2017年2月19日日曜日

おやつの上手な断り方

先日、犬を飼っている友達からこんな相談を受けました。

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お散歩仲間の中に、いっつも犬におやつをあげる人がいるのよ。
一応『あげていいかしら?』と最初の時に訊かれて、断りにくいから
『あ、すみません。ありがとうございます』
って言ったものの、それから毎日会うとくれるのね。
うちだけじゃなくて、会う犬みんなにおやつを配るから、当然犬たちは彼女のところに群がっちゃう。そうすると
『あらまぁ!すごいわ~♪おばちゃん困っちゃうわぁ~♪』
って・・・困ってないだろ!!喜んでるだろって・・・
この前、
『うちの子はダイエット中だから』
って断ってみたんだけど、笑顔で軽く
『ええ~?ぜんぜん太ってないじゃないの~!神経質になりすぎはよくないわよぉ~・・・ねぇ?〇〇くん♪』
と、逆に説教くらった上に、結局犬に微笑みかけてあげちゃうわけ(ムキーーーッ!)
次の日にまた
『本当にもう・・・おやつは・・・困りますから・・・』
って、私としては精いっぱい毅然として断ってみたんだけど、今度は
『まあ怖い!ママに叱られちゃう~!〇〇くんはこんなに欲しがってるのにねぇ~』
とか言って悪者扱いにされちゃうのよ(ウガーーーッ!)
実際はダイエットってわけじゃないけど、うちでは”おやつはご褒美の位置づけ”だから、理由もなくあげないでほしいし、その前に犬がいけないことしてたりするタイミングだと、それでご褒美をもらえたと勘違いされても困るし、ホント!やめて欲しいんだよねぇ~~・・・
なんかいい断り方ないかな?犬のプロでしょ?
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いやいやいやいや・・・犬のプロって・・・そんなおこがましい。

それに、この問題は犬の問題ではなく、人間関係の問題ですからねぇ。

だけど、こういう方っていらっしゃいますね。
人間の子供におやつあげちゃう人もいます。
その名も”おやつオバサン”
”おやつオバサン”による問題点は・・・

●親や飼い主が、健康管理やしつけの方針に基づいてあげているおやつを、その意思を無視して”おやつオバサン”が与えてしまうこと

●一応、物をいただく立場に置かれてしまうため、本意じゃないにも関わらず、”おやつオバサン”にお礼を言わなきゃならないこと

●1回そうなってしまうと、人間関係をギクシャクさせたくないという理由から断りづらく、断るにしてもウソをつかなくてはならなくなり、精神衛生上よろしくないこと

●こちらはすごく迷惑しているのに、”おやつオバサン”はひたすら”人気者”という立ち位置にいて、すこぶる気分がよさそうで癪に障ること

などでしょうか・・・(けっこう問題あるなぁ)
問題の根源は、”おやつオバサン”が【善意の皮をかぶっているし、本人も善行だと信じ込んでいる】ことだと思います。

彼女のケースでは、”おやつオバサン”は犬のお散歩仲間でしたが、たまーに道端で出会ったばかりの”見ず知らずのおやつオバサン”が、いきなり「ほら、お食べ~」と食べ物を差し出すこともありますね。
その場合、安全なものかどうかすら飼い主としてはわからない・・・恐怖ですよね?

さて・・・肝心の回避策ですが・・・
正直、コレが正解!という答えはありません。
逆にどなたかよいアイデアがある方は教えて下さい。

ちなみに、私がどうしているかというと

①「まあ!ありがとうございます♪おやつの時間は決まっているので私に下さいな。後でいただきましょうねぇ~よかったわねぇ~~(犬に)」と言ってインターセプトしちゃう

②毎回おやつを持って待ち構えているような”待ち伏せおやつオバサン”ならば、お散歩コースや時間を変えて、とにかく会わないようにする
『しかし回り込まれてしまった!!』
という、ドラクエみたいなこともありますけど ( ノД`)
さすがに姿を見て逃げ出すようなことはできません(トホホ)

万一、このブログをお読みの方の中に
私、”おやつオバサン”だわ・・・
という方がいらしたら、意外と言えないけど迷惑に感じている飼い主さんも多いよってことをぜひ知っておいていただきたいと思う次第です<(_ _)>

それにしても・・・不思議なのは、おやつあげちゃう人って
私が知っている限り100%女性なんですよね。何故なんでしょうか?
”おやつオジサン”も存在するのだろうか・・・
オジサンはハトポッポに
オバサンはワンちゃんに
という明確な役割分担をしているのは何故なんだろうか・・・(←決めつけはいけませんよ)

かぶりつきでお馬さんを見つめるモモナちゃん
「デカっ!!」
モモナちゃんだって相当大きいよ(笑)