【社会性がないと言ってもいろいろ・・・】
●他の犬が苦手な要因
前々回のブログで、社会性が非常に低い犬になってしまう要因として、次のような例を挙げました。
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目も耳もまだ開かないような極端に早い時期に母犬や兄弟犬から引き離されてしまった子や、母犬自身がそのような生い立ちを持っていて、教えるべき社会性や母性が欠如しているために育児放棄されてしまった子、更に先天的に脳に疾患を抱えている子など・・・
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これをお読みいただいた方から
「生育環境など以外にも、本犬の性格も大きな要因になるのでは?」
というとてもいいご指摘をいただきましたので、ちょっと横道に逸れてしまいますが、今日は補足説明を・・・
上記のような生育環境の問題や先天的な問題によって社会性を育むことができなかった子たちは、そもそもどのように他の犬と接すればいいのかがわかりません。
一方、生育環境の問題や先天的な疾患などがなくても、他の犬たちが苦手なワンちゃんももちろんいます。
ちょっと乱暴ですが、解りやすくするために
生育環境や先天的な脳の発達に問題があって社会性がない子=「他の犬とうまく関われない子」
本犬さんの性格によって傍からは社会性がないように見えている子=「他の犬と関わりたがらない子」
と呼ぶことにしましょう。
どちらも、たくさんの犬の中に入った時の行動パターンは似ていて、区別がつきにくいかもしれません。
けれども、「他の犬とうまく関われない子」が抱えている問題は、「他の犬と関わりたがらない子」が抱えている問題とはまったく異なるものです。
そのキーワードは「生きづらさ」です。
人間にも、たとえばアスペルガー症候群のように”コミュニケーション障害”と呼ばれる先天的な問題を抱えている人がいます。
コミュニケーション障害の人が抱える一番の問題は”生きづらさ”だと言われています。
コミュニケーション障害の人は知能レベルには何の問題もありません(むしろ平均より高い人も多いくらいです)
またコミュニケーション障害の人にも、積極的に人と関わろうとする社交的な人や、引っ込み思案な人など、いろいろな性格の人がいます。
つまり、コミュニケーション障害だからといって知性や性格は一括りにできないってことをよく覚えておいてください。
わたしたちが身に着けている社会性というのは、親や先生からわざわざ教えられて覚えていくような性質のものではありません。
本人がどうやって習得したかも説明できないくらいごく自然に習得していくものです。
よく「空気を読む」などと表現されるように、感覚的なものなんですね。
この「空気を読む」という他者とのコミュニケーションに必須のスキルは、わたしたちが無意識にしているからといって超イージーなことではありません。
例えば、小学生の子供が母親に
「ねえ、ゲームやってもいい?」
と尋ねて
「好きにしなさい」
と言われたとします。
この時の「好きにしなさい」を
「ヤッタァ~~~♪」
と素直に受け取ってゲームを始めてもいいのか、はたまた
「チェッ・・・」
とゲームをあきらめるべきなのか、両方のパターンがありますね?
つまり、
「ええどうぞ、アナタの好きにしていいのよ~♪」という意味合いのものと、
「勝手におしっ!もし本当にゲームなんかやったらその時は・・・解ってるわね?!」という意味合いのものです。
もし、後者のパターンなのにゲームなんか始めようもんなら、母親が鬼の形相でゲーム機を破壊しにかかるやもしれないくらいの雲泥の差が、この「好きにしなさい」には含まれているワケです(;'∀')
さて・・・母親が放った「好きにしなさい」がどっちのパターンなのか・・・
その違いをわたしたちは一体どうやって判別しているのでしょうか?
・その会話に至るまでの数日間の母親との経緯
・その会話が交わされる直前の母親とのやりとりの内容
・その時の母親のご機嫌(直前に別なことで怒っていたか、疲れているかなど)
・その時の母親の表情(目を合わせるか?穏やかな顔か?硬い表情か?など)
・その時の母親の声音(高いか低いか?イントネーションはどうか?など)
・自分がゲームをやる前にしなくてはならないこと(宿題など)を済ませているか?
などといったたくさんの情報を脳内コンピューターで瞬時に処理しているはずなんです。
こういったことを、誰にも教わることなく自然に処理できてしまう人に対して、コミュニケーション障害を抱えた人は、こうしたことを学習によってひとつひとつ学んで覚えていくしかありません。
それがどんなに大変なことか、想像できますか?
何も考えずにテクテク歩いているアナタに、
「どうやって歩いているの?わたしにもソレ、できるように教えて!
まず、どこの筋肉にどのくらいの力を入れるの?関節はどうするの?その時体重はどこにどのくらいかけているの?それは何秒くらい?
教えてよ!ねえ教えて!」
とメモを取りながら尋ねる人がいたら、きっとうまく説明することはできないでしょう?
コミュニケーション障害の人が、難なくコミュニケーションを交わしている人たちの中に入って暮らしていくために、学習によって社会性を身に着けていくということは、そのくらい大変なことなんです。
「コミュニケーション障害を抱えていて社交的な性格の人」というのは、他者との関り・・・つまり”学習の場面”が多い分だけ、並外れた努力と知性によって高度なコミュニケーションスキルを身に着けている人が多いです。
そういう人は、パっと見て問題を抱えているようには見てもらえず、だからといってどんな場面でも適切に対処できるかというとそういうわけにもいかず・・・結果的に「変わり者」とか「ワガママ」という風に周囲から思われてしまい勝ち・・・という皮肉な現象が起きてしまうんですね・・・(-_-;)
そのため、他の人と関わる機会が多い分だけ 衝突して、傷ついたり傷つけたりしてしまうことも多いんです。
友達が何の気なしに口にした言葉を、違う風に解釈して一人でプンプン怒って周囲を戸惑わせてしまったり、その逆に自分ではまったく悪気がないのに周囲の人をひどく傷つけるような言動を取ってしまったりする機会が多いってことですね。
実は、わたしたちにはとってもできないようなとんでもなく優れた学習能力を有している人たちだとゆーのにです!!
本来なら、もっとリスペクトされるべきなんですけどねぇ~~!!
コミュニケーション障害を抱えている人に根気強く向き合うことなく、簡単に
「アナタはワガママだから大嫌い!」
などと言い放つのは、デーブスペクターに
「アナタの日本語はヘタクソで聞いていられない」
と言ってしまうようなものなんですねぇ~・・・(ヘタクソなんじゃなくてダジャレがつまらないだけだぞっ!!)
これが、コミュニケーション障害を抱えた人の”生きづらさ”の原因です。
あ・・・お話がだいぶ横道に逸れてしまいました。
個人的にとっても興味のある分野なので・・・(;^ω^)
お話を犬に戻しましょう。
犬についても、同じことが言えるとわたしは思っています。
他の犬たちと関わろうとしない子を見ると、わたしたちはそれを「社会性のない犬」と一括りにしてしまいます。
もちろん「社会性=協調性」という風に考えるならば、そういうことになるでしょう。
けれども、わたしたちが考えるべきなのは、その次の段階です。
・他の犬と関わりたいのに関わり方がよく解らないためにうまく関われない子
こういう子は、できれば他の犬との関り方を習得する機会を多く与えてあげることによって、ものすごく楽しい犬生を送ることができるようになるかもしれません。
ただし、その可能性は関わり方が解らなくなった理由や程度によって異なるということは前々回のブログでお話したとおりです。
・性格的に他の犬と関わることを好まないし、関わり方もよく解らない子
こういう子は、他の犬と関わらせる必要はないという考え方もあるでしょう。
けれども、他の犬たちとふれあう機会を与えることによって社会性を身に着けることができれば、他の犬と遊ぶ楽しみに目覚めて性格が変わったようになる子もいます。
また、他の犬と積極的に関わるようにならないまでも、必要以上に恐れることもなくなり、自信をもって生きていけるようになるかもしれません。
・他の犬との関り方は解っているけれど、コミュニケーション能力とは別な問題で他の犬を苦手としている(社会性は低い)子
例えば、ひどく臆病だとか、他の犬とのコミュニケーションに何かしらのトラウマを抱えているとか、緊張症だとか、興奮しやすく他の犬からヒンシュクを買ってしまうとか、落ち着きがなさ過ぎて浮いてしまうとか・・・とかとか・・・ですね。
その場合は、単に「性格」と片付けてしまう前に、その子が抱えている別な問題があるなら、それを解決してあげた方がいいでしょう。
苦手を克服することで自信をつけたら、実は他の犬と遊ぶのが大好きな子だった・・・っていうこともあるんですよ♪
・他の犬との関わり方はよーく解っているけれど、あえて独りでいるのが好きで関わらない子
なんの問題もありません(笑)
でも、こういう子もたま~~にテンションが上がって、気分が乗った時だけ他の子といきなり遊び始めたりすることもあります。
※PetHotel11!の超長期お預かり犬”ナツ”なんかは、まさにこのタイプ。
彼女はすぐれたコミュニケーション能力と社会性がありますが、基本的に独りをこよなく愛する”スナフキン女子”
でもたまに他の子とじゃれ合っています(笑)
・・・いかがでしたか?
実際には、こんな風に単純に分類できるものではなく、多くの要因が複雑に絡み合っていることの方が多いことはご理解いただけるかと思いますが、ザっと挙げただけでも、こんなにもいろんな子がいるってことだけは掴んでいただけたかと思います。
残念ながら、犬は言葉が話せませんから、わたしたちは自分の愛犬が他の犬と関わりたがらない理由や原因について、正確に説明を求めることはできませんね。
母子分離が極端に早かった・・・などといった生育環境の深刻な問題や、人間でいうところのコミュニケーション障害のような先天的な問題を抱えている子が、他の犬とふれあう機会を持つことによって、上手に遊べるようになる可能性は、残念ながらとっても低いと言わざるを得ません。
けれども、愛犬の社会性のなさがどの程度なのか?どういう理由で他の犬と関わらなくなったのか?・・・ということを見極めなくては、
社会性をつけることができる可能性があるかないか?もその子が必要としている手助けが何か?もわかりません。
少なくとも、社会性をつけることができる可能性がある子には、できる限りの社会性をつけさせてあげたいと、わたしは強く思っています。
なぜならば、そうなって初めてその犬に
「他の犬と関わるか関わらないか」
という選択の自由が与えられるように思うからです。
長くなりました。
つづきは次回のブログにて(^▽^)/
これをお読みいただいた方から
「生育環境など以外にも、本犬の性格も大きな要因になるのでは?」
というとてもいいご指摘をいただきましたので、ちょっと横道に逸れてしまいますが、今日は補足説明を・・・
上記のような生育環境の問題や先天的な問題によって社会性を育むことができなかった子たちは、そもそもどのように他の犬と接すればいいのかがわかりません。
一方、生育環境の問題や先天的な疾患などがなくても、他の犬たちが苦手なワンちゃんももちろんいます。
●違いは生きづらさ
ちょっと乱暴ですが、解りやすくするために
生育環境や先天的な脳の発達に問題があって社会性がない子=「他の犬とうまく関われない子」
本犬さんの性格によって傍からは社会性がないように見えている子=「他の犬と関わりたがらない子」
と呼ぶことにしましょう。
どちらも、たくさんの犬の中に入った時の行動パターンは似ていて、区別がつきにくいかもしれません。
けれども、「他の犬とうまく関われない子」が抱えている問題は、「他の犬と関わりたがらない子」が抱えている問題とはまったく異なるものです。
そのキーワードは「生きづらさ」です。
●コミュニケーション障害
人間にも、たとえばアスペルガー症候群のように”コミュニケーション障害”と呼ばれる先天的な問題を抱えている人がいます。
コミュニケーション障害の人が抱える一番の問題は”生きづらさ”だと言われています。
コミュニケーション障害の人は知能レベルには何の問題もありません(むしろ平均より高い人も多いくらいです)
またコミュニケーション障害の人にも、積極的に人と関わろうとする社交的な人や、引っ込み思案な人など、いろいろな性格の人がいます。
つまり、コミュニケーション障害だからといって知性や性格は一括りにできないってことをよく覚えておいてください。
わたしたちが身に着けている社会性というのは、親や先生からわざわざ教えられて覚えていくような性質のものではありません。
本人がどうやって習得したかも説明できないくらいごく自然に習得していくものです。
よく「空気を読む」などと表現されるように、感覚的なものなんですね。
この「空気を読む」という他者とのコミュニケーションに必須のスキルは、わたしたちが無意識にしているからといって超イージーなことではありません。
●「好きにしなさい」
例えば、小学生の子供が母親に
「ねえ、ゲームやってもいい?」
と尋ねて
「好きにしなさい」
と言われたとします。
この時の「好きにしなさい」を
「ヤッタァ~~~♪」
と素直に受け取ってゲームを始めてもいいのか、はたまた
「チェッ・・・」
とゲームをあきらめるべきなのか、両方のパターンがありますね?
つまり、
「ええどうぞ、アナタの好きにしていいのよ~♪」という意味合いのものと、
「勝手におしっ!もし本当にゲームなんかやったらその時は・・・解ってるわね?!」という意味合いのものです。
もし、後者のパターンなのにゲームなんか始めようもんなら、母親が鬼の形相でゲーム機を破壊しにかかるやもしれないくらいの雲泥の差が、この「好きにしなさい」には含まれているワケです(;'∀')
さて・・・母親が放った「好きにしなさい」がどっちのパターンなのか・・・
その違いをわたしたちは一体どうやって判別しているのでしょうか?
・その会話に至るまでの数日間の母親との経緯
・その会話が交わされる直前の母親とのやりとりの内容
・その時の母親のご機嫌(直前に別なことで怒っていたか、疲れているかなど)
・その時の母親の表情(目を合わせるか?穏やかな顔か?硬い表情か?など)
・その時の母親の声音(高いか低いか?イントネーションはどうか?など)
・自分がゲームをやる前にしなくてはならないこと(宿題など)を済ませているか?
などといったたくさんの情報を脳内コンピューターで瞬時に処理しているはずなんです。
こういったことを、誰にも教わることなく自然に処理できてしまう人に対して、コミュニケーション障害を抱えた人は、こうしたことを学習によってひとつひとつ学んで覚えていくしかありません。
それがどんなに大変なことか、想像できますか?
●外からは違いが判別できない
何も考えずにテクテク歩いているアナタに、
「どうやって歩いているの?わたしにもソレ、できるように教えて!
まず、どこの筋肉にどのくらいの力を入れるの?関節はどうするの?その時体重はどこにどのくらいかけているの?それは何秒くらい?
教えてよ!ねえ教えて!」
とメモを取りながら尋ねる人がいたら、きっとうまく説明することはできないでしょう?
コミュニケーション障害の人が、難なくコミュニケーションを交わしている人たちの中に入って暮らしていくために、学習によって社会性を身に着けていくということは、そのくらい大変なことなんです。
「コミュニケーション障害を抱えていて社交的な性格の人」というのは、他者との関り・・・つまり”学習の場面”が多い分だけ、並外れた努力と知性によって高度なコミュニケーションスキルを身に着けている人が多いです。
そういう人は、パっと見て問題を抱えているようには見てもらえず、だからといってどんな場面でも適切に対処できるかというとそういうわけにもいかず・・・結果的に「変わり者」とか「ワガママ」という風に周囲から思われてしまい勝ち・・・という皮肉な現象が起きてしまうんですね・・・(-_-;)
そのため、他の人と関わる機会が多い分だけ 衝突して、傷ついたり傷つけたりしてしまうことも多いんです。
友達が何の気なしに口にした言葉を、違う風に解釈して一人でプンプン怒って周囲を戸惑わせてしまったり、その逆に自分ではまったく悪気がないのに周囲の人をひどく傷つけるような言動を取ってしまったりする機会が多いってことですね。
実は、わたしたちにはとってもできないようなとんでもなく優れた学習能力を有している人たちだとゆーのにです!!
本来なら、もっとリスペクトされるべきなんですけどねぇ~~!!
コミュニケーション障害を抱えている人に根気強く向き合うことなく、簡単に
「アナタはワガママだから大嫌い!」
などと言い放つのは、デーブスペクターに
「アナタの日本語はヘタクソで聞いていられない」
と言ってしまうようなものなんですねぇ~・・・(ヘタクソなんじゃなくてダジャレがつまらないだけだぞっ!!)
これが、コミュニケーション障害を抱えた人の”生きづらさ”の原因です。
あ・・・お話がだいぶ横道に逸れてしまいました。
個人的にとっても興味のある分野なので・・・(;^ω^)
●社会性のない犬にも色々な子がいる
お話を犬に戻しましょう。
犬についても、同じことが言えるとわたしは思っています。
他の犬たちと関わろうとしない子を見ると、わたしたちはそれを「社会性のない犬」と一括りにしてしまいます。
もちろん「社会性=協調性」という風に考えるならば、そういうことになるでしょう。
けれども、わたしたちが考えるべきなのは、その次の段階です。
・他の犬と関わりたいのに関わり方がよく解らないためにうまく関われない子
こういう子は、できれば他の犬との関り方を習得する機会を多く与えてあげることによって、ものすごく楽しい犬生を送ることができるようになるかもしれません。
ただし、その可能性は関わり方が解らなくなった理由や程度によって異なるということは前々回のブログでお話したとおりです。
・性格的に他の犬と関わることを好まないし、関わり方もよく解らない子
こういう子は、他の犬と関わらせる必要はないという考え方もあるでしょう。
けれども、他の犬たちとふれあう機会を与えることによって社会性を身に着けることができれば、他の犬と遊ぶ楽しみに目覚めて性格が変わったようになる子もいます。
また、他の犬と積極的に関わるようにならないまでも、必要以上に恐れることもなくなり、自信をもって生きていけるようになるかもしれません。
・他の犬との関り方は解っているけれど、コミュニケーション能力とは別な問題で他の犬を苦手としている(社会性は低い)子
例えば、ひどく臆病だとか、他の犬とのコミュニケーションに何かしらのトラウマを抱えているとか、緊張症だとか、興奮しやすく他の犬からヒンシュクを買ってしまうとか、落ち着きがなさ過ぎて浮いてしまうとか・・・とかとか・・・ですね。
その場合は、単に「性格」と片付けてしまう前に、その子が抱えている別な問題があるなら、それを解決してあげた方がいいでしょう。
苦手を克服することで自信をつけたら、実は他の犬と遊ぶのが大好きな子だった・・・っていうこともあるんですよ♪
・他の犬との関わり方はよーく解っているけれど、あえて独りでいるのが好きで関わらない子
なんの問題もありません(笑)
でも、こういう子もたま~~にテンションが上がって、気分が乗った時だけ他の子といきなり遊び始めたりすることもあります。
※PetHotel11!の超長期お預かり犬”ナツ”なんかは、まさにこのタイプ。
彼女はすぐれたコミュニケーション能力と社会性がありますが、基本的に独りをこよなく愛する”スナフキン女子”
でもたまに他の子とじゃれ合っています(笑)
●選択の自由
・・・いかがでしたか?
実際には、こんな風に単純に分類できるものではなく、多くの要因が複雑に絡み合っていることの方が多いことはご理解いただけるかと思いますが、ザっと挙げただけでも、こんなにもいろんな子がいるってことだけは掴んでいただけたかと思います。
残念ながら、犬は言葉が話せませんから、わたしたちは自分の愛犬が他の犬と関わりたがらない理由や原因について、正確に説明を求めることはできませんね。
母子分離が極端に早かった・・・などといった生育環境の深刻な問題や、人間でいうところのコミュニケーション障害のような先天的な問題を抱えている子が、他の犬とふれあう機会を持つことによって、上手に遊べるようになる可能性は、残念ながらとっても低いと言わざるを得ません。
けれども、愛犬の社会性のなさがどの程度なのか?どういう理由で他の犬と関わらなくなったのか?・・・ということを見極めなくては、
社会性をつけることができる可能性があるかないか?もその子が必要としている手助けが何か?もわかりません。
少なくとも、社会性をつけることができる可能性がある子には、できる限りの社会性をつけさせてあげたいと、わたしは強く思っています。
なぜならば、そうなって初めてその犬に
「他の犬と関わるか関わらないか」
という選択の自由が与えられるように思うからです。
長くなりました。
つづきは次回のブログにて(^▽^)/
<今日のPetHotel11!>
今夜は中秋の名月♪ Gくん、ウインク決まってるねー! |
Rくんもカッコいいよー! |
EちゃんもPくんもステキー・・・って、 誰もお月さまは見てないけどね (;^ω^) |
Gくん、キミって子は・・・ |
Pくんを撮っていると・・・ |
Gくん「撫でて~~」 |
Rちゃんを撮っていると・・・ |
Gくん「撫でて~~~」 |
見学に来てくれた小さいお客さんにも 思いっきり「撫でて~~」 っておねだり (おい、ボス、君もね) |
Gくん「コレ、いいね!」 |
「すっごく飲みやすいよ♪」 ヨカッタヨカッタ(笑) |
「ボールも大好きさ!」 |
Eちゃん「ワタシも~~~~!」 |
「ボール、大好きぃ~~~~~♪」 |
よかったねぇ~、Eちゃん♪ |
そのハシャギっぷりがあんまりにも カワイイので・・・ |
13歳にして毎回お散歩で出会う人に 「まだ若いんでしょ~~?」 って言われるYおじいちゃん(笑) |
Rちゃんは意外にも俊足で・・・ |
自主トレに励んだ結果・・・ |
同じシュナのRくんとのレースで・・・ |
すんごい追い上げを見せちゃうんだよね~~(;'∀') |
一方そのころ、Rちゃんの相方Sくんは・・・ 「存分に甘えられるぅ~~~~(恍惚)」 |
見学で初めてやってきたJくん |
「初めてのお泊りなので不安で・・・」と 飼い主さんは言うけれど・・・ |
心配いりまへーーーん(笑) |
すぐにお友達ができて・・・ |
ずっと前からいたみたいに馴染んでいました(笑) |
Aくんが嬉しそうに目指しているのは・・・ |
お気に入りのこの場所!(笑) いい場所見つけたねぇ~~♪ |
お腹出してナデナデをせがむのはいいけれど・・・ Gくんに踏まれないように気を付けてねー(;^ω^) |
今日もお庭遊び日和で とっても楽しい日だったねー! |
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