2018年9月8日土曜日

愛護団体理事長が書類送検されたニュースに関して①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。






今回はとてもとても重たいお話です。

テーマがテーマだけに、お叱りの言葉をいただくかもしれないと覚悟しています。

わたし自身、これからお話する自分の考えが「正しい」かどうかはわかりません。

けれども少なくとも、このお話を読んでひとりでも多くの方に、何が問題の本質なのか?

現状を改善するためには何が必要なのか?

を考えていただくきっかけになればそれで十分だと考えています。



【愛護団体を名乗りながら動物虐待をしていたY】


●事件の概要


茨城県に拠点を置く「NPO茨城県水戸市動物愛護」の理事長(Y氏55才)が動物愛護法違反(虐待)の疑いで先月15日に茨城県警に書類送検されました。


Y理事長を告発した環境保護団体「LIA」が撮影した証拠画像には、


・「NPO茨城県水戸市動物愛護」が保護した猫(ネネちゃん)をY理事長が1mほどの長さの木の棒で何度も叩いたり蹴飛ばしたりする様子や、ネネちゃんの首を掴んで床に投げつける様子

(ネネちゃんはその動画が撮られた数日後に亡くなりました)


・Y理事長が別の保護猫の頭に袋をかぶせ、何度も小突き回した後、床にたたきつける様子


・Y理事長が保護した犬の首を絞め続ける様子


など、目を覆いたくなるようなものが数多くありました。


告発者の「LIA」代表によると、インターネットやメディアでは公開されていない、更に見るに耐えない動画も存在するらしく、Y理事長による動物虐待はもはや常態化していたのは明らかなようです。



●Y理事長に関する悪いウワサ


「NPO茨城県水戸市動物愛護」は、茨城県水戸市で唯一NPO法人認証を受けた動物保護団体だったそうです。

2015年に設立され、捨てられた犬や猫を保護して里親募集活動を行っていました。


告訴を受けて8月21日で活動を停止し、県に「今後一切の保護活動を行わない誓約書」を提出した上で、保護していた動物たちを県を通じて別の保護団体に引き継いだそうです。


Y理事長のよくない評判は数多くあったようです。


「(Yの団体から犬を引き取って)わが家に来て2カ月後ぐらいに、○○さん(原文はYの実名)に会わせました。その時○○さんが触ろうとしたら、(犬が)今まで見たことがない凄い顔で、歯をむき出してうなった」


「ケージの中でオシッコをした猫にYは消臭スプレーを吹きかけ『これで臭いが消えるんだよ』と言っていた」


「子犬を5~6匹まとめて手に抱えて、まるで物のように運んでいた」


「動物愛護団体をうたいながら、ペットホテルやペットの葬儀屋(セレモニー事業)といった営利事業にも手を出していた。保護団体は最初から慈善事業ではなく金儲けのためのイメージ戦略だったのだろう」


その一方で、Yは熱心な保護活動を対外的にアピールしていました。


読売新聞の記事でもYの保護活動は大きく取り上げられていました。






またYは「水戸に不幸な犬と猫を減らすオープンシェルターを開設したい!」として、昨年(2017年)クラウドファンディングで広く資金を募りました。

その資金集めのためのページに書かれていたアピール文を、以下にそのまま転載いたします。

少し長いですが、読んでみてください。

(ページリンクだと消されてしまう可能性があるため)


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茨城県でこれ以上、無益な犬猫の殺処分が繰り返されないように。動物愛護意識の向上で動物の命を守るために、保護動物オープンシェルターを開設したい!


はじめまして、NPO法人茨城県水戸市動物愛護の事務局 矢野智一です。

2015年12月に個人での活動から、NPO法人の認証を受け、水戸市を拠点に動物保護及び動物愛護啓発活動を実施しています動物愛護団体です。

2016年には座席数1500人の茨城県立県民文化センターにて動物愛護啓発目的で映画「犬に名前をつける」入場無料にて自主上映を開催致し、茨城県内3ヵ所と世田谷区にて毎月「保護犬と猫のふれあい譲渡会」を開催し、2016年は合計43頭を里親さんに繋ぐ事ができました。

これまでの活動を振り返り、県民の犬と猫飼育の民間レベルでの総合窓口となる施設を開設する必要が有ると強く感じ、誰もが判り易い水戸の街中に、譲渡可能に飼育訓練を終えた保護犬と猫をご紹介できる施設を兼ねた、ランドマークとなる保護犬と猫のオープンシェルターが必要だとの考えから、この度、計画しました。


【オープンシェルターの役割】

・迷子の犬や猫の捜索相談窓口

・犬と猫の飼育困難相談窓口

・犬と猫の飼育相談窓口

・正しいペットの飼育啓発活動(不妊去勢の正しい知識など)

・保護犬と猫のご紹介及び里親希望相談窓口

・地域の教育機関との連携(命の授業など)

・動物愛護ボランティア活動拠点

・民意を行政に届けるための情報集約及び報告

・全国に活動内容をシェアする拠点

・etc


これらの総合的な民間による動物愛護活動拠点を設ける事により、県民の動物愛護意識を高め、正しい知識とマナーを共有し、犬と猫が幸せに人と共生できる環境を創造していきます。

皆様のご支援が必要です。動物の命を守るために、ご協力いただけないでしょうか?


正しい知識やマナー・モラルを啓発し、人と動物が幸せに共生できる環境を整えていくために、活動しています。


私たちは、2015年11月にNPO法人の認証を受け、2015年12月に動物愛護意識を定着させる目的でNPO法人茨城県水戸市動物愛護を設立しました。茨城県は犬と猫の殺処分数(3,850頭/平成26年度)で毎年上位に位置し問題になっています。多くの愛護団体が茨城県動物指導センターなどから保護動物を預り、里親に繋ぐ努力をしています。


しかし、家庭で飼ってもらえる犬猫より、生まれてくる犬猫の数が圧倒的に多いのが現状です。不妊去勢の正しい知識や理解のないまま、子犬や子猫が生まれても飼う事ができないと捨てたり、茨城県動物指導センターに収容されてしまう。また、かわいさあまりに間違った飼い方をし、大切なペットが健康で幸せな生活をおくれなくなってしまうこともあります。

私たちは、そんな不幸を繰り返していかないためにも、正しい知識やマナー・モラルを啓発し、人と動物が幸せに共生できる環境を整えていかなくてはならないと考え、個人での活動から、県民と共に考え活動しています。



毎月3回水戸市内で開催しています「保護動物触れ合い譲渡会」です

ふれあい譲渡会での動物愛護啓発活動を行ってきましたが、既にペットを飼育している方にはなかなか情報を届けられませんでした。

ペットとの生活に正しい知識やマナー・モラルを持って欲しいと、実際に里親を探す保護動物を連れて、月に4回、出張型のふれあい譲渡会での動物愛護啓発活動を行ってきました。しかし、既にペットを飼育されている方が訪れることは少なく、出張型の単一動物愛護活動では、真の動物愛護啓発には繋がらないと実感しました。

そこで、これまで多くの人々を水戸の中心地に呼び寄せてこられた商店会の方々のお話しを聞きまして、水戸のまちの「ど真ん中」に、「ペットを飼育されている方」「これからペットを迎える方」に対しての様々な役割を持つ、保護動物とふれあう事のできるオープンシェルターの設置を計画しました。

ペット飼育の悩み等の相談や、里親希望者と保護動物を繋ぐオープンシェルターです。


オープンシェルターでは、NPO法人茨城県水戸市動物愛護にて保護し、飼育トレーニングを終えた安心して家族に迎える事が可能な犬4頭~6頭と猫4頭~6頭を飼育します。お散歩や飼育を通して、犬と猫の正しい飼育方法等を体験していだだける場となります。

また、ペットが迷子となった場合の捜索の手伝いや、飼育が困難となった場合の受け入れ相談窓口、いつでも保護動物とふれあう事ができ、里親希望者が保護動物に会えるシェルターです。(ペットを保護動物から迎えるを定着させたい!)

また、地域の教育機関と連携し情操教育に取り入れていただくことも予定しています。NPO法人茨城県水戸市動物愛護の有給常駐スタッフを新たに雇用し、県民ボランティアと一緒に運営します。

この私たちの考え方にご賛同いただきました水戸市の商店会と、水戸のまちの「ど真ん中」に位置する自治会と地主様のご協力を得まして、木造2階建て延べ床面積126.98平方メートルの店舗付き住宅を1棟丸ごと月額家賃50,000円でお貸しいただく事となりました。

今回は、皆様にお願いを申し上げますのは、1階改築工事費用(主に材料費)の一部をご支援ご協力いただきたくお願いを申し上げます。オープンシェルターの保護動物飼育場所の防音工事と内装、事務所、セミナー室改装工事の材料費などに充てさせていただきます。

※目標金額を上回りました場合は、専門職に依頼をしまして精度の高い改築工事を行いたいと思います。

※写真の建物は、私たちの考えにご賛同いただき、建物1棟50,000円の家賃でご提供いただきますどの様に改築しても良いとの許可をいただきました建物です。目標達成設定金額は、材料費のみと考え、施工はある程度の経験を持つ私たちがDIYで施工する予定です。目標額を上回ってご協力いただけました際には、専門職に依頼をし、私たちはDIYにかける時間を犬猫保護活動に専念できると考えさせていただいています。



動物を通じて地域のコミュニティが再生され、不幸な犬と猫のいない社会を目指していきます。


昔は、ご近所や市域との付き合いや、子どもからお年寄りまで世代に関係なく集まって話し合える場が有りました。そういった人と人との対話やつながりが、ルールやモラルを広め、思いやりの心を育んだのではないでしょうか。しかし今では環境が変わり、周辺とのコミュニケーションが希薄となり、共生の感覚自体が不足しています。

そしてそれは動物たちに対しても同じことが言えます。可愛がりたいと思って飼い出した犬や猫たちも、一部の意識の低い飼い主たちには飽きたという理由で遺棄したり、粗末に扱われてしまう事があるのが現実です。動物たちとの触れ合いや関わりを通じて、こういう心を慈しみ育てることは勿論、動物を通じて多くの人たちとの関わり合いが増え、コミュニティの再生へと繋がると考えています。

私たちはそういう場を水戸のまち「と真ん中」にオープンシェルターを設け、多くの人たちの心に「思いやり」を育てていき、不幸な犬や猫を無くし、殺処分0を目指します。



ふれあいを通して命の大切さを育みます

最後に、この水戸で行う動物愛護拠点となるオープンシェルターの取り組みが、全国の動物愛護活動のご参考にしていただけます様に活動を随時公開して参ります。どうか、ご協力をお願い致します。
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一応リンクは コチラ



これを読んだ多くの人がYの活動内容に賛同し、あっという間に目標金額の150万円を超える、1,668,000円もの金額がYの元に集まりました。


おっそろしく口がうまく、壮大な”理想風呂敷”を広げまくっていますが・・・

言っていることとやっていることはずいぶんかけ離れたものだったようですね。


みなさんは、Yという男をどう思ったでしょうか?



わたしは、このYという男のした虐待行為を絶対に許すことはできません。

今回、適正な法の裁きが下り、二度とふたたびYが動物を虐待できないようにして欲しいと切に願っています。

(実際には、有罪になってもほんの少額の罰金で済んでしまうことがほとんどなのでしょうが・・・)


けれども、あえて誤解を恐れずに申し上げると、


「Yという男は果たしてとんでもない大悪党なのか?」

「自分はYのようには絶対にならないと断言できるのか?」


と問われると、わたし自身「YES」とは言えません



次回は、Yという男を生んでしまった問題の根源について少し掘り下げてみたいと思います。






<今日のpethotel11!>

海岸さんぽで、キレイな虹が見えたよ!

右にもうひとつある、ダブルの虹なんだけど・・・

みんな、見えたかなぁ~~~?

Sちゃんこそ、見えたの~?(笑)

Fくん「ボクなんか虹どころじゃないよ。
『ウンチは?ウンチは?』ってきかれてもさ、
そう簡単に出ないんだって~!!」

・・・ごめんごめん(^_^;)

Sちゃんとチャコ・・・
後ろ姿がソックリすぎ(笑)

Bくんは控えめに「Aちゃん遊ぼ♪」

R兄くんとAちゃんも仲良しさん♪

お庭遊び~♪
何を期待してるんだか・・・
オヤツは持ってないよー(;´Д`)

少し涼しくなってきたから
お庭でもみんなげんきげんき!

Fくん、お庭でウンチしてもいいんだよ~

Fくん「うん、わかってるけど出ないんだ」

そか・・・(^_^;)

R弟くん、実はBくんのことがちょっぴり怖くて
今回は人間のそばにベッタリ(笑)


Fくん「ボクは誰のことも怖くないよ!」

うんうん、そうだね~(*^_^*)

だって、お姉ちゃんたちがいつも
守ってくれてるからね♪

R兄は、ピンクのボールがお気に入り♪

オリャッ!!って捕まえて・・・

大きすぎて咥えられないけど、ずーーーっと追いかけて
遊んでたよ(*^_^*)

Aちゃんもお庭遊びが大好きだね!!



Bくん「ボスくん、ボクのことキライなの?」
ボス「き・・・キライじゃないけど・・・苦手~」

(何故ならBくんが女子にモテすぎだから)

モテる男はツラいなあ~~~!!

BくんはSくんにもモテモテ♪
「はじめまして~~~!!」

Rちゃん「ちょっと!ダレにでもモテるって
思ってもらっちゃ困るのよっ!!」

あはは、Rちゃん、強気ぃ~~!


R兄弟、お散歩でお姉さんに
「超カワイイーーー!!」って褒められて
ゴキゲンだね~(*^_^*)







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