2018年12月3日月曜日

顔を舐める犬 舐めない犬③

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回ブログのつづきです。


【”甘噛み” と ”顔舐め” の相関関係?!】


改めてお断りしておきますが、今回のお話は あくまでペットホテルのお仕事をしている中でわたしたちが日々見てきたワンちゃんたちの行動から勝手に立てた仮説ですので、あまり深刻になりすぎず、気楽に読み流してくださいね~。

ただ、


「よそのワンちゃんはどうなのかしら?」


ってことがわかること自体、飼い主さんにとっては参考になることがたくさんあるのではないかと思っています。


●顔を舐めない犬の共通点


わたしたちは、人の顔を絶対に舐めない子の共通点に気づいて、次のような仮説をたててみました。

それは


「人の顔を舐めない犬は、その人に対して”甘噛み”もしない」


ということです。


例によって  ボス・ナツ・チャコ・としお の4匹についてお話しましょう。



◇ボスの場合


ボスは5才を過ぎるまで適切なしつけをまったくしてもらえず、飼い主が甘やかし放題にしていたため、「問題行動の福袋」みたいな子になっちゃった子です。

先述したとおり、ボスは飼い主家族に噛み付いて血祭りに上げたという前科があります。

彼が噛み付く状況は決まっていて・・・


・執着している食べ物かボールを取り上げようとした手に噛み付く(噛み付こうとする)

・オシリを拭こうとしたり肛門腺を絞ろうとしたりしてオシリ周りに触れられると噛み付く(噛み付こうとする)


このふたつの状況に関しては、もはや本犬さんにもコントロールができないんでしょうね。

矯正が不可能と判断したわたしたちが、ボスを預かるようになった時点でまず彼に教えたのは、口に入れた物(ボールや木の枝など)を「アウト」のコマンドで離すということです。

矯正が不可能と判断した理由は、ボスの年齢が既に5才を過ぎていて”かたくな”になっていたことと、ボスの性質があまりに小心(チキン)すぎて、いわゆる”服従訓練”といった威圧的な訓練は、かえって逆効果になると考えたからです。

「アウト」のコマンドを教えてからは、ボスは「アウト」と言えば口に咥えた物を離すようになりました。

ボスが離して地面に落ちた物を取り上げる分には噛み付くことはありません。


コマンドを聴ける=ボスが冷静さを取り戻しているため、我を失ってわたしたちの手に噛み付くようなことはしない。


ということですね。


また、オシリを拭く時は必ず膝に乗せてイイコイイコしながら。

肛門腺を絞る時は、物理的にボスが振り向けないようにしっかり体を保定する。


という風にしています。


ボスはまた、仰向けになってお腹を出し、人間にナデナデしてもらってウットリしている時に、首周りなどを撫でる手をときどきカプッ♪とやさしく咥える「甘噛み」をします。

この仕草は正直とっても可愛らしくて、ボスは恍惚と甘えた表情でやっていることなのですが、


人の手に歯を当てること自体が「いかーん!」


ということは徹底しておかなくてはなりませんから必ずやめさせます。

・・・が、”学習能力=低”のボスはまだ時おり甘噛みをして叱られ、その度に



「あそっか!!(テヘペロ♪)」


みたいな顔をしてやめております。


「あそっか」ぢゃないよ「あそっか」じゃあ・・・(-_-;) ワナワナ・・・・



◇”としお”の場合


”としお”は現在、抱っこすればわたしたちの顔をペロペロ舐めますが、甘噛みはしません。

けれどもそれは、甘噛みをしないようにしつけた結果です。


”としお”がやってきた時は生後3ヶ月(推定)になったばかりの頃でした。

”としお”は抱っこすれば甘える仕草でわたしたちの顔を舐め、体を撫でてやれば やはり甘ったれてわたしたちの手をカプカプと甘噛みしまくっていました

そこで、わたしたちが「人間には甘噛みしてはいけない」ということを教えたため、現在では甘噛みをすることはなくなっています。



◇ナツ と チャコ の場合


わたしたちの顔をまったく舐めないナツとチャコは、ボスや”としお”とはまったく行動様式が異なります。

ナツもチャコも、甘噛みはおろか ただの1度も「甘噛みをしたそうな仕草」すら見せたことがないのです。

特筆すべきことは、わたしたちがナツやチャコに顔を舐めないようにしつけたことも、甘噛みをしないようしつけたことも皆無だということです。

その様子は、あたかもナツやチャコ自身が


「これは”顔舐め”も”甘噛み”もしてはならない相手だ」


自ら心得て自発的にそうしているようなのです。


”としお”のようにしつけてやめさせているのと、ナツやチャコのように自発的にしないと犬自身が決めているのとでは決定的な違いがあると思っています。

その違いが顕著に現れるのは、わたしたちがその子の嫌がることをした時です。


たとえば、ボスならばオシリを拭こうとした時・・・

ボスは「噛んだらいけない」とわかっていても「つい」歯が出ちゃいそうになります。

つまり、噛み付く直前のあの顔をするワケです(想像できますよね?)


同様に、ナツやチャコにもゼッタイにされたくないことっていうのがあります。

それは 爪切り!!

ナツは爪切りに加えてシャンプーも大嫌いです。


ふたりとも、それらの行為をされる際にはかなり嫌がって抵抗を見せるのですが、だからといってただの一度も歯を見せたり、噛み付く直前のあの顔を見せたことはありません。

要するに、ナツとチャコはわたしたちに怒って逆襲しようとしたことが一度もないんですね。


後付けで「いけない」としつけられたから仕方なくガマンしているのと、自ら「しない」と決めているのとでは、こうした「イザ」って時に「つい」が出てしまうかどうかの大きな差があるように感じています。


そして、わたしたちはナツやチャコがそうしているのは、群における自分たちとわたしたちの立場の”上下関係”を明確に意識しているからではないかと考えているんです。



「人の顔を決して舐めない(ただし自発的に)子は、その人に対して甘噛も決してしない」


というのは、ボス ナツ チャコ ”としお” の4匹以外の、お預かりしている子を見ていても当てはまるように感じています。


けれども、念の為お断りしておきますが、この逆説は成り立つとは思っていません。

つまり


「甘噛みを決してしないからといって顔を舐めないとは限らない」


ってことです。


わたしたちは、”顔舐め”と”甘噛み”の相関関係と、そこから読み取れるそのワンちゃんの性質や群における”立ち位置”ということに、今かなり熱い視線を注いで興味深く見つめているんです(笑)




気軽に書き始めたのですが、思ったよりも長くなっちゃいました(^_^;)

つづきはまた明日に・・・





<今日のPetHotel11!>

朝のおさんぽ♪
としお・・・
完全にチャコより大きくなっとるね(^_^;)

オテンバNちゃんロスの男子ふたり(笑)

Gくん、今日もしっかりした足取りで
おさんぽできたねぇ!

波打ち際ではしゃぎまくる
チャコと”としお”

ガゴメ昆布はっけーーん♪

としお「チャコさん、遊んでくださーい!」
チャコ「今はだめ~~」

としお「じゃ、そのオモチャくださーい!」
チャコ「だめ~~~!」

あ・・・アッサリ奪われちゃった(^_^;)

Cくん「結果、チャコさん”としお”と遊んで
あげちゃってるのでは・・・?」

やれやれ・・・仲良しだねぇ~~(笑)

ナツは相変わらず
カラスやリスやネコが来ないか見張り中
(凛々しい~♪)

屋内でドスンバタンとワンプロする
Aくんと”としお”
とばっちりが来ないように避難するCくん

窓越しに撮影はできるけど・・・
直接撮ろうとドアを開けると~・・・

Aくんはとりあえず一回 サッと隠れて
様子をみるんです(笑)

ワンプロしてていいんだよ~(^_^;)

海岸の干しダイコンの前で

Aくん、ずいぶん無邪気な顔をするようになったね!





2018年12月2日日曜日

顔を舐める犬 舐めない犬②

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。





前回ブログのつづきです。


【舐めてんのか?!】


●おおむね定説どおりだと思う点


犬が人間の顔を舐める理由としてよく挙げられている定説は以下のとおりでしたね?


「お腹が空いたよ。何かちょうだい」

「アナタが大好き!」


「アナタに服従します(しています)」



このうち、上のふたつについては、PetHotel11!にやってくるワンちゃんたちを見ていても


「なるほど、おおむね当てはまるかな~」


と思います。


「お腹が空いたよ。何かちょうだい」に関しては、食べ物をねだる以外にも「おねだり全般」を人間の顔を舐めることで表現しているような気がします。

セリフにすると例えば・・・


「お腹が空いたよ~ 何かちょうだ~い」

「ねえねえ、早く起きておさんぽに連れて行ってよ~」

「抱っこしてナデナデして~」

「どこにも行かないで 一緒にいてよ~」


といった感じです。



「アナタが大好き!」に関しては、まあ大好きな人の顔をよくペロペロすることから、そう解釈できなくもないけれど、大好きな人に対して何を表現しているかっていうとやっぱり「おねだり」なんじゃーないかと思っています。

たとえば、他のワンちゃんがいる中で自分だけをナデナデしてほしい時や、放っておかれて寂しかった時に、跳びつくようにして顔を舐めるワンちゃんがいますが、その気持ちをセリフに直すと、「大好き」というよりは例えば・・・


「もう!ボク(ワタシ)にだけ注目して(かまって)よっ!」

「どこに行ってたの? もう放っておかないで!」

「他の子にかまわないで!こっち見てっ!!」


というようなことを伝えたがっているように感じるんです。

つまり、「あなたが大好き」という愛情表現をしているというよりは、むしろその逆で人間側からの愛情表現を要求(おねだり)していると見た方がナットク感がある態度なんですね。



●どうも違うんじゃないか?と思う点


わたしたちが今回 特に”疑いの眼差し”を向けているのは定説の中の、


「アナタに服従します(しています)」


という項目に関してです。


前回ブログでご紹介した ボス・ナツ・チャコ・としお を例にとって説明してみたいと思います。


4匹を服従心の高い順に並べると・・・


としお > チャコ > ナツ > ボス


という感じです。




◇ボスの場合


服従心の順序は としお > チャコ > ナツ > ボス と、4匹の中でもっとも服従心が低いボスですね(笑)


呼んでも一番最後までノラクラと聴こえないフリをするのはボスです。


更に、ボスはわたしたちの飼い犬ではなく、実はわたしの母の飼い犬なのですが(そのためいつも”超長期お預かり犬”と表現しています)


飼い主家族(父と兄)に本気噛みで怪我を負わせたことがあるのはボスです。

飼い主に「ボールを早く投げろ!」「こっちに来てボクと遊べ!」と要求吠えを延々するのはボスです。


PetHotel11!にいる時のボスは、わたしたちがボスにこれらの行為を許さないため あまりしませんが、飼い主と一緒にいるとたちまち上記のような傍若無人なワガママ犬になります(苦笑)


飼い主(母ね)に対するボスの威張り様ときたら、そりゃもうヒドいもんで、客観的に見て完全に主従関係が逆転し、母がボスの家来のようになっております。


そんなボスは、人の顔を強引かつ執拗に舐めます。

抱っこしている時に顔を跳びつくように舐め、やめさせてもスキあらば顔を舐めてやろうと狙っているってくらいに必死で顔を舐めようとします。

ボスが特に一番ペロペロするのが、何を隠そう主従関係が逆転している飼い主の顔なんです。

わたしは母の顔がいつの日かノッペラボウになるんではないかと本気で心配するほどに、ボスは執拗かつ強引に母の顔をベロンベロン舐めます。


つまり、少なくともボスが飼い主の顔を舐める理由は、服従心からくるものでは絶対にないと思っています。

※全面的に「要求」を表しているに違いない!



◇”としお”の場合


服従心の順序は としお > チャコ > ナツ > ボス と、4匹の中でもっとも服従心が高い”としお”も顔を舐めます。

では、”としお”が顔を舐める理由は定説どおり「服従心を表すため」なんでしょーか?

わたしはちょっと違うと思っています。


まず”としお”の服従心が4匹の中で現在もっとも高いのは、”としお”がまだ従順なパピーだからです。

彼はまだ生後4ヶ月足らずで、反抗期すら迎えていません。

まるでスポンジが水を含むごとく”としお”はわたしたちの指示を素直に受入れます。

それは、人間の幼児がママの言うことをとてもよくきくのとソックリ同じことですね。


では”としお”がわたしたちの顔を舐める理由はなんでしょうか?

わたしはそれを「甘えの表現」だと受け取っています。


子供が母に甘えるのは、庇護を必要とするか弱い彼らが生きるための本能です。


セリフにすると


「ボクはまだこんなにちっちゃくて弱いから、ボクを見捨てないでね!守ってね!」


ということになると思います。

・・・やっぱりこれも「要求」の一種ですね?



◇ナツ と チャコの場合


服従心の順序は としお > チャコ > ナツ > ボス ですが、チャコとナツの差はさほど大きくないように思っています。

ふたりとも、どうしても従いたくない時には指示を無視したりするけれど、おおむね従うといった感じで、決して「しつけが行き届いた優等生」ではありませんが、イザというときにはキッチリ指示に従ってくれます。

ナツ と チャコ に共通していえることは


・ふたりとも、明らかにわたしたちに敬意を払っている。

・ふたりとも常にわたしたちの意思を汲み取ろうとしてよく観察していて、その意思を他の犬たち(群)に伝える役割を担っている。

・ふたりとも、成犬として他の犬の中で自立していて、自分に自信を持っている。


ということです。


そして、ナツ と チャコ は、わたしたちの顔をただの1度も舐めたことはありません。


つまり、パピー(”としお”)という特例を除けば、


服従心が低い子ほど顔を舐め、
服従心が高い子ほど顔を舐めない


ということになっております。


「服従心」って言葉にするとちょっとピンと来ないかもしれませんが、要するに


顔を舐める子の方が、文字通り相手を「舐めている」んじゃーないの?


ってことです。



ココまで読んで


「そんなことないヨ!ウチの子はすんごく服従心が強いんだから!!」


と感じていらっしゃる方や


「えーー・・・そんなぁ・・・ショックぅ~~!!」


とヘコんでいる方がいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心ください。


今回お話していることは、わたしたちが勝手に考えた仮説であって、その根拠はわたしたちの実体験だけなんですからね(^_^;)

あまり深く考えず、テキトーに笑って読み飛ばしていただければ幸いで~す!




さて、この持論はもう少しつづきますが、長くなるのでまた次回に・・・





<今日のPetHotel11!>

今日は空気がとっても冷たかったから
Gくんは暖かいコートを着ておさんぽ♪

NちゃんとAくんは、相変わらず仲良く
ルンルンだねぇ~(笑)

としお、オイデ~~~~!!
としお「ガジガジ・・・」

としお「う~ん・・・名残惜しいですけど・・・」

としお「仕方ないですね。呼ばれたから行きます~」

エラーーイ!

くれんのか思たら・・・

くれへんのかい!

くれへんのか~~~~~い!!

Cくん「やった!キャッチしたどーーー!!」

Nちゃん「ちょーだい!」
Cくん「あげるワケないでしょ!」

Cくん「ヘヘヘ~ンだ!悔しかったらとってごらん♪」

Cくん「・・・って え?Nちゃん?ボールいらないの?」

おーーーい、誰かあああーーー?!

そのころNちゃんは既に・・・
ボスから木の枝を・・・

奪って夢中になっていましたとさ(^_^;)

Nちゃん=罪な女

あ!Mちゃん、遊びに来てくれたの~?♪

CJも!ひさしぶり~♪
元気そうだねぇ(*^_^*)

小さいAくん「いっぱいいっぱいナデナデしてくださーい」
はいはい(^_^;)

としおを山道で保護したN夫妻が としおに会いに来て下さいました!
これは、としおを保護した当日の写真だそうです。

なんてちっちゃいの~!!
そして・・・お耳が垂れてるぅ~~~
はぁ・・・カワイイ(ヨダレ)






顔を舐める犬 舐めない犬①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。





【犬が人の顔を舐める理由の定説は本当か?】


今日は、わたしたちが気づいたちょっと不思議なことについてのお話です。


「え?犬が人の顔を舐める理由?そんなの知ってるわよ」


という方も、ぜひ読んでみてくださいね~!



●犬が人間を舐める理由


一般に、犬が飼い主さんの顔をペロペロ舐めるのは


「お腹が空いたよ。何かちょうだい」

「アナタが大好き!」

「アナタに服従しています」


などの意味があると言われています。

その根拠は、


・オオカミの群において、下位のオオカミがリーダーの顔を舐めるが、逆に上位のオオカミが下位のオオカミの顔を舐めることはないこと。

・オオカミの仲間同士が再会した時などに、口を舐める行動をしていること。

・オオカミの子供が母親や乳母役のオオカミにエサをねだる際に口をペロペロ舐めて催促すること。


だと言われています。


試しにインターネットの検索サイトで


「犬 飼い主 顔 舐める 理由」


などと入力して、みなさんも調べてみてください。

ほとんどのサイトで異口同音に上記のような説明をしているはずです。


わたしも、この”定説”を信じて疑ったことはありませんでした。


でも・・・



●どうもなんか違う気が・・・


上記の定説は「常識」として語られていることなのですが、その根拠というか、ハッキリと動物行動学などで実験をした結果の論文などが見当たらないんです。

(もし、そうした論文をご存知の方がいらしたらぜひ教えてください!!)


日々、たくさんのワンちゃんと触れ合っていて、彼らの行動を見ているわたしたちは、今まで疑ったこともなかったこの定説に、実はちょっとした違和感を感じることがあるんです。

それはどういうことかというと・・・

定説はまったく違っているとも思わないけれど、それでは説明がつかないところもあるってことなんです。

ニュアンスが違うと言えばいいでしょうか・・・


うまく言葉で説明できないので、いつもウチにいるチャコとボスとナツ、そして新たに家族に加わった”としお”を例にとってお話してみましょう。



●キャラ紹介


このブログを初めてお読みの方もおられるかと思いますので、念の為 登場犬たちのキャラを簡単にご紹介しておきましょう。


<ボス>


ミニチュアダックス♂ 7才

ペットショップで子犬の時に購入。

飼い主(母です)がまったくしつけをせず、甘やかし放題で5才まで育てたため、わたしたちが預かり始めた時は「しつこく激しい要求吠え」「ボールを取り上げようとすると噛む」「他の犬に怯え、近づくこともできない」といった性格でした。

現在はだいぶマシになったものの、かなり年齢がいってしまっていたため、現在もまだ「ついすぐ吠えちゃう(叱られるとすぐやめる)」「臆病」というキャラです。


<ナツ>


チワワ×ダックスMIX♀ 7才

4年前にボスの飼い主(母です)が他の飼い主さんから引き取りました。

元飼い主さんがペットショップで生後半年になっても売れ残っていたナツを見かねて購入(下の歯が上の歯より前に出ている”アンダーショット”が売れ残った原因とみられる)しました。

元飼い主さんのおうちには、他に2匹のチワワがいたので、ナツの犬としての社会性は抜群ですし、きちんとしつけていらっしゃったので、無駄吠えもなく優等生です。

他の犬に対しては「超強気」(女帝と呼ばれている)

気の強い風紀委員の女の子といった感じで、ルールを守らない子や失礼な子には躊躇することなくガルルー!!といきますが、決して相手を傷つけることはありません。

また、老犬やパピーには非常に優しい、正義の味方といった感じのキャラです。


<チャコ>


シーズー×ヨーキーMIX♀ 推定5~6才

ウチの子になってちょうど1年が過ぎたチャコは、いわゆる繁殖屋によって30頭の仲間と一緒に河川敷の小屋で暮らしていた 元繁殖犬です。

繁殖屋の男性が体を壊し、入院するからと飼育放棄したことから緊急開催された譲渡会で引き取ってきた子です。

劣悪な環境に押し込められ、外の世界も知らずに育ったために、下半身の被毛がほとんどハゲているほどの酷い状態でしたが、今はスッカリお散歩が大好きなフサフサ(ボーボー)の元気な女の子です。

たくさんの犬たちと一緒に生活していたため、社会性は抜群です。

性格はとても優しくてフレンドリー。

他の犬が争っていたり、誰かが他の子にしつこくされていると、間に入ってお茶目な仕草をしてさりげなくやめさせるような子です。


<としお>


ザ・雑種♂ 0才(3~4ヶ月)

まだ我が家の一員となって1ヶ月も経っていないスーパールーキーです。

お客様が山道を車で走行中に茂みからヒョッコリ顔を出していたところを発見し、保護しました。

新しい飼い主さんが見つかるまでウチでお預かりしていたのですが、結果的にウチの子になりました(笑)

現在、ジャンジャンバリバリ成長中のパピーのため、性格はなんともいえませんが、相当頭がよく、要領のいい世渡り上手です。

今はとにかく、何にでも興味津々、何でもガジガジ囓りたい、誰とでも遊びたいし、誰にでも甘えたい赤ちゃんです(バブー)



おっと・・・キャラ紹介しただけで時間切れになってしまいました(^_^;)


つづきは次回~~~!!




<今日のPetHotel11!>

朝の海岸さんぽ♪
くるよくるよ、おひさまカモーーン!!

みなさ~ん、ウンチしてくださ~~~い

小さいAくんがまたお泊りに来てくれたよ(*^_^*)

としお「いらっしゃいませ~~~~!!」
小さいAくん「わあーー きみ誰???」

としお「としおですはじめましてあそんでください」
小さいAくん「わ・・・わかったわかったからっ」

おや・・・・?

この光景・・・

この展開・・・

どこかで・・・

見たような・・・

ああそうそう・・・

こうなって・・・

そうそう、こうなるんだよね・・・

Nちゃん「えへへ、デ・ジャ・ブごっこ~♪」
ナツ「なんだそりゃっ?!」

大きいAくん「Nちゃん、Cくんにボールゆずってあげたら?」
Nちゃんや~~~よ~~~~」

ややや!!
お料理番がヤキイモしてくれてる~♪

ハイ、Gくん

Cくん「Gくん、どうどう?美味しい?」
Gくん「おいしいよ~~~」

ハイ、みんなちゃんとオスワリして~~

ケンカしないで、順番ね!!

Gくんはもう食べたでしょ?!(笑)
寒いからお部屋に入ってなさーーい

午後のおさんぽ
としおの額にCくんのオシッコがかかって・・・

ホラ、よーく見ると黄色い放物線が・・・(笑)

で・・・ジャブジャブされちゃいました

おさんぽから帰ってもういっかいちゃんと洗ってもらったよ!
「えへへ、抱っこでゴキゲン♪」

だっこされるとしおをジーーーーーっと見てるのは
甘えん坊の小さいAくんと

同じく、大きいAくん(^_^;)


おさんぽの後のお昼寝って
チョー気持ちいいよね~

こうして見ると・・・
としお?!もうこんなに大きくなったの?!(-_-;)