2017年9月14日木曜日

行方不明の愛犬に懸賞金?!①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。


もしも、アナタの愛犬が行方不明になってしまったら・・・
そして必死の捜索にもかかわらず愛犬がなかなか見つからなかったら・・・

アナタは愛犬に懸賞金を懸けますか?


【愛猫に5000万円の懸賞金?!】


今年(2017年)の7月、中国の大富豪が行方不明になった愛猫に320万元(およそ5120万円)相当の住宅を提供するという内容の貼り紙が蘇州市内に多数貼られて、大騒ぎになりました。

「蘇州新聞」(7/11付)によると、貼り紙には

『我が家の猫は家族の一員です。家族の幸せの中心には、いつもペットの猫がいました。どうか、写真の猫を見かけた方は情報を提供してください。有力な情報提供者には、320万元相当の住宅を提供いたします』

と書かれていて、連絡先の電話番号とSNSアドレスが書かれていました。

この情報はすぐにSNSなどで拡散され、大反響を呼びました。

地元メディアが大富豪に取材を申し込もうとコンタクトを試みましたが、掲載されている電話には誰も出なかったそうです。

同じくネットユーザーの中にも、やはり連絡が取れなかったという人が多数いました。

そのため、ネット上では

『脱走した愛猫の情報欲しさにウソの懸賞金情報を流したのでは?』

『懸賞品欲しさにウソの情報を提供する輩が絶えなかったので、仕方なく飼い主が連絡をシャットアウトしたのでは?』

などと憶測が飛び交いましたが、真相は判らないままだそうです。

わたしはこの記事を読んで

『単なるイタズラなんぢゃな~~い?』

と思ってしまいましたが・・・


実際、中国ではペットに多額の懸賞金をかける富豪のニュースが珍しくないそうです。

「今日頭条」(7月5日付)は、中国富豪ランキング1位の大連万達集団(ワンダ・グループ)の御曹司・王思聡氏の、SNSでの投稿について報じています。

自宅から逃げ出した愛犬のハスキーについて

『発見者には100万元(約1,600万円)の懸賞金を提供する』

と発表したのです!

これを受けて、SNS上には

『仕事を辞めて富裕層専門のペット捜索業をやろうかな』

『俺がいなくなったって、こんな大金かけて探してくれる人いない。富豪の家のペットにでもなりたい!』

といった投稿がされたようです。

(うわ~~・・・どっちもイヤだなぁ・・・)

このハスキー犬が見つかったのか、気になって調べてみたのですが、情報を発見することはできませんでした。

見つかったらニュースになっていると思うので、見つかっていないのかしら・・・?


【奇跡の再会】


行方不明になった愛犬に懸賞金まで用意したのに見つからず、5年後に奇跡の再会を果たしたご家族のお話です。

奇跡はイギリスで起きました。

マンチェスターに住むサンドラ・ライトさんの愛犬エディ(ヨークシャーテリア=ヨーキー)は、2011年に義理の妹の家へ遊びにいった際、行方不明になってしまいました。

近所の人と必死で探し回り、あちこちにポスターを貼って、獣医や動物保護センターや警察にも連絡をしました。

そして、思いつく限りのあらゆるウェブサイトに登録をし、懸賞金まで用意したそうです。

でも結局はエディは見つかりませんでした・・・

それから5年が経った昨年(2016年)のことです。

ライトさんと同じ町内に住んでいるジョンソンさんという人が13歳のヨーキーを引き取りました。

ご近所の方が飼えなくなってしまったという理由からです。

ヨーキーを引き取ったジョンソンさんは健康診断のためにPDSA(チャリティー団体の動物病院)に連れて行きました。

すると、ヨーキーの身体に埋め込まれたマイクロチップから、それが5年前に行方不明になっていたエディであることが判ったのです!

ジョンソンさんと、エディの飼い主だったライトさんの家は、たった800mしか離れていないという奇跡!!

つまり、エディはずっとライトさんたちの家のすぐ近くに住んでいたということになりますね!

ライトさん一家は、5年経ってもよくエディの話をしていたそうです。

『今ごろどうしているかな・・・ちゃんと面倒をみてもらってるかな・・・生きてるよね?!』

なーんてことを・・・

けれどもまさか、エディーが戻ってくるとは夢にも思っていませんでした。

エディーがライトさん一家の元に帰ってきた日は、ちょうど娘さんの16歳の誕生日だったそうです。

ライトさんは、5年前にエディを捜索するために作ったポスターと一緒に、娘さんの帰宅を待っていました。

ポスターのそばに本物のエディーがいるのを見たときの娘さんの喜びようといったら大変なもので『人生最高の誕生日プレゼントだ』と感極まっていたといいます。

ライトさんは語っています。

『何がどうなったのか経緯を知ることはできませんが、エディーが今も人なつこく愛情に満ちていることからも、大切にされていたことは明らかです。

PDSAや、エディーが戻るのを手助けしてくださった皆さんには本当に感謝しています。

マイクロチップのおかげです』

イギリスでは、すべての飼い犬に生後8週でマイクロチップを埋め込むことが義務付けられています。

PDSAの獣医師によれば、ペットとはぐれてしまった場合、残念ながら見つからないことの方が多いが、マイクロチップがあれば、飼い主の下へ戻れる確率は高くなるということです。

このニュースはそれを証明していますね~!

(出典:manchestereveningnews


長くなるのでつづきは次回にします。



<今日のPet Hotel 11!>

お料理場の悪ふざけでゴミ箱に入れられちゃったボス(;'∀')

ボス「なんだよう!見世物じゃないんだぞ!」

ウリくん「ウヒャヒャヒャーーー!!」
ボス「笑うなったら~~!」

ワケあって、今日は少しおとなしいウリくん

あ、そーでもないか・・・(笑)
なつ「あの子はぜんぜんおとなしくなんかないわよ!」
そんなことないよ~ ウリくん(;'∀')
やたらにみんながワンワンするので見てみると・・・
お隣のおうちをよじ登るリスさんでした。
「いぢめる?」


リベンジか?がんばれーーー!(笑)