2017年3月18日土曜日

ワンコをお散歩に連れて行って!!⑤

お散歩中に前傾姿勢になって踏ん張ってしまう子を歩かせる時のコツをご説明する前に、ワンちゃんがお散歩に行きたがらない理由の残りの2つについて、対処法を書いておきます。

● 首輪とリードを付けられる状態が好きではない

これは単純です。おうちで首輪とリードをつけっぱなしにして慣れさせてあげることで解決します。
ただし、リードをズルズルひきずりながら過ごすことになりますから、どこかにひっかかって事故を起こさないようによく見ていてあげてください。(できれば危ないものはどかしておいてあげるといいでしょう)

それと、これは大きな問題ではありませんが、ひきずって傷むので、おニューの高いリードではなく、もう捨てようかな~って感じのボロボロリードにした方がいいですヨ!
そして当然ですが、ボロボロリードはお散歩時に切れてしまうと危険なので、お散歩の時はしっかりとしたリードにつけかえてあげて下さいね。


● お散歩の途中でボイコットすると必ず飼い主さんに抱っこしてもらえると覚えている

これも単純ですね。絶対に抱っこはしないことです。

大体の場合、抱っこしてしまうのは、飼い主さんの時間的問題が多いので、たっぷりと時間を取れる時に「とことん付き合うぞ!」というつもりでお散歩に連れ出してください。

たとえ、時間が取れない時でも、無理して遠出して、結果的に帰りは抱っこでした~(ザンザン♪)ってなことのないように、距離に拘らず、最後まで自分の足で歩かせて帰ってこられるところまでで大丈夫です。

大事なのはとにかくお散歩の最初から最後まで抱っこはしないってことですよ。

犬はとても賢いので、新しい習慣をちゃんと覚えて、それを柔軟に受け入れます。

例えば、お散歩から戻ったらおやつをもらえる・・・
といった自分にとって都合の良い(嬉しい)習慣は1回で条件付けされて、2回目からは「おやつだよね?ね?」という態度を取ります。

けれども、自分にとってあまり喜ばしくない習慣については、ちょっとした抵抗を示して、『解らないフリ』?をします(笑)

それでも、飼い主さんが一貫性を持って【絶対に抱っこはしない】を実践していれば、飼い主さんが考えるよりも意外と早くあきらめます。
そして、あきらめてしまえばもう、抱っこしてもらっていた時の事などすっかり忘れたように歩くようになります。


さて、次回こそ本当に、前傾姿勢で踏ん張ってしまうワンちゃんを歩かせる時のコツを書きますよ~~~(自分に言い聞かせている)



今日は、海を見下ろせる高台にお散歩してきました。
みんないっぱい歩いてお腹ペコペコになりました(^▽^)
クリンくんは、とても凛々しいお顔をしていますが、超甘えん坊です(笑)
今夜、パパがお迎えに来るよ。よかったね♪