2019年2月9日土曜日

物に執着する犬①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。






【ウチの子は欲が強い?】


●飼い主さんからのご相談


いつもブログをお読みくださっている方が、愛犬Sくんについて次のようなお話をしてくださいました。


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Sは、ペットボトル水飲み器を取り替える時に台所まで追い掛けて来て足を咬んだり、おやつを放って置いて、近づいたりすると唸り、所有欲が強いです。

ご飯の器からカリカリをこぼした時に、前は手も出せませんでしたが、今は拾って入れてあげても咬む事は無くなりました。

側に居ないと落ち着いて食べないので時間が掛かります。

欲が強いのは治るのですかねぇ…
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さてさて・・・Sくんはそんなに欲深なワンちゃんなのでしょーか?



●自分の物は渡したくない


Sくんが特別に欲が強い子かどうかはわかりません。

ただ、基本的に犬は


「コレは自分のモノだ」


と認識している物を誰かにとられることに、とても強い抵抗を示します。


犬はそもそも群で生活する動物ですね。

みんなで協力して狩をし、獲物を捕るとそれをみんなで分け合って食べます。

「分け合って食べる」と聞くと、仲良く食べる様子を目に浮かべる人が多いかもしれませんが、そんなに甘くはありません。

自分の取り分を確保したら大急ぎで食べてしまわないと、他の犬にとられてしまうかもしれないんですね。

犬が早食いなのは、そういう理由からなんです。

早く食べてしまえば他の子に奪われるリスクも減りますし、うまくいけばモタモタしている子のゴハンをかっさらうことだってできますからね!


そういう犬が元来持っている生態や習性を考えると、自分が一度所有したものを他者に奪われたくないと思って強い執着を持つのは、ごくごくフツーのことなんです。

それが、大好きな物やお気に入りの物であればなおさらですね。

Sくんの欲を抑えることなんて、なかなかできることではありませんが、Sくんと正しい関係を築き直してみることによって、Sくんの困った行動を止めさせることはできるはずです。



●所有権を主張する物の例


よく、ワンちゃんが所有権を主張する対象物として、次のようなものがあります。


・ゴハン
・お水(水飲み器)
・毛布やクッション
・洋服
・おもちゃ(ボールも含む)


飼い主さんがそうした物を取り上げようとしたり持ち去ろうとしたり、中には触れようとしただけでも怒って唸り声を上げたり、ひどい場合は咬みついたりする子もいます。

こうした行動をやめてもらうためには、以下のことをワンちゃんに教えてあげる必要があります。



●主従関係と信頼関係


◇リーダーと認められているか?


よくこのブログでお話していることですが、犬の社会には”平等”とか”対等”という考え方はありません。

必ず、自分より上か下かという序列をつける生き物なんですね。


たとえ、ワンちゃんが


「このゴハンは自分のものだ」


と思っていたとしても、自分より上の立場にいるリーダー(飼い主)が「よこしなさい」と言えば、仕方なく従うはずです。

もし、食べかけのゴハンの器に飼い主さんが手を伸ばした時に唸って威嚇したり咬みつこうとする場合は、そのワンちゃんは飼い主さんのことをリーダーだとは認めていない可能性が非常に高いということです。

そのようなワンちゃんには、飼い主さんがリーダーだと認めてもらうところから始めなくてはなりません。

大切なのは、威圧的な態度でワンちゃんを支配することでいう事をきかせるのではなく(←そんな上司がいたら尊敬するどころか軽蔑して従いたくなくなりますよね?)、ワンちゃんが


「さすがだ!かなわないや!この人についていこう!!」


と思ってくれるような、ドッシリとした頼れる存在になるということです。

そのためにまず、ワンちゃんに媚びたりゴキゲンを取るような行動は慎んでください。



◇ワンちゃんから信頼されているか?


さて、例えばワンちゃんが飼い主さんのことをリーダーだと認めていたとしても、ものすごくお腹が空いている時にリーダーからゴハンを奪われると感じたらどうでしょうか?


「たとえリーダーの命令であっても、コレだけは・・・コレだけは譲れな~~~い!!


と、懸命に死守しようとするかもしれませんね。

自分の地位を誇示する行動とは違って、生きるための防衛本能による行動として唸ったり咬みつこうとしたりするかもしれないってことです。

どんなに従順な庶民とて、貧困にあえぐ中 3日ぶりに手に入れた たったひとつの握り飯をお殿様に召し上げられそうになれば抵抗もしたくなるってモンでさ~ね(;´Д`)

ですから、リーダーたるアナタは、まかり間違っても愛犬に配給したフードを奪って食ったりはしないよってことをワンちゃんに解っておいてもらう必要があります。

それにはいくつか方法があるのですが・・・

例えばいつもの8割くらいのゴハンをふつうにあげて、ある程度ワンちゃんの空腹が満たされてから、改めて残りの2割を手で直接少しずつ器に入れてあげたり、ちょっとだけ器をずらしてすぐに手を放すなどして、少しずつ食べている時に飼い主さんに手を出されることに慣れてもらうのも効果的です。

8割くらいのゴハンをあらかじめあげておくことによって、ワンちゃんが飢餓感で食欲がコントロールできない状態を回避しておくことが大切です。




絶対に避けなくてはならないのは、このトレーニング中に飼い主さんがウッカリ咬みつかれてしまうという事態です。

もし、咬みつかれてしまえば本能的に飼い主さんは手を引っ込めますよね?

その経験は、ワンちゃんに


「自分はコイツに勝ったぞ!咬みつくことはコイツにイヤなことをやめさせるのに絶大な効果があるみたいだぞ!」


ってことを強く印象付けてしまいます。

そうなったら、信頼関係を築くどころか主従関係が崩れてしまう可能性がありますね。

すると、別な場面でもイヤなことをされれば簡単に咬みつくようになってしまうかもしれません・・・(-_-;)

ですから、絶対に咬みつかれないように気を付けながら、少しずつ少しずつゴハンの時に飼い主さんが手を出すことに慣らしてあげてください。


そして、いつもは唸ったり歯を剥いたりするようなシーンで、それをしないでいられたなら、忘れずにキチンとほめてあげてくださいね~!




ワンちゃんが、飼い主さんのことをリーダーだと認めていて、リーダーは自分のゴハン(または大事な物)を奪い取って食べたりしないと正しく認識できていれば、少なくともゴハンの器やこぼれたゴハンに飼い主さんが手を出したとしても、唸ったり咬みつこうとしたりすることはなくなるはずです。


Sくんの場合は、ごはん以外の場面で飼い主さんに咬みつこうとするようなので、今は


「飼い主さんには自分のゴハンを奪うつもりはない」


ということは解っているものの、飼い主さんのことをリーダーさんだとは認められていない状態なのかもしれません。




さて、ゴハンに関しては、基本的にワンちゃんにあげたゴハンを食べている途中で奪い取るようなことさえしなければ問題はあまりないかもしれませんが・・・

もし、おさんぽ中にワンちゃんがワケのわからないものを拾い食いしようと口に咥えてしまった時や、ワンちゃんが執着しているオモチャや毛布、水飲み器のようなグッズをどうしても取り上げなくてはならないような時には、どうすればいいのでしょうか?



長くなるのでそれは次回にお話ししまーす!





<今日のPetHotel11!>

朝の海岸さんぽ


雪が降るかもしれないんだって!

としお「ゆき・・・見てみたいです~♪」


としお「あれ?SさんとRさんのお洋服
ナツさんとチャコさんのお洋服と
おそろいですよ~!」

Sくん&Rちゃん「だって借りてるんだもん・・・」


Rくんがお泊りに来てくれたよ♪
相変わらず綺麗な毛並みだねぇ~!


Rくん「エヘヘ、そーでしょ?!」


Rくん「お?!キミ、新人?」


Rくん「ま、リラックスしていれば大丈夫だよ」

としお「ありがとうございます~~」

Rくん・・・としおはね、ウチの子なんだよ(;^ω^)


Nちゃん「Rくん、小さくて脚が短いから
土のところに登れないんじゃな~い?」


Rくん「バカにしてもらっちゃ困るなぁ!」


ヒョイッ♪

Rくん「ほらねっ!!」

おーーーいNちゃん、見てあげて~~(;´Д`)


このふたり・・・
今日も跳び回って遊んでいます(笑)


で・・・ワンプロね(;^ω^)
ホント、飽きないねぇ~


「お?お?!この柵が閉まって・・・
全員コッチがわに入れられたってことは~~?」


Sくん&Rくん「・・・ってことはーー?!」


「今から誰か来るってことだねー?!」

そのとーり~~~( ´∀` )


「だれだれ?」


「だれが来るの~~?!」


Fくんで~~す!


Yちゃんで~~~す!


二人合わせて・・・
”ヨーキーズ”で~~~~す!!

夫婦漫才か?!(笑)


Yちゃん「え?え?もしかしてキミ・・・
あの小さかった子?!」

としお「ちいさかった子ってだれですか~?」

としお・・・前回Fくん&Yちゃんと会ったとき、
たしかにキミは小さかったよ(笑)


ホラ、そのころのとしおだよ!
チャコとあんまりサイズが変わらない( ´∀` )


Fくんは他のワンちゃんの中で堂々としているけど・・・


Fくん「Yちゃんは、他のワンちゃんがちょっぴり
苦手なんだよ」


としお「どうしてゴミ箱の上にバケツが
乗っかってるですか~?」

ナツ「そうやっておかないとFちゃんが
跳び乗って危ないからよ!」


Yちゃん「だって・・・犬見知りなんだもの~」


Sくん「Yちゃん、だいじょうぶだよ
よろしくね~」

Yちゃん、それでも前回よりだいぶ
他のワンちゃんに慣れてきたよ♪


ちょっと!Yくん!!
Yくんもたそがれてないで
Fくん&Yちゃんとご挨拶して!


Yくん「え~~~・・・それ必要~?」

必要!!(笑)


Yくん「じゃあ、オシリ嗅がせてあげる代わりに
ナデナデして~~」

ハイハイ・・・って、ワタシが
嗅ぎたいわけじゃないんだけどね(-_-;) 


さ!Fくん&Yちゃん、今のうちに
嗅いで嗅いで~!

Yくん「ホラ、早くしろ~~」

としお「ボクはもう嗅ぎ飽きたです~」


としお「そんなことより・・・
お庭番さん、靴のソールがすり減っていますよ」

はいはい、毎日お散歩で歩いているからね。
そろそろ買いなおさなくちゃだね~
(-_-;)


Nちゃん「にんげんって大変ねぇ~!
ワタシたちはあんなヘンなモノ履かなくていいから
楽ちんね~!」

としお「本当ですね・・・って、
Nさん、すごく重たいんですけど?!」











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