2018年3月7日水曜日

不幸な犬を減らす法律を考える①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



【犬たちのためにできる”基本のキ”】


●動物愛護管理法の改正年


愛犬家のみなさ~ん、ご存じですか?

今年、2018年は「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)の5年に1度の見直し年です。

この法律は、動物を取扱う業者や飼い主さんへの義務や罰則を定めたもので、飼い主さんとワンちゃんに密接に関わる法律なんですヨ!


「動物を虐待したらダメよ!」

「動物を捨てたらダメよ!」

「年に1回、狂犬病の予防接種を受けさせないとダメよ!」

「無計画に繁殖させたらダメよ!」


といったことは、全てこの動物愛護管理法に書かれているんですね。

5年を目処に現状に即した形に見直しをすることになっていて、今年はその該当年度なので、各動物保護団体や、動物愛護に熱心な議員さんたちの会などで、改正案が話し合われているんです。



●傍観者のくせに憤る自分


このブログをお読み下さっている愛犬家のみなさんは、動物虐待のニュースや、つい先日報じられた福井のパピーミルのようなニュースを見ると、


「なんでこんな酷いことがなくならないの?!なんとかしてっ!!」


と憤りを感じますよね?

でも、少し経つと忘れちゃう・・・

で、また酷いニュースが流れると憤る・・・のくりかえしではないですか?

何を隠そう、このブログを書いているわたしがそうで~す(;´Д`)


だけど、そんなことを何度も何度も繰り返すうちに、何が起きるかと言うと・・・

虐待をしている人への憤りよりも、その現状を見過ごしている国や制度への憤りを感じるようになってくるんですね。

わたしの場合はそうでした。

そして、

「国はなにやってんのよーーう?!もっとしっかり取り締まらんかーいっ!」

みたいなことを言ったりしてみる。

でも、三浦海岸に向かってそんなことを叫んでみたところで、カモメやトンビが鳴くくらいで、何一つ変わらないんですね・・・



●国って誰?


すっごく基本的なことで、義務教育でしっかり習ったことなのに、普段の生活の中でほとんどの人が忘れちゃってること・・・

国って、政府じゃなくて国会のことで、それはすなわち国民のことなんだってこと!

つまり、あたしたちのこと!!


日本は国民主権の国ですよね?

三権分立のひとつ、国会ってゆーのは・・・

「 国民の代表機関」であり、「国権の最高機関」であり「唯一の立法機関」

なんです。

国民全員で集まって学級会みたいなことができないから、国民の代表者=国会議員を選挙で選ぶ権利を国民一人一人が持っていて、

「オイ、わたしたちの代表者!しっかり頼むよー!」

って国会に送り出して、代表としてしっかり仕事しているか見張るっていう仕組みです。



え?そんなこと解ってる?バカにしてんのかって?

それは失礼しました(^-^;


わたしなんか、そこんとこの当事者意識をすっかり忘れて、しょっちゅう


「国はなにやってんだーーい?!」


ってブツクサ言って自己満足しているヤカラの代表みたいなもんです。


結局は、口ばっかりで何にもしない無責任な自分に一番腹が立ってくるってことになります(-_-;)



●当事者意識の低い国


つくづく思うのですが、世界には国民に物事を決める権利なんかまったくなくて、王様や君主のお達しに「ヘヘェ~~~~」って従うしかない国がたくさんあるわけです。

そんな国の人たちから見たら、日本のような国民主権の国は、ディズニーリゾートもビックリの夢の国ですよ夢の国!!

にも関わらず、自分たちに与えられた権利(選挙権)を行使する人がものすごく少なくて、更に自分たちの代表である国会の動きにぜーんぜん興味のない日本人って、そういう国の人から見たら


「アーユークレイジ~~?!」


って感じでしょーね(;´Д`)

ちなみに、我が国の国政選挙の投票率は、衆院選は1990年、参院選は1986年までは70%台ありましたが、その後どんどん下がって、現在はいずれも50%台です。

これに対して、諸外国の投票率を見てみると、


イギリス:69%

ドイツ :76%

フラン :75%

スウェーデン:86%

韓国  :77%

インド :66%


って感じです。

アメリカも日本と同様、投票率は50%台らしいです。


個人的には、北欧のやり方は

義務も多い(税金が高い)けど、その分国民の政治への関心が高くなり、権利もしっかり主張する

っていうカラクリになっていて、結果的に国民の幸福度を高めるいい方法のように思っています。


国会には、時の権力者がおかしなことをしないかを見張るという役割もありますから、投票率が低いと

「コイツら、何やってもどうせ見てねーな、好き放題できるぜ!しめしめ・・・」

なーんてことにもなりかねないんです。

そんなの、イヤでしょ~~~?!


もしかすると、日本は先進国になって久しいくせにいつまでたっても動物愛護後進国なのは、国民一人一人の当事者意識の低さがその大きな原因なのかもしれないんですね。



●少なくとも選挙に行こう


愛犬家の1人として、不幸な犬を減らすために一体何ができるか・・・

を考えた時に、最低限必要なのは、

「最も身近な愛犬の一生に責任を持つ」

ってことでしょう。

そこの大原則を犠牲にしない範囲内で、例えば・・・

◇愛護団体に寄付や募金をする
◇愛護活動を自分で始める
◇ブログやSNSなど様々な方法で情報発信や啓蒙活動をする

など、色々なことができるでしょう。


でも、こういったことに関われば関わるほど、限界を痛感するものです。

前回のブログでお話したことにも通じますが、ひとりひとりができることには限界があります。

で・・・やっぱり国の制度を根本的になんとかしないと!!

と思った時に、わたしたちに確実にできることは選挙に行くことなんですね。

選挙に行くに当たって、動物愛護について、それぞれの議員や政党がどういった考えを持っているか、どういった活動を具体的にしてきたか・・・ってことをよく調べて

「キミに決めたーー!」

って選挙に行く・・・それは絶対にしなくちゃならないことなんだって改めて感じていただきたいと思っています。



さて・・・

わたしたち、お庭番とお料理番は、ときどき

「もし自分たちが犬のために法律を改正するなら・・・」

みたいなことを、あーでもないこーでもないと話すことがあります(←国会議員にでもなるつもりーー? ← 滅相もない)

で、つい昨日から今日にかけても、そんな話をしていて、ものすごくいいアイデアが浮かんだんですーっ♪


次回、それをみなさんに聞いていただきたいと思いまーす(←ダイジョブか?)




<今日のPet Hotel 11!>

Mちゃんのこの顔・・・怖いでしょー?!
実は、こう見えて大喜びしてるんです(笑)

寒いから走るよーーー!!

仰向けにしてコートを脱がすと・・・
まるでぬいぐるみのように脱力するチャコさん

いつのまにか、すっかり特等席に座るMちゃん

チャコのエリカラが気になって
「トリャッ!!」

「なんちゃって~~~」
絶好調だねMちゃん・・・(笑)

ボス&なつの飼い主宅で見事に咲いたアマリリス
春だねぇ~~!





2018年3月6日火曜日

KDPに行って感じたこと

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



きょうは、KDP(神奈川ドッグプロテクション)さんに、使い古しのバスタオルやフードを持って遊びに行ってきました。

ご近所の、つい最近ワンちゃんを亡くされた飼い主さんからも、フードをことづけていただきました。

ありがとうございました♪


KDPさんとは、メールや電話でのやり取りはあったものの、実際に施設に伺うのは初めてでした。

そこで、保護犬たちに囲まれながら菊池さんやKayoさんと、色々なお話をして、感じたことを書いてみたいと思います。

【保護団体の厳しい現実】


●お山の異空間


KDPをご存じないという方は、ぜひHPをご覧ください。

http://kdp-satooya.com/

https://www.facebook.com/kdp.satooya/

人間に捨てられ、殺処分されてしまう犬たちを保護センターから引き出し、里親さまに繋げる活動をされている保護団体です。


広いお山を切り開き、たくさんの犬たちがのびのびと走り回れるその空間は、街中からさほど離れていないのに、一瞬自分がものすごく遠くにやってきたような、夢の世界に入り込んだような不思議な感覚に襲われる場所でした。

そこは、新しい飼い主さんが見つかるまでの間、少しでも幸せな時間が過ごせるようにという菊池さんたちの想いが詰まっている、素敵な空間でした。

お山の犬たちはみな、とても生き生きとしていて、ともすると

「ずーっとここで暮らしていけたら、この子たちはさぞ幸せだろうな」

なんて錯覚をしてしまいそう・・・

でも、やっぱりそれは違うんです。


●我が家との違い


なんと表現すればいいのかわかりません。

例えるなら、我が家と寄宿舎の違いみたいなものかな~・・・

ものすごく設備が整っていて暮らしやすく、仲のいい友達や信頼できる寮母さんもいる寄宿舎生活って、それはそれでいいけれど、やっぱり自分の家とは違うんですよね。

100%脱力して、なーんにも考えずにポカーンとできたり、素の自分でいられる、安らぎの場所が必要なのは人間も犬も一緒。

KDPに足を踏み入れた瞬間、ふたつの不思議な感情に襲われました。

「わぁ!なんて素敵なところ!みんなとっても幸せそうだな~」

という嬉しくなるような気持ちと、もうひとつは・・・ある種のプレッシャーのようなもの。

それは、犬たちの注目を一身に浴びた時、物言わぬその子たちがみな、

「自分を迎えに来てくれたの?!」

と言っているように感じたからです。

「ごめんね、そうじゃないんだよ・・・」

犬が大好きなだけに、ぬか喜びをさせないようにと、全員を撫でたい気持ちを抑えていました。

勝手に寄ってきて「撫でろっ!」って命令する子もいましたけど(笑)



嗚呼!やっぱりこの子たちには、安らげる我が家が必要なんだなぁ・・・と、ひしひしと感じました。


身体の弱った子や、あとどれくらい生きられるかわからない老犬であっても、最後に我が家と思える場所で、大好きな飼い主さんに見守られながら幕を閉じさせてあげたい・・・そんな風に強く思いました。



●過酷なお仕事


今までも、外からKDPの活動を拝見して、

「本当に大変な仕事だなぁ・・・誰にでもできることじゃない。尊敬するなぁ・・・」

と感じていました。

でも、現場を目の当たりにして、その過酷さは想像以上だと実感することができました。

まったく種類は違いますが、わたし自身、命を預かるお仕事をしているので猶更その大変さは解るつもりです。

当たり前ですが、朝から晩まで気の休まる時がありません。

就寝中の夜中ですら、何かあれば待ったなしで跳び起きて対応しなくてはなりません。


Pet Hotel 11!は年中無休ですが、もしどうしても

「もうダメだ!休ませてくり~~!」

と感じたら、何日か予約を入れないように調整することもできるでしょう。

たまたまポコっと予約が入っていない日があったりして、ホっとできる日もあります。


でも、菊池さんたちにはそれは不可能です。

Kayoさんが言っていました

「施設の外10mでさえ、わたしたちが揃って出ることはできないの。どちらか1人は必ず犬たちを見ていなくてはならないから。」

菊池さんとKayoさんは、何年もそういう休みなしの生活を走り続けているんです。

体調が悪い日も、気分が塞いでいる時も、何もかもから逃げ出したい気持ちになった時もずっとずっと毎日毎日・・・



●殺処分ゼロを支える人たち


このブログで、何度かお話していることですが、現在、殺処分ゼロを実現していたり、殺処分ゼロを目指している自治体を支えているのは、KDPさんのような保護団体の人々です。

もちろん、そういった活動をしているくらいですから、元々動物が大好きな人たちなのでしょう。

でもね・・・毎日、動物たちの命と向き合う日々というのは、単純に動物と一緒にいられて

「嬉しい♪楽しい♪大好き♪」

ではいられなくなるほど、緊張を強いられる日々なんです。

「動物と一緒にいられて楽しい」という気持ちを上回るほどの、命への責任と重圧を常に感じているからですね・・・

そういうことを、年中無休でご自身の命を削るようにして継続している人たちが、ギリギリの崖っぷちを歩くようにしながら、日々センターから犬や猫を引き出しているんです。

今のままでは、そういう動物好きで、高い志や理想を持っている善意の人たちが、この先バタバタと倒れていってしまう。

そう遠くない将来に・・・


そう強く強く感じました。



●ごく普通の人たち


頭では理解している、上記のような危機感を、今回更に身をもって感じたのは、実際に会ってお話した菊池さんやKayoさんが、ごくごく普通の人たちだったからです。

わかりますか?

私たちは、日々のKDPの活動を垣間見ながら、どこかで菊池さんやKayoさんのことを、常人を超越したスーパーマンとスーパーウーマンみたいに勘違いしてしまっているのかもしれません。

だけど、そんなわけない。

わたしたちと同じように、人から見たら取るに足りないようなちっぽけなことで、悩んだり苦しんだり悲しんだりする、ホントーーーにフツーーーの人たちです。

(あんまりフツーフツー言うと怒られちゃうかな? ごめんなさーい 笑)

行政も、わたしたちも、保護活動を見る時、


「この人たちがしていることは偉大ですごいこと!

でも、この人たちは決して強くなんかない、フツーの人たちなんだ!」


ってことを忘れてはいけないと思うんです。

つまり、その人たちに重荷を背負わせたままで、今の状態をこの先ずっと続けられるはずがないことに気づかなくてはなりません。


本当の意味で、捨てられる不幸な犬たちを減らすために、わたしたちひとりひとりが、何をできるか?

真剣に考え、実行しなければと思います。



最後に・・・

KDPでは現在、ドッグフード、バスタオル、医療費などの支援を募集しています。

また、毎月2回、譲渡会を開催しています。


こちらのリンクより詳細をご覧いただき、多くのみなさんにご協力いただければと思います。

ひとりひとりのできることは小さくても、たくさん集まれば大きな力になります。


ぜひ、よろしくお願いいたします。



<今日のPet Hotel 11!>

雨が上がってみんなお庭でルンルン♪

遠慮がちに匂いを嗅ぐMちゃん

ぶしつけに匂いを嗅ぐチャコ
(-_-;)

ごめんねMちゃん
「いいよ~~~!」

Pet Hotel 11!のお山のリスさん。
KDPのお山にもリスさんがいっぱいいたヨ!







2018年3月5日月曜日

あなたの愛犬が最も悲しむこと

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回のブログでご紹介したMAXをはじめ、このところ知人や友人が立て続けに愛犬を亡くすというお話が、わたしの身の回りでありました。

きょうは、大切な家族や愛犬を亡くしてしまった愛犬家のみなさんに、ぜひ知っておいていただきたいお話です。


【今を生きるワンちゃんたち】


●黒かった被毛が真っ白になったソニア


日テレの志村動物園という番組で、ハイジという女性が登場するシリーズをご覧になったことがある方はたくさんいらっしゃるかと思います。

ハイジは動物の気持ちを読み取ることができる不思議な能力を持った、アニマルコミュニケーターです。

ハイジのことをインチキだという声がありますが、わたしは彼女の能力を信じています。

・・・というか、信じざるを得ない!(笑)


以前、この番組の中でハイジが接したソニアという名前のラブラドールのお話です。

黒ラブ(被毛の色が黒いラブラドールレトリーバー)のソニアは飼い主の葛西さんの元で幸せに暮らしていました。

一番可愛がってくれていたのは、お父さんでした。

ところが、そのお父さんはガンに倒れ、天に召されてしまいました。

その直後から、ソニアの被毛は目の周りから徐々に白くなり始め・・・それが全身に広がって、お父さんの死後1年経つころには全身が真っ白いラブラドールになってしまったのです!

獣医さんにも、その原因は解明できませんでした。

そこで、飼い主のケイコさん(亡くなったお父さんの奥様)は、ソニアが真っ白になってしまった理由を知りたいと思い、番組の企画に応募したのです。

ケイコさん「この不思議な現象は、ソニアを通じての何かのメッセージなのかなと思って・・・」



●ソニアが伝えたかったこと① 丸いおもちゃ


ハイジは、葛西家のリビングでソニアと対面しました。

少し落ち着かないソニアを見て


ハイジ「お母さんを呼んでいるわ」


それを聞いたケイコさんはソニアに寄り添いました。


ハイジはソニアに神経を集中します。


ハイジ「ソニアが真っ先に伝えてきたのは、今すごく欲しい物のイメージ。

それを持って外で遊びたい・・・とてもそれが好きみたい・・・円盤のような形をしたおもちゃよ。」


ケイコさんは少し訝(いぶか)しそうな顔をして


「ソニアはあまりおもちゃでは遊ばなかったと思うんですけど・・・」


すると、それまで黙っていたおじいちゃんが口を開きました。


「そういえば あったわ!」


それまで一度も吠えなかったソニアが、奥の部屋にそれを探しに行くおじいちゃんを追いかけながら「ワンワンッ!!」と吠えます。

そして、おじいちゃんから黄色い数枚のディスクをもらうと、嬉しそうにその上に覆いかぶさるようにして、咥えて遊び始めました。


おじいちゃんは、亡くなったお父さんがまだ元気だったころ、その黄色いディスクをソニアに投げてやって遊んでいたのを見ていたのだそうです。



●ソニアが伝えたかったこと② 赤い毛布


ハイジは再びソニアに神経を集中します。


ハイジ「それと、ソニアは赤い毛布を欲しがっている。」


ケイコさんは、思い当たる物がないようで、怪訝そうな顔をしています。


ハイジ「たたまれていて厚みがある、赤くて模様のようなものがあるんじゃないかしら・・・」


それを聞いてケイコさんは「わかった!」という顔をして、ソニアに


「待っててね」


と言うと別室に行ってたたまれた厚手の赤いコートを持って戻ってきました。


ケイコさん「このコートでしょうか・・・毛だらけなんですけど・・・」


ハイジ「ええ、それよ!ソニアはそれを欲しがっているわ!」


ケイコさん「主人が大事にしていたコートなんです。あまりにも汚れているので洗わなくては・・・」


ハイジ「洗ってはダメ!ソニアはそのコートが好きなんじゃないの。そのコートについたお父さんの匂いをいつも嗅いでいたいと思っているの。」


ソニアは、お母さんが出してきたお父さんの匂いのするコートの上に嬉しそうに顔を乗せていました。



●ソニアが伝えたかったこと③ 一緒に遊んで!



ハイジ「もうひとつ、ソニアがわたしに伝えてくるイメージがあるのだけど・・・どういうことかしら・・・絵に描いてみてもいいですか?」


そう言ってハイジが描いたのは、窓辺で外を眺めるソニアの姿でした。


ハイジ「窓ね・・・外は道路。窓枠にあごをのせて外を見ているんじゃない?」


ケイコさん「すごい!!ソニアはよく窓辺でそうやっているんです!」


ハイジ「おそらくソニアはこのイメージから何かを伝えたがっているんですけど、それが何を意味しているのか・・・」


ハイジは再びソニアに意識を集中します。


ハイジ「ソニアは、自分の身体の色が変わってしまったことには気づいています。

深い悲しみの感情も確かにある・・・でも体の色が変わった理由はソニアにも解らないし、わたしにもそのメカニズムは解りません。

でも、ソニアから強い想いを感じます。

確かにお父さんの死も大きなきっかけではあるけれど、原因は他にある。

それは、あなたのこと・・・・」


ケイコさんは驚きの表情を浮かべます。


ハイジ「ソニアはあなたが寂しそうにふさぎこんでいることが心配なの。

今生きているあなたのことを心配している。

今生きているあなたが一番たいせつなの。

今解ったわ。

さっきの窓辺のイメージが意味していることを・・・

『お母さん、あなたと一緒にお外で遊びたい!』

ソニアはそれを伝えたいんだわ!」


確かに、ケイコさんはご主人を失ってから、気持ちがふさいでほとんど外出していなかったといいます。



●ソニアの毛色がふたたび・・・


ハイジを介してソニアの気持ちを知ったケイコさんは、


「色んなことがあるけれど、ソニアと一緒に楽しみながら生きていきたいと思います」


そう語っておられました。

そして、ハイジが帰国した後、テレビ局のスタッフが再び葛西家を訪れると・・・

ソニアの被毛に早くも変化が表れていました。

真っ白い毛の下に、首の後ろや背中の部分にうっすらと黒い被毛が再び生え始めていたんです!!



【犬は今を生きている】


●シーザー・ミランの言葉


シーザー・ミランについて、ご存じない愛犬家の方はあまりいらっしゃらないかと思います。

彼の訓練方法を嫌悪する反対派の人が多いのも知っていますが、彼がとびきり犬の扱いが上手いということに異論を唱える人は少ないでしょう。


そのシーザー・ミラン氏が、著書『あなたの犬は幸せですか』の中でこう書いています。

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動物は美しいほどに単純です。

動物は、どんなときでもみな、現在を生きているということを知っておかねばなりません。

これは彼らが思い出を持たないという意味ではありません。

ただ、過去も未来も気にしないのです。

人間は、過去のことをくよくよ考え、未来についてやきもきする唯一の種です。

わたしたちはおそらく自分の死を恐れている唯一の動物でしょう。
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ハイジとソニアの交流を見たとき、わたしはシーザー・ミランのこの言葉を思い出しました。

まさに、ソニアは今を生きていて、お母さん(ケイコさん)の今を大切に思っており、お母さんの今の状態を心配して、全身の毛が真っ白になってしまったんです!






●飼い主を亡くしたある犬のお話


シーザー・ミランはまた、彼への依頼者にそのことを証明してみせました。


攻撃的で問題行動の多い犬の訓練を依頼されたシーザー・ミラン。

問題の犬は、依頼者女性の娘さんが可愛がっていた犬でした。

ところがその娘さんが不幸にも亡くなってしまった・・・

その後、娘さんの友人が犬を引き取って面倒をみているが、他の犬や知らない人に対して以前とはまったく違い、攻撃的な性格になってしまったので、なんとかしてほしいという依頼でした。

依頼主は、犬が変わってしまった原因は、可愛がってくれていた娘さんの死だと思っていました。

深い悲しみが犬をこんな風に変えてしまったのだと・・・


ところが その問題犬は、亡くなった娘さんの母親と、娘さんの友人である現飼い主と一緒にいる時だけ攻撃的で、実はふたりがいないところではまったく攻撃性がないことが判りました。

その子が攻撃的になっていたのは、娘や友人の死に打ちひしがれてネガティブな空気をまとっているふたりを心配し、


「この人たちを自分が守らなくては!」


と必死になっていたからでした。

シーザー・ミランは、その現実を依頼主に見せることで気づかせたのです。


『変わらなくてはならないのは犬ではなくて、自分たちの方なのだ』と・・・



●悲しむことと思い出を残すことは違う


わたしも、大好きだった愛犬を失った経験も、尊敬していた父を失った経験もありますから、胸が張り裂けそうな悲しみはよくわかります。

人間は、動物ほど美しく「今だけを生きる」ということができず、過去や未来についての感情に囚われてしまう生き物です。

ですから、無理に何事もなかったように明るく振る舞うことはありません。


でも、ワンちゃんは大切な存在を失ったことよりもずっと、今現在あなたの元気がないことに、大きな悲しみを感じ、ダメージを受けてしまう生物なのです。


今、あなたの隣にいるワンちゃんも、そして今はお空にいるワンちゃんも、あなたが悲しみに暮れている姿を見て、とても辛い思いをしているということだけは、忘れないでください。


ワンちゃんは、何よりも今のあなたが元気で、幸せで、笑顔でいることを望んでいるんですヨ!!



<今日のPet Hotel 11!>

Mちゃ~~~ん!

雨が降って来るからもうおうちに入ろ~よ~~!(笑)

お散歩中、落ちていたサンダルのストラップを
被せられたチャコ。
ヘッドフォンしてるみたーーい(ゲラゲラ)

ハクモクレンが、今か今かと春を待ってるヨ♪

不思議の国のアリスに出てくるお花みたい!
作り物?って思うほど見事な水仙だぁ~









2018年3月4日日曜日

お空に行ったMAXのこと

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



【ありがとうMAX】


●特別な子


きょうは、昨日の0時過ぎにお空に行ったMAXのお話をさせてください。

MAXはKDP(神奈川ドッグプロテクション)から今の飼い主さんのおうちにやってきた、元保護犬でした。

大きなラブラドールレトリーバーの男の子で、KDPにいたころは「チャタロウ」というお名前でした。

推定年齢は、獣医さんによると12~13才くらいでしょうか・・・


MAXは、Pet Hotel 11!がここ三浦海岸でopenした当初からのお客さまでした。

お客さまといっても、おうちがご近所だったので、おさんぽでも毎日のように顔を合わせていましたし、お泊りもデイユースも何度もしてくれていたので、Pet Hotel 11!のことを第二の我が家のように思ってくれていて、いつも喜んでやってきては、すっかりくつろいでくれていました。

わたしたちにとって、MAXと過ごした日々は特別な思い入れのあるたいせつな日々です。


●痩せこけて傷だらけだったMAX


飼い主さんがMAXをKDPから引き取った当初は、ガリガリに痩せこけていて、体中が傷だらけだったそうです。

気の優しいMAXは、たくさんのワンちゃんたちの中で、もしかするとごはんを他の子に取られてしまっていたのかもしれないと、飼い主さんはおっしゃっていました。

そのせいか、耳が三角の和犬がとても苦手でした。

身体の大きなMAXが和犬に出会って興奮すると大変なので、飼い主さんはお散歩の時に和犬とすれ違わないように気を付けながら歩いていらっしゃいました。

たくさんのつらい思いをしてきたMAXに、できる限り負担をかけたくないという飼い主さんの愛情を理解できたので、わたしたちもMAXをお預かりする時は、同じように和犬に気を付けながらお散歩していました。


●幸せいっぱい


飼い主さんのおうちに引き取られ、すっかり元気になったMAXは、その元気さとパワフルさゆえにそれはそれはお世話が大変だったといいます。

力が強いので、お散歩ではちょっと引っ張られてもよろけてしまいます。

大きな身体で、まるで子犬のようにはしゃぐので、色々なものを破壊してしまったそうです(^-^;

飼い主さんいわく、

「MAXは自分の大きさがわかっていないの」

そのため、他のワンちゃんたちを踏んづけてしまいそうになることがしょっちゅうで、飼い主さんはいつもハラハラしていたようです(笑)

そんなMAXを、飼い主さんは他の2頭のワンちゃんと共に、ドッグランや旅行など、たくさんのところへ連れて行ってあげていました。

だから、MAXは老犬になってもお出かけするのが大好きでした。


愛情いっぱいの飼い主さんに、優しく、時に厳しく育てられて、MAXはこの上なく幸せな日々を過ごしていたことでしょう。


●なんでもしてやりたい!


わたしたちがMAXに出会った時には既に10才を超えていたMAXは、お散歩の後半になると、後ろ脚を少しひきずることがありました。

それが、少しずつ悪くなり、後ろ脚がプルプルと震えてしまうことが多くなってきました。

飼い主さんは、そんなMAXのためにできることはなんでもしてあげていました。

MAXの他に2頭のワンちゃんを飼っている飼い主さんは、MAXのお世話だけをしているわけにはいかないはずでした。

それでも、お仕事をされながら毎日、3頭全員のブラッシングをして、歯磨きをして、元気な子たちとMAXを別々にお散歩に連れて行ったりと、それはそれは感心するほどよく面倒をみていらっしゃいました。

ご自身の体調が悪い時でさえ、3ワンたちのことを一番に考えている・・・そんな飼い主さんでした。

お預かりする際に持参されるごはんは、ワンちゃんそれぞれにその時々の体調に合わせて、手作りスープやヤギミルク、生の馬肉やサプリメントなどをきめ細かく配合しておいでで、本当に頭の下がる思いでした。


●楽しく過ごさせてやりたい!


MAXの後ろ脚にどんどん力が入らなくなってきて、お散歩が難しくなってきました。

一度、お散歩に出た帰り道にMAXがへたり込んでしまって、励ましながらゆっくりゆっくり帰ってきて、おうちに着くころには真っ暗になってしまったこともありました。

獣医さんに詳しく検査をしてもらうと、後ろ脚の骨肉腫だということが判りました。

飼い主さんは、少しでも痛みや苦しみを感じないですむようにと、獣医さんと相談してお薬やパッチを処方してもらっていました。

それからまた、飼い主さんはMAXにピッタリな車イスをオーダーメイドで作ってくれる業者さんを探して、ステキな車イスを作ってあげました。

お散歩・・・とりわけ海を見るのが大好きだったMAXから、その楽しみを奪いたくなかったからです。

調子のいい日は車イスなしでもお散歩できるMAXを、車イスを担いで楽しそうにお散歩させている姿を、近所の人たちは毎日見ていました。

「今日はMAXくん、調子がよかったみたいで、車イスなしで歩いていたよ!」

「MAXくん、少し元気がなかったみたい。大丈夫かなぁ・・・」

この界隈で一番体の大きなMAXは、みんなの人気者だったんです。


●数日前のこと


MAXがお空に旅立つ2日前のことでした。

ボス、なつ、チャコと常連のウリくんを連れておさんぽしていると、同じくお散歩中のMAXに出会いました。

飼い主さんは

「ここ2~3日、この食いしん坊のMAXが食欲がなくて、ごはんもお薬も食べてくれないの・・・」

と心配そうにお話されていました。

ボス、なつ、チャコ、ウリくんは全員、MAXくんとは仲良しなので、いつもなら寄って行って挨拶するのですが、その日に限って誰もMAXくんの方に行かず、ただじっとMAXくんを見つめていました。

「どうしたの?MAXだよ?!」

と促しても挨拶をしようとしない様子をみて、犬たちが何かを感じ取っているのかもしれない・・・どうかそうではありませんように・・・

そんな風に思っていました。


●ウッカリMAX


それから2日経った金曜日のことです。

「今朝、お散歩に出てすぐのところで、MAXがへたりこんでしまって・・・家に連れ帰って寝かせているけど、グッタリしていて目の焦点も合わない感じになっているの!!」

飼い主さんから連絡をいただき、すぐにMAXに会いに行ってきました。

サービス精神旺盛なMAXは、窓際の大すきな陽だまりに横たわっていましたが、わたしが行くと一生懸命に頭をもたげて挨拶してくれました。

しばらく飼い主さんとお話しているうちに、少し元気を取り戻したMAXは、口元にお水を持っていくと半分身体を起こして飲むことができました。

MAX、起き上がれるかな?

と、飼い主さんと一緒に補助ハーネスで起こしてみようとしましたが、MAXはもう後ろ脚だけでなく、前脚も力が入らないようでした。


その夜、既に家を出ているお子さんたちも帰ってきて、ご家族全員でMAXを囲むことができたそうです。

そして、0時過ぎにMAXは息を引き取りました。

苦しむことなく穏やかな最期だったそうです。


翌朝、飼い主さんからの連絡を受けて、MAXに会いに行ってきました。

「会ってやって。今ならまだ温かいから・・・」

と言っていただいたからです。

ちょうど、お預かりしている子がいなかったのでふたり揃って会いに行くことができました。

お気に入りの窓際の陽だまりに横たわるMAXは、普段の寝姿と変わらず、そして触れると本当にお腹がまだ温かくて、とても亡くなっていることが信じられませんでした。


飼い主さんは、「実感がぜんぜんわかないの・・・」と仰いながらずっと涙を流していらっしゃいました。

でも、こんなことをおっしゃっていました。


「私ね、私にそっくりなウッカリMAXは、もしかしたらウッカリ死んじゃったのかなって思ったの。

バカだな、MAX こんなことは私は望んでなかったんだよってMAXに言ったわ。

どれだけMAXが私にとって大切だったか忘れないで

って、耳のピラピラをめくって伝えたけどね、わかってるかどうだか・・・

私の愛すべき四男坊・・・!!」


「こんなことは私は望んでいなかったんだよ」

っていうのは、ちょうど今現在、飼い主さんが色々なことでとっても忙しかったからです。

もしかするとMAXは、それが解っていて、飼い主さんの手を煩わせないようにと、寝たきりになったりせずにお空に行こうと決めたのかもしれない・・・そんな風に感じたんですね。



すごくステキだなと思いました。

悲しみの中でも

「MAXったらウッカリ死んじゃったの?」

なんて思えるなんて!!

ちょっぴりクスリと笑えるようなこの発想は、明るくてお茶目だったMAXには本当にピッタリで、わたしの方が救われた気持ちになりました。

きっと、MAXのために惜しみない愛情を注ぎ、できることは全てやってきた飼い主さんだから、こんな風に言えるのだろうと思いました。



●MAXのこと


MAXは、とっても大きいのに子どもみたいにはしゃぐ、とってもお茶目な子でした。

MAXは、お散歩やお出かけが大好きでした。

MAXは、お庭遊びが大好きで、なかなか小屋に入ろうとしませんでした。

MAXは、おもちゃで遊ぶのが大好きで、よく遊んで遊んで!とせがんでいました。

MAXは、海と砂浜が大好きで、後ろ脚がプルプルしていても海の方に行きたがりました。

MAXは、甘えん坊で仰向けになってお腹を撫でられるのが大好きでした。

MAXは、とっても穏やかで、小さな子に吠えられても困ったような顔をしていました。

MAXは、とっても優しくて、他の子が欲しがるとおもちゃを譲ってあげる子でした。

MAXは、狭いところが大好きで、入りきらないような空間に気づくと小さく丸まって入り込んでいました。

MAXは、自分のおうちに他の子が入ってきても、いつも嫌がらずにそれを受け入れるような子でした。


わたしたちは、そんなMAXが大好きでした。

最後まで、わたしたちを幸せな気持ちにしてくれてありがとう。

お空では、美味しいものをたくさん食べて、海岸を好きなだけ走り回ってね。

また会う日まで・・・



今日のPet Hotel 11!はおやすみします。

代わりに、MAXの思い出動画を観て、一緒にMAXを偲んでください。















2018年3月3日土曜日

愛犬に人工甘味料アスパルテームを与えるか②

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



前回のブログにつづいて、わたしが愛犬チャコに与えていた乳酸菌に含まれていた人工甘味料アスパルテームについてお話していきます。


【人工甘味料アスパルテームを与えない理由】


前回、わたしはアスパルテームをはじめとする人工甘味料を積極的に摂りたくない。

まして子どもや愛犬には絶対に摂取させたくないとお話しました。

その理由は次の通りです。


●判断基準① どっちが得をするか


人工甘味料に関しては、反対派と賛成派のどちらの主張に信憑性があるかを判断することがとても難しいです。

どちらもそれなりにもっともらしく、どちらもそれなりに論拠に乏しいといった感じで、ハッキリ言うと

「どっちもどっち」

という感じだからです。


そこで、まず損得について考えてみました。

サスペンスドラマでよく

「ガイシャがいなくなって一番得をした人物は誰だ?!」

ってやってますよね。

主張を繰り広げることで得をする方はどっち?って考えてみたってワケです。


◇人工甘味料で得をする人


アスパルテームなどの人工甘味料は、低カロリーで健康にいい(肥満や糖尿病になりにくい)というイメージが一番のウリです。

※実は肥満や糖尿病になりにくいというのもウソだって説がありますが・・・(←今はコッチは置いといて・・・)

そのため、スーパーやコンビニに並んでいるものの多くに、人工甘味料が含まれています。

健康志向の人たちには、進んで選んでもらえるばかりか、

「カロリーオフだから、いっぱい食べても安心♪」

「肥満や糖尿を気にして無理にブラックコーヒー飲んでたけど、カロリーゼロの甘味料なら安心だから甘~いコーヒーが飲めるようになったわ♪」

と、たくさん買ってもらえたり頻繁に買ってもらえたりします。

要するに製品の売り上げが伸びるんですね~!


売れるだけではありません。

製品コストが格段に安く抑えられるんです。

そのカラクリをお話しましょう。


お砂糖の卸売価格は1kgあたり約200円です。

アスパルテームの卸売価格は1kgあたり約6000円です。


おや?アスパルテームの方が高いですね。

がしかーーし!!


アスパルテームは、同じ量なら甘さがお砂糖の200倍あります。


お菓子やジュースを製造する時に、お砂糖の200分の1の量で同じ甘さを出すことができますね。

ってことは、アスパルテーム1kgと同じ甘さを出すためにはお砂糖がどのくらい必要ですか?

200kgですね。

200kgのお砂糖の値段は・・・200円に200をかけるから・・・


よよよ・・・40000円ーー!?


つまり、アスパルテームを使用してお菓子や飲料を製造すると、甘味料に関するコストがなんと85%もカットできるってことですよ奥さん!!

そして、出来上がった製品の価格はお砂糖を使用しているものと大して変えずに売れるとしたら・・・

利ざやヤバッ!!

ってなりますねぇ~~~(うははは、ガーーッポガッポ♪)


・・・というわけで、主にお菓子メーカーや飲料メーカー、そしてもちろん人工甘味料自体のメーカーさんとしては、大変お得ということになります。


人工甘味料バンザーーーイ!!

金の卵を産むニワトリ ゲットだぜーーーい!!


って、大賛成するのは当然のことですね。


「製造コストが安くなるなら、もっと安く売らんかーーい!!」(←ひとりごとでーす)



◇人工甘味料がなくなると得をする人


恐らく、お砂糖メーカーさんかな・・・と思っていました。

得・・・というか、売上が落ちるのを防げるという意味で・・・

調べてみると、人工甘味料のせいで砂糖メーカーはやはり売上が落ちていました。

お砂糖の需要は、平成16年の229トン から 平成26年の197トンと、10年間で14%落ちたというんですね。

ところが・・・

こうした流れを、お砂糖メーカーだってただ指を咥えて見ているはずがありません。

生き残りをかけて、お砂糖メーカー自身が人工甘味料の製造販売に乗り出していたんです。

たとえば、お馴染みのスプーン印の上白糖を製造している業界最大手の三井製糖では、人工甘味料パラチノースを製造販売しています。


・・・ってことは?

人工甘味料のリスクを訴えている人たちって誰なんでしょう?

どうやらご自分の損得勘定で危険性を訴えているような気がしませんね。


そういう観点から、どちらかというとわたしは、警鐘を鳴らしている反対派の主張を信じることにしました。



●判断基準② 疑わしきは・・・


単純なお話です。

ずーーーっと昔から人間が口にしてきたものならば、口にした本人だけでなく、生まれてくる子どもや孫への影響を含めて、十分すぎる臨床実験を経ていることになりますから安心して摂取できます。

でも、新しく作られたものは、現時点では安全だと言われていても、何十年後かになって

「実はこんなに危険でしたーー!スミマセーン!」

みたいなことがあるじゃないですかぁ~~(スミマセンじゃスミマセンよ!)

だから、あんまり信用しておりません。


●判断基準③ 本能レベルで味が嫌い


もうひとつ、人工甘味料を選択したくない大きな理由は、わたし自身が人工甘味料を口にした時の後味が苦手だということがあります。

以前、もう少し若かったころは、太ることを気にしてパルスイートという甘味料をコーヒーに入れて飲んだりしていた時期がありました。

このパルスイートという商品は成分のほとんどがアスパルテームです。

あま~いカフェオレをいっぱい飲んでも太らないなんて、夢のようだわ~~♪

そう思っていました。

世の中にあふれている「微糖」とか「糖質ゼロ」と書かれた商品のほとんどには、このアスパルテームをはじめとする人工甘味料が使われています。

でもね・・・

美味しくないんですよハッキリ言って!!

もっと言えば、身体が喜んでいる感じがしないんですね。

アスパルテームの入っている飲み物を飲むと、なんともいえない後味の悪さが口に残ります。

お料理番も同様に感じているようで、その表現しがたい後味の悪さをわたしたちは

「後味がザラつく感じ。かすかに苦味のようなヘンな雑味が残るような・・・」

と言っています。

わかりにくっ!!(笑)

でも、本当にそうなんです。


まあ、言ってみれば動物としての本能的な勘で、わたしは人工甘味料を10年以上前から避け続けているというわけです。


自分が摂取したくないものを子どもたちやペットに与えたくないのは当然ですね。


みなさんも、特に愛犬にアイスやプリンをお裾分けしちゃうことがあるという飼い主さんは、どんな成分が入っているかをチェックしてみてくださいねーー!



【おまけ】


余談ですが・・・

巷(ちまた)にあふれている「糖質オフ」商品について、その表示基準をご存じですか?


◇砂糖不使用


こう書かれている場合は、文字通りお砂糖が使われていないって意味です。

お砂糖さえ使っていなければ人工甘味料が使われてたってOKってことです。


◇無 ゼロ ノン レス


こんな風に書かれているものは、100g中の糖分が0.5g未満ってことです(食品、飲料共通で)

まったくゼロってことではないんですね。

先ほどご説明したとおり、アスパルテームなんかは、お砂糖の200倍の甘さがあるわけですから、使用する量を重さに直すとほぼ、こういった表記にすることが可能なんですね。


◇低 ひかえめ 少 ライト ダイエット オフ


こんな風に書かれているものは、100g中の糖分が・・・

食品の場合は5g未満

飲料の場合は2.5g未満

っていう決まりがあるそうです。


摂取カロリーを控えるために、人工甘味料を選択するのもひとつの方法ですが、安全性を少しでも疑う場合は、

「ガマンする」

ってゆー方法も検討してみるといいかもしれませんね。

え?身も蓋もないって?

でも、お砂糖でも人工甘味料でも、糖類には中毒性がありますから、ガマンできればそれが一番いいんですよ。

特にワンちゃんは甘味が大変好きで、味を覚えてしまうとそればかり欲しがる傾向がありますので、注意してあげてくださいね!



<今日のPet Hotel 11!>


目ヤニがカピカピになるから、チャコの目の
周りをちょっぴりカットしたら
おめめパッチリコンで可愛いでしょ~?(←バカおや)

”なつ”が「ンナローーッ!ってしてるのは
自分のシッポ(笑)

今朝の海岸さんぽでは、見慣れないものがいっぱい
打ち上げられてたヨ!!

なんと、ウミウシ!!! (^-^;

”なつ”の憧れのおんまさんだぁ~~!
  
「あ~あ~・・・おんまさんになりたいなぁ~~」
来生でどーぞ(^-^;

夕方、Mちゃんがやってきたよ~!
得意の内股横座り!!
かわいい~~~♪

えへ・・・やめてよ照れるでしょ!





2018年3月2日金曜日

愛犬に人工甘味料アスパルテームを与えるか①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



前回のブログで、我が家の愛犬チャコの皮膚疾患が改善している様子をご紹介しました。

現在、チャコが取り組んでいる治療方法は以下の通りです。


------------
・マラセチア菌を繁殖させないことと、取り過ぎない程度に余分な皮脂を洗い流すことを目的としてヒバ湯(ヒバ油をお湯に数滴垂らしたもの)に3週間くらいおきに入浴させる。

・腸内細菌バランスを整えて自己免疫力をUPするねらいで乳酸菌の粉末摂取を。

・痒がる仕草は見せていないものの、クセのように後ろ脚を掻くことがあるので、感染症を防ぐ目的でパラボラ(エリザベスカラー)装着を。
------------


基本的に、今年の1月11日以降はこの方法を変えていないのですが、ひとつだけ

乳酸菌の見直し

を行いました。


【人工甘味料は使いたくない!】


●気になっていたこと


チャコ摂取させる乳酸菌を選ぶ際、うんざりするほど多くの乳酸菌製品の中から、ひとつの商品に的を絞ったわけですが、その基準は次のようなものでした。


・ワンちゃん用の商品よりも安全基準が厳しい人間用の商品にする。

・含まれている乳酸菌の種類が多いもの。

・チャコと並行してわたし自身が飲んでみて良さを実感できるもの。


そのようにして選んだ製品は、チャコの回復ぶりを見ても、わたし自身の体感としても非常に満足のいくものでした。

ただ、ひとつだけ気になっていたのが「甘い」ということでした。

糖分の取りすぎはワンちゃんの健康を害しますからねぇ・・・

でも、チャコに与えている乳酸菌の量は微量だったので、そこまで影響はないかと、あまり気にしていませんでした。


●アスパルテームが入ってる


ところが・・・ある時何気なく商品の成分表を眺めていて

( ゚д゚)ハッ!

と気づいたのです。

「アスパルテームが入ってるぅ~~~~!!」

そのことに気づいた直後にメーカーに電話をし、定期購入を打ち切りました。


●さしつかえなければ・・・


電話に出たオペレーターは

「かしこまりました」

と、定期購入キャンセルの手続きをしてくれた後で、こう質問されました。

「差し支えなければキャンセルの理由をお聞かせいただけますか?」

わたしは、

・商品は効果も実感できていたので大変気に入っていたこと

・愛犬にも摂取させていること

・アスパルテームをはじめとする人工甘味料を愛犬に摂取させたくないこと

を伝えました。

すると・・・

「甘味料が一切含まれていなくて乳酸菌が粉末の1.5倍含まれているタブレットも発売されたばかりなので、そちらもご検討ください」

・・・って、

えーーー?!早く言ってよ~~!(←今言ってるよん)

もちろん、すぐさまそちらのタブレットに乗り換えたってワケです~(;'∀')

助かりました。

再び乳酸菌ジプシーにならなくて済みました(笑)


一番最初に乳酸菌を選ぶ際に、アスパルテームが入っていることに気づけなかったのは、我ながら残念すぎる失態でした・・・



●アスパルテームについての賛否両論


人工甘味料については、アスパルテームに限らず色々と危険性が指摘されています。

例えば、アスパルテームについてだけ言えば、


<反対する研究者が指摘している危険性>


発がん性、知能低下、骨格異常、内臓障害、脳障害、脳内伝達物質の異常などが指摘されています。

動物実験(←やめてほしいですね)でも、ラットの脳に穴が空いたり、腫瘍ができたり、精子の数家活動量が減少する・・・といった実験結果が報告されています。

また、中には

「アスパルテーム」は最強の殺虫剤になる。

アリやゴキブリにアスパルテームを与えたらイチコロだった!!

というようなゾっとするようなお話もネット上でよく見かけます。


<賛成派の反論>


アスパルテームの危険性を指摘する人たちに対して

「そんなの嘘っぱちだ!」

と真っ向から反論する人たちも多くいます。

もちろん一度に大量に摂取すれば有害だろうけど、ほどほどに摂取する程度なら代謝されるので全く問題はないのに、大げさに消費者の恐怖を煽っているだけだ。

というのがアスパルテーム擁護派の人たちの言い分です。


●どっちが正しいの?


結論から言いますと、どっちが正しいのかわたしには判断ができません。

そのくらい、真っ向から対立するふたつの情報が同じくらいの量あふれていて、もっともらしいものから、センセーショナルなものまで色々です。

でも、


「アスパルテームなどの人工甘味料を進んで摂取しますか?」


と問われたら、わたしは即座に


「NO!」


と答えます。

まして、アスパルテームのような人工甘味料が入った食品や飲料を育ち盛りの子どもや、体の小さな犬に摂取させたいとは絶対に思いません。


その理由は、長くなるので次回にお話しますが、少なくともわたしは10年以上前から人工甘味料の入っている食品や飲み物を、積極的に避け続けてきました。


そんなわたしが、チャコに与えているのと同じ乳酸菌の粉末を毎日摂取していながら、表示を見るまでアスパルテームが含まれていることに気づかなかったのは何故でしょう?

それは・・・

面倒くさがりのわたしのせいなんですーーー(号泣)

本来、粉末を水に溶いてジュースのようにして飲むはずのものを、粉末1包をザラザラと口に流し込んで、まったく味わうことなく、まるで粉薬を飲むように水でゴックンしてしまっていたんでした・・・(;´Д`)

ちゃーんと味わって飲んでいればもっと早く気づいたのに・・・と後悔しきりです。


激しく後悔しつつ、次回につづきまーーす!




<今日のPet Hotel 11!>

”なつ”さん、荒野の用心棒って感じだけど・・・

海岸でワカメ探し中ですからね~
(なんかネコっぽいなぁ・・・)

ボスはワカメよりもボール探し(-_-;)

昨日とは打って変わって寒くなったねぇ~!

ボールもないし・・・(チェッ)
帰って日向ぼっこしよ~!

ちょっと、チャコ!
こんなところで寝ちゃダメだよ~~う!





2018年3月1日木曜日

脂漏性皮膚炎・マラセチア症との仁義なき闘い⑤(経過ご報告)

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回のブログの最後で、我が家の愛犬チャコが「フセ」を練習中だとお話しましたが・・・

この機会に、チャコの皮膚疾患の状態と治療の成果についてもお話しておきたいと思います。

その前に・・・ご存じない方のために、チャコが我が家にやってきた経緯についてお話しておきたいと思います。


【チャコとの出会い】


昨年の10月29日、茅ヶ崎市保健所が主催の保護犬緊急譲渡会が開かれました。

MIX犬ブームに便乗した繁殖屋と思われる男性によって、河川敷の小屋に詰め込まれていた30頭のMIX犬(シーズー×ヨーキー)たちが、一度に放棄されたのです。

いつもお世話になっている保護団体 KDP(神奈川ドッグプロテクション)さんのFacebookでその情報を知ったわたしたちは、嵐の中で行われた譲渡会に行き、そこでチャコと出会いました。

「どの子でもいいで~す」

と申請したわたしと対面した10番というナンバーがふられたチャコは、明らかに皮膚病を患っていることが一目で判る状態でした。

頭部を除く全身の毛が脱毛していて、特に下半身はほぼハゲていて、皮膚が黒く硬くなってしまっていました。

もともと皮膚疾患の多い犬種 シーズー の残念な特性を引き継いでしまったチャコが、衛生状態が劣悪な小屋で、症状を深刻化させてしまっていたようです。

わたしたちの脂漏性皮膚炎・マラセチア症との仁義なき闘いは、その時から始まりました。



【チャコの皮膚疾患、その後の様子】


以前、コチラ↓の記事で1月中旬までの経緯はご報告申し上げました。


脂漏性皮膚炎・マラセチア症との仁義なき闘い①
脂漏性皮膚炎・マラセチア症との仁義なき闘い②
脂漏性皮膚炎・マラセチア症との仁義なき闘い③
脂漏性皮膚炎・マラセチア症との仁義なき闘い④


脂漏性皮膚炎とマラセチア症を併発しているチャコに対して、わたしたちがどのような治療を試し、どういう考え方に基づいて現在のような対応をしているかが詳しく書かれています。

同じような症状でお悩みの飼い主さんにとって、少しでも参考になればという思いで書きましたので、ご興味のある方はお時間ある時にぜひお読みください。


●闘いの記録


以前のブログでご報告した内容と現在に至る状況をまとめると、次のようになります。

赤字で表記した、いちばん下の行が 今回 新しく付け加えた部分です。




シャンプー
アポキル
乳酸菌
パラボラ
10/2911/22
薬用(中3日)
1/1
なし
なし
11/2312/13
薬用と低刺激を1回おき
(中3日)
1/1
毎食
あり
12/241/10
低刺激 & ヒバ湯
(中79日)
毎食
あり
1/111/17
ヒバ湯のみ(中79日)
毎食
時々なし
1/183/1
ヒバ湯のみ(3週間おき)
毎食
時々なし



ちょっとぉ~~~~、奥さん!すごくな~~~い?!(クネクネ)


シャンプー(洗浄剤)は1月11日以降一切使用していません。

お湯にヒバ油を数滴垂らしたヒバ湯浴をさせているだけです。

更に、そのヒバ湯浴の頻度も現在は3週間おきで済んでいます。


薬用シャンプーを中3日で励行し、お薬を服用していた頃と比べて格段に

治療にかかる 時間・労力・コスト

全てが激減しています。

助かるわぁ~~~♪



●フサフサ → ボーボー


もちろん、時間と労力とお金がかからないばかりでなく、チャコ本犬さんへの身体の負担も少なく、なによりも症状は改善しつづけています!

もし、症状の悪化が見られるなら、多少の手間暇やコストがかかっても快方に向かう治療へとシフトしたことでしょう。

では、チャコが我が家にやってきた当初からの改善の様子を画像で比較してみたいと思います。


<チャコのビフォーアフター画像>


4ヵ月前:ほぼハゲだったオシリちゃん

前回ブログ時(1月中旬)ホヨホヨ生えてる~♪

現在:ボボボーボ・ボーボボ~♪

でもね、かき分けるとまだ、黒く硬い皮膚が・・・
根気よく治療を続けようね!

4ヵ月前:脇腹や後脚もハゲハゲ

前回ブログ時(1月中旬)フサフサ

現在:ボボボーボ・ボーボボ~♪

4ヵ月前:胴体部分の毛もスカスカ

前回ブログ時(1月中旬):密集してまーす!

現在:ボボボーボ・ボーボボ~♪

4ヵ月前:毛が薄くシワシワだったシッポ

前回ブログ時(1月中旬)
もうシワなんか見えないくらい生えてます!

現在:ボボボーボ・ボーボボ~♪

4ヵ月前:後脚の内側もハゲて足首のシワが
目立っていたけど・・・

前回ブログ時(1月中旬)
もうシワなんか見えないくらいフサフサ♪

現在:ボボボーボ・ボーボボ~♪
「脚が太くなったんじゃないの。
体重は変わってないのよ」(byチャコ)

チャコ「もういい~?」
ハイ、撮影おつかれさまでした(^▽^)

チャコ「ボボボーボ・ボーボボってなぁに?」
ギャランドゥって意味だよ!

チャコ「ふぅ~~ん」
・・・って解ったんかーーーい(;'∀')


【見直した点】


現在、チャコは

マラセチア菌を繁殖させないことと、取り過ぎない程度に余分な皮脂を洗い流すことを目的としてヒバ湯浴を。

腸内細菌バランスを整えて自己免疫力をUPするねらいで乳酸菌の粉末摂取を。

痒がる仕草は見せていないものの、クセのように後ろ脚を掻くことがあるので、パラボラ(エリザベスカラー)装着を。

という治療法を続けていますが、ひとつだけ見直した点があります。


●乳酸菌の見直し


チャコに摂取させている乳酸菌は、色々なメーカーのものを比較検討して決めました。

(アホみたいに品数があるので、うんざりするほど検討しました・・・(;´Д`))

ワンちゃん専用のものも人間用のものもあるのですが、審査基準が厳しい人間用を与えることにし、同じものをわたしも毎日摂取していました。

継続摂取していた乳酸菌は、チャコの皮膚を見れば少なくとも悪い影響を与えていないことはわかりましたし、わたし自身、毎日快便♪という恩恵にあずかっているので、非常に満足していたのですが・・・

ひとつだけ、気になる問題があったんです。


長くなるので、その問題については次回のブログでお話しまーす!



<今日のPet Hotel 11!>

春一番!
ザップ~~~ン!ってすごい波だねぇ~

ひゃあああーー!
飛ばされちゃう~~!帰ろ帰ろ!!

やだぁ~~~!まだ遊ぶぅ~~~!
置いてっちゃうぞ (-_-;)