前回ブログのつづきです。
【”まさか”に備えて】
お庭を脱走したコーギーのDくんは無事にその日のうちに飼い主さんの元に帰ることができました。
でもね・・・
これはとってもとってもラッキーな偶然が重なって実現したことだったんです。
●強運のDくん
◇交通事故に遭わなかった
Dくんは海岸を気ままにひとりでおさんぽしているところを保護されました。
海岸沿いにはヒジョーに交通量の多いバス通りがあるんです。
Dくんが発見された辺りは特に、沿道に商業施設がないエリアのため信号がなく、車は結構なスピードを出して走っています。
更に、Dくんが県道を渡ったと思われる地点はちょうどカーブになっていて見通しが悪い場所なんです。
その県道では、同じ町内のMARUというビーグルちゃんが一昨年に車にはねられて亡くなりました・・・
『MARUのこと』
Dくんが車に轢かれなかったのは、キセキのような幸運でした。
◇ちょうどいい時間帯だった
Dくんが脱走してきた17時過ぎという時間帯も早期解決のカギでした。
ちょうど近所の犬の飼い主さんたちが愛犬のおさんぽをしている時間だったので、連携してすばやく対応することができました。
もしもすっかり日が落ちてトップリ暗くなった時間に、
「さあ、ネンネの前にチッチしておいで~♪」
とお庭に出されたDくんが暗闇の中脱走していたとしたら・・・
発見自体難しかったことでしょう。
●人や犬に慣れている
Dくんがスーパー強運ドッグだったのは、リスやネコに出会って遠くまで夢中で追いかけて行かなくてヨカッタ・・・♪とか、言い出したらキリがありませんからこの辺でやめておきましょう(笑)
さて、ここからは単なる”運”のなせるワザではありません。
今回、なんといってもDくんをすぐに保護できた一番の要因は、Dくんが人にも犬にもとても懐っこかったということです。
ひとりでトコトコ海岸を歩いてきたDくんを最初に発見したのはPetHotel11!のお客様=Nさんでした。
Nさんはご自身もワンちゃんのおさんぽ中で、愛犬を2匹連れておいででした。
当然、放ってはおけないと思ったNさんは、Dくんがバス通りに飛び出したりしないように引き止めておかなくては・・・!!と考えたものの、なにせDくんは首輪も何もつけていませんから捕まえることはできません。
機転を利かせたNさんはわたしたちに連絡を下さいましたが、もしもDくんが人や他の犬を怖がる子だったら・・・
NさんやNさんの愛犬たちに怯えて、わたしがチョーカーとリードを持って現場に向かう前にどこかへ走り去ってしまっていたでしょう。
もちろん、わたしにすんなりチョーカーをつけさせてくれるようなこともなかったでしょう。
そして、怯えて我を失ってバス通りに飛び出したりしたら・・・Dくんが無事に道路を渡れる幸運がもう1回あるかなんて誰にもわかりませんね(ゾゾゾ~~~)
・おさんぽ中にリードの金具が突然破損してワンちゃんが逃げてしまった!
・首輪がスッポ抜けてしまった!
・突然の大地震で、お留守番中のワンちゃんが倒壊したおうちから逃げ出してしまった!
・今回のDくんのように、お庭にいると思っていたワンちゃんが柵の隙間から脱走してしまった!
こんな「まさか」の事態が起きたとき・・・日頃から家族以外の人や他のワンちゃんに慣れているワンちゃんは助かる可能性がグンと上がるってことなんですね~~~!!
飼い主さんによると、Dくんが脱走したことは今まで1度もなかったそうです。
「こんなことって・・・あるんですねぇ~~~~!!」
と、心底驚いていらっしゃいました。
「ウチの子はぜったいに脱走なんかさせないから大丈夫」
なんて誰にも言い切れないことがよーくわかりますね(^_^;)
Dくんは人にも他のワンちゃんにもとても懐っこい子でしたし、今回は無事で何よりでしたが、飼い主さんには、
・お庭に出す時も首輪はつけておいた方が万一の時に捕まえやすいこと。
・一度脱走した子は、いわゆる脱走グセがついてしまうことが多いので、今まで以上に気をつける必要があること。
をお伝えしてお別れしました。
今までは「ここから出るなんて不可能」と思いこんでいたワンちゃんが
「この前出られたんだから絶対に出られるはずっ!!」
と思って積極的に脱走を試みるようになってしまうんですね・・・(;・∀・)
もうひとつ、今回のことで改めてご近所づきあいの大切さを再認識しました。
Dくんの第一発見者=Nさんが愛犬2匹と一緒にオロオロとDくんを見守っているところにわたしが到着した時、そこにはもうひとり、やはり愛犬2匹を連れた別な飼い主さん=Aさんがいらっしゃって、Nさんと一緒にDくんが道路の方に行かないようにして下さっていました。
そして、わたしが到着してDくんを保護したところを、まさにその時こちらに向かって海岸の遊歩道をやっぱり愛犬を連れておさんぽ中の”Cちゃんのお母さん”が目撃していました。
ここに登場したNさん、Aさん、”Cちゃんのお母さん”とわたしは、毎日のように犬のおさんぽ中に顔を合わせ、会えば挨拶や立ち話を交わす中でした。
だからすばやく連携もできたし、Dくんの飼い主さんが愛犬の不在に気づいて家を飛び出して来た時にたまたま会った”Cちゃんのお母さん”から情報を得ることができたというワケです。
もしも”Cちゃんのお母さん”が普段わたしたちとの付き合いがなければ、あの現場を目撃しても、
「あの人(お庭番)がコーギーの飼い主なんだろう」
・・・ぐらいにしか思わなかったかもしれません。
NさんやAさんと顔見知りでなければ、
「あら、一体何があったの?」
なんて尋ねることなく素通りしていたかもしれません。
いや、きっとそうなっていたはずです。
上記の登場人物は、残念ながら誰も迷子のコーギーくんのことをよく知りませんでした。
(全員が、なんか見たことあるような~・・・程度でした)
だから、もっと欲を言えばDくんの飼い主さんとも全員が顔見知りで、
「あらっ!?Dくんじゃないのっ!!ひとりぼっちでどうしたのっ!!ママは?!」
っていうくらいの間柄だったら・・・更に解決は早まったことでしょう。
愛犬を守るためにわたしたちができることは、首輪やリード、おうちの出入り口などといった物理的な対策はもちろんですが、人や他の犬によく慣れさせておくことや、ご近所の飼い主さんと仲良くなっておくといった、飼い主さん自身の周囲との関わり方が実はとっても大事だってこと・・・忘れないようにしたいですね(*^_^*)
Dくんの飼い主さんは当日わざわざうちに菓子折りを持ってお礼にお越しくださいました。
事前に
「もしものときはお互い様なので、どうかお礼なんてやめてくださいね。
またおさんぽでお会いしましょ~~~~♪」
と申し上げてあったので、
「いやいや受け取れません!」
「いやいや受け取ってもらわないと!」
っていうちょっとした押し問答になったりして・・・(;^ω^)
結局、せっかくのお気持ちなのでありがたく頂戴することにしました。
Dくんの飼い主さんはもうひとつ菓子折りをお持ちで・・・
「発見して下さった方のご住所も教えていただけませんか?」
とおっしゃいましたが、第一発見者のNさんには事前に
「そういうことはナシで・・・」とのお気持ちを伺っていたので、
「お気持ちは発見者の方にお伝えします」
と菓子折りをお預かりしました。
早速Nさんにお電話でその旨お伝えしたところ・・・
「え~~~?!それは困ります!ぜったいに持ってこないで~~~!
だってワタシ、ちょうど今日からホンキのダイエットをしているんですものっ!!」
と、全力拒否!!
えええええーーーっ?!なんとっ!!
・・・・ということで、Nさんには飼い主さんの感謝のお気持ちだけ(←0キロカロリー!)お伝えし、我が家には菓子折りが2つ
・・・・(;・∀・)
結局、菓子折りのひとつはご近所のお世話になっているお隣さんにお裾分けさせていただきました。
お隣の100才のおばあちゃんが、喜んでバリバリ食べて下さっているとのことで~す❤
ま、こんな風に笑い話ができるのも、Dくんが無事におうちに帰れたからってことで・・・
めでたしめでたし❤
今までは「ここから出るなんて不可能」と思いこんでいたワンちゃんが
「この前出られたんだから絶対に出られるはずっ!!」
と思って積極的に脱走を試みるようになってしまうんですね・・・(;・∀・)
●日頃からのご近所づきあい
もうひとつ、今回のことで改めてご近所づきあいの大切さを再認識しました。
Dくんの第一発見者=Nさんが愛犬2匹と一緒にオロオロとDくんを見守っているところにわたしが到着した時、そこにはもうひとり、やはり愛犬2匹を連れた別な飼い主さん=Aさんがいらっしゃって、Nさんと一緒にDくんが道路の方に行かないようにして下さっていました。
そして、わたしが到着してDくんを保護したところを、まさにその時こちらに向かって海岸の遊歩道をやっぱり愛犬を連れておさんぽ中の”Cちゃんのお母さん”が目撃していました。
ここに登場したNさん、Aさん、”Cちゃんのお母さん”とわたしは、毎日のように犬のおさんぽ中に顔を合わせ、会えば挨拶や立ち話を交わす中でした。
だからすばやく連携もできたし、Dくんの飼い主さんが愛犬の不在に気づいて家を飛び出して来た時にたまたま会った”Cちゃんのお母さん”から情報を得ることができたというワケです。
もしも”Cちゃんのお母さん”が普段わたしたちとの付き合いがなければ、あの現場を目撃しても、
「あの人(お庭番)がコーギーの飼い主なんだろう」
・・・ぐらいにしか思わなかったかもしれません。
NさんやAさんと顔見知りでなければ、
「あら、一体何があったの?」
なんて尋ねることなく素通りしていたかもしれません。
いや、きっとそうなっていたはずです。
上記の登場人物は、残念ながら誰も迷子のコーギーくんのことをよく知りませんでした。
(全員が、なんか見たことあるような~・・・程度でした)
だから、もっと欲を言えばDくんの飼い主さんとも全員が顔見知りで、
「あらっ!?Dくんじゃないのっ!!ひとりぼっちでどうしたのっ!!ママは?!」
っていうくらいの間柄だったら・・・更に解決は早まったことでしょう。
愛犬を守るためにわたしたちができることは、首輪やリード、おうちの出入り口などといった物理的な対策はもちろんですが、人や他の犬によく慣れさせておくことや、ご近所の飼い主さんと仲良くなっておくといった、飼い主さん自身の周囲との関わり方が実はとっても大事だってこと・・・忘れないようにしたいですね(*^_^*)
●おまけ
Dくんの飼い主さんは当日わざわざうちに菓子折りを持ってお礼にお越しくださいました。
事前に
「もしものときはお互い様なので、どうかお礼なんてやめてくださいね。
またおさんぽでお会いしましょ~~~~♪」
と申し上げてあったので、
「いやいや受け取れません!」
「いやいや受け取ってもらわないと!」
っていうちょっとした押し問答になったりして・・・(;^ω^)
結局、せっかくのお気持ちなのでありがたく頂戴することにしました。
Dくんの飼い主さんはもうひとつ菓子折りをお持ちで・・・
「発見して下さった方のご住所も教えていただけませんか?」
とおっしゃいましたが、第一発見者のNさんには事前に
「そういうことはナシで・・・」とのお気持ちを伺っていたので、
「お気持ちは発見者の方にお伝えします」
と菓子折りをお預かりしました。
早速Nさんにお電話でその旨お伝えしたところ・・・
「え~~~?!それは困ります!ぜったいに持ってこないで~~~!
だってワタシ、ちょうど今日からホンキのダイエットをしているんですものっ!!」
と、全力拒否!!
えええええーーーっ?!なんとっ!!
・・・・ということで、Nさんには飼い主さんの感謝のお気持ちだけ(←0キロカロリー!)お伝えし、我が家には菓子折りが2つ
・・・・(;・∀・)
結局、菓子折りのひとつはご近所のお世話になっているお隣さんにお裾分けさせていただきました。
お隣の100才のおばあちゃんが、喜んでバリバリ食べて下さっているとのことで~す❤
ま、こんな風に笑い話ができるのも、Dくんが無事におうちに帰れたからってことで・・・
めでたしめでたし❤
<今日のPetHotel11!>
朝の海岸さんぽ♪
・・・からの~・・・
食前のワンプロ(←?!)
Mちゃん、体は小さいのに
ワンプロがなかなか強いの!
としおの嬉しそうな顔!(笑)
Hちゃん「ねえとしお!そのロープかして!」
としお「ダメですよ~~~」
としお「欲しかったら奪い取ってくださいですっ!」
Hちゃん「よ~~し、言ったわね~~~~!
う~~んう~~~~ん」
「エイッ!!」
Hちゃん・・・寄り目・・・(^m^)
とっても負けず嫌いのHちゃんだけど
力ではとっても”としお”にかないません。
Hちゃん「ムキーーーッ!!」
Hちゃん「うぬぬぬぬぬ~~~・・・・」
としお「Hちゃん・・・ガンバレです~~」
Hちゃん「ん・・・?!」
Hちゃん「ちょっと!!なに手加減してるのよっ?!
バカにしないでよねっ!!」
としお「わかったですっ!!」
としお「じゃあ真剣にいきますよ~~~?!」
Hちゃん「負けないわよ~~~~!」
あまりに真剣に綱引きしているから
Mちゃんに笑われちゃってます(;^ω^)
Mちゃん「まったく・・・ふたりとも子供ねぇ~!」
Hちゃん「ワタシ、Mちゃんより年上よ!!」
チャコ「暑いよぅ~~~」
ボス「あづいよ゛~~~~」
ホント、今日は特に暑いね。
みんなお部屋で涼んでね~・・・って・・・
としお!そこに立ってるとお部屋の冷気が
漏れちゃうでしょーがーー!!
はぁ~~、クーラーの効いたお部屋は
天国天国♪
クールダウンして元気になると・・・
またワンプロしてくなってきちゃう!
としお「やるですか?!」
Mちゃん「もっちろん♪」
としお「ガオオオオーーー!!」
すっかり意気投合したふたり。
Mちゃんは今日でお別れだけど、
また再会するのが楽しみだね(*^_^*)
午後のおさんぽ♪
Hちゃん、小高い場所が大好き(笑)
としお「あれ?チャコさんはどこ行ったですか?」
としお「Hさん、ボクのココ、空いてますよ」
Hちゃん「うん、ありがと♪」
Hちゃん「でもワタシ・・・冷たい床に
こーーして眠るのが好きなの♪」
としお「ハイ、知ってました。
一応きいてみたです~」
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