Pet Hotel 11! お庭番のブログ①: 早くも年賀状の話題

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!（ペットホテルワンワン）のお庭番です。

【2019年の年賀状】

●初めての・・・

毎年毎年、まったく学習能力なく年の瀬になってアホみたいに年賀状の準備で寝不足になってヒィヒィ泣いているわたしですが・・・

今年は一念発起して早々と年賀状を作りましたよっ！！（←目も当てられないほどのドヤ顔）

実は、年賀状は毎年パソコンでデザインし、プリンターでガチャコーンガチャコーン♪とプリントしていました。

なんとなく「自分で作る」とか「オリジナル」ってことにこだわっていたんです。

けれども、今年は初めて「プリント印刷」を発注することにしました。

理由はみっつ・・・

●時間

自分でデザインして作成するのはとっても楽しくて大好きなのですが、忙しい中集中して作ることは難しく、どうしても犬たちが寝静まってから夜更かしして作ることになるんです。

で、「早く寝なくちゃ・・・」と焦りながらも

写真の位置があーかなこーかな・・・

いやまてよ・・・こっちの写真の方がいいかな・・・

ここにちょっとしたポップを入れたいな・・・

色は黄色かな～～・・・いやいや、水色だろーやっぱし！！

なーんて、どーでもいいことで迷う迷う(-_-;)

Σ(ﾟ□ﾟ；)ハッと気づくとあっという間に数時間が経過しており、

「わあわあバカー！早く寝ないとーーー！！」

となる自分に、毎年

「お前はのび太か？！」

とツッコミを入れておりました。

出来映えはハッキリいってそこまで迷っても大して変わりないのですけどねぇ～・・・

「今年こそはこだわらずにサクッと作っちゃうぞ！」

なんて思ったってどーせ無理なのは自分自身がよーう分かっているので、業者さんにお願いしようと・・・

●コスト

手作り年賀状の場合、印刷業者さんにお願いするよりもコストが安いというメリットがあるのですが、プリンターのインク代がバカにならないんですよね。

そして・・・一番悔しいのが、あの忌々しいプリンターの不具合による印刷ミス！

もう印刷ミスがなかった年なんかないんですからゼッタイに！！

インク残量が少なくなっている時は、全体に青っぽかったり黄色っぽかったりするキモチ悪い色でドンドン出てきているし、ヘッドが汚れている時にはヘンテコなスジがピーって入っていて、んもーサイアク！

失敗した年賀状を何度”メンコ”みたいに床に叩きつけたことでしょう・・・

（お若いみなさんには”メンコ”なんてお解りにならないでしょうね～　汗）

せっかく購入したハガキもインクも無駄になってしまうのでした（とほほ）

更に、ちゃんと調べたことがなかったのですが、今回調べてみると業者さんも各社しれつな価格競争を繰り広げているようで、たくさん注文するとかなり安いってことが判明しました。

なんだよぅ～～　早く言ってよぅ～～　ってキモチ・・・

●出来映え

一番大きい理由はコレです。

先述したとおり、アホみたいに時間をかけて苦労して作った年賀状だとゆーのに、実際にご家庭のプリンターで印刷してみると、まぁ～～～～～ガッカリするったら！！

毎年そうなるのですから、結果は判っていただろ？と自分に言い聞かせるものの、必ず予想以上の酷い出来映えになってしまうんですね・・・

パソコンのモニター上で見ている作品と、プリンターから吐き出された作品との差が激しすぎて愕然とするのですね(-_-;)

よーし、じゃあプロの業者さんのプリント技術ってモンを見せてもらおーじゃないのよぅ！

ってことで、印刷を発注することにいたしました。

●早割に飛びつく

ネットプリントで年賀状を作ることが決まったらボヤボヤしちゃーいられません！

なにしろ、早く注文すれば「早割り」というシステムによって大幅に安く発注することができるのです。

「安い」と聴くと体が自然と反応してしまうわたしとしては、この早割システムに飛びつかないワケがありません。

すぐさまデザインを決めて発注しようとしたその時・・・ひとつの問題に気づいてハタと手が止まりました。

●郵便局の友達

◇キツいノルマ

実は、わたしには郵便局で働く友人がいます。

ゆうパックという小包の配達員さんです。

ご存じの方も多いかと思いますが、郵便局職員さんたちの年賀状販売ノルマというのがあって、それはそれは大変キツいものなのです。

そのため、郵便局員が自腹で年賀状を大量購入し、チケット販売業者に転売するなどしてニュースにもなっていますね。

友人の話によると、年末はHP(ヘルスポイント）がゼロになりそうなほどの忙しさだそうです。

年賀状のノルマに加えて、お歳暮配達のてんやわんや、年賀状の配達準備と、地獄のような過酷労働！

更に、過酷すぎるから倒れる職員や「辞めさしてもらいますっ！」って言い出す職員も必ずいるそうで、残った職員が更にキツくなるという・・・(-_-;)

「辞めさしてもらいますっ！」って言うのはまあ、ほぼ非正規雇用の人なので、友人含めて他の職員さんも当人を責める気にはなれないそうです。

「あんだけキツい仕事させて、安い時給で非正規雇用にしてるんだから雇う側が悪いのよ！」

まったくもってそのとーりですね・・・

キツイお仕事を安い賃金と不安定な雇用形態でさせているので、アルバイトさんが年賀状配達の途中でイヤになってどこかのドブに全部捨てちゃう・・・みたいなことがここ数年毎年のように発生しているのも

「そりゃそーなるわね」

って思ってしまいます・・・

◇友達の苦境

友人は夫が他の女性と逃げてしまい、現在シングルマザーとして頑張っています。

ふたりの子供はまだ学生なので、キツくても辛くても必死で働くしかないんです。

そう、わたしの友人もまた非正規雇用なんですね・・・

離婚するまでの十数年間、専業主婦だった彼女にとって、仕事をするだけでも大変なことだったはずなのに、重たい荷物を運ぶ配達員のお仕事を頑張っている彼女を、少しでも応援したいと思い、毎年年賀状は彼女から買うことにしていました。

ノルマが達成できないとものすごーく叱られるそうなんですよ、上司に・・・（いろいろ言いたいけれどもブログの品位を損ねるので自粛）

「年賀状をたくさん売ると、もしかすると時給が50円上げてもらえるかもしれないんだよ♪」

腰痛もちなのに病院に行くヒマもなく、痛み止めを飲みながら重たい荷物を運んでいる彼女の口からそんなことを聞くと、ホント、

「責任者出てこい！」

って気持ちになりますね。

この国って一体どこまで企業に優しくて庶民に冷たい国になっちゃってるんでしょー・・・(-_-;)

◇友達の成績にならない？！

さて、問題はネットで業者さんに印刷を依頼した場合、友人の年賀状売り上げに協力できないっちゅーことです。

「そうだっ！郵便局の年賀状印刷サービスを使えばいいんだ♪」

念のため、それでもちゃんと彼女の成績になるのか確認してみると・・・

「カタログからデザインを選んでくれるなら、商品番号を教えてもらって私が買って届けるから私の成績にできるよ。

だけど、オリジナルの写真を使ってネットで入稿する形式の場合は、本社の売り上げになっちゃうから私の成績にはならないんだよね・・・

わたしは大丈夫だから、一番いいやり方にしてよ。

その気持ちだけで十分ありがたいよ！」

ううう・・・郵便局のバカー！！

そもそも局員にノルマを課していることがチャンチャラおかしいんです。

だって、年賀状って書く人は買うし書かない人は買わないんですよ。

で、年賀状は郵便局でも駅の構内の特設売り場でもコンビニでも、どこで買っても同じ金額なんですよ。

局員が必死で売るかどうかが売り上げを左右するとは思えないんですがー・・・(-_-;)

結局アレコレ検索して、「年賀状持ち込みサービス」というのに対応しているネットプリント業者に依頼することにしました。

このサービスは、自分で買った年賀状を業者に送ると、その分の代金をプリント代金から差し引いてくれるというサービスです。

※送った年賀状にプリントしてくれるのではないんです。

①わたしは、ネットプリント会社に「年賀状持ち込みサービス」で発注する。

②友人はわたしに年賀状を送る代わりに私が指定したネットプリント会社にわたしの名前で年賀状を送る。

③わたしは友人に年賀状代を支払い、ネットプリント会社に年賀状代分を差し引いてもらったプリント代を支払う。

・・・ってことですね。

それにしても・・・郵便局の年賀はがきノルマはなんとかならないものでしょーかねぇ・・・実に腹立たしい問題です・・・

今日は犬の話題でなくて、申し訳ございませんでした(;^ω^)

＜今日のPetHotel11!＞