日曜日の夜にチャコを獣医さんのところへ連れて行きました。
※多飲多尿=水をガブ飲みし、透明なオシッコを大量にすること。
先生には、金曜日以前から多飲多尿があったか訊かれました。
幸い、わたしたちは1日中チャコの様子を観察することができているので、それは確実にないと言い切れました。
「まだ多飲多尿になって3日なので、この状況が続くかどうか、あと2週間ほど観察を続けてみるように」
そう先生から言われ、病院を後にしました。
多飲多尿になる原因はいくつか考えられるため、症状が続くのであれば精密な検査をしなくてはなりません。
精密な検査にはそれなりにお金がかかりますから、まずは本当に一過性の症状でないかを確認するのが先決だ・・・ということですね。
ただ、
「今の段階では何も言えないが、症状から一番疑われるのはクッシング症候群ではないか」
というのが先生の最初の見立てでした。
●観察
◇多飲
多飲多尿と一口に言っても、一体どのくらい水を飲めば多飲に当たるのかは判りづらいですね。
犬の場合、体重1㎏につき1日に100CC近く水を飲むことが続くなら多飲を疑います。
もちろん、体重1㎏につき100CCを超えて水を飲むことが続くなら、間違いなく多飲(飲みすぎ)です。
もし、飼っている犬が1頭だけの場合、1日の飲水量は簡単に知ることができます。
単純に、愛犬の体重が5㎏の場合、500CCのお水を用意して、1日で飲み干してしまうかどうかを見ればいいですね。
24時間経って飲み残した場合は、その残量を計量カップなどで測れば1日にどれくらいの水を飲んだかすぐにわかります。
当然のことですが、お仕事などで長時間家を空ける飼い主さんの場合、特に梅雨時や夏場は室温管理に十分留意して、お水が腐ってしまわないように気を付けてください。
注意しなくてはならないのは、多飲多尿になっているワンちゃんの場合、オシッコで水分をたくさん出してしまうので、お水を用意する量が少なすぎると脱水症状を起こしてしまうことがある点です。
在宅の場合は、お水の容器がカラになっていればすぐにお水を補充してあげられますが、お留守にするご家庭の場合は、十分すぎるほどにお水を用意しておいてあげる必要があるということですね。
ワンちゃんを2頭以上飼っているおうちでは、それぞれの子がどの程度お水を飲んでいるのかを把握するために、一時的に飲水量を測定したい子だけ他の子と分けて専用のお水を用意する必要があります。
◇多尿
尿の量については正確な計測が難しいですが、多飲していれば必ず多尿になるはずです。
具体的には、いつもシートにオシッコしている子の場合、オシッコの広がり(面積)で判断することが可能です。
多尿の場合、一般にオシッコの色はとても薄くて透明に近い色になっているのも特徴です。
それ以外にも、普段はしない場所でオシッコするのが目についたり、粗相をしてしまったり、お外でしかオシッコをしない子ならば、やたらに長い時間オシッコを出し続けていると感じる飼い主さんも多いでしょう。
お外でオシッコをする子の尿の色をチェックするには、トイレットシートを持ち歩いていて、オシッコしそうになったらすぐに広げて地面に置くやり方や、マナーウェア(オムツ)をさせてお外に連れ出す方法などがあります。
一般に、多頭飼育でお外でしか排泄させていないご家庭の場合、特に多飲多尿の症状に気づくことが遅れがちのため、病気の発見が遅れることも多いといわれています。
●2週間も待てーーん!
さて、受診した翌日も そのまた翌日も明らかにチャコは多飲多尿の症状を絶賛継続中でした。
チャコの体重は4キロちょっとなのですが、夜寝る時にチャコ専用に用意した400CCのお水を、翌日の朝食後には軽く飲み干し、それ以外にも日中何度も共用のお水をガブガブ飲んでいましたから、軽く500CCのお水を毎日飲んでいました。
当然、オシッコシートからはみ出すほどの透明な大量オシッコをしていました。
先生からは2週間観察するようにと言われていましたが、目の前で異常な量の水を飲み、異常な量のオシッコをして、元気のない様子のチャコを見ているわたしたちには、2週間もの長い期間観察を続けることなどとてもできませんでした。
食欲が旺盛でゴハンをモリモリ食べているにも関わらず、最近痩せてきていることもとても気になっていましたし、そのくせ下腹はポッコリと膨らんでいるようにも感じていました。
ボヤボヤ観察している間にも、おそろしい病気がどんどん進行していくかもしれない・・・
そんなことを考えるだけで胸はドキドキし、ワケもなく涙ぐんだりなんかしちゃったりして・・・(←アホなの?)
そこで、追い返されることを覚悟で再び獣医さんにチャコを連れて行き、現状を伝えて検査をしていただくようにお願いしました。
お庭番「もし無駄になっても構わないから、とりあえず1回検査して~~~~~!!
チャコは前回のゴハンから8時間何も食べさせていないから空腹よ~~!」
先生「わかったわかった。まあ異常なのは確かみたいだから検査してみよう」
●検査を受ける際の注意
もし、この記事をお読みの飼い主さんで、ご自身の愛犬も多飲多尿かもしれないと感じた方は、まず愛犬が1日にどのくらいのお水を飲んでいるか、数日間継続的に測ってみてください。
そして、間違いなく一過性ではない多飲多尿だと思ったら、できるだけ早く病院に検査を受けに行ってください。
ただし、検査を受けに行くときには必ずワンちゃんを空腹状態にしておいてください。
午前中に獣医さんに行くなら朝食は抜いて、夜に行くならば朝食以降何もあげない状態で連れて行ってください。
なぜ空腹にしておかなくてはならないかというと、血糖値などの数値は空腹時を基準に決められているからです。
つまり、『空腹の時にこのくらいの数字の範囲であれば正常値だよ』という風になっているんですね。
血糖値などの数値は、その子が何をどれくらい食べたかによって左右されてしまいますから、条件を統一するために”空腹時”がデフォルトになっているってワケですね。
獣医さんが苦手なワンちゃんも多く、そんな子にとっては獣医さんに連れて行かれることそのものがストレスになってしまいます。
ですから、検査を受けに行ったのにごはんを食べたばかりでその日はできず、再度別な日に連れて行くハメになった・・・などといった無駄足をなくしてあげるのも飼い主さんができることのひとつですね。
もちろん、受診料だってバカになりませーん!!(;^ω^)
さて、チャコの検査結果は難しい判断となりました。
次回はチャコの検査結果と、今後の治療方針についてお話しまーす!
<今日のPetHotel11!>
朝の海岸さんぽ
あいにくの曇天だけど
雨が降ってないだけまだマシか・・・
みんなとっても上手にお散歩できたよ!
としお「Cさん、ボクのおうちのお屋根に
上らないでほしいです~」
Cくん「だって・・・気持ちよさそうな敷物が
あるんだもん♪」
チャコ「Cくん、自慢のアフロがつぶれちゃってるよ~」
Cくん「あ・・・シマッタ!!」
としおのことが苦手だったYちゃん
としおが友好的なのは解っています。
勇気を出して近づいてみると・・・
としお「Yさん、ボクと遊びたいですかーーー?!♪」
Yちゃん「う・・・💦」
Yちゃん「遊ばないわよ!あっちへ行って!!」
やっぱり怖くなっちゃったみたい(;'∀')
としお「わかったです~~~」
Yちゃん「え・・・」
Yちゃん「もう行っちゃうの~~?」
柴犬はあまのじゃくです(;^ω^)
としお「Aさ~~~ん、Yちゃんに
冷たくされたです~~~」
Aちゃん「はいはい・・・
Yちゃんの気持ち・・・少しわかるわ~」
今日から1泊トライアルのBちゃん
来たばかりで超キンチョーしています。
としお「こわくないですよ~~~」
Yちゃん「としおが一番怖いのよっ!!」
Yちゃんととしおは競うようにBちゃんを
クンクン♪
Bちゃんは立ち耳の和犬2頭に嗅がれて
必死で避難・・・すっかり縦になっちゃいました
(;^ω^)
Yちゃん「ねえねえ!」
Yちゃん「そんなにキンチョーしてないで
一緒に遊びましょうよ!!」
Bちゃん「いや~~ん」
Yちゃんなんか、最初はBちゃんよりも
ずーーっとキンチョーしてたでしょ!!
としおにグイグイこられて怖ったよね?!
Yちゃん「そうだっけ?忘れちゃったー♪」
どう?このドヤ顔( ´∀` )
Bちゃん「ワタシ・・・これからどうなるのかしら」
Yちゃん「ヘーキヘーキ、すぐになれちゃうわよ~♪」
もっといろいろアドバイスしたそうだったけど
睡魔に負けてしまうYちゃん
トライアルで2泊もしたから余裕だね!!(笑)
あ~あ・・・また雨が降ってきちゃった・・・
お庭遊びできない時は
みんな甘ったれモード
雨でもおさんぽする子は、
今日はこのふたりだけ。
ある程度体が濡れちゃうと、
もうテンションは上がる一方(笑)
としお「ワンプロするですかーーっ?!」
Aちゃん「しないわよーーーっ!!」
としおの”ホリホリ”待ち・・・
(-_-;)
どうせ雨でずぶ濡れだから
海だってバシャバシャ行けちゃうよ~ん
どーでもいいけど・・・
はしゃぎすぎと雨のせいで・・・
まともな写真が撮れませ~~~ん
(-_-;)
<おまけ>
雨つづきの毎日の中で、昨日としおが発明した
新しい遊び↓↓↓(笑)
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