2018年10月21日日曜日

近隣ホテルからのご依頼をお断りすることにした経緯③

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回ブログのつづきです。


【ほんの一握りの心無い方のために・・・】

●お断りの決断


さて、お話が少し横道に逸れてしまいましたので元に戻しましょう。

お話してきたような事情から、わたしたちはやはり、お引き受けしたワンちゃんたちの安全を守り、少しでも快適に過ごしてもらうことを重視して、今後は事前面談なしでのマホロバマインズからのご紹介はお受けしないことに決めました。

地元の飼い主さんで、急なご病気などのやむにやまれぬご事情でお困りの場合はその都度 事前面談をどうするか検討しなければなりませんが、本来ならばそういうことを予測して、前もって「もしもの時に愛犬を預けられるペットホテル」を探しておく心構えを飼い主さんには持っていただきたいというのが本音です。

もちろん、マホロバマインズにお泊りの飼い主さんでも、本当に愛犬のことを考えておいでの方はたくさんいらっしゃいました。


「マホロバマインズからそちらを紹介されたので・・・」


という理由ではなく、事前に近隣のペットホテルをご自身でリサーチした結果、ぜひともそちらにお願いしたいので・・・と仰って、わざわざご宿泊日程の数週間前に遠方から面談(見学)にお見えになった飼い主さんもいらして、その時は飼い主さんの愛情に感心してしまいました。

ですから、マホロバマインズのお客様はお断り!ということではなく、あくまでも


「遠方からお越しの場合であっても事前面談は必ず行う」


という原則を徹底させていただくことにしたというだけです。


そのため、マホロバマインズにわざわざお断りしなくても、個別に飼い主さんにその旨お話すればよいだけとの考え方もありましたが・・・

わたしたちはあえて、マホロバマインズのご担当者さまに、ウチのご案内を中止していただくようお願いしました。



●ご迷惑をかけたくない


「ご紹介をストップしてください」

とわざわざマホロバマインズのご担当者さまにお願いした一番の理由は、ご迷惑をおかけすることになるのがイヤだったからです。


マホロバマインズにお泊りの飼い主さんからのお電話は大抵、次のような切り出しでかかってきます。


「マホロバマインズからそちらを紹介されたので・・・」


もちろん、マホロバマインズのご予約係さんは、必ずペットホテルの予約が取れるとはご案内されていないはずです。

でもお客様の心理を考えると、次のような展開が予測されるのではないかと思います。



「マホロバマインズからそちらを紹介されたんですけど・・・○月○日で1泊お願いします」


「ありがとうございます。ただ、ウチはカクカクシカジカで事前面談をお願いしているのですが、お越しいただくことは可能でしょうか?」


「いやいや、○○県からなので無理ですよー!!」


「申し訳ございません。事前面談なしでのお泊りはお受けできないんですよ~」


「え?!そうなの?!ふーん・・・わかりました」



・・・こういった場合、このお客さまは電話を切った後、Pet Hotel 11!を紹介したマホロバマインズに腹を立てることが多いのではなかろーか・・・

もしかすると


「ちょっと!オタクが紹介してくれたからペットホテルに電話したのに、事前面談に来られないとダメだって断られちゃったわよっ!

ウチは遠いんだから、そんなの無理に決まってるじゃーないの!

一体どーなってんの?!

ペットホテルに電話した電話代と時間を返してほしいわっ(プンスカ)!」


なーんてことにもなりかねません(-_-;)


もともと、マホロバマインズからのお申し出を受けることにしたのは、地元に貢献したいという思いからでしたから、わたしたちのやり方を貫くことによって かえってご紹介下さったマホロバさんにご迷惑をおかけするのは本意ではありません。



●後日談


マホロバマインズのご担当者さまに事情を説明すると、快く了解をいただくことができました。

わたしたちとしては、お客様は減ってしまうかもしれませんが、これまで通りお預かりしたワンちゃんたちの身になって精一杯お世話させていただくことに神経を集中しようと思います。


さて・・・マホロバマインズからのご紹介を辞退した数日後のことです。

とある男性からお電話をいただきました。


「わたくし、マホロバマインズにお客様をご紹介している営業の者ですが・・・」


会社名は名乗られませんでしたが、どうやらマホロバマインズの方ではなく、ツアーコンダクター?のような方でした。


「この度、わたしのお客様がマホロバマインズにご宿泊されることになりまして・・・

犬を飼っておられるので同伴されたいそうなんですが、マホロバマインズさんに伺ったところ、もうそちらはマホロバさんのお客様は受け付けて下さらないとか・・・」


「いえ、そんなことはありませんが、事前に面談をしていただけない場合はお預かりができないということでして・・・そのお客様は事前面談にお越しいただくことは可能でしょうか?」


「いやぁー!無理ですねぇ~!関西からなので・・・何とかなりませんか?」


「申し訳ございませんが・・・」


「会社の社長さんなんですが・・・」


「(?)申し訳ございません・・・」


「トイプードルなんですよ?小さい犬ですから・・・なんとか・・・1匹だけですし・・・融通を利かせていただいて・・・いかがでしょうか?」


「心苦しい限りですが・・・申し訳ございません(汗)」



きっと、関西の社長さんには


「わたくしにおまかせください!」


って言っちゃったんだろーなぁ・・・申し訳ないなぁ・・・と心が痛みましたが、そう言っていたらキリがありませんから、心をオニにしてお断りさせていただきました。


ちなみに・・・トイプーだから大丈夫とか、柴犬だからダメとかいったことはありません(^_^;)

本当にワンちゃんって十ワン十色ですからねぇ~~!




そうそう、このお話に関連して「飼い主さんも十人十色だなぁ~」と感じたつい最近の出来事を思い出しました。

そのお話はまた次回にでもさせていただきたいと思います(^o^)



最後になりましたが、マホロバマインズのご担当者さまも、いつもワンちゃんの送迎時にお目にかかる配車係のスタッフさんたちも、本当に気持ちのいい方たちです。

また、マホロバマインズにご宿泊されたほとんどの飼い主さんたちも、とってもいい方たちでした。

ごく一部の不誠実な方の影響によって、このような決断をせざるを得なくなったことが残念でなりません。

このところ、日本の質の高いサービスがもてはやされていますが、


「お客様は神様だ」


というような行き過ぎたサービス精神は、かえって人を育てないのではないかと思うことがしばしばあります。

以前、個人病院を経営している知人が吐き捨てるように次のように語っていたことがあります。


「前はさ、夜中でも休診日でも、ご近所の急患が飛び込んできたら対応してあげていたんだよ。

今だってそうしたいんだけどね・・・

『心配事があって眠れないから話を聞いてくれ』というような急患でもなんでもないのが深夜に来て延々喋るようになってね・・・

帰ってくれと言うと、『どこそこの長男は夜中に診てもらったそうじゃないか!不公平だ』なんて言うもんだから・・・

結局、急患でもなんでも時間外は受け付けなくするしかなくなったんだよ。」


なんだかなぁ~~・・・という感じではありませんか~?


ご紹介をお受けできなくなり、マホロバマインズさんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、今後も何かとお世話になることも多いかと思います。

どうぞ、末永くよろしくお願いいたします。

一緒に三浦海岸を盛り上げて行きましょーー!!(^o^)





<今日のpethotel11!>

朝の海岸さんぽ♪
海大好きNちゃんはゴキゲン!

チャコ・・・(-_-;)
チャコ「ん~?」

やーめーなーさーーい!
チャコ「やーだ~~」

・・・・こーなるわな (-_-;)

Nちゃん「お?!」

Nちゃん「あんなところにハイエナが・・・」

Nちゃん「ソレいっ!!」
チャコ「だーれがハイエナだって~?」

ボール遊びがしたいボス「返せー!!」
ボス遊びがしたいNちゃん「ヒャッヒャッヒャ♪」

Nちゃん「ホラ、ボールはここだよ~ん♪」

ボスをからかいながらもハイエナ(チャコ)が
気になって仕方ないNちゃん

そんなNちゃんをジトっと見るボス
(-_-;)

Nちゃん「ねーねー!」

チャコ「うるさいっ!あっち行ってー!」
Nちゃん「ワーオ!」

Nちゃん「ねーねーねーねー!」

Nちゃん「ホラ、チャコちゃん見て!
この枝楽しいよ~~~♪」

Nちゃん「楽しい枝あげようか~~?」
チャコ「うるさいなぁ~~」

Nちゃん「ホラホラっ!」

Nちゃん「チャコちゃんが大好きな枝だよ~~」

あんまりうるさいからついにチャコが
逃げ出して・・・

Nちゃんは追う・・・

チャコ「しつっこいなぁ~(チェッ)」
Nちゃん「遊ぼうよぅ~~」

チャコが遊んであげないので、
お帰りの前に大好きな海に・・・

あっという間にお帰りの時間・・・
また遊びにおいでね~
待ってるよ~~(*^_^*)






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