2018年3月26日月曜日

Kちゃんの胃捻転と飼い主さんの覚悟

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



本日は「犬を擬人化しすぎないで!」シリーズの④を書くつもりでしたが、急遽予定を変更して、お預かりワンちゃんに起きたことをお話しさせていただきます。

※お食事中の方には不快な表現があるかもしれない内容です。


【がんばれKちゃん!!】


●Kちゃんのこと


Pet Hotel 11!にお泊り中のKちゃん(おそらくポインターのMIX)は、KDPさんで保護されていたところを、現在の飼い主さんが引き取って家族となったワンちゃんです。

当初、フィラリア検査で陽性だったKちゃんですが、飼い主さんにしっかりと治してもらって、愛情に包まれ、幸せな犬生を送っていました。

推定年齢は10~11才の高齢犬ですから、体を少し傾けながらゆっくりゆっくりマイペースで歩きます。

気が小さくて穏やかな性格のとっても可愛らしいワンちゃんです。


●突然の出来事


Kちゃんは、今朝もごはんをほとんど完食し、いいウンチもして、体調は良さそうに見えました。

お外が大好きなKちゃんは、お庭に出られるようにドアーを開けてあげると、必ずヨッコラショっと起き上がって、トコトコとお庭に行って気ままに散策を楽しんでいました。

お昼の12時ごろのことです。

Kちゃんが「オエッ!」という苦しそうな声をあげたので見ると、吐きそうな様子でした。

傍についてさすっていると、時折「オエッ」となるのですが、吐きたくないのか吐けないのか、ヨダレばかり出しています。

よくワンちゃんがするように、何か草でも食べて吐こうとしているのかもしれないと考え、


「吐いちゃいなさい!」


と横について励ましていましたが、状況は変わりませんでした。



●飼い主さんに連絡


傍についていると、かえって吐けないのかもしれないと考え、別室から窓越しにKちゃんの様子を窺いながら、飼い主さんに連絡を入れたのが、13時ごろでした。

飼い主さんによると、吐くことはよくあるとのことで、


「Kちゃんのかかりつけの獣医さんの午後診療が15:30からなので、それまでに吐いてスッキリしないようなら連れて行かせていただきます」


ということになりました。



●病院へ


電話を切ってすぐにKちゃんのところに戻り、やはりムカムカしているのに吐けない様子のKちゃんを励ましていると、突然Kちゃんは苦しそうにゼェゼェしたかと思うと、崩れるように横倒しに倒れてしまいました。

かかりつけの獣医さんの診察時間まで待っていられません。

急遽、ふだんからPet Hotel 11!がお世話になっているすぐ近くの獣医さんに連絡をすると、休診日だったにも関わらず、


「命に係わる危険な状態かもしれない。すぐに連れてきていいよ」


と言っていただきましたので、Kちゃんを連れて車に飛び乗りました。


病院に着くまで、後部座席からはKちゃんの苦し気な呼吸が聞こえていました。

信号待ちの時に振り返って様子を見ると、Kちゃんの目は焦点が合っておらず、危険な状態だということがわかりました。


「Kちゃん、しっかり!!しっかり!!もうすぐだからねっ!!」


と、大きな声で励ましつづけ、信号待ちの間は腕を伸ばして頬っぺたを撫でながら、祈るような気持ちで病院に向かいました。

後部座席のシートには、横向きに寝かせていたKちゃんの口から出た吐しゃ物があり、吐いたものの独特の臭いはしたものの、胃酸のような黄色ではなく、固形物もまったくない、透明なヨダレ状のものでした。

朝ごはんを食べてから5時間くらい経過していて、間食はしていません。

いずれにしても、口からずっと奥の胃から何かを吐いているのではなく、もっと手前だということだけはハッキリしている状態です。


今朝のKちゃん、とっても元気だったのに・・・


●胃拡張と胃捻転


Kちゃんの様子を見た先生は、すぐに口の中を器具で覗いて、外から見える範囲に異物はないことを確認しました。


「麻酔をかけて、胃カメラで確認しないとならないかもしれない。

高齢犬なのでリスクはそれなりにある。」


とのことだったので、急いで飼い主さんに再び連絡を取って、麻酔のご了承をいただいている間に、獣医さんにKちゃんのレントゲンを撮っていただきました。

その結果、Kちゃんは胃拡張から胃捻転を起こしていることが判りました。

症状について、コチラのサイトに詳しい解説が載っています。↓

犬のココカラ

まさしく、Kちゃんの示した症状は このサイトに書いてある通りのものでした。


レントゲン画像に映ったKちゃんの胃は、ガスでパンパンに膨れ上がって、グルンと向きが変わっていました。


緊急措置で、胃のガスを抜いてもらって、多少楽になった様子のKちゃんでしたが、まだ予断を許さないため、そのまま入院することになりました。






●今後のこと


高齢犬のKちゃんは、ガスを抜いて幾分容体が上向き、生死の境からは脱しましたが、麻酔をかけて胃カメラを施術するには、もっと回復している必要があるので、まずは点滴をしながら病院で休養です。

獣医さんによると、


・この年齢で胃捻転によるショック状態になってしまったら、かなり厳しいと言わざるを得ない。

・何度もえづいていた時に、戻しかけたヨダレを誤嚥してしまったようで、肺にヨダレが入ったような影が見えるので、今後、誤嚥性肺炎になってしまう可能性も高い。

・麻酔から戻ってくる確率は30%くらい。


と言われました・・・・


病院から戻って、少ししてから獣医さんに電話で様子を伺ったところ、


「だいぶ楽になったみたいで、今は呼吸も苦しそうではなく、スヤスヤ眠っているよ。

もしかすると、胃カメラをしなくてもガスを抜いただけで大丈夫かもしれない。」


「ホっとした」と言うと


「うん、ホっとしていいよ。生きる確率は上がったと思うよ。」


そう言われて、胸をなでおろしたのですが・・・

確率がどのくらい上がったのか訊き忘れたことを後悔して・・・

ご迷惑とは思いながら、少し時間をおいてもういちどお話を伺いに行ってきました。

バカですよね・・・そんなこと、獣医さんにだってハッキリわかるわけないのは理解しているのですが・・・

それでも訊かずにはいられませんでした。



●辛い報告


その結果、獣医さんが教えてくださったのは、次のようなことでした。


「まず、確率は本当に少しだけ上がった程度。

胃捻転は癖になりやすく、繰り返す傾向があるので、再発の可能性は高いと思ったほうがいい。

根本的に治すには、お腹を開けて(オペをして)胃がねじれないように固定するのだけど、この子の年齢を考えて、果たしてそれをするかどうか・・・

それに、誤嚥性肺炎の症状が出る確率も高いからね。

正直、あまり楽観視はできないと飼い主さんに伝えてあげて。

ホっとしていいと言ったのは、とりあえず今は助かった・・・つまり、三途の川からこちら岸に戻り着いたというだけ。

年齢的にも次に何か起きたら、もうダメかもしれないとハッキリ伝えてあげた方がいい。」



とても辛い現実でした。

この内容を、飼い主さんにお伝えしなくてはならないということは、獣医ではないわたしには覚悟ができていないことでした。


正確を期すために病院から戻ってから飼い主さんにメールで経過報告をさせていただいていましたが、最終的なご報告内容は、とてもメールでお伝えできる内容ではなかったので、お電話でお話させていただくことにしました。



●飼い主さんのお言葉

わたしなら、そうして欲しいと思ったので、獣医さんからのお話をストレートに包み隠さず飼い主さんにお伝えしました。

そして、今回のことに対して、わたしたちが大切なKちゃんをお預かりしている立場として、もっとできることがあったかもしれない・・・何かが足りなかったのかもしれないと、大変心苦しい思いをしていることをお伝えしました。


以下は、それに対して飼い主さんがおっしゃったお言葉です。


「実は、わたしは看護師をしています。

人間にしても犬にしても、人の手に”預ける”ということは、”命をまるごと預ける”ことだと思っています。

わたしは、ワンワンさんを責める気持ちは、本当にまったくありませんよ。

Kの年齢もわかった上でお預けしているんですから。

むしろ今回のことで、ワンワンさんには大変ご迷惑をおかけしてしまって、こちらの方こそ申し訳ない気持ちでいっぱいです。

Kの命をお預けした以上、何が起きてもそれはわたしたちの責任です。

そして・・・もし、万が一のことがあったとしても、それは大変つらく悲しいことではありますが、それがKの運命というか・・・仕方のないことなのだと思っています。」


頭では解っていても、なかなか実際にその立場に立った時に言えるお言葉ではないと思います。

保護犬だったKちゃんを、フィラリアだと知りながら、決して若くないのを知りながら、その命を引き受けた飼い主さんの覚悟が伝わってきました。



わたしたちは、お預かりしている間は入院しているKちゃんに対しても自分たちの愛犬だという気持ちでフォローさせていただくつもりだとをお伝えして電話を切りました。


Kちゃん、なんとか頑張ってほしいです。

なんとか、飼い主さんが帰ってこられるまで・・・・






<今日のPet Hotel 11!>

怖がりで犬見知りのMくんも、おだやかなKちゃん
のことは怖がりませんでした。

Sくん&Rちゃんはおうちではケンカばっかりらしいけど、
テリトリー外では仲良しだよね~(笑)
Rちゃん、もっと可愛いお顔してー!

Mくんは、グイグイ迫りくるSくんが苦手なの・・・
この後、直ちに引き離されました(-_-;)

ん~、いいお顔♪
Mくんの最速「オスワリ」楽しませてもらったよ(笑)
また遊びにおいでね~(^▽^)/

Hくん「Nちゃん、オレと遊ばない?」
Nちゃん「それはもちろん・・・」

Nちゃん「遊ぶに決まってるぅ~~~♪」

Hくん&Nちゃん「せーの・・・
ガオォォォォーーーっ!!」
またやってる・・・
どんな遊びだ・・・?(-_-;)

Hくん「Rちゃん、オレと遊ばない?」
Rちゃん「遊ばないっ!!」(即答)(;'∀')

よしっ!!やるかーーー?!
(え?何を・・・?)


ホリホリホリホリーーーーっっ!!
・・・(-_-;)

Mくーーん、
やーめーなーさーーーーーーいっ!!







2018年3月25日日曜日

犬を「擬人化」しすぎないで!③

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回のブログにつづいて、犬の「擬人化」についてお話していきます。

今回、このテーマを書いていて大変驚いたことがあります。

多くの愛犬家の方が 「犬を『擬人化』しすぎないで」ということに対して「受け入れられない」というような反応を示されることです。


一番多かったリアクションが


「犬は家族なのに!」


というものでした。

わたしも、もちろん愛犬のチャコのことを、みなさんと同じように大切な家族だと思っています。


「犬を擬人化する」ということと、「犬を家族だと思う」ということとはまったく別なことです。

ぜひ、わたしたちとはまったく違う生態や本能、行動様式を持った家族として愛してあげていただきたいと思っています。



お伝えしたい内容が意図した通りに伝わっていないのだとしたら、わたしの説明が拙いせいなのでしょう。

今回のことは、そういった意味で大いに勉強になっています。

とてもありがたいことだと感じています。


意図が正しく伝わっているにも関わらず、それを受け入れたくないと思われる方が多いのであれば、今回の記事を書く必要性をより一層感じています。


「犬を擬人化しすぎないで」というのは、何よりもワンちゃんの幸せを考え、ワンちゃんのためを思ってのことですから、根気強くお伝えしていかなくては・・・と改めて感じています。



人はよく、


「自分がしてほしいことを人にもしてあげなさい」


と言いますよね。


けれども、たとえばワンちゃんが


「ボクは死んだミミズの匂いを体にこすりつけるのが大好きだから、飼い主さんもきっとそうだろう。

ボクが嬉しいことだから飼い主さんにもやってあげようっと♪」


と飼い主さんを「擬犬化」して、飼い主さんにミミズの死骸をこすりつけてきたら、それは飼い主さんにとって嬉しいことでしょうか?

きっと不快に感じますよね?


ワンちゃんに「望ましくない擬人化」をするということは、それと同じことをワンちゃんにして、人間の感覚を押し付けていることになってしまうのです。

それは、犬を愛する飼い主さんにとって不本意なことだとは思いませんか?


私が愛してやまないワンちゃんたちに そのような不快な思いをさせないために、ひとりでも多くの方に、今回のテーマをお伝えしたいと思いながら書いております。



【言葉の定義】


前回のブログで、


「犬は動物である」ということを決して忘れてはならない。


と書いたところ、


「人間だって言葉を話す動物。犬に対する差別では?」


というご意見をいただきました。

「人間だって動物」・・・その通りですね。

ただ、この場では「人間」と「それ以外の動物」を分けて考えるために便宜上「それ以外の動物」=「動物」と呼ばせていただくことをご了承ください。


また、「犬に対する差別だ」というご意見についてですが、ネガティブな意味合いの、いわゆる「差別」をする気はまったくありません。

わたしはワンちゃんが大好きだからこのお仕事をしていますし、ワンちゃんが大好きだから日々、犬についてお勉強をしているつもりでおります。

ただ、「差別」ではなく「違いを認識した配慮」は絶対に必要だという立場で「擬人化はしすぎないで」とお話させていただいています。


それを踏まえて・・・・



【犬と人間の違いと、望ましくない「擬人化」の例①】


差別ではなく配慮が必要だとお話ししました。

犬と人間の違いについて、ひとつひとつ考えながら、「望ましくない擬人化」が引き起こす可能性のあるリスクをご紹介したいと思います。


●情報の受け止め方が違う


人間と犬とでは、聴こえる音も、感じる匂いも、物の見え方も大きく違います。

たとえば、犬にしか聴こえない音や、犬だけがとても不快に感じる匂いに接しても、人間はそれを意識することすらできないのです。


◇この「違い」を理解せず、望ましくない「擬人化」をしてしまう例


・犬をノーリードで遊ばせていたら、何の前触れもなく突然遠くへ走り去ってしまい、国道に跳び出して車にはねられてしまった。

・ノーリードでお散歩していたら、突然通りかかった人に噛みつき、大ケガを負わせてしまった。


よく、ノーリードが許されていない場所で愛犬をノーリードで遊ばせたり、お散歩させたりしている飼い主さんがいらっしゃいます。

そういう飼い主さんは決まって


「ウチの子はぜんぜん大丈夫ですヨ!

今まで1度も逃げ出したり問題を起こしたりしたことはありませんし、攻撃性もまったくないですから。」


とおっしゃいます。

きっとそうなのでしょう。

そうでなければノーリードになどしようとも思われないでしょう。

そしてもちろん、「ここでなら大丈夫そうだ」「今なら大丈夫そうだ」という場所や状況を見極めてリードを外されているのでしょう。


でも、もしもワンちゃんにとって、とても恐ろしい不快な音が聴こえてきたら?

その音は飼い主さんに聴こえない音だったら・・・?

驚いたワンちゃんは、飼い主さんの声も耳に入らないパニック状態になって、怖い音から逃れようと一目散に車通りの多い国道に突っ込んでいってしまうかもしれません。


同様に、人間にとってはいい香りでも、ワンちゃんにとっては許せないほど不快な香りをさせている人が、すれ違う時にジっとワンちゃんの目を見つめたりしたら・・・?

ワンちゃんは犬が変わったように、その人に猛然と襲い掛かってしまうかもしれません。


昨年、孫(赤ちゃん)を預かっていた祖父母の家で、飼い犬のゴールデンレトリーバーが突然、その赤ちゃんの頭に噛みついて、赤ちゃんが亡くなってしまうという悲しい事故がありましたね。

飼い主さん(祖父母)は、もちろん


「絶対にウチのワンちゃんは大丈夫」


と思っていたから、赤ちゃんと愛犬を一緒のお部屋にいさせたのでしょう。


「噛みつくかもしれない・・・」


と思っていたら、絶対に一緒にはさせていませんね。


他にも、つい先日 判決が出てニュースになっていた、以下の事故をご存知の方は多いかと思います。

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飼い犬のダックスをお散歩中に、和犬に驚いたダックスが急に走り出して、飼い主さんがリードを離してしまいました。

付近をランニング中の男性が、突然飛び出してきたそのダックスに驚いて転倒してしまい、手首に後遺症がのこる骨折を負ってしまいました。

男性は損害賠償を請求し、裁判所は「飼い主の係留(犬をつないでおく)義務を怠った」として飼い主に1280万円の損害賠償命令を下しました。
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この飼い主さんも、こんな事態を予測できていたとは思えません

もし予測できていたら、突然ダックスが走り出したとしても絶対に手からリードが離れないような持ち方をしていたはずですね。



このような事故のお話は後を絶ちません。

事故を起こしたワンちゃんの飼い主さんは、必ず口をそろえてこうおっしゃいます。


「まさかウチの子が・・・今まで一度もこんなことはなかったのに・・・本当におとなしくてイイ子なんです!一体全体、どうしてこんなことになってしまったのか・・・」


どうしてか・・・その理由のひとつは、


「情報の受け止め方が人間と犬とでは異なるため、犬は予想外の行動をとる可能性が常にある」

「『おとなしくて聞き分けのいい子供』と『おとなしくて聞き分けのいい犬』とでは、まったく違う注意を払う必要がある」


ということを正しく認識できていない「望ましくない擬人化」によるものです。


加えて、次の違いについても認識が足りないと言わざるを得ないでしょう。



●身体能力が違う


犬が本気で走ったら、人間になどとても追いつくことはできません。

犬が本気で噛みついたら、神経や骨まで達するような重傷を簡単に人間に負わせることができます。



事例は、もう上記でご説明したことで十分ですね。

感情的には、愛犬は我が子であり家族です。

素晴らしいことです。

我が子として、家族としてたっぷり愛情を注いであげてください。


けれども、お話したような「感じ方の違い」「身体能力の違い」などについては、そういった感情は別にして正しく認識しておかなくては飼い主の責任は果たせません。



それこそが、何度もお伝えしている


「犬は動物である」ということを決して忘れない。


ということなのです。


「イイ子」であっても「家族」であっても「我が子」であっても「おだやかな子」であっても、それが大前提なのです。




<今日のPet Hotel 11!>

ワンパク軍団!

Mくん「ねえねえHくん、出ておいでよ~」
Hくん「お、やるかぁ~~?!」

ガオーーッ!!

・・・ってやるのが楽しくてしかたないんだよね~!

ワンパク軍団の横で、まった~りするKおばあちゃん

Kおばあちゃん、逃げてーーー!

絶妙なタイミングでかわすのは、さすが
年の功(笑)

Hくんはわかるけど、Nちゃん・・・
可愛らしい女の子なのにねぇ~(;'∀')

一方そのころ・・・
ボス「あ、どうぞボクたちにはお構いなく~~」
ハイハイ(-_-;)

マイペースのRくん
「そろそろおうちに帰るよ~~!」
お留守番、よく頑張ったね!
また遊びにおいでね~(^▽^)/

午後の海岸さんぽ♪
海がとってもきれいな日でした!





2018年3月24日土曜日

犬を「擬人化」しすぎないで!②

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。





前回のブログで、わたしの説明が足りなかったために、何人かの方が「擬人化」の意味を取り違えてしまわれたようでした。

そこで、今日はお話を先に進める前に、動物生態行動学における「擬人化」の定義についてご説明しておきましょう。

※「擬人化」と一口に言っても「よい擬人化」と「望ましくない擬人化」がありますので、シリーズのタイトルも「擬人化しないで!」から「擬人化しすぎないで!」に変更しました。



【動物を擬人化するということ】


●「擬人化」の定義


動物行動学における「擬人化」というのは、一言でいうと


「対象動物の感情や行動を 人間の感情や行動に当てはめて推し量ること」


です。

これを、わたしなりに誰にでも理解しやすい言葉に直すと・・・


「動物の生態を正しく知ろうとせずに人間の感覚で判断してしまうこと」


となります。

犬は、感情的な部分で人間に非常に近いので、たとえ人間が固定概念を犬に当てはめてしまったとしても、それが”たまたま”当たっている場合も多くて、その時は「結果オーライ♪」ということになります。

けれども、そのことがかえって、わたしたち人間に犬を客観視する(擬人化しない)ことを難しくしています。

そのため、誤った「擬人化」をしている飼い主さんも大変多く、動物学者やトレーナーは口を酸っぱくして


「擬人化するなー擬人化するなー!」


と警鐘を鳴らしているというわけです。

それはいったい誰のためか・・・言うまでもなく愛犬と飼い主さんの快適な暮らしのためです。



●学者やトレーナーが「擬人化」に警鐘を鳴らすワケ


動物生態学や動物行動学の分野においては、動物を「擬人化」することは絶対にやってはならないことだというのが常識です。

何故なら、「擬人化」することによって対象動物の真の生態やシグナルを見誤ってしまうことが多いからです。


たとえば、産卵するウミガメが涙を流しているのを見て、動物学者が


「嗚呼!ウミガメさんが泣いている!きっと苦しいんだろう。それともどこか痛いのかしらん?」


などという情緒的でトンチンカンな解釈をしたら、ウミガメについて正しく知ることはできないでしょう。

正しく知ることができないということは、正しく接することも正しく守ることもできないということです。


※ちなみに、ウミガメは悲しくて泣いているのでもうれし泣きしているのでもありません。

体に取り込んだ海水から余分な塩分を排出しているだけです。

ウミガメがは海中でも目から水分を出しています。

たまたま陸上ではそれが泣いているように見えるだけのことですので、どうかウミガメさんにハンカチを差し出したりすることのないようにお願いいたします(産卵のジャマだからねー)



相手の意図やシグナルを見誤る「望ましくない擬人化」の結果、それに応じて人間が取った行動が、取り返しのつかない事態を招いてしまう例について、わかりやすくするために、敢えてものすごく極端なお話をしましょう。


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愛ちゃんは3歳のとっても動物好きな、優しい女の子です。

ある寒い晩のことでした。

愛ちゃんは、リビングから声が聞こえた気がして真夜中に目が覚めました。

そっとベッドから抜け出して見に行くと、水槽の中から金魚のキンちゃんが嬉しそうにこっちを見ています。


「まあ、キンちゃん、アナタがワタシを呼んだのね!どうしたの?」


愛ちゃんはキンちゃんに話しかけながらそっと指を水槽に入れてみました。


「キャッ、冷たーいっ!!わかった!キンちゃん、きっと寒かったのね!可哀想に・・・」


愛ちゃんは、キンちゃんを冷たい水の中から助け出して手のひらで温めながらベッドに戻り、お布団をかけてあげて”イイコイイコ”と撫でながら添い寝してあげました。

翌朝、キンちゃんはどうなっていたでしょう・・・( ノД`)
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おわかりでしょうか?


アナタは、向こうからバッファローが子犬のようにしっぽをフリフリしながらこちらにやってきたら、


「まあ!しっぽを振っているわ!喜んでいるのね♪オイデオイデ!」


と、両手を広げて待ち受けるでしょうか?


アナタは、山奥でヒグマが後ろ脚で立って飛び掛かって来ようとしたら、


「あ!ポチが喜んでやる仕草と同じだ!なんて可愛いんだ♪ヨーシヨシヨシ!」


ってヒグマの頭をカシカシ撫でてやろうとするでしょうか?(←届かないって・・・)


絶対にそんなことをしないのは、わたしたちがバッファローやヒグマの生態について、「自分がよく解っていないことを判っている」からでしょう。

バッファローやヒグマには、「自分の既成概念がきっと当てはまらないと思う」からでしょう。

そして、その認識は しごく真っ当で正しいものです。



●犬を「擬人化」しないことの難しさ


犬好きな人が、犬を「擬人化」しないようにするのは至難の業(わざ)です。

わたし自身も、こんな風に偉そうなことを言いながら、「擬人化」はいけないとよーく理解しているにも関わらず、


「あ!今、思いっきり擬人化しちゃってた!(;^_^A」


って反省することがしばしばあります。


愛犬を「擬人化」することで何が困るかというと、犬のことを人間と同じように扱ってしまい、客観的な観察眼を失うという落とし穴に陥りやすいことです。


人間が特に犬を「擬人化」しやすい理由は、


「犬は感情的な部分で人間に非常に近いから」


ということ以外にもうひとつあります。

それは、


「犬が他の動物に比べて ずば抜けて人間への理解力があるから」


です。

犬が、類まれなる柔軟性協調性、優れた観察力と、人間に対する従順さを持っていることは、犬好きな人なら誰でもご存知でしょう。

犬はまさに、これらの能力によって人間にとって”なくてはならない無二の友達”となり、人間社会に溶け込んで確固たる地位を築いてきた動物なのです。

犬たちにとって人間は生きるための拠り所ですから、人間の何倍も優れた観察眼で、人間の何倍ものエネルギーを注いで、人間を理解しようと努めているんです。

更にすごいのは、犬はその努力を怠らないってところです!


同居のご家族がいらっしゃる愛犬家の方は、ちょっと考えてみてください。

お宅のご家族で、毎日アナタが外出するときに「行かないで~」って悲しそうな顔をしてくれる人はいるでしょうか?

お宅のご家族で、毎日アナタが仕事から帰宅したときに「玄関まで飛び出してきて、喜びを全身で表現してくれる人はいるでしょうか?

お宅のご家族で、愛犬よりもアナタの一挙手一投足に関心を持ってくれている人はいるでしょうか?


そう・・・愛犬は飽くことなく毎日の一瞬一瞬において、常に飼い主さんに注目し、飼い主さんが何を考え、何を望んでいるかをくみ取ろうとしているんです!


その結果、動物でありながら、あまりにもわたしたち人間の気持ちや言っていることをよく理解し、わたしたち人間の意に沿った行動をしてくれる犬のことを、人間は自分も正しく理解できていると思い込んでしまう可能性が大きいというわけです。



●何に気を付けるべきか


犬を「擬人化」しないように気を付けましょう。

と言われたからといって


「じゃあ、犬に人間の名前をつけたらダメなの?」


とか


「じゃあ、人間の言葉で話しかけたらダメなの?」


という風に誤解される方がおられますが、そんなはずはありませんね。

わたしたちは人間ですから、人間のやり方で犬に接するしかありません。


「犬と接する時には、四つん這いになり、犬の吠え声を出し、臭いで相手を判断しなくてはなりません」


などと言われたら、誰も犬を飼わなくなるでしょう(;´Д`)


犬を「擬人化」しない・・・というのは、そういうことではなく、


・「犬は動物である」ということを決して忘れない。

・犬の生態や行動を正しく理解した上で犬に接するように心がける。

・犬と接する時は、自分の感情に引きずられて冷静な判断力を失わないようにする。


ということを言っているに外なりません。


実はこれ、すべて


「犬を犬としてみなしてあげる」


ということなんです。




さて・・・「擬人化」の概念がお解りいただけたでしょうか?


次回は、「いい擬人化」と「望ましくない擬人化」の区別と、よくやってしまいがちな「望ましくない擬人化」の例をお話していきたいと思います。





<今日のPet Hotel 11!>

朝っぱらから昼寝 (-_-;)

Mくん「寝てないで遊ぼうよ~」
ボス&チャコ「ん~~~?」

こっちも・・・(-_-;)

Mくん「寝てないで遊ぼうよ~」
なつ「ん~~~?」

みんな大好き♪海岸さんぽ!
Kちゃんもルンルンで~す(^▽^)

あ、またMくんがホリホリしてる(;'∀')

初めましてっ!Rくんです!

Rくん「う・・・すごい圧迫感・・・」

おてんばNちゃん(通称黒ウリちゃん)が
やってきて、Mくんのいい遊び相手に
なってくれたよ~~(^▽^)/

そして、同時にお水を飲もうとするふたり(;^_^A

お散歩中にも、またはじまった~~(;'∀')
どんだけ仲がいいんでしょ?

Kちゃん、相変わらず味がありますねぇ~!
若いワンちゃんたちのはしゃぐ様子を
静かに見守っています。






2018年3月23日金曜日

犬を「擬人化」しすぎないで!①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




【人間は犬をついつい擬人化してしまう】


●解っちゃいるけど・・・


このブログでは、以前から何度もお話していることですが、わたしたち人間は犬をつい擬人化して見てしまいます。

そしてその解釈は、当たっていることもあるけれど、間違っていることもけっこう多いんですね。


例えば、わたしの母は犬を擬人化する天才です(笑)

母は、何を隠そう(何も隠してないけど)Pet Hotel 11!で超長期お預かりしているボス(ミニチュアダックス)と”なつ”(チワックス)の飼い主であります。

持病があるため、ずっとわたしたちが預かっていて、今やPet Hotel 11!の主みたいな顔をしている2ワンズですが、母の体調がいい時は家に帰って眠ったり、一緒に散歩に連れて行ったりしています。


●母とボス


母が愛犬を擬人化する天才だったために、実際に困ったことが起きていました。

たとえば、わたしたちがボスを預かる以前に、ボール大好き犬のボスと母がボールで遊んであげているシーンは、次のような感じでした。


ボールフリークのボスで~~す
「一点見つめ」(;'∀')



以下は、雨の日に屋内でボール遊びをしてやっている時の例です。

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①母がボールを投げてやり、ボスが嬉しそうに走って取りに行く。

②ボールを取ってきたボスが母の元に帰ってくるが、ボスはボールを咥えて離さない。

③ボールを離さないくせにボールをまた投げてほしいボスは、母に体をこすりつけてボールを投げるように要求する。

④母は仕方なく、ボスの口からボールを取ろうとし、しばらく引っ張りっこをする。
(その間、ボスはうなり声をあげている)

⑤そのうちボスがボールを離し、「ワンワン!」と母にボールを投げるようにせがむ。

⑥母は目を細めて「ハイハイ」とボールを投げてやり、ボスはそれを追いかける。

⑦ボールが家具の隙間などに入り込んで取れなくなると、ボスは再び「ワンワン!」と母に取ってくれるようにせがむ。
(母が取ってあげるまで、何十分でも吠え続ける)
-----------------------


こういったことを日々繰り返すうちに、ボスは1日に何度も、ボールをわざと自分で家具の下や隙間に入れては、「ワンワン!」と母に取るようにせがむようになりました。

ボスが可愛くて仕方ない母は「ハイハイ♪」と取ってあげていましたが、直後にボスはまたボールを同じところに入れて「ワンワン!」

いつまでもボスに付き合っているわけにもいかない母は、ついに


「もう~!知りませんっ!自分で入れちゃったんでしょう?」


と言って他の部屋に行ってしまいますが、ボスは母が来るまで執念深く吠え続けます。

結局、いつも母が根負けして


「んもぉ~~!困った子ねぇ~・・・」


とかなんとか言いながらボールを取ってあげることになります。


そんな日々が続いた結果、どうなったかというと・・・

母は自分の体調が悪い時もお構いなしに、ボールを取るようにワンワン吠え続けるボスに疲れ果ててしまいました。

そして、


「リンダ(先代犬ビーグル)は、こんなことはなかったのに・・・ボスは本当に困った子・・・(タメイキ)

頭がヘンになりそうよ!」


わたしに言わせると、


「お母さんは本当に困った飼い主・・・(タメイキ)」


なのですが・・・(笑)



●間違いの元


さて、ボスを「困った子」にしてしまった犯人は誰でしょう?

そう、もちろん飼い主である母です。

母はボスを困った犬に育てたかったワケではもちろんありません。

なのに、結果的にボスが「困った子」になってしまったのは何故かというと、母がボスを擬人化する天才だったからだとわたしは思っています。

どういう擬人化がまずかったかを具体的にお話していきます。


上記の


③「ボールを離さないくせにボールをまた投げてほしいボスは、母に体をこすりつけてボールを投げるように要求する」

④母は仕方なく、ボスの口からボールを取ろうとし、しばらく引っ張りっこをする。
(その間、ボスはうなり声をあげている)

⑤そのうちボスがボールを離し、「ワンワン!」と母にボールを投げるようにせがむ。


これは、ボールそのものに異常な執着心を持っているボスが、明らかに興奮しすぎて混乱している状態です。


ボールも離したくない!でも投げてほしい!


ってことですね。

うなり声をあげているのは、ボールを取られたくなくて母を威嚇していますし、「ワンワン」母に吠えるのは、焦れて母に「早くしろよっ!!」と命令しているんです。

けれども母は、そんなボスを実にほほえましいと感じ、


「はいはい、ボール遊び嬉しいねぇ~!」


などとトンチンカンなことを言いながら、ボスの命令に従い続けました



⑦ボールが家具の隙間などに入り込んで取れなくなると、ボスは再び「ワンワン!」と母に取ってくれるようにせがむ。


コレについて、母は


「本当にボスったらおバカさんねぇ~・・・どうして取れなくなると困るのに隙間に入れちゃうの?

ハイハイ、困っているのね、さあどうぞ~♪」


と、ボールを取ってあげていましたが、実際にはボスはボールが取れなくなってしまって困っているのではありません。

ボールが取れないと言って「ワンワン」吠えていれば母が自分のところにやってきて声をかけてくれ、ボールを取ってくれて、「さあどうぞ~♪」と投げてくれるのを知っているだけのことです。

つまり、ボスは困っているのではなく、わざとやっているのです。

更に、「取って~」とお願いしているのではなく、「早く来てボールを取ってボクと遊べ!」と命令しているのです。



要するに母は、ボスの「命令」や威圧的な態度を擬人化し、人間の子どもが親に甘えて「おねだり」している仕草のように解釈したため、対応を誤ったのです。


結果的に、ボスは母が命令に従わない時はひどく苛立って、いつまでもいつまでも自分の言いなりになるまで吠え続ける「困った子」になってしまったんですね。




<今日のPet Hotel 11!>

Mくんは2度目のお泊り
「チャコちゃ~ん、ひさしぶり~!」

「ボスく~ん、ひさしぶり~!」

「なつちゃんも、ひさしぶり~~!」

みんなにちゃーんとご挨拶できました♪

「あれ?キミは・・・?」
初めてお泊りするKちゃんだよ~!

Mくん「Kちゃん、初めまして」

Kちゃん「いやーーん、こわ~~い!」
Kちゃんは、ちょっぴり怖がりさんだから、
放っておいてあげてね~(;^_^

近所に住む小さいお友達が、ステキなお便りを
ポストに入れておいてくれたよ!
よく特徴を掴んでいて上手ねぇ~~!!

”なつ”はやっぱり子どもから見ても
猫っぽいんだな(笑)






2018年3月22日木曜日

ワンちゃんたちの可愛い戦略

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




このところ、ちょっとヘビーな内容が続いていたので、楽しい話題を~(^▽^)


愛犬家の皆さんは、ワンちゃんの実に賢くて人間っぽい行動に、日々癒され、驚き、そして笑顔になっていることと思います。

今日は、わたしたちが舌を巻いてしまうような、そんなワンちゃんの可愛らしい戦略をふたつ、ご紹介しましょう。



【ソファーには乗ってないヨ!】


日本では多くのワンちゃんがお散歩やお庭遊びを終えて家に入る時には足を洗ったり綺麗に拭いたりしますね。

それは、日本が家の中では靴を脱ぐ文化だからです。

けれども欧米では靴を履いたまま家に入りますから、ワンちゃんたちの足をいちいち洗ったり拭いたりはしないのが一般的です。

その代わり、ソファやベッドにワンちゃんが上がることを禁止していることが多いです。

もちろん、ソファが汚れてしまうことを恐れてって意味も大きいのですが、しつけのための意味合いも非常に大きいんです。

以前、このブログでもお話しましたが、家の中でワンちゃんが勝手に立ち入ってはいけない場所などのルールを飼い主さんが決めて、それをワンちゃんに守らせることは、「誰がリーダーか?」をワンちゃんに認識させるという意味でとっても大切なことです。


パニックになると指示が耳に入らないワンちゃん①


欧米では、そういったワンちゃんへのしつけの基本が一般の飼い主さんにもよく浸透しているので、許可なくソファに乗ることをワンちゃんに禁止しているご家庭がとっても多いというわけです。


●レキシーの困ったクセ


レキシーは現在1才半になるボクサーの女の子です。

レキシーがまだ子犬のころのことです。

お庭でさんざん転げまわって泥んこになったレキシーは、家の中に全力疾走してきて、そのままリビングのソファに飛び込みました。

ソファやクッションは泥だらけになり、飼い主のウォルフォードさんは散々な目に遭いました。

まだ子犬だから・・・と多めに見ていたところ、困ったことにその、泥んこ足でソファに飛び込む行動が、レキシーのお気に入りの習慣になってしまったのです。


これは想像ですが、レキシーにとって、自分が泥んこの足でソファーに飛び込むと、飼い主さんが悲鳴を上げたり、その後大騒ぎをしたりすることが面白かったのかもしれませんね(;'∀')



●ソファを禁止に


ウォルフォードさん一家は、レキシーの困った行動を是正するために、すぐに訓練に取り掛かりました。

レキシーに、


・ソファーは立入禁止であること。

・代わりにレキシーのベッドを使うこと。


をキッチリしつけたのです。

賢い子犬だったレキシーは、すぐに教えられたことを理解しました。

けれども、レキシーはあまりにも賢かったために、決められたルールの抜け穴を探すのもあっという間でした。


ごらんください↓↓↓



Source: Dog Not Allowed On Couch Tries To Bend The Rules by LexiLou



レキシーの理屈では、


「後ろ足が乗っていなければセーフでしょ?」


ってことみたいです(笑)


「わたしたちは、レキシーが泥んこのまま全力疾走でソファに飛び乗るのを止めさせることには成功しました。

でも、レキシーはまだ、ルールを自分流に曲げる傾向がありますね。

誰かがソファにいる時、レキシーはこんな風にして甘えてきます。」(ウォルフォードさん)





「レキシーは、私たちが決めたルールにかすかな反抗をすることを明らかに楽しんでいます。

レキシーは、禁止されているソファに上半身だけ乗っけて、わざわざ居心地が悪そうなこんな格好で、かなりの時間過ごすようになったんですよ。

お昼寝までしちゃうくらい!

レキシーは、わたしたちが、そんなレキシーの可愛い仕草や愛らしい目を見ると、ついつい笑ってしまって、それを許してしまうことをよく知っているんです。」







ハイ、レキシーの勝ちぃ~~~~!(笑)




【道端で倒れている犬】


●目の前で倒れた犬を助けなくちゃ!


今年(2018年)1月の出来事です。

スペインの郊外をバイクでツーリングしていたマニュエル・テルガードさんは、道端に傷ついた動物が倒れているのに気づきました。

倒れている動物は犬で、その傍らにはデルガートさんよりも先にそこに来ていたカップルが心配そうに犬の様子を確かめているようでした。

バイクを停め、近づいてカップルに話を聞いたところ、次のように説明されました。


「わたしたち、散歩に来ていたんです。

そうしたら向こうからこの犬が歩いてきて・・・突然目の前で倒れたんです。

本当に急に・・・

驚いて近づいてみたのですが、どうやら急死してしまったみたいで・・・

揺すっても触っても、生きていると思える反応がまったくないんです。」






デルガードさんもその犬を優しく撫でてみましたが、犬は本当にまったく反応しませんでした。

首輪には、犬の名前(Tizón)と飼い主の連絡先が書いてあるIDプレートがついていたので、デルガードさんとカップルは、そこに連絡してみました。

けれどもボイスメールに繋がってしまって、すぐには連絡が取れません。

手遅れにならないうちに何とかしなくては・・・と考えたデルガードさんは、警察に通報することに決めました。


●ドッキリカメラ?


電話を受けた警察官の反応は意外なものでした。


「ああ、犬が倒れているんですよね?わかってますよ!

Tizón(ティゾン)は、我々警察官の間では有名な犬でね、ほぼ毎日誰かしらがあなたのように電話してくるんですよ。

誰かが通りかかるとティゾンはそうやって死んだふりをして見せるんです。

心配した人が寄ってきて撫でてくれたり、食べ物を置いていってくれたりするのがティゾンの狙いなんですよ!」


警察官の言葉を聞いても、デルガードさんはにわかに信じることができませんでした。

ティゾンは相変わらず微動だにせず倒れていて、どう見ても死んでいるか、非常に深刻な状態にあるようにしか見えなかったからです。


「ドッキリカメラかと思いましたよ!」(デルガードさん)


そこで、デルガードさんとカップルは、半信半疑でティゾンから離れて、無視するフリをしてみることにしました。

すると・・・驚いたことに、ティゾンは何事もなかったように、ごく普通に起き上がって歩き出したのです。





そして・・・デルガードさんたちの方に歩いてきて・・・再びパタリと倒れて死んだふりをしたのです!!(笑)


「彼の演技は完璧でした!」(デルガードさん)


警察によると、ティゾンは近所に住む牧羊犬で、飼い主はティゾンの面倒をよく見ているので、健康状態にはまったく問題がないそうです。

ティゾンが通行人を見つけると寄って行って死んだふりをするのは、明らかに彼にとって、最高に楽しく魅力的な遊びのようです。


デルガードさんは振り返ってこう言っています。


「彼は、明らかに自分に構ってくれそうな通行人を探していました。

そして、見事に見つけたんだ!」



●相次ぐ通報が物語るものとは・・・


ティゾンの行動は、SNSで数多く拡散されたため、もう彼の演技に騙される人は少なくなったそうです。

でも、デルガードさんはティゾンにまんまと騙されたにも関わらず、その経験が意味することを考えると微笑まずにいられないと言います。


「ティゾンがあんな風に死んだふりをして・・・それに騙された人々が毎日のように警察に通報していたってことは、傷ついた動物を救いたいと考える人がそれだけたくさんいたってことだよね?

それは、すごくいいことだってボクは思うんだよ!

いい時代だよね。」







この記事の最後は


「Tizón, take a bow.」


って言葉で締めくくられています。

いい日本語訳が見つかりませんが、名演技をしたティゾンに対して、記者が賛辞を述べているんですね。


「さあ ティゾン、お辞儀をして!」


って・・・(笑)



(出典:the dodo




<今日のPet Hotel 11!>

雨も雪も上がったから、昨日の分もたっぷりお散歩♪

お山をパトロールして・・・

勝手に標本木と決めている桜の木をチェーーック!
「うむ、0分咲き!!」(;'∀')

みんなが大好きな海さんぽも外せなーい!

あ~あ、またボスは入っちゃった(;´Д`)
暖かいから ま、いっか♪

イイもの見つけたかな?

わあ!立派なワカメだねぇ~~~!

さ、そろそろ帰ろうか!
チャコ「えー、ヤダヤダ、まだ遊ぶぅ~!」

帰りたくなくて、
お団子状態になって抵抗しています。
きりがない (-_-;)