【海岸で首輪のないコーギーくんを保護したお話】
●第一報
昨日のことです。
午後のおさんぽから戻って間もなく、お客様からひどくあわてたご様子のお電話が入りました。
「今、おさんぽしていて・・・ワンちゃんが・・・リードをしていないワンちゃんがいるんです!
ひとりで歩いてきて・・・
どうしたらいいですかっ?!どうしようどうしよう・・・!!」
「場所はどの辺りですか?」
「あ、海です。海岸です!
あ!!行っちゃう!!道路の方に行っちゃう!!どうしようっ!!どうしたらいいですかねっ?!」
「すぐ行きますから、場所を教えてください。」
「海岸です!海岸の・・・南風コーヒーからちょっと行った辺りなんですけど・・・
ああっ!そっちに行っちゃダメ!!」
「南風コーヒーからどっち側にちょっと行ったところですか?三崎方面ですか?」
「そうですそうです!小屋みたいなのがある辺りです!!
どうすればいいですかっ?!捕まえた方がいいですか?」
「すぐ行くので捕まえようとしないで見ていてください!」
「わかりましたっ!!」
電話を切るとすぐにリードとチョークチェーンを掴んで車に飛び乗り、現場に向かいました。
チョークチェーンを選んだのは、ワンちゃんのサイズやどんな子かが不明だったからです。
●迷い犬を見つけたら・・・
迷い犬を見つけたらどうするか・・・以前コチラ↓の記事でお話しました。
『迷い犬を見つけたらどうする?①』
お時間がある方はぜひ読んでみてください。
上記の記事でも書いたことですが、迷い犬を見つけたら無理に捕まえようとするのはキケンです。
素性がわからない犬ですから、警戒心からいきなり噛みつかれてしまうかもしれませんし、感染症を持っているかもしれません。
人懐っこそうなワンちゃんで自分からトコトコと寄って来た場合でも、首輪とリードをしていない限り、基本的には手を出さない方がいいです。
今回のワンちゃん(コーギーちゃんでした)は首輪も何もつけていませんでした。
そういう”掴みどころ”のない初対面のワンちゃんを素手で捕まえるなんて不可能です。
初対面の人にいきなりダッコされたら、多くのワンちゃんは
「わーい、ダッコされた~!しあわせ♪」
なんて思いません。
「キャーー!拘束されたっ!タスケテーー!!」
って思っちゃいますからね・・・(-_-;)
だから、いきなりダッコなんかしたら 驚いて必死で身をよじって逃げ出し、猛スピードで道路に飛び出して車に轢かれてしまうかもしれません。
車に轢かれなくても、もう二度と見つけることはできなくなってしまうでしょう・・・
だからわたしはこの時 コーギーちゃんを見つけたお客様に
「捕まえようとしないで見ていてください」
と言ったんです。
●素直なコーギーくん
わたし自身、実際に現場に行くまで、その迷い犬を捕まえられるかは判らないと思っていました。
様子を見て、少しでも無理だと思ったらすぐに警察に連絡しようと思っていました。
けれども、首輪のない迷いコーギーくん(男の子でした)は、わたしが海岸に着いて「おいで!」と呼ぶと実に人懐っこくニコニコしながらやってきました。
ここで・・・
「あっ!シマッタ~!オヤツを持ってくるのを忘れてた!!」
と思いましたが、幸いコーギーくんを見つけたお客様がオヤツを持っておいでだったので、それを頂戴しました(ありがとうございましたm(_ _)m)
片手にチョークチェーンを持って、反対の手でオヤツを見せながら「オスワリ」と言うと素直にオスワリ。
「いい子ね~~~♪」
なんと、コーギーくんは あっけないくらいに素直にチョークチェーンとリードを着けさせてくれました!!
これでひと安心です♪
少なくとも、一番わたしたちが心配していた交通事故に遭わせてしまうという事態は回避できましたε-(´∀`*)ホッ
●近所の子かな?
さて・・・迷子のコーギーくんは、とっても綺麗で人懐っこかったので、長い間放浪していたのではなく、ついさっきどこからか逃げ出して来てしまったばかりの子だろうという印象でした。
海岸はワンちゃんのおさんぽコースに最適なので、たくさんのワンちゃんと毎日すれ違います。
中にはお互いのワンちゃんの名前を覚えていて親しく挨拶を交わす人もいれば、軽く会釈するだけの人もいます。
少なくとも今回のコーギーちゃんは、なんとなく・・・会ったことがある子のような・・・ちょっと違うような・・・という感じで、とにかくハッキリとは身元が判らない子でした。
とりあえず二度と脱走させないようにウチに連れ帰ることにして、発見してくれた飼い主さんにお別れを言い、コーギーちゃんを車に乗せました。
帰り道に、ワンちゃん連れで泊まれる「アレーナ」という宿泊施設があるので、もしかするとそこから逃げ出した子かもしれないと思い、一応そこに寄って受付の方に
「海岸で迷子のコーギーちゃんを保護したんですが、今そちらにコーギーちゃんはお泊りしていますか?」
と尋ねたところ、該当するワンちゃんはお泊りしていないとのことでした。
帰り着くと、念のため他の犬たちとは別のエリアにコーギーちゃんを入れました。
人慣れもしていて手入れの行き届いた綺麗な子でしたから大丈夫とは思ったものの、予防接種の有無や健康状態の確認ができていなかったので、万が一のことがないようにと考えたからです。
家には、心配そうな顔でお料理番が待っていてくれました。
実は昨日、お料理番は学生時代のお友達と久々に会う約束になっていて、1年ぶりくらいに都内におでかけすることになっていたのですが、聞けばもうお友達にキャンセルの連絡をしたとのこと・・・
なかなか会えないお友達との再会だったのに申し訳ないなと思いましたが、正直本当に助かりました。
すぐにコーギーちゃんの顔や背中の柄がよくわかる写真をお料理番に撮影してもらい、インスタにUPしてもらいました。
愛犬がいなくなって心配でオロオロして探している飼い主さんに、少しでも早く情報が伝わるようにです。
その作業をお料理番がしてくれている間に、わたしは三崎警察に迷い犬を保護したという報告の電話をかけました。
長くなるので、つづきはまた次回にお話しまーーす!
<今日のPetHotel11!>
海岸で保護したコーギーくん
PetHotel11!に連行されてきたとき
「おじゃましま~す♪」
としお「暑いですよ~~~~~!!」
ホント、今日は真夏のように暑かったね。
「みんな、おはよーー!
ウリだよ~~~~~~~~~~ん♪」
Hちゃん&ウリくん「ひさしぶり~~♪」
ウリくん「さ、Hちゃん、ボクを捕まえてごらん!!」
Hちゃん「ぜったいにむりだから~・・・」
としお「ボクが捕まえるですよっ!!」
ウリくん「よぅ~し、やってごら~~ん♪」
ボスは今日も「プールに入りたい入りたい入りたい」
水しぶきを飛ばしてもらって
嬉しそうなこのお顔!(笑)
Hちゃんととしおもワンプロして
だいぶ体が熱くなったみたいだし・・・
今日も5月だってゆーのに
プール日和だねぇ~~♪
みんなとっても気持ちよさそう(*^_^*)
プールの後、ガレージで体を乾かしているうちに
また暑くなっちゃったから
氷をいっぱいもらったよ♪
みんな、ケンカにならないように・・・
自分のぶんの氷を咥えて・・・
しっかり確保してからペロペロ♪
ペロペロ・・・♪
そしてまた、おかわり~♪
ナツ「何見てんのよ?!あげないわよっ!!」
いらないよ~~~だ(;^ω^)
ボス・・・ボスだけ共用のお皿から
バクバク氷を食べるのは
やーめーなーさーーーーい!!(-_-;)
プールではしゃぎすぎて・・・
氷で大興奮しすぎて・・・
なんか急に老け込んだようなボス(笑)
ボス「クタクタだ~~~」
午後のおさんぽ♪
ヤシの木の影が長ーーいよ~~~!!
夕方になってもまだ暑い暑い!
ウリくんがおさんぽ中にこうして
ペタン!ってするようになると
「夏が来たなぁ~~」って思うよ(^o^)
さ、プールで濡れたし、毛玉ができないように
お帰りの前にブラッシングするよー!
ウリくん「え~~?!ギリギリまで遊びた~~い!」
ハイハイ、3分だけガマンしてね(^_^;)
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