生きている犬や猫に値札をつけ、まるで生活雑貨と同じように陳列・・・
逃げ場のない狭いガラスケースに閉じ込められて、知らない人々にジロジロ見られる子たち・・・
流行りで売れ筋の犬や猫は無計画にできるだけたくさん母犬に産ませるだけ産ませて、母犬や兄弟と過ごす、十分な社会化の時間も与えず売る・・・
その結果売れ残った子たちの行先は・・・( 号泣)
生体販売それだけが、殺処分になる犬猫がなくならない原因とは思っていませんが、間違いなく原因のひとつだと思いますし、その展示販売の在り方そのものが、売られている動物にとって大変なストレス=虐待だと感じています。
いきなり生体販売そのものを廃止するのは難しいのかもしれませんが、少しずつでも殺処分になる子が減るように計画的な繁殖を促すような制約をつけるとか、販売されている子たちのストレスを最大限考慮するような法整備をしていくべきです。
同じような考えで、日本で声をあげたり活動している人は年々増えてきているように感じるのですが・・・
昨年、猫の生体販売について、
「動物の愛護および管理に関する法律施工規則」と
「第一種動物取扱業者が遵守すべき動物の管理の方法等の細目」
に、以下のような改正がありました。
改正前
【販売業者、貸出業者または展示業者による犬又は猫の展示時間は午前8時から午後8時まで】
改正後
【午後8時から午後10時までは、特定成猫に限り展示を行うことができる】
特定成猫っていうのは・・・
●生後1年以上であること
●午後8時から午後10時までの間に展示される場合には、休息できる設備に自由に移動できる状態で展示されていること
となっていて、
●1日の特定成猫の展示時間は12時間まで
という条件がついてはいるものの
そんなもの・・・キッチリ確認できるわけないじゃないのよぅっ!!(地団太)
展示時間が短くなることはあっても、まさかここへきて長くなることがあるなんて思ってもいませんでした。
そうしなくてはならない理由って一体なんなんでしょうね・・・
誰のためなんでしょうね・・・
いやだなあ、この国のそういうところ・・・嫌いだなぁ・・・
あ、犬のお話ではなくてごめんなさい。
でも、愛玩動物を取り巻く法改正という意味では同じですニャ~
カモメに眼を飛ばす”なつ”
それをおののき見つめる”ボス”
「早くにげてっ!」>カモメ