先日、我が家の愛犬チャコの元気がないという件をブログに書いたところ、たくさんの方からご心配やお心遣いをいただきました。
本当にありがとうございます。
チャコの症状や検査結果について、何かみなさまのご参考になることもあるかと思い、ここでご報告させていただきます。
余計なご心配をかけないように結論から申し上げますと、チャコは今すぐどうこうという重大な病気ではありませんでした。
ただ、心配な数値が出ているので、健康状態にまったく問題がないということではありませんでした。
【早く元気になっておくれ】
●チャコについて
まずはじめに、このブログを昔からお読みいただいている方はよくご存知かと思いますが、チャコについて紹介させてください。
チャコは一昨年の秋から我が家の一員となりました。
県内(茅ヶ崎)の繁殖業者が病気で入院するため保有している犬たちを引き取って欲しいという依頼が茅ヶ崎保健所に入りました。
保健所では収容しきれないということで緊急譲渡会が開かれました。
そこで引き取ってきたのがチャコです。
河川敷の小屋に押し込められ、繁殖を繰り返させられていた30頭の小型犬たち・・・チャコはその1頭でした。
糞尿が床に積もった衛生状態の悪い環境の中、おそらく1度も外に出してもらったことがない子たちでした。
そのため、我が家に引き取った当時のチャコは、皮膚疾患の進行により全身の毛が脱毛して、特に下半身はほとんど毛が生えていませんでした。
一生懸命にシャンプーやブラッシング、免疫療法などに取り組んだ結果、少しずつ肌の状態はよくなって毛が生え始め、やがてフサフサに・・・
今ではトリミングしてもすぐに伸びてくるのが悩みなくらいボーボーちゃんになりました。
もうひとつ、当初から気になっていたのが筋肉がないフニャフニャの肉質でした。
お散歩などまったくせずに、ずっと小屋の中に閉じ込められていたことが要因ではないかと最初は思っていました。
けれども、我が家にやってきてから毎日朝夕2回のお散歩をするようになっても、チャコは一向に筋肉がつく様子がなく、肉質はフニャフニャで疲れやすい子でした。
チャコが一体何回くらい妊娠&出産を繰り返させられていたのかは判りません。
けれども、いわゆるパピーミル(子犬工場)に閉じ込められていたのですから、我が家の一員となった時の推定年齢(5才くらい)まで、可能な限り出産させられていたと考えるのが妥当でしょう。
劣悪な環境の中、運動もせずに無理な出産と授乳を繰り返してきたチャコの体は、そうでない子に比べてかなり消耗が激しくてもおかしくありませんね。
獣医さんにも、そうした影響が今後チャコの体に様々な症状として次々に出てくる可能性は指摘されていました。
わたしたちは、すぐに疲れてしまう フニャフニャのチャコのことを、少なくともわたしたちの手元にいる間はずーーっとハッピーに過ごせて、
「あ~ このおウチの子になってヨカッタ♪」
と感じてもらえるようにすること・・・それだけを考えています。
●チャコ・・・飲み過ぎよ!!
チャコの異変に気づいたのは先週の金曜日(2019年6月28日)のことでした。
チャコがやたらにガブガブお水を飲む姿が目についたのです。
季節がら、暑いので水をたくさん飲むんだろう・・・その程度に思っていましたが、明らかに
「チャコ・・・お水飲み過ぎよーー!!」
と言っていたのを覚えています。
●まさかのオネショ
その翌日、寝床からチャコを出す時・・・クッションがグッショリ湿っているのに気づきました。
普段、チャコは寝床になど絶対にオシッコをしません。
それに、チャコのオシッコにしては量が多すぎる・・・
その上、ガマンできずにオシッコをしてしまったにしてはオシッコ臭がほとんどしませんでした。
残念ながらダークブラウンのクッションだったので、オシッコの色は確認できませんでしたが、アンモニア臭がほとんどなかったことから、最初はお水でもこぼしちゃったのか?と思うほど、薄いオシッコだったんです。
おそらく色も透明に近いものだったのではないかと思います。
・・・おかしいぞ??
お水をやたらに飲み、薄いオシッコを大量にする・・・これを総じて”多飲多尿”といいます。
●多飲多尿になる原因
犬が多飲多尿になる原因はいくつかあります。
◇一過性の多飲多尿
一過性のものとしては、暑かったり、水遊びではしゃいだ結果として水をガブガブ飲んだ後、当然の結果としてうすいオシッコを大量にするってことはあります。
これは原因と結果がハッキリしていて、かつ一時的な症状なので心配はいりません。
超長期お預かり犬のボスなんか、プール遊びをさせるとプールのお水をアホみたいにガブ飲みして、必ずトイレットシートからはみ出すほど大量の透明オシッコをします(笑)
◇長引く多飲多尿
暑い中遊んだとか、水遊びではしゃぎ過ぎたといった要因がないにも関わらず、やたらに水をガブ飲みして大量の薄いオシッコをすることが続く場合は、なんらかの健康異常を疑ってみる必要があるかもしれません。
多飲多尿の症状を示す主な病気としては、
腎臓系の病気
脳下垂体の腫瘍
ホルモン分泌系の病気(クッシング症候群など)
糖尿病
子宮蓄膿症
などが挙げられます。
慢性的な多飲多尿の症状は、
こうした病気が原因で喉が渇き、お水をガブガブ飲むので結果的にオシッコが大量になる場合と、
逆にこうした病気が原因でオシッコがやたらに出てしまうので、脱水気味になって結果的にお水をガブ飲みする場合のどちらかということになります。
チャコの場合は不妊手術で子宮は摘出してしまっているので子宮蓄膿症の心配はありませんでしたが、最初に多飲多尿に気づいた金曜日以降、気をつけて観察していたところ、さほど暑くもなかった土日もやはり多飲多尿がつづいたことと、普段よりも更に疲れやすく元気がなかったため、日曜日に病院に連れて行きました。
最初の受診結果と、その後の経過については長くなるので次回のブログにつづきまーす!
<今日のPetHotel11!>
小雨降る中の朝の海岸さんぽ
早くカラリと晴れてほしいねぇ~!
他のワンちゃんが苦手なCくん
トライアルよく頑張りました!
本番のお泊りではもっとリラックスできるといいね
としお「Aさ~ん!ワンプロしましょーよ~♪」
Aちゃん「いやよ~~~!!」
毎回こんなことを繰り返している
Aちゃん&”としお”
追いかけられるとイヤがるくせに、
”としお”が追いかけてこないと寂しいAちゃん
すましたお顔で何してるかっていうと・・・
としおにオシリを嗅がせてくれてまーす(笑)
元気のないチャコ・・・
みんながお庭遊びしているのを
この体勢で見ています(^_^;)
チャコの元気がないと、ナツも
なんだか調子が出ないみたい
としお「チャコさ~ん、元気だしてくださいな」
コラコラ・・・チャコが無抵抗なのをいいことに
引きずるのはやめなさーーい(;・∀・)
トライアルに来てくれた豆柴のYちゃん
ピリピリした空気の中、
なんとかナツにオシリを嗅がせてくれてまーす
自分より大きな”としお”には
近づかれるのも耐えられません!
としお「Yさん、仲良くしましょ~♪」
Yちゃん「来ないでっ!!」
としお「怖くないですよ~~~」
Yちゃん「来ないでって言ってるでしょっ!!」
Yちゃんの荷物に興味津々のAちゃん
「なんか美味しそうな匂いがするわ~♪」
ゴハンが入ってるからね(^_^;)
グイグイ来ないチャコには自分から
ご挨拶するYちゃん
自分よりキンチョーしている臆病なボスにも
平然と挨拶できるYちゃん(笑)
よしよし、怖くないからね~
お耳が後ろに倒れているのは
キンチョーして怖がっている証拠なの。
なかなか首輪をつけさせてくれません(^_^;)
本当はじっくり時間をかけて関係を
築きたいけれど、トライアルは1泊しかないので
一生懸命お願いします。
「お願いだから首輪をつけさせてね~~~」
この後、なんとか首輪をつけさせてくれました♪
チャコ頑張るんだぞ��✨✨✨
返信削除ありがとうございます!!
削除頑張っていまーーす(^o^)