2018年10月8日月曜日

動物へのリスペクトについて考える②

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回ブログのつづきです。


【猿の惑星(三部作)から考えたこと①】


●あらすじ


「猿の惑星(創世記)」
「猿の惑星(新世紀)」
「猿の惑星(聖戦記)」

ぜひご覧頂きたいので、詳しいお話は控えて・・・

(言いたくてしょうがないけどガマン)

全体を通してのザックリしたあらすじだけお話しておきます。


◇猿の惑星(三部作)あらすじ


50年前に小説を映画化した「猿の惑星」は、


ずっと未来の地球では猿が現在の人間のような文化的な暮らしをしていて、人間は言葉も喋らず猿よりもずっと下等生物として猿の動物実験材料になっている・・・


というお話でした。


この三部作は、


一体何がどーなって人間と猿の立ち位置がこのように逆転しちまったんだーいっ?!


っちゅーお話です。

そのため、最初っから


「最終的には猿の惑星になっちゃうんだよね、この地球はさ・・・トホホ」


っていう結末はネタバレしちゃってるワケですけどね(^_^;)



創世記では、人間が新薬の開発のための動物実験に用いたチンパンジーが、薬の作用でものすごく高い知能を持っちゃって、人間社会から逃れ、森でコミュニティを作って生活を始めます。


新世紀では、その新薬が元で世界中に感染症が広がり、ほとんどの人類は死に絶えます。

一方、高い知能を持った猿たちは絶大なるリーダー(シーザー)の元、争いは愚かだとして森の中で和平的な助け合いのコミュニティーを築き繁栄していきます。

けれども、かつて人間に実験道具にされていた1匹の猿(コバ)は人間への憎しみに囚われ、人間とは干渉し合わず暮らそうとするシーザーに反発して人間に闘いを仕掛けます。


聖戦記では、人間と猿の全面戦争・・・そして遂に・・・


っちゅーことなんですが、お話が実によく出来ていて、


「ま、こんなこと実際にはあるはずないけどね~~♪」


とはとても言えません。

むしろ、ありそうな未来・・・というか、いかにも人間がやらかしそうなこと・・・っていう気がしちゃいます。

また、面白いことにこの映画を見ていると、自分がもう全面的に猿の方を応援しちゃってることに気づきます。



●愚かなる知性


この三部作を観ると、本当に色々なことを深く考えさせられます。

たとえば・・・


同じ種同士で殺し合うことの愚かしさ。

「恐れ」や「憎しみ」の感情に囚われて多様性を排除しようとすることが、結局は自分や自分の仲間を破滅に導くことになるということ。


などなど・・・

けれども、三部作を通じてわたし個人が一番強く感じたのは「愚かなる知性」への警鐘です。

50年前の「猿の惑星」の中に、ザイアス博士(←猿の偉い人ね)のこんなセリフがあります。


「人間の知恵は愚かさと同居している」


三部作は、恐らくこのセリフに辿り着くためのストーリーなのだと思いました。



●動物も殺し合うけれど・・・


よく、


「人間は仲間同士で殺し合うが、動物はそんなことはしない」


と言う人がいますね。

この物語の中でも、シーザーという猿のリーダーは「猿は猿を殺さない」という鉄の掟をしいて、人間のような愚かな仲間割れをしない社会を目指します。

けれども、実際にはそうはいきませんでした・・・


それと、夢を壊すようで申し訳ないのですが、動物にも仲間を殺す種はたくさんいます。

メスを巡る争いや縄張り争いを始めとして、ライバルの子供を根絶やしにするような残虐な動物もいるんですぅ~(-_-;)

だから、同じ人間どうしで殺し合う戦争は、それはそれは愚かしい行為ですが、人間特有の行動ではありません。


ただ・・・他の動物たちと人間の決定的な違いがあります。

それは、


動物たちは目の前の仲間を殺し、人間は遠く離れた場所にいる仲間をも殺す


ということです。


動物が仲間を襲うのは、


・自分や群の安全が脅かされた時

・自分たちの縄張りが危険にさらされた時

・より強い種を残すためにメスを巡って闘う時

・生きるための食糧を奪い合って・・・


など、自分の暮らしに直結している、いわば「正当防衛」的な殺し合いです。

また、その闘いは自分の命を犠牲にするリスクを背負った体当たり戦ですね。


けれども、人間には高い知能があるために、実害がないうちから「恐怖」や「憎しみ」を理由として、わざわざ仲間を殺します。


相手(対象の国)はどんな動きをしているか?

ウチの国の領土を奪おうとか考えてるんじゃねーか?

常日頃から見張っておかんとな!!

で・・・もしも ちょっとでも怪しい動きをしたらば、攻撃される前になんか理由つけてやっちゃるけんねー!!


みたいなことができちゃうのも、情報収集のための高い能力や技術を持っているからですね。


皮肉なことに、人間が銃やミサイルや飛行機やコンピュータを持っていなくて、


移動手段はせいぜい小舟くらい。

闘う道具はせいぜい石くらい。


そんな状態だったなら、徒歩や小舟で行ける範囲だけを警戒し、石が届く範囲だけを防衛していれば済んだはずですね・・・





長くなるので、つづきはまた次回にさせてくださーい!





<今日のpethotel11!>

Dくん、とってもキレイな毛色でしょ~?

朝の海岸散歩♪
気持ちいい季節だねぇ~~

近所にあるザクロの木もすずなり!

こんな風に熟すとパックリ割れるんだよ~!

Cくん&Sくん「Dくんもう帰っちゃうの~?」
Dくん「え?ボク帰るの~?」

そ、帰るよDくん、楽しかったね。
また遊びにおいで~(*^_^*)

「よし、やるか?!」

「やろーぜ~い!」

SくんもCくんも
気の合うお友達ができてよかったね~♪

あれ?Sくん・・・いやいや
見学にきてくれたGくんでした(^_^;)

トイプーズ

SくんとGくんはちょうど同じくらいの
大きさだね!

チャコは、ナツのすることは
なんでも真似したいから・・・

こんな風に行動がシンクロすることが
ままあります(笑)

せーの・・・って言ってやってるみたい(-_-;)

見ているSくんがちょっと引くくらい・・・(^_^;)

はじめまして~!今日からお世話になります
Jkんでーっす♪

とにかくみんなと遊びたくて遊びたくて仕方ないJくん、
こんなに大きさが違うSくんとも
すぐに意気投合♪

」ボクもはじめまして~、Lくんで~す!
来たらすぐに寝る時間になっちゃったの。
明日、いっぱい遊ぶぞーーー!!」







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