前回ブログのつづきです。
【お散歩嫌いを克服しよう】
●健康上の問題がある場合
ワンちゃんに持病があったり、体に痛いところがあるという理由でお散歩に行きたがっていない場合、その症状を取り除いたり緩和してあげればいいですね。
・・・というわけで、健康診断を受けたことがないワンちゃんならば、この機会にぜひ受信してみましょう。
その時に普段愛犬がよくしている姿勢なんかも獣医さんにお伝えすると診断の助けになりますよ。
●お散歩が怖いと思っている子の場合
ほとんどのお散歩嫌いのワンちゃんがこれに当たるかと思います。
◇本当にお散歩嫌いかの見極め
まずは、本当にどの程度ワンちゃんがお散歩に行きたがっていないのかを見極めましょう。
実は、「ウチの子はお散歩が嫌い」というのが飼い主さんの思い込みかもしれないからです。
人間も犬も暗示にかかりやすい生き物で、特に犬は飼い主さんの感情を鏡のように反映してしまうので、
「お散歩かぁ・・・ウチの子嫌がるだろうなぁ~・・・気が重いなぁ~」
なーんて気持ちで飼い主さんがいると、ワンちゃんもドヨ~ンとした気持ちになってしまうんです。
ですから、お散歩に連れ出す時は支度しているときからウキウキルンルンした気持ちでいましょう。
そうは言っても、つい気持ちが顔に出てしまうタイプで、ワンちゃんに不安な気持ちが悟られそうだという飼い主さんは、例えば新しい首輪とリードを買ってワンちゃんにつけるというのも気分を上げるひとつの方法です。
「わぁ~~似合う~♪カワイイわ~~!」
・・・そんな風にご自身のテンションを上げ、その勢いでお散歩に
レッツらゴーーーウ♪
飼い主さんが
「お散歩嫌いです」
と仰っていたのに、PetHotel11!でお散歩に連れ出すとごくフツーにお散歩を楽しんでいるワンちゃんなんかは、もしかするとわたしたちと他の犬たちがウキウキ張り切ってお散歩に出かけるから、その雰囲気に心が踊っちゃっているのかもしれません。
そうして歩きだしてみたら、あらまぁ楽しい~~♪って感じて、今までのお散歩嫌いは何だったの?!というくらいにお散歩大好きになっちゃうケースです。
で、このウキウキ作戦が通用しなかった子は本当のお散歩嫌いさんです。
そんな子たちはどうすればいいでしょうか?
まずはワンちゃんがお散歩の何をそんなに恐れているのかを確認しなくてはなりません。
それには、パピーをお散歩に慣らす時と同じような手順を踏んでいきます。
◇おうちの外に出るのが怖い
おうちの中以外の世界がそもそも怖いというタイプのワンちゃんの場合は、仕方ないのでまずは抱っこでお出かけしてみましょう。
抱っこされていてもお出かけを怖がるようならば、抱っこでのお出かけを怖がらなくなるまで時間と距離を毎日少しずつのばしていってあげてください。
抱っこされてのお出かけを最初から怖がらないようなワンちゃんなら、お外が怖いというわけではなさそうですね。
それが判ったら、もう抱っこでのお散歩は今回でおしまいにして、次のステップに進みましょう。
※抱っこなんかできまへん!っていう中型犬以上のサイズの子の場合は、次のステップからやってみてください。
◇誰にも会わない場所でお散歩しよう
外界そのものが怖いのではないことがわかったら・・・または、抱っこのお散歩でお外はもう怖くなくなったら、他の犬や知らない人に会わないような場所(緑地や森林公園の隅っこやお山など)に連れて行って地面に下ろし、お散歩してみましょう。
「すごいねぇ!えらいねぇ!楽しいねぇ!嬉しいなー♪」
と、笑顔でポジティブな言葉をかけ、ワンちゃんをノセてあげてください。
キホン的にお散歩嫌いなワンちゃんには、常に
「お散歩って楽しいな♪」
っていう感覚を教えてあげることを心がけてくださいね。
人がいない場所で地面に下ろしてみたところ・・・
「あら?意外と楽しそうに歩くわねぇ・・・」
というワンちゃんの場合は、飼い主さんが行きたい方向を、リードをチョンチョンと軽く引くやり方でワンちゃんにシグナルを送ってついてくるように促し、できたらうんと褒めてあげてください。
うまくできなくても、今はお散歩嫌いにならないように決して叱ったりしないであげてくださいね。
お散歩で上手に歩く訓練は、お散歩が好きになってからでも十分です。
地面に下ろされた途端、不安そうに抱っこをせがんで跳びついてくるようなら、さりげなく無視してルンルンでゆっくり歩き続けてください。
同じ場所をグルグル散策するのでもぜんぜんかまいません。
ただし、ワンちゃんがイヤがって踏ん張っているのを無理やりズルズルと引っ張ったりするのは絶対にやめてあげてください。
◇いろいろなシチュエーション
このようにして、「誰にも会わない場所でのお散歩」をクリアできたら、
・数人の人とすれ違う程度の場所(住宅街など)
・知らない犬ともすれ違う程度の場所(早朝の遊歩道など)
・知らない子供たちとすれ違うような場所(公園や通学路など)
・人通りが多い場所(駅前など)
という風にシチュエーションを変えていき、どういう状況にワンちゃんが最も反応する(逃げ腰になったりうろたえたりする)かをよく観察してください。
「なるほど、ウチの子はコレが苦手なんだな!!」
ってことがハッキリしたら、ふたつの選択肢があります。
①どこでもお散歩できる子にしたいので、次の段階に進む。
②とりあえずお散歩は好きになってくれたので、苦手な状況に出会わない場所でお散歩させることにする。
どちらにするかは、ワンちゃんの年齢や性格、飼い主さんのライフスタイルに応じて決めてくださいね。
とりあえずここでは、次の段階に進むことにします。
当たり前のことですが、ワンちゃんが苦手なことはひとつだけとは限りません。
わたしたちの感覚では、男の人と子供が苦手というワンちゃんはけっこういます。
その理由はハッキリとはわかりませんが・・・
男性には女性よりもテストステロンというフェロモンを多く発散しているので、その匂いから支配性や攻撃性を犬が感じ取って怖がっているのでは?
とか
子供は自分たちが知っている大人の人間とは明らかに違う何か(落ち着きのなさや成長ホルモンか?)を犬に感じさせていることや、行動の予測がつきにくいということが犬に警戒心を抱かせているのでは?
という説もあります。
まだほんの子供で、特にいままで怖い経験をしたことがない我が家のとしお(現在生後5ヶ月の雑種)も、なぜか人間の子供にひどく警戒するところをみると、犬社会の長い歴史の中で
「人間の中でも子供には用心しなくちゃならん!」
という感覚がDNAレベルで先祖代々受け継がれているのかもしれないとすら感じています。
長くなるので、つづきはまた次回にしまーす(*^_^*)
<今日のPetHotel11!>
朝の海岸さんぽ♪
風がないから寒くないも~ん!
あ!だれか来たよ~~♪
このケージに入ってやってきたのは・・・?
ウリくんでした~!
としお「ウリさ~ん、おひさしぶりですぅ~~♪」
としお「ウリさ~~ん!!・・・あれ?」
Pくん「ウリくんと同じビションだけど、
間違えないでね~!」
としお「チャコさん、寝てないで遊んでくださ~い」
カプカプ♪
カプカプ♪
チャコ「・・・・」
コラとしおっ!
チャコは今日、RUSHさんにトリミングに行くんだから
あんまりカプカプして毛玉作っちゃダメーー!!
としお「らっしゅさんってどこですか?」
行けばわかるよ!としおも一緒に連れて行ってあげるからね
(*^_^*)
ウリくん「ウェ~~イ!」
ウリくん、今年初のPetHotel11!
張り切ってるねー!
ウリくん「おーい、遊ぼ~~♪」
ウリくん「おーい、走ろ~~♪」
ジャーーーーンプ!!
としおも負けずにジャーーーンプ!!
いっぱいいっぱい走ったね!!
午後のお散歩
Pくん「チャコさんととしおはどこに行ったの~?」
チャコは”ドッグサロンRUSHさん”
にトリミングしてもらいに行ったよ。
RUSHさんはとしおをお山で拾ってくれたんだよ!
だからとしおもチャコと一緒に行って
ちょっとした里帰りしてるんだよ(*^_^*)
ナツはチャコととしおが心配で
ソワソワして待っています。
ボスは待ちくたびれて大あくび(笑)
ボス「あ・・・・?」
そして、チャコととしおが帰ってくるとナツは・・・
ナツ「心配したのよ!どこ行ってたの?!」
まるで小さいお母さん(笑)
そしてなんといっても注目の的は・・・
プリティーになったチャコ!!
ボス「え・・・?どなたですか?」
ボス・・・なに照れちゃってるの?(笑)
ナツ「ジィ~~~~・・・ホントにチャコ?」
チャコ「そうだよ、ホラよ~~~く見て!」
そしてとしおは・・・
チャコがプリティーになってもやっぱり
カプカプ♪
ブニョ~~~ン♪
チャコ「まいっか♪」
としおは いつになったらチャコ離れするんだろうねぇ~
(^o^;)
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