2018年3月13日火曜日

お留守番ワンちゃんの室温調整グッズ

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




【離れた場所から室温管理】


●春ですなぁ~~~


暖かく、いい季節になりましたね~♪

Pet Hotel 11!では、お預かりしたワンちゃんたちはみな、日中ケージに閉じ込めることなく、自由に過ごすシステム(←システムってほどのこともないけど)

真夏や真冬は、朝夕のお散歩とお庭遊びの時間以外は、基本的に冷暖房で温度管理されたお部屋で過ごしていますが、今のような季節は、晴れた日はお部屋を開け放して、ワンちゃんたちがお庭やガレージを自由に行き来できるようにできるので、とっても楽しいで~す♪

けれども、朝晩はまだグンと気温が下がるので、特にワンちゃんたちが就寝中のお部屋の温度湿度管理にはかなり神経を使っています

日中暖かかったからといってエアコンをOFFにしていると、早朝に「寒っ!!」ってなっているかもしれないんですね。

そこで、わたしたちがワンちゃんたちのお部屋で使用しているのが、ワイヤレスデジタルセンサーとアラーム付きの温度計です。

コレ↓





ワンちゃんに最適な温度と湿度については、以前書いたコチラの記事をご覧ください。

犬が冷凍庫に立てこもりたくなる日本の猛暑



●離れた場所で室温がわかるセンサーアラーム機能


わたしたちが探した温度計の条件は、


・離れたお部屋の室温がわかること

・一定の室温になったらアラームで知らせてくれること


「あれ?でもエアコン自体に温度設定機能がついているので、暑すぎたり寒すぎたりしたらエアコンが自動でON/OFFするんじゃあ・・・」


って思いますよね?

ところが・・・エアコンの自動設定だけでは、次のような時に対応しきれないんです。


・真夏の猛暑によって、設定温度までぜんぜん下がらない!

・真冬の夜は、逆に設定温度まで上がってくれない!

・雷などで一瞬停電になったとき(瞬電ってゆーんですって~)エアコンは切れっぱなし!


ワンちゃんと同じお部屋にいれば、自分が体感で気づくことができます。

でも、離れたお部屋でワンちゃんが寝ているような場合は、絶対にセンサーアラーム機能が欲しいんです。


室温を感知するセンサーはワンちゃんたちのお部屋の、ワンちゃんたちのいる高さに設置。

室温が設定している温度よりも高くなったり低くなったりしたらアラームが鳴って知らせてくれる・・・こういう機能が必要でした。


●がんばれ日本メーカー!


で・・・探したんですが・・・

機能自体は、現代の技術をもってしたら実に単純なものなので、いくらでもそんな商品はあるやに思っていたのです。

ところがっ!!

これがぜんっぜん見つからないんですねぇ~・・・意外でした。

離れたお部屋の温度が高すぎたり低すぎたりしたらお知らせしてくれる機能って、欲しいと思っている人がたーーくさんいると思うんですよ。

例えば・・・ワンちゃんと離れたお部屋で寝ている人はもちろん、お年寄りを在宅介護している人とか、赤ちゃんや子供が寝ている子供部屋の温度管理をしたい人とか・・・

なのに、ご家庭用の温度計で、センサーアラーム機能がついているものは、上記にリンクを張った中国製の製品しか見つけることができませんでした(;´Д`)

いえ、正確には日本製の商品はあるんです

あるんだけど~~・・・

本格的すぎっっ!!(-"-)

日本製の製品は、老人ホームや医療施設向けに作られているような、すんごく高くてすんごく大げさなものばっかりなんです。

日本のメーカーさんにぜひお願いです(読んでないだろーけど・・・)

ご家庭で気軽に使える機能と価格のセンサーアラーム付き温湿度計をぜひぜひ作ってくださーい!!

そんでもって、作るときには湿度のセンサーアラームもつけてくださーーい!!


●外出先から自宅の室温管理


さて・・・わたしたちは自宅でペットホテルを経営しているので、ワンちゃんたちのお部屋の温度の変化にアラームで気づいたら、すぐに行ってエアコン操作すれば済みますが・・・

ワンちゃんの飼い主さんたちは、日中ワンちゃんをお留守番させて家を空けることもありますよね?

真夏や真冬には、ワンちゃんのお部屋が暑すぎたり寒すぎたりしないか心配になりませんか?


「エアコンをつけっぱなしで出かけたけれど、逆に冷えすぎて寒がっていたりしないかしら・・・」

「雷注意報が出ていたけれど、停電になってエアコンが切れて、閉め切ったお部屋で熱中症になったりしていないかしら・・・」


そんな風に感じてドキドキしたことがある飼い主さんはきっと多いと思います。


そんな飼い主さんたちに、とってもイイものを見つけましたよ~~(^▽^)/



●離れたところからスマホで家電を操作


株式会社リンクジャパンってところが発売しているeRemote(イーリモート)っていう商品です。





いいな~って思ったところは・・・


◇ スマホと無線LAN環境があれば外出先からお部屋のリモコンを操作できる


エアコンはもちろん、テレビ、お部屋の照明など、赤外線リモコンで操作する家電はすべて外出先や離れたお部屋から操作することができるようになります。


◇ 本体に温度センサーがついている


設定した温度になったらエアコンをONにしたりOFFにしたりといった設定が可能です。

ワンちゃんをお留守番させているお宅では、この機能は本当に便利!!

ただ、湿度管理はできません

湿度管理までしたい方は、後述のeSensor(イーセンサー)をご参照くださいね。


◇月額利用料が0円


本体を購入したら、自分で設定するだけですから、月額利用料などの追加ランニングコストが一切かかりません。



ワンちゃん以外でも、お年寄りやお子さんをお留守番させている時に大活躍でしょうね~!

それと、個人的に、照明のON/OFF機能は防犯対策にとっても有効だと思います。

お部屋の照明やテレビは、長期旅行中に「お留守だな?」って外からわからないように夜の間ONにできますし・・・

一人暮らしの女性は外出先から家に帰る前に照明をつけることで、不審者対策にもなるので、とってもいいと思います。

玄関開けたら見知らぬ男がお部屋にいた!!

みたいなことがあったらサイアクですからねぇ・・・(;´Д`)



●湿度もバッチリ管理したい人は


ワンちゃんがお留守番しているお部屋を、温度だけでなく湿度も最適に管理したい飼い主さんは、同じ会社から出ているeSensor(イーセンサー)を合わせて購入するといいかと思います。

eRemote(イーリモート)と eSensor(イーセンサー)を一緒に使うことで、


「室温が何度になったらエアコンをON。湿度が何%になったら除湿器をON。」


「お部屋が暗くなったら照明をON」


というようなことをできるんですって~~~!





でもね・・・もちろん湿度もバッチリ管理するのが理想的ですけど、ワンちゃんが湿度によってすぐに命の危険にさらされるようなことは考えにくいですから、まあ温度管理だけで十分かとは思います。

老犬や気管支が弱いワンちゃんの飼い主さんは、検討されたらいかがでしょーか?




わたしたちは常に在宅しているため、ご紹介した商品を実際に使用したことはありませんし、メーカーの回し者でもありません(笑)

ご購入にあたっては、Amazonのリンクで口コミを確認いただいたり、下記メーカーサイトから詳細を十分にご確認いただいた上でお決めくださいませ~~~!

http://linkjapan.co.jp/product/eremote/

(ご利用中の方は感想など教えていただけると大変ありがたいです!)




<今日のPet Hotel 11!>

朝の海岸さんぽ。ベンチで一休み♪

Gメンか?!(←古!)
「なんかイイもの落ちてないかなぁ~~・・・」

「ハッ?!これは何かしら???」
Hちゃん・・・それはリードでしょ(;^_^A

日向ぼっこしていると・・・

「はじめまして~~~♪」って、陽気なMちゃんが
やってきたヨ!

すぐに仲良くなって

いっぱい遊んだよ~♪

ハイ、みんなイイコイイコ♪

アタシはお料理番と一緒にいてあげるワ!

ボク以外女の子しかいないんですけど~~・・・
そういえばそうだね(;^_^A






2018年3月12日月曜日

動物愛護後進国ニッポンの実態

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



前回のブログでは、

日本がドイツやスイスのような動物愛護先進国になるために、どんな法改正が必要か?

を家庭内国会で討議した結果をお話ししました。

その中で、

「日本は『合法的に大量の犬を殺している国』という屈辱的なレッテルを貼られ、世界各国から批難を浴びている」

と書きましたが、今日はそれを示すひとつの記事をご紹介したいと思います。


以下の記事は2011年__奇しくも東日本大震災の起きた年にイギリスのMirrorに掲載された記事です。


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【死を待つ行列・・・
年間250000頭もの犬と猫がガス室で処刑されている日本】


~国の政府が運営する完全合法な虐殺のコンベアベルト~



殺処分の恐怖に怯えながら、必死でガラスをひっかく秋田犬の子犬



子犬は、哀れにも迫りくる恐怖から逃れようと、必死で窓をひっかいていました。

数分後、その秋田犬の子どもは、二酸化炭素で満たされた "ドリームボックス"に入れられる多くの犬たちの中にいました。


致命的なガスがドリームボックスを満たすのには時間がかかります。

そのため、犬たちの吠える声が、胸がつぶれるようなクンクン鳴く声に変るまでに10分かかります。

もがき苦しむ犬たちがピクピクと痙攣するのが最終的に静止するまでには、それからさらに20分もかかります。


今年、日本においてガス室送りになる犬や猫は、最終的に20万頭におよぶ見込みです。


今回、我々の取材で、日本国政府によって完全に合法なものとして行われている死のコンベアーベルトの存在が明らかになりました。


日本で起きているこの大虐殺は、売上高が年間3兆円に迫る勢いのペット業界にその要因があります。

日本には現在、2300万匹もの犬と猫がペットとして飼われていて、その数は子供の人口よりも多いのです。

規制もなく野放しにされているブリーダーたちは、最新の流行に合わせて品種を作り出し、販売しています。

子犬の価格は高いもので75万円くらいまでで、全国数千件のペットショップのショウウインドウを満たしています。

しかし、商品にならない子犬や、売れ残った子犬、年を取りすぎて繁殖にも使えない犬たちは、死の行列に加えられるのです。

彼らが最後の瞬間を過ごす部屋は”ドリームボックス”という美しい言葉で言い換えられていますが、「ホケンジョ」と呼ばれるセンターに設置された完全に機械化されたガス室でしかありません。

その殺戮マシンが日本には108台あって、毎日平均550頭もの動物を殺しているのです。

ガス室は日本の科学者によって発明されました。

仏教ではすべての命が神聖であると教えていて、獣医でさえ動物の命を奪うことはないはずなのに、我々の写真が示すように、日本の膨れ上がったペット取引には、仏教に根差した思いやりの余地はないようです。


我々は、特別に殺処分室を取材することができました。

東京から50キロ離れた千葉の一階建ての建物には、少なくとも30匹の犬のために6つのステンレススチール製の壁の部屋がありました。


「今は静かな方だ」


所長の野平氏は語りました。


「ケージが子犬でいっぱいになる夏の直前は特に忙しい」


去年は5000匹以上の猫と2,000匹の犬が虐殺されたといいます。


収容されている子たちの中に、首に赤いナイロンの紐をつけられている子がいます。

その赤い紐が意味しているのは、その子が最大7日間の滞在期日を過ぎているので、殺さなければならないということです。

7日を過ぎて生かしておくことは、「財源の無駄遣い」ということなのだそうです。

別室では、数百匹の猫が同じ恐ろしい運命を待っています。

その運命の日というのは、毎週火曜日と金曜日の午前8時半。

狭いコンクリートの通路に沿ってペットたちが強制的にドリームボックスに導かれる日なのです。


穏やかで謙虚な石崎さんという職員は、この仕事をする担当者です。

コントロールルームの緑色のボタンを押して、シリンダーが二酸化炭素を放出するのを確認するのだそうです。


「初めてこの仕事をしたとき、とても悲しかった」


石崎さんは語りました。


「今はただ、それが私の仕事だと・・・それ以上は考えないことにしています。」


死の悪臭はセンターに充満します。

金属製のレールは、すでにそこを過去に通過していった何千もの猫や犬の毛皮による摩擦で艶がなくなっています。


石崎さんによると、子犬や子猫はガスが小さな体に浸透するのに時間がかかり、ゆっくりと死ぬのだという。

息絶えたペットたちは、ハッチを通じて焼却炉に投棄されます。

600℃の熱によってペットたちを素早く灰に変えられ、白いプラスチック製のボックスに入れられます。

そのボックスには「産業廃棄物」と書かれています。


公式の数字によると、日本では捨てられたペットの90%が毎年政府によって殺処分されています。

これに対して英国では9%に過ぎません。

1つの理由は、日本人がペットを選ぶ判断基準にあります。

日本人が”かわいい”と感じる要素を先天的に持っている犬は、母犬が出産した子犬たちのうち、1~2頭しかいません。

つい先日は、赤い被毛を持つ子犬が、相場の倍の価格で売られていましたが、今の日本のトレンドはトイプードルやティーカッププードルで、37万円ほどの価格で取引されています。

日本のペットショップチェーンは、数億円という利益を毎年計上しているのです。

チェーン店の一部は午前3時まで営業しています。

近くのクラブからホステスを連れてやってくる男性が、ブランド物のハンドバッグに子犬や子猫を入れたいとねだるホステスに貢ぐために営業しているのです。

数年前、パリス・ヒルトンがそんな店のひとつの前で、20万円以上もするグッチの犬用首輪に囲まれてポーズを取っている写真もありました。


ガス室送りになる予定だった8000匹の猫を救ってきたボランティア団体のスタッフ金子さんは、


「多くの日本人にとって、ペットを買うことはハンドバッグを買うことと同じだ。

人々は何も考えずにペットを購入し、その後、おもちゃのように捨てる。

日本人がペットショップから子犬を買うことをやめれば、パピーミルや保健所は必要なくなるでしょう」


と語っていました。

金子さんのような保護活動家の存在は、多くの猫や犬にとって唯一の希望なのでしょう。

保護活動に携わるボランティアたちは、自分たちが収容できる限りのペットたちを保護しています。

しかし、日本国の動物愛護に対する姿勢は、ごらんの通り酷いものですから、保護団体の活動は報われない仕事です。

動物愛護団体Aliveの野上さんは、長年にわたり、全国のペットショップで飼育されている猫や犬の闇市場取引を暴露しようと努力してきました。

これらの小さなペット工場は、たいてい荒れ果てた家屋で、その内部は積み重ねられたペット用のケージでいっぱいになっています。


匿名希望の別な保護活動をする個人は、福岡近くのペット工場を閉鎖させようと2年間も努力したといいます。


「数百の動物が小さな空間に詰め込まれていたんです」


と彼女は語りました。

死んだ動物がゴミ箱に投げ込まれていたり死骸が転がっているので、ものすごい悪臭でした。

彼女は告発のための証拠を集めようとしたところ、逆に不法侵入で通報され逮捕されてしまいました。

ペット工場の所有者には、なんのお咎めもありませんでした。

過去5年間で、閉鎖されたブリーダーはわずか1件なのです。


「現在の法律は不十分で、あいまいで、実効性に乏しいのです。」


と野上さんは語りました。


今のところ、事態が解決に向かう可能性は低そうにみえます。


昨日、東京の街角では通り沿いのショウウィンドウに62万円の値段がついた子犬が入れられていました。

その子犬が前足でガラスを叩くと、見物人たちは笑って子犬の写真を撮っていました。

そして、ケージをひっかく子犬を残し、きびすを返して立ち去っていくのでした。

(引用ココまで)
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わたしたちの住む日本という国は、本気でこの現状を変えるための根本的な制度改正をすることなく、


「おーーい!動物好きなボランティアの人たちぃ~!ホラホラ、犬や猫が死んじゃうよー!可哀想だよね~?早く助けに来てあげないとだよ~~~~!」


・・・って呼び込みしているだけってことですね。


これが「美しい国ニッポン」・・・の実態かぁ・・・・(;´Д`)


※Mirrorの記事は7年前のものですので、殺処分頭数や業界の売上などの数字は現在とは異なっています。

引用記事:https://www.mirror.co.uk/news/uk-news/dog-death-row-sunday-mirror-87219




<今日のPet Hotel 11!>

Hおばあちゃん「アラいやだ、グラビア撮影?」
ま、まあね・・・(;'∀')

「ああ~、日向のお昼寝ってサイコーだわ♪」

「ウリに邪魔されさえしなければねーーーっ!」

キミたち、ほんっと仲良しだねぇ~~(笑)

「少しお部屋で休憩しなさーい」って言うと
テンション⤵

コラーーーッ!聞こえないフリしなーい!!

「ねえねえ、あの人たち どうしたんだろうね?」
「うんうん、なんだろう?」
「きっと、おんまさんにお説教されてるんじゃない?」








2018年3月11日日曜日

不幸な犬を減らす法律を考える⑤

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回のブログにひきつづき、日本をドイツやスイス、スウェーデンのような犬に優しい国にするために、わたしたちが家庭内国会で考えた動物愛護管理法の改正案


◇ 繁殖業をライセンス制とする。

◇ 繁殖業者に子犬へのマイクロチップ装着を義務付ける。

◇ ペットショップやブリーダーから犬を買い取る際には「犬税」を課す。


以上3つの法案の詳細について、きょうは最後の「犬税」のメリットのお話。

前回ブログをお読みでない方は、お話が見えないと思いますので、ぜひ予め前回ブログからお読みください。



【犬税導入のメリット】


●行政へのメリット


・法施行のための財源確保に頭を悩ませる必要がない。

・狂犬病予防接種率が上がり、人獣共通感染症への危機管理が向上する。

・世界各国から批難を浴びている、「合法的に大量の犬を殺している国」(殺処分のこと)という屈辱的なレッテルを払拭できる。

・国内飼育犬のしつけが向上することで、咬傷事故などを減らすことができる。

・動物愛護先進国のイメージは、観光客誘致にも役立つ。


●獣医さんへのメリット


・狂犬病予防接種もマイクロチップ装着も、今よりずっと件数が増え、しかもその費用は国に請求して間違いなく犬税から支払われるから儲かる♪

・全国の獣医さんが、マイクロチップの個体識別番号で管理されたカルテを共有できるため、犬種による多発疾患の把握や、有効な治療法といった知識の共有ができる。


●飼い主さんへのメリット

・狂犬病予防接種、不妊手術が無料で受けられる。

・しつけ教室で、正しいしつけ方法を学んだり、悩み相談をすることができる(無料)

・適正な価格で健康な子犬を買うことが出来る可能性が高まる(後で詳しくお話しまーす①

・犬を購入する=犬税を納める・・・犬たちの役にたてることになる♪

・保護犬を引き取る・・・犬たちの役にたてることになる♪


●ワンちゃんへのメリット


・正しいしつけをしてもらえなかった結果、問題犬扱いされて虐待を受けたり捨てられたりする可能性が減る。

・万一、保護犬になってしまった場合も、新しい家族が見つかる可能性が高まる
(見つからなくても殺処分になることなく、快適なシェルターで天寿を全うできる)

・飼い主さんとしつけ教室に通うことで、おりこう犬になり、どこにでも飼い主さんに連れて行ってもらえるようになる~♪(しっぽブンブン!)

・犬税で子犬が高くなるため、軽い気持ちで安易に子犬を買う人が減る


●ペットショップへのメリット


※これについては後で詳しくお話しまーす②

・生体販売の禁止といった規制がかけられることなく、現行通りの商いを続けることができる。



【詳しく解説】


上記メリットのうち「後で詳しく説明しまーす」って書いた部分のご説明です。


①適正な価格で健康な子犬を買うことが出来る可能性が高まる


ブリーダー直販やペットショップで子犬を購入する場合に、高い犬税が課せられることになると、売り手側は消費者の”買い控え”を懸念するようになります。

現在、日本の子犬の販売価格は諸外国に比べてすんごく高い!って言われています。

それは、子犬の価格が「コストに利益を上乗せして決められている」のではなく、「このくらいの価格なら消費者が買うだろう」っていう視点で決定されているからです。

けれども、犬税の導入によって生き残り競争も激しくなるので、ある程度の期間が経つと、子犬価格が適正に落ち着いてくるのではないかと思っています。

もちろん、価格競争が激化して、ただ安いだけの子犬をバンバン生産されては困りますが・・・

マイクロチップ装着の義務化により、生産者のブリーダーが特定できるので、パピーミルなどの劣悪環境で生まれたような、健康状態に不安があるような子犬は売れないようになり、悪質ブリーダーは淘汰されていくように思っています。

一方、優良ブリーダーの子犬はある程度高くても、少しくらい待ってでも買いたいという人が増えてくると思っています。

買い手側は、高い税金を払って子犬を購入するのですから、品質に対する要求が高くなります。

すると、

「母犬の飼育環境を見せて欲しい」

などの購買者の声に応えるような、いい意味でのサービス競争が激化してくれたら素晴らしいと思っています。


②ペットショップへのメリット


わたしたち愛犬家は、ついついペットショップを目の敵にしてしまいます。

実際、現状のペットショップには次のような問題があります。


・ペットを物のように扱い、命より利益を優先している。

・生体販売は、売れ残りの子犬が闇に葬られる最悪のシステム。


そこで、ずいぶん前から「生体販売の禁止」を求める声が挙がっていますが、ペットショップも生き残りをかけて必死でこれに抵抗しています。

それなりに大きな業界団体なので力もあり、実現は難しいとみられています。

(政治家が献金や票稼ぎより良識を重んじて法案成立を断行すればいいだけのお話なんですけど・・・)


ですから、法律を成立させるためには、それに反対しそうな人たちにとってもある程度のメリットがないと難しいんです。

犬税の導入は、やはりペット業界から猛反対が予想されますが、以前から多くの反対を受けていた生体販売を禁止しないという条件をつけることで、しぶしぶ承諾する可能性があるかな・・・ってわたちたちは考えたわけです。

でもね、ペットショップで生体販売される子犬たちには全頭マイクロチップが装着されているわけですから、売れ残りをこっそり処分すればすぐに判明することになります。

行政は、管理しているデータを見て、

〇〇ペットショップには現在何頭の子犬がいて、その子たちの個体識別番号は何番・・・

ってことがすぐに判るからです。

査察に入り

「お宅には今20頭の子犬がいるはずだけど、何番と何番の子はどうしました?」

ってできちゃうのですから、ペットショップは売れ残った子犬を違法に闇に葬り去ることはできなくなりますね。


結果的に・・・売れ残った在庫子犬を抱えることで大損失を出すことになるペットショップは、生体販売をしていると割に合わないことになりますから、自発的に生体販売から受注販売へとシフトしていくはずだとわたしたちは見ています。



【法律を考えるのって楽しいけど難しい】


今回、あーでもないこーでもないと、動物愛護管理法の改正案を家庭内国会で議論しながら つくづく感じたのは、法律を作るのって本当に難しいってことです(←あったりまえだっ!)

例えば、問題のある行為・・・たとえば、虐待生体販売パピーミルなどのひとつひとつの問題に対して、罰則を強化するのは簡単です。

けれども、どんなに罰則を強化しても、それらの行為を正確に把握し、摘発できなければザル法になることは目に見えています。

規則をたくさん作ってがんじがらめにすることも、結局はその抜け穴を探す悪質な業者とのいたちごっこになるだけです。

いい法案っていうのはきっと、


・最小限の規制で最大限の効果を出すことができるようにすること。

・問題のあることをしている人が、自発的にそれを止めたくなるような法案であること。

・法案が成立することによるメリットがより多くの人たちに及ぶことで、施行された後にも好循環が生じること。

・法の違反者を行政が正確に把握することができるシステムであること。

・命を尊重するための法案なので、トレーサビリティ(生産者や販売者が追跡できること)であること。


こういったことが満たされている必要があるだろうと思いました。


でもね、


「今日本で問題となっているワンちゃんを取り巻く様々な問題を解決するために、一体何をどうすればいいんだろう・・・」


ってことを真剣に考えるのは実に有意義でしたし、見えなかった問題や壁も色々と見えてきました。

もう少し煮詰めて、いいカンジになったら、ある程度影響力のある人に提案してみようかしらん・・・・

ある程度影響力のある人が知り合いにいないなぁ・・・・(チーーン♪)




<今日のPet Hotel 11!>

朝のおさんぽ♪
お山の畑と海へ~!

砂浜をこーやって掘り掘りして・・・

んーーと・・・

そだ!”なつ”を入れてみようっと♪

なつ「ふ・・・ふざけんなよコラァーーー」
わぁこわーーい(笑)

額縁でパチリ♪ってしたり

いいカンジの枝を拾ったり・・・

橋の下を覗いてみたり・・・
1才のMくんは何もかもエンジョイするね~!

お庭でも木で遊ぶのがお気に入り♪

常連のHおばあちゃん
「で・・・デカいわね~!踏まないでよ」

チャコ「あちょっと、Mくん、登らせて~」

シーズー×ヨーキー & シーズー×チワワ
やっぱり似た雰囲気のモシャモシャ女子会

初めまして。
”なつ”と同じくチワックスのKくんでーす!

”なつ”みたいに気が強くなくて、とってもおだやかで
怖がりさんなの。
でも、みんなにご挨拶、上手にできたよー!

海に来たのは2回目だよ!
どう?海の似合う男だって思わない?!


Mくんと遊んで一番はしゃいでいるのは
お料理番かー?(^-^;




2018年3月10日土曜日

不幸な犬を減らす法律を考える④

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



前回ブログのつづきです。

【改正案の詳細②】


日本を、ドイツやスイス、スウェーデンのような犬に優しい国にするために、わたしたちが家庭内国会で考えた動物愛護管理法の改正案


◇ 繁殖業をライセンス制とする。

◇ 繁殖業者に子犬へのマイクロチップ装着を義務付ける。

◇ ペットショップやブリーダーから犬を買い取る際には「犬税」を課す。


以上3つの法案の詳細についてお話しています。

前回、上の2つについてご説明したので、今回は3つめについて・・・



●犬税の導入


「犬税」でも「畜犬税」でも「愛犬税」でも名前は何でもいいのですが、犬を購入する人に課せられる税金を導入したらいいと考えています。

犬税は、使い道がハッキリしたかなり高い税率ので目的税です。

具体的にイメージしているのは、税率50%くらい

税率50%というのは、その商品全体の価格のうち、税金が占める割合が半分ってことなので、現在販売されている子犬の価格のザっと倍の値段で取引されるようになるってことです。

(実際には消費税分もあるので、倍よりはちょっと安いくらいですかね)

ちなみに、保護犬を引き取る場合は現行通り、保護犬にかかった医療費などの実費は請求させる可能性がありますが、保護犬自体に値段がつかないので、犬税はかかりません。


●税収の使い道は?


子犬が現在の価格の倍って・・・・たっかいでしょーー?!

例えば現在12万円で販売されている子犬が24万円になるってことです。

「はあ?!何言っちゃってんの?高すぎでしょ、フザけんなっ!!」

って思った方は、まあまあ、続きを聞いてからにしてくださいよ。

そのガッポリ得た税収は、全て犬のために使うことにします。

具体的な使い道として、次のようなことを考えました。


◇マイクロチップ装着費


前回のブログで、繁殖業者が子犬を流通させる際にはマイクロチップの装着を義務付けると書きましたが、装着にかかる費用は税金でまかない 実質無料にします。

お金がかかると実施しない繁殖業者が多くなって闇取引が増えちゃうから、それを防止するんです。

義務を無料で果たせて、堂々と市場に子犬を流通させられるなら、きちんと履行する業者が増えるはずだと考えました。

罰則をいくら強化したって、守る人が少なければ意味がありません。

法律は、犬を不幸な目に遭わせた人を罰するためにあるのではなく、犬たちが不幸な目に遭うことを未然に防ぐためにあるべきですから。


◇マイクロチップ読み取り機の普及


これも前回のブログでお話した、「すべての獣医師と管轄行政にマイクロチップ読み取り機を設置」に繋がることです。

財源はどうするんだ?!

ということをワァワァ議論していて、いつまでたっても法律ができないのはもうウンザリなのよ~!

ですから、犬税によって賄うこととします。


◇狂犬病予防接種費用


飼い主さんに義務付けられている年に1度の狂犬病予防接種。

年に1回も必要かについては、わたしは3年に1度くらいでいいと個人的は思っていますが、とりあえず今その議論は横っちょに置いておきます。

法律で決まっているにも関わらず、現在、狂犬病予防摂取を愛犬に受けさせている飼い主さんは5割にも満たないと言われています。

以前から何度もお話していますが、狂犬病は犬から人にうつる感染症(人獣共通感染症)で、致死率ほぼ100%というオッソロシー病気です。

日本は島国という地の利もあって、現状40年以上も狂犬病の国内発症はありません(海外渡航した人が感染した事例はあります)

けれども、この状態を維持するには、国内飼育されている犬の70%以上がワクチン接種している必要があることが統計学的に指摘されているにもかかわらず、実際にはワクチン接種率が半分以下・・・いつ発症しても不思議ではないというんですね。

前回のブログでもお話した通り、動物愛護管理法を所管する環境省では、国内での犬の飼育頭数を正確には把握できていませんので、実際のワクチン接種率も実は把握しようがないっていうのが現状なんです~~~(コワイコワイ)

わたしたちの法改正案では、マイクロチップが国内犬の全頭に装着されている前提ですから、

正確な国内飼育犬頭数が把握できる ⇒ 正確な狂犬病ワクチン接種率も把握できる ⇒ 摂取していない飼い主への勧告も可能になり、接種率が上がる

と考えています。

そしてポイントは、狂犬病ワクチン接種は全て無料で受けられるようにします。

そう、犬税を充当するんです。

飼い主さんは子犬を購入する際に、愛犬の生涯分の狂犬病予防接種料金を前払いしていることになりますから、

「受けなきゃソンソン!!」

ってことになって、接種率はかなり上がるはずです。

義務だから受けろ受けろ! と国が言っておきながら、毎回飼い主さんからお金を取るというのでは、いくら毎年税金を投入して啓蒙ポスターを作ったって、あまり効果がないように思っているんです。


◇不妊手術費用


去勢や避妊といった不妊手術についても、犬税で賄えることにします。

つまり、狂犬病予防接種と同じく、完全無償化にするんです。

愛犬に手術を受けさせるかどうかは、あくまで飼い主さんの自由選択ですが、少なくとも無料で受けられることによって、今よりもすすんで受ける飼い主さんが増えるのではないかと思っています。

お金がなくて不妊させられずにいたら、どんどん子犬が生まれちゃって、不衛生な多頭飼育犬屋敷になってしまった・・・というような人は減るでしょう。


◇全飼い主対象のしつけ教室


動物愛護先進国と日本の大きな違いは、しつけの重要性に対する考え方の違いだと思っています。

ドイツやスイスなどでは、周囲の人に迷惑をかけないようなワンちゃんにしつけているから、電車やバスにも乗せることができ、カフェにも同伴でき、ノーリードで遊べる場所をたくさん設けることができるんです。

動物愛護先進国では、犬を飼ったらしつけ教室に通うのが常識になっている国が多いことからも、しつけの重要性は明白ですね。

日本では、しつけ教室に犬だけを通わせることが多いようですが、動物愛護先進国では、飼い主が犬を連れてしつけ教室に通うのが基本です。

つまり、しつけを学ぶべきは犬ではなくて飼い主ってことなんですね。

あったりまえのことだと思いませ~~~ん?!

今更何言ってんだ?!って思いませ~~~ん?!

でも、その習慣が日本には根付いていないんです。

このことが、捨て犬を生む温床になっていることは多くの人が知っているはずなのに・・・

間違った飼い方、不適切な接し方を飼い主がした結果、問題行動のオンパレードのような犬が育ってしまい、挙句の果てに

「この子はバカなんです」

って不名誉なことを言われて捨てられちゃう・・・

をいっ!バカはどっちだ?

「バカ」って言う方が「バカぁ~~!」(←小学生か?)

ってお話ですよね~~~(^-^;


現在、日本のしつけ教室は、飼い主をしつけないだけでなく、料金がベラボーに高いところが多いのも、しつけが習慣化しない理由だと わたしたちは考えています。

しつけ教室に通わせることができるのはセレブなワンちゃん・・・みたいになっているのがそもそもチャンチャラおかしいんです!

ですから、犬税の使い道のひとつに、しつけ教室への参加費も盛り込んだらいいと思っています。

犬を飼い始める時に役所に飼い主登録をすると、しつけ教室のチケット10枚つづりをもらえて、管轄の役所に月に2回くらいやってくる訓練士さんにトレーニング方法を教えてもらったり悩みを相談できたら、多くの飼い主さんが参加するのではないでしょーか。

そして、問題行動を起こすワンちゃんが減ることで、不幸にも飼育放棄されるワンちゃんが減るという好循環が生まれます。


◇保護犬たちのために・・・


どんなにいい制度ができても、どんなに罰則を強化しても、どんなに飼い主さんや社会全体の犬に対する意識が向上しても・・・

保護犬がいなくなることは、残念ながら絶対にありません。

飼い主さんが死亡してしまったり、病気になって入院することもあるでしょう。

会社をリストラされて世話ができなくなることだってあるかもしれません。

ですから、犬税の残りは、様々な事情で保護施設に引き取られた犬たちのために使われます。

施設の維持管理費、冷暖房などの光熱費、エサ代、問題矯正のためのしつけ代

などですね。

今現在、保護センターや保健所に割り当てられている税金に犬税を上乗せすれば、収容された保護犬たちが、真冬に冷たいコンクリートに直に眠るようなことはなくせるでしょう。

適切なしつけを受け、温厚で高い社会性をもつ保護犬たち・・・

しかも、保護犬を引き取る場合は犬税がかからず、取得費用がリーズナブルとなれば、保護犬の人気は高まるでしょう。


もしも、高い犬税のせいで、ブリーダーやペットショップから子犬を買う人が減り、多くの人が保護犬を飼うようになったとしたら・・・

その分、犬税での税収は落ちます。

でもそれは、それだけ施設に収容している保護犬が減ることを意味していますから、保護犬に割くべき税金も減るってことだから・・・

なんだ、ダイジョブじゃーーん♪



おっと・・・楽しい妄想はついついお話が長くなっていけません(^-^;

犬税導入のメリットは次回にお話したいと思いまーす!




<今日のPet Hotel 11!>

Mくん1才、初めてのお泊り
まだまだ様子見?すっごいパワフルなはずなのに
借りてきた猫のよう(笑)

ヒタヒタヒタヒタ・・・・・(女帝の足音)
ドキドキドキドキ・・・・・(;'∀')

・・・と思ったらMくん、女子にモテモテ♪
「オシリ嗅いで~~」「アタシのも嗅いで~~~」
(^-^;

常連のHちゃんでーーーす
ケケケケッ!!

Mくん、わからないことはなんでもアタシにきいてね!
(どうでもいいけど、ベロを引っ込めましょう)

あ・・・女子がみんなMくんのところに行っちゃって
あからさまに影が薄くなったボス・・・

ちょっとしっかりしなさいよ!
なにその顔?ハニワみたいだよ!!

・・・・・え?







2018年3月9日金曜日

不幸な犬を減らす法律を考える③

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回ブログのつづきです。

【改正案の詳細①】


日本を、ドイツやスイス、スウェーデンのような犬に優しい国にするために、わたしたちが家庭内国会で考えた動物愛護管理法の改正案


◇ 繁殖業をライセンス制とする。

◇ 繁殖業者に子犬へのマイクロチップ装着を義務付ける。

◇ ペットショップやブリーダーから犬を買い取る際には「犬税」を課す。


以上3つの法案の詳細をお話したいと思います。



●繁殖業の義務と責任を強化


3つの法案のうち、繁殖業者に関する次の2つの法案


◇ 繁殖業をライセンス制とする。

◇ 繁殖業者に子犬へのマイクロチップ装着を義務付ける。


についてお話したいと思います。


◇繁殖業をライセンス制にする


現在、ブリーダーになる・・・つまり犬を繁殖させるのに特に資格は必要ありません。

個人宅で子犬を産ませて自分で飼うとか、近所の知人に無償で子犬をあげるとかって場合は資格は要らないよってことです。

ただ、親犬に産ませた犬を商品として販売する際には、動物取扱責任者の資格を取得し、第一種動物取扱業の登録をしている必要があります。

でも、これだけでは足りません。

動物を繁殖させ流通する業者は、まさに現在あふれかえっている保護犬たちの蛇口にあたる部分に位置していますし、何より命そのものを作り出しています。

その意味で、他の動物取扱業とは一線を画する資格制度を設け、より専門的な知識や衛生管理設備などを持つ者だけが営めるようにするべきだと考えています。

更に、最低でも年に1回程度の保健所の査察を受け、繁殖犬たちの適正飼養に反している場合は営業権をはく奪されるといった措置が必要です。


◇繁殖業者に子犬へのマイクロチップ装着を義務付ける


繁殖業者には、流通させる(販売する)子犬にマイクロチップを装着する義務を課します。

マイクロチップは生後1か月(4~5週令)くらいから装着が可能です。

自宅で子犬を出産させた人も、生後1か月を過ぎたらマイクロチップの装着を義務付けられることになります。


◇マイクロチップのしくみ


ご存じない方のために、ここでちょっとマイクロチップのしくみについてご説明しておきます。

(よーく知ってるヨ!って方は読み飛ばしてください)

マイクロチップっていうのは、米粒くらいの大きさのチップで、犬の皮膚下に埋め込みますから名札のように外れてしまうことはまずありません。

まれに、犬の居場所がわかるGPSと混同されている方がおられますが、そういう機能はありません。

マイクロチップには個体識別番号が割り振られていて、その番号に様々な情報を紐づけているのです。

マイクロチップそのものに、色々な情報がインプットされているのではなく、マイクロチップから読み取れるのは個体識別番号だけってことです。

この個体識別番号に紐づけられているデータは、別な場所に蓄積されていて、現在のところ、このデータを管理しているのは、日本獣医師会です。

ちょうど、マイナンバーのようなものがマイクロチップに入っていると考えるとわかりやすいですね。

例えばもし、災害時に飼い主不明のワンちゃんを行政や保護団体が保護した場合、そのワンちゃんにマイクロチップが入っていれば、読み取り機で個体識別番号を読み取ります。

読み取った番号を日本獣医師会のデータベースに照会すると、次のような情報が判ります。

・マイクロチップの装着日
・マイクロチップを装着した獣医師
・飼い主の住所、氏名、連絡先
・ワンちゃんの名前、生年月日、性別、不妊手術の有無

この項目を見ればわかるように、今のところマイクロチップは、もっぱらワンちゃんが行方不明になった時に飼い主さんは誰だ?ってことを知るためのツールとなっています。

災害時に飼い主さんとはぐれてしまったワンちゃんの身元確認の際には大変役に立ちますね。


でも・・・これだけじゃあもったいないと思いませんか?!

わたしは実にもったいないと思っています。



◇マイクロチップの活用方法


わたしたちが考えた法案の中で、繁殖業者にマイクロチップの装着を義務付けたのは、次のような運用をするためです。


<前提>

・個体識別番号のデータベースは行政が管理することにする。
・マイクロチップの読み取り機を、管轄行政とすべての獣医師が設置することにする。


<流通時の運用>
-----------------
①繁殖業者

繁殖業者は子犬の出荷時(販売時)にはマイクロチップを装着し、行政に届け出ます。

その時点で、登録申請書には最低限 次の情報が記載されていなくてはなりません。

・マイクロチップの装着日と装着した獣医師名
・繁殖業者の名前とライセンス番号
・子犬の生年月日と性別
・引き渡した相手(ペットショップや飼い主)の住所、氏名、連絡先
・ペットショップや飼い主への譲渡日

子犬は、行政に届け出た登録申請書の控えを添付した形でペットショップや飼い主に販売されることになります。

登録申請書の控えが添付されていない子犬は、販売することも買い取ることも罪になることとします。


②ペットショップ(繁殖業者から飼い主さんが直接買い取る場合は③へ)

子犬を飼い主さんに販売する際に、繁殖業者から受け取った登録申請書の控えに

・ペットショップの名前と販売日
・販売した相手(飼い主)の氏名、住所、連絡先

を加筆した上で、管轄の行政に追加登録を申請し、控えを子犬と一緒に飼い主さんに渡します。


③飼い主さん

最終的に、登録申請書の控えを子犬と一緒にペットショップやブリーダーから受け取った飼い主さんは、その控えを持って役所の窓口に行き、

・犬の名前

を新たに窓口で登録してもらいます(飼い主登録)
-----------------

データの管理は日本獣医師会ではなく、行政がすることになりますから、まさに、ワンちゃんの戸籍と住民票のようなものができるんですね。

行政への登録申請を飼い主さんではなくペットショップ(生産者直接販売の場合はブリーダーさん)にさせるのは、飼い主登録を確実にするためです。

現在、犬を飼う際に飼い主さんに義務付けられている飼い主登録(畜犬登録)をしないまま犬を飼っている人が数多くいるため、国は国内の犬の飼育頭数を正確に把握することができていません。

売主が登録することによって、確実に登録ができますし、犬の名前を飼い主さんが届出に行かない場合は行政からハガキなどで手続きを促すことができます。

売主がわとしては、

「その犬に対する責任者はもうウチではありませんよ!」

ってことを証明する書類なので絶対に登録申請を忘れることはないでしょう。


※住所変更や飼い主変更、ワンちゃんが亡くなった場合は、戸籍同様に飼い主さんがその都度 変更手続きをしなくてはなりません。



<飼育中の運用>

飼い主さんは獣医さんに行く際には、愛犬のマイクロチップの個体識別番号を提示します。

日本獣医師会では、行政が管理しているデータベースとは別に、個体識別番号とワンちゃんの病歴や処方した薬、診察や手術内容などを蓄積することとします。



●この法律のメリットはいっぱい!!


◇ 繁殖業をライセンス制とする。

◇ 繁殖業者に子犬へのマイクロチップ装着を義務付ける。

という2つの法律を施行することによって、どんなメリットがあるでしょうか?


◆行政へのメリット


・国内の犬の流通数や飼育頭数、予防接種状況などが正確に把握できるため、感染症対策(特に人獣共通感染症への対策)が適切にできる⇒狂犬病予防を徹底させることができる。

・データベースから、特定の繁殖業者で生まれた子犬が早期に亡くなっているなどといったことが把握できるようになる⇒悪質業者の摘発に繋がる。

・山林や遠く離れた町に飼い犬を放棄するなどしても、すぐに飼い主が発覚するので、無責任な犬の遺棄が減り、保護犬の頭数が減る。


◆飼い主さんへのメリット


・愛犬にマイクロチップを装着するかどうかの悩みから解放される(既に装着されているから)

・災害時や不注意による逸走などで 愛犬とはぐれても再会できる可能性が格段に上がる。

・引越しなどで獣医さんが変わった時やセカンドオピニオンの際、病歴を説明する必要がなくなる。

・保護犬を引き取る際にも、正確な年齢や病歴、アレルギーの有無などが把握できる。


◆ワンちゃんへのメリット


・子犬に繁殖業者や販売店の情報が紐づいていることで、繁殖業者もペットショップも積極的に子犬の適正な取り扱いに務めるようになる。

「〇〇ブリーダーの子犬は先天性疾患が多い」・・・などの情報も行政に判明してしまうので、親犬の飼養環境や健康状態にも留意する業者が増え、自浄的にパピーミルがなくなっていく可能性が高い。

・闇取引は、買った側も罪になるので、悪質業者が淘汰される。

・身元不明の状態で、例えば迷い犬になって車に轢かれるなどしても、獣医さんに担ぎ込まれたら、病歴に応じた適切な処置を受けることができるし、すぐに飼い主さんに会える♪



ああ、興奮して長くなってしまいました。

次回につづきまーーす!!



<今日のPet Hotel 11!>

ウリだよ~~~~ん!
ベロベロベーーーーだ!

ボス「まてぇ~~~~!!」
ウリくん「ヤダよ~~ん♪」

お外は雨だから、お部屋で暴れ放題 (-_-;)

ウリくん、犬生楽しんでるねぇー(笑)

雨が少し上がった合間にお庭へ・・・
泥んこエリアは柵で入れないようにしてまーす!

ウリくん・・・

たのむからオムツを外させてったらーー!!
(;´Д`)






2018年3月8日木曜日

不幸な犬を減らす法律を考える②

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




【愛犬と暮らしたい社会の実現に向けて】


●日本は動物愛護後進国


前回のブログでもお話したように、日本は先進国でありながら動物愛護後進国だと言われています。

わたしたち愛犬家は、そのことについて「恥ずかしい」と感じなくてはなりません。

愛すべき犬たちに対して「ごめんなさい」と謝らなくてはなりません。

きっと、みなさんにも「もっとこうなったらいいのに・・・」という思いはあるかと思います。

その希望は人それぞれかと思いますが、わたしが

「日本がこんな国になったらいいのになぁ・・・」

と思う理想像は次のようなものです。


●理想の仮想国=日本(ニチモト)の犬たち


我がニチモト国では、犬たちと人々はとっても仲良しです。

犬の飼い主たちはみな、自分と愛犬が社会の一員だという意識が高く、犬の生態や習性をよく理解し、正しいしつけをしていますから、人間に迷惑をかけるような犬はほとんどいません。

そのため、電車やバスといった公共交通機関にも犬を連れて乗車できますし、多くの職場が犬同伴出勤を認めています

もちろん、犬と一緒に食事やお茶が楽しめる飲食店も数多くあります

街のあちらこちらには、犬をノーリードで連れて歩けるエリアや公園がいくつもあるんですよ♪

犬たちのしつけだけでなく、ニチモトでは飼い主のモラルも高いため、道端にフンを放置するような人はもちろんいません。


ニチモトで犬を飼いたいと思ったら、方法はふたつあります。

ブリーダーさんやペットショップに欲しい犬の条件を伝えて予約した上で、希望の子犬が産まれるのを待って買う予約販売で入手する方法と、

保護施設や知人から譲り受ける方法です。


ペットショップは生体販売をしていませんので、買い手がなく行き場のない子犬が無秩序に生み増やされるようなことはありません。

動物を虐待する人や、親犬の尊厳を無視したパピーミルのような繁殖業者はいません


犬の飼い主は、愛犬が生涯を健康で幸せに過ごせるように、終生適正な環境で飼い続けます。

もしも、家庭の事情や飼い主さん自身の病気などが原因で飼うことができなくなった場合は、新しい飼い主さんを探します。

けれども、どうしても引取り手が見つからない犬たちは、ニチモト国が運営する保護施設に入ることになります。

ニチモト国の保護施設では、ボランティア団体の協力を受けて、健康管理やしつけをしながら保護犬たちのために新しい飼い主を見つける活動をしています。

よくしつけられた、社会性の高い犬たちなので、保護施設の犬たちは人気があるんです

どうしても引き取り手が見つからない保護犬たちも、殺処分になることはありません。

保護施設で生涯を全うするまで過ごすことができます。


ニチモト国は、人々と犬たちの笑顔であふれているのです・・・(ウットリ♪)


海外の人に、自分の国をこんな風に紹介したいと思いませんか~?

日本(ニホン)がこんな国になったら、今以上に犬との生活が素晴らしいものになると思いませんか~?!

わたしの目の黒いうちに、こんな国になってほしい!

そう切に思うところであります(ウットリウットリ♪)



●一筋縄ではいかない


ニチモト国のような、犬と人とが幸せに暮らせる国は現実に存在しています。

スイス、ドイツ、チェコ共和国、スウェーデンなどですね。


現在わたしたちの暮らす日本が、これらの国のようになれない原因として、いくつかの問題点が指摘されています。

そういったひとつひとつの問題に対して、罰則規定を強化するなどの案が数多く提案されているのですが・・・

果たしてそれでうまくいくでしょうか?

わたしたちは、そうは問屋が卸さないんじゃーないかと思っています。

たとえば・・・


問題点)悪質な繁殖業者によるパピーミルなどの過酷な実態が事実上放置されている。

解決案)厳罰を科すように法律を強化する


⇒ 悪質な繁殖業者をちゃんと摘発できるかという疑問が残りますね。

100万円の罰金を200万円に上げたところで、行政が悪質な業者を適切に把握できていなくては何の意味もありません。

つい最近 国会で激論が交わされた「働き方改革法案」の審議でも、現状把握の難しさが浮き彫りになりましたよね~・・・(-_-;)



問題点)生体販売が当たり前のペットショップのあり方(売れ残った子はどうなる?)

解決案)生体販売を禁止する

⇒ 8週令規制ですら、ペット業界団体からの猛反対に合っているのに、生体販売禁止法案なんて通せるの~~?って気がしませんか?




一般によく、不幸な保護犬を減らすために

「蛇口を締める対策を!」

と言いますけれど、その蛇口を締める方法がわからないっていうのが現実なんですね。

国内で犬は繁殖禁止にするの?(←まさか・・・)

ペットの売買を禁止にするの?(←まさか・・・)


問題と思われる部分に、一枚いちまいバンドエイドを貼るようなことをしても、現状はほぼ変わらない。

だからといって繁殖禁止などの極端なことをするのは現実的ではないってことです。



●たとえばこういうのはどうだろう・・・?


そこで、わたしたちが家庭内国会で考えた動物愛護管理法の改正案は、次ようなものです。


◇ 繁殖業をライセンス制とする。

◇ 繁殖業者に子犬へのマイクロチップ装着を義務付ける。

◇ ペットショップやブリーダーから犬を買い取る際には「犬税」を課す。


この3つ。


それぞれについて、詳しい内容は次のブログでご紹介しまーーす!




<今日のPet Hotel 11!>

雨でたいくつ~~~~~~って・・・

動きがなさすぎでしょ!!
老犬ホームか?(-_-;)

ボス&なつの飼い主がやってきたので、
いきなり活発に取り合いが始まりました~(笑)