2019年5月30日木曜日

Googleの厳しいクチコミについて②

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。





前々回ブログのつづきです。



【お客様は誰か?】


●よいサービスは相手によって違う


当初は、Yさんが一体なぜ不愉快な思いをされていたのか皆目見当がつきませんでした。

でも、落ち着いて考えてみると、思い当たることがありました。

(それが正解かどうかは実際のところわかりませんが・・・)


わたしたちのお仕事はペットホテルで、トレーナーさんでも獣医さんでもありません。

ですから、お預かりしたワンちゃんをお約束の日に無事にお帰しすることがお仕事です。

それ以上のことはオマケみたいなもんで必須ではないということですね。


けれども、わたしたちはペットホテルをOPENするに当たって、次のような理想を掲げていました。


『自分が飼い主なら愛犬をココに預けたいと思えるようなペットホテル

自分が犬だったらココにお泊りしたいと思えるようなペットホテル』


というものです。


自分が飼い主として愛犬を預けるなら、どんなサービスが受けられたら嬉しいだろう?

そう考えた時に、わたしたちは


「もちろん、第一に愛犬がストレスなくハッピーに過ごせるようにしてもらえること。

そして、せっかく預けるならば たくさんの犬と日々接している人の目から客観的に見て、愛犬について何か気づいた点やアドバイスがあればぜひ教えてもらえたら嬉しいなぁ~~」


と考えました。

でも、当然のことながらそうではない人だっていらっしゃいますね。

いえ、もしかするとそうではない人の方が多数派なのかもしれません。


お預かりしたワンちゃんを飼い主さんにお帰しする時に、


「〇〇ちゃん、とってもおりこうでしたよ」


とだけ言ってお帰ししたって、きっと愛犬が元気で戻ってくれば飼い主さんは喜んでくださるでしょうし、特にご不満に思われることもないのでしょう。



●知人からのアドバイス


今回の件で思い出したことがありました。

ペットホテルを開業するにあたって、先輩の個人事業主の方から、次のようなアドバイスをいただいていたことをです。


「あなたは犬が好きすぎるから気をつけた方がいいよ。

あくまでもこれは商売なんだからね。

商売ってのは、お客様相手のものだよ。

で、お客様は誰か?っていうと、それは犬じゃないんだよ。

お金を支払う人・・・つまり飼い主がお客様なんだよ。

だから、犬を喜ばせることよりも飼い主さんを喜ばせることを考えていかないと商売はやっていけないんだよ。」


アドバイスされた当時は、ふぅ~~~~~ん・・・ってな感じであまりよく解っていませんでした。

けれども、そのアドバイスの意味がここに来て「なるほど~~~!そういうことか!」と解ったような気がしました。



●余計なお世話


わたしは、犬が大好きすぎて、飼い主さんに頼まれもしないのについついおせっかいなアドバイスをしてしまっていたという自覚があります。


八百屋さんでお買い物をした時に、


「この野菜はね、こうやって調理するととっても美味しくて、しかも栄養価が引き出されるんですよ~~~!」


みたいなことを勝手に喋ってくる店主がいますよね?

アレです・・・(-_-;)

それを喜ぶお客様もいれば、


「余計なお世話だ!好きに調理するから黙って野菜だけ売ってくれ!」


と感じるお客様もいて当たり前ですよね。


まして愛犬のこととなれば、アドバイスされた内容によっては、まるで飼い主さんがご自身のやり方を否定されたように感じて不愉快になることだってあるでしょう。


そのことに気づかせてくださったのは、まさにYさんの厳しいクチコミコメントでした。




●心当たり


今回「あの厳しいクチコミに何かお心当たりはありますか?」とご質問下さった飼い主さんにお答えした時には、まだ自分の中でも曖昧でしたが、この記事を書きながら頭を整理していて、


「ああ、きっとYさんが一番不愉快に思われたのはコレかもしれないなぁ・・・」


と思い出したことがありました。

(ぜんぜん違うって言われちゃうかもしれないけど (;^ω^))


Yさんの愛犬は小ぶりの大型犬なのですが、最後にお預けいただいた際に元々つけていた首輪がスッポ抜けてしまうということがありました。

わたしたちはお預かりしているワンちゃんに、安全対策で必ずもう1つ首輪をつけているので何事もありませんでしたが、スッポ抜けたという事実は飼い主さんにお知らせしておくべきだと考えました。

スッポ抜けてしまった首輪は、ワンちゃんの体格や毛質に対して、わたしとしては「かなり細い」と感じるものだったので、


「〇〇ちゃんには、もう少し太い首輪の方が抜けにくくていいかもしれません。

1度首輪がスッポ抜けてしまったワンちゃんは、それが可能だと知ってしまっているので、スッポ抜けを繰り返すことがあるんです。

もし万一また抜けてしまったら危ないので、臨時でウチの首輪をお貸ししましょうか?」


そう言って、ウチの首輪をつけたままワンちゃんをお帰して、返却はいつかまたお預けいただくときで結構です・・・ということにしていたんです。


ちなみに・・・Yさんのワンちゃんはとても穏やかな性格で、お迎えに行くとおうちに前でノーリードでありながらどこにも行かずに静かに待機しているような子でした。


飼い主さんからしたら、


「余計なお世話よ!

ウチの〇〇は、もし首輪が取れたってわたしのそばから離れたりしないのよ!

それを知っているからあえてこういう首輪にしているんじゃないの。

何も知らないくせに偉そうに・・・失礼しちゃうわっ!!」


って気持ちになられたかもしれません・・・



●それでも言わずにいられなかった理由


昔、実家で飼っていたリンダ(ビーグル犬)もやっぱりYさんのワンちゃんと同じように、リードなどしていなくても父から離れることはせず、ノーリードでおさんぽできるような子でした。

父はそれが自慢だったのだと思います。

よく歩いて10分ほどの海岸までリンダにリードをつけずにおさんぽに行っていたものです。

※昔のお話です。今は時代が変わり、そのようなことをすればかなり非常識と言われてしまいますし、そもそも法律違反なのでよい子のみんなは絶対にマネしないでねっ(^_^;)


でも、そのリンダが・・・海岸で何かに驚いたか、ネコか鳥かを発見して我を忘れて追いかけたか何かして、突然全速力で遠くに走っていってしまったことがあったんです!!

父はリンダを必死で探しましたが、結局見つけることができずにだいぶ時間が経ってからトボトボと家に戻ってきました。

(携帯などなかった時代のお話です)

リンダに限ってそんなことは絶対にないと信じて疑っていなかった父はたいそうショックを受け、意気消沈していましたが・・・結局、リンダはとっくの昔にひとりで家に戻っていたんです(笑)


ま、その時は結果オーライでしたが、もしあの時リンダが車に轢かれたりしていたら・・・おそらくわたしたち家族にとって・・・ことに父にとっては一生のトラウマになっていたことでしょう・・・



●行き過ぎた思い入れ?


わたしたちは、お客様のワンちゃんをお預かりしている間は自分の愛犬のようにお世話させていただいています。

当然 情も移って、どの子も可愛くてたまらなくなってしまいます。


だからその時は、もしもその子が後日同じように首輪が抜けて行方不明になったり事故に遭うようなことがあって、それを後から知ったとしたら自分はきっと、


「ああ!あの時にどうして飼い主さんに言っておかなかったんだろう?!」


と、激しく後悔するような気がして言わずにいられなかったのです。

ま、自己満足ですね・・・(-_-;)


繰り返しになりますが、Yさんを不愉快な気持ちにさせてしまった原因がこのことだったのかはわかりません。


それ以外にも、こんな調子で勝手に頼まれもしないアドバイスを語っていたわたしに対して、笑顔の奥にご不満を抱きつつYさんはジっとガマンしていらっしゃったのかもしれません。


申し訳ないことをしてしまいました・・・(^_^;)




今回の件を踏まえて、今後わたしたちはどうしていこうか・・・って考えた内容についてお話するはずでしたが、長くなってしまったので次回につづきまーーーす!






<今日のPetHotel11!>

朝の海岸さんぽ♪


5月らしい爽やかな朝だよー♪


みんなとってもおりこうさん(*^_^*)


お庭遊び♪

Iちゃん「わわっ!ナツさんすごい!
ソコ・・・上れるのね~~~」

ナツ「当たり前よ!」


CちゃんとHちゃん
ふたりしてピョコンと顔を出して
何してるのかな~~?

お風呂に浸かっているみたい(笑)


仲良し兄妹が一緒にお水を飲んでいると・・・


としお「ボクも飲みたいです~~」

Hちゃん「いいわよ、どうぞ~♪」


Hちゃんは優しいねぇ~~❤

Bくん「だろ~~~?」


Cちゃん「チャコさん、草食べてると
またお庭番に怒られちゃうよ!」

チャコ「シィーーーッ!!」


ピープーと変な口笛ふいてたら・・・
Cちゃんとチャコに冷たい目で
見られてしまいました(-_-;)


としお「う~~ん・・・ボールと木の枝、
どっちで遊ぶか悩むです~!」

ナツ「勝手にしなさーーーい!」


Iちゃん「ねえ見てぇ~~~!
Bくん、すごく体が柔らかいの!」

確かに・・・(;・∀・)


Cちゃんはまた”ローズマリーむしり”かな?


「・・・・あ!!見ないでよ~~~!」

ごめんごめん、でも可愛すぎて
撮っちゃったよ~~ん( ̄ー ̄)


また土の上でワンプロして
ドロンコになるHちゃんととしおだけど・・・
あまりに日常茶飯事で、もはや
Hちゃんは見向きもしなーーい(笑)


小さなCちゃんも、とばっちりを避けるために
落ち着いて場所を移動するだけ(笑)


うふふ、Bくん♪
もうすぐ12才とは思えない可愛らしさでしょ?


IちゃんもHちゃんも他の犬とは
遊ばない子なんだけど・・・
お互いにそうだから
気が合うのかもしれないね(^o^)


お庭からガレージに走ってくるIちゃん
思いがけず”飛行犬”になったね!!


暑いんだけど風は心地いいから
久しぶりにみんな日なたぼっこ♪


「おさんぽ行くよ!」って言うと
みんな大喜びな中、Cちゃんは

「ワタシ、このクッションを守って
お留守番してるわ~~~」

・・・・・行こうよCちゃ~~~ん
(;^ω^)


ホラ、海の色が今日はとっても濃いよ!

Cちゃんもでかけてしまえば
とってもよく歩きます(笑)


あはは、みんないいお顔してるねー!


おさんぽ終わりのブラッシングタイム
Cちゃんとってもおりこうに
させてくれたよ♪


Iちゃんは、お顔周りのブラッシングが大好きで・・・
スヤスヤ寝ちゃったね(*^_^*)












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