Pet Hotel 11! お庭番のブログ①: 夢のお話（日本一犬に優しい自治体）①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!（ペットホテルワンワン）のお庭番です。

【三浦市を日本一犬に優しい街にしたい】

●夢のようなお話

今日は、単なるわたしたちが抱いている夢のお話をさせてください。

夢といっても、個人的に実現を目指して実際に何かアクションをしているということではありません。

個人的な夢については、

「自分たちが犬だったらぜひ泊まりたいと思う理想のペットホテルをやりたい！」

という夢を、ある意味既にわたしたちは具現化しているんです。

もちろん、その夢はココでおしまいではなくて、日々さまざまな課題に直面するたびにブラッシュアップされて、現在も成長中・・・なので、夢の途中ではありますが・・・

今日、お話させていただくのは、もっともっと夢みたいな、もしかすると非現実的と思われてしまうようなお話なんです。

ザックリ言ってしまうと、

『今わたしたちが暮らしているココ、神奈川県三浦市を、日本で一番犬に優しい自治体にしたい！！』

ってゆーお話（笑）

こんなことを考えるに至ったきっかけはいくつかあります。

●「いいなぁ～！」って言われる

このブログにほぼ毎日掲載している犬たちの写真を見たたくさんの方から、よく

「ステキな景色！海岸さんぽ、うらやましいですー！！」

「海や山や畑の風景の中で、犬たちがとっても嬉しそう！！」

というお声をいただきます。

また、PetHotel11!にワンちゃんを預けて下さった飼い主さんの中には、それがきっかけとなって、海に囲まれた景観が素晴らしい三浦市の環境がすっかり気に入り、お引越しを決意して物件探しをされている方もいらっしゃいます。

わたしたち自身、海辺やお山の畑道を犬たちとお散歩していると本当に気持ちがよくて、イヤなことなんか吹き飛んでしまいます♪

◇副都心からも近いヨ！

三浦市内のどこからでも海まで車で30分かからずに行けて、畑や漁港といったのどかな景色が広がる場所でありながら、横浜までは1時間以内、品川までは京浜急行で1時間チョットで通えちゃうところも、住みやすさと利便性の両方を兼ね備えていて悪くないでしょ～？

犬と飼い主さんにとって、三浦市は本当に暮らしやすい街なんです♪

●三浦市の財政危機をどぎゃんかせんと！！

そんな素晴らしい環境の三浦市・・・なのに実はすんごく財政難なんです！

市が抱えている借金がたくさんある上に、農家さんや漁師さんが多いので税収が多くはないんですね・・・

首都圏に近い観光地としての位置づけもあるものの、夏は海水浴客で賑わっていますが、それ以外の季節は閑散としています。

空き家もとっても多くて、草ボーボーのお庭の真ん中に朽ちかけた空き家がある風景はもはや見慣れてしまった感じ・・・(-_-;)

三浦市はホームページで

『三浦市緊急緊縮財政宣言（脱・イエローカード）』

なーんて言っちゃってるくらいの緊急事態なんですねぇ～(-_-;)

大好きな三浦市が財政破綻になったりしたら困るわぁ～～～！！

って思っていたところ、先日ワンちゃんたちのお散歩中に、掲示板にこんなポスターが貼ってあるのを見つけました。

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＜三浦100人男女会＞
～地元の未来を大いに語ろう！～

かつて消滅可能性都市と言われた「東京都豊島区」を女性たちの力でよみがえらせた！！
としま100人女子会、としまF1会議の仕掛け人、萩原なつ子先生が三浦で開くスペシャルなミーティング。
地域が元気になる様々な手法についてグループワークを交えながら考えましょう！
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上記のようなイベントが近く市民センターの講堂で開催されるというポスターでした。

「おお！三浦市を元気にするためのグループワークだって！興味あり！

ありおりはべりいまそがりっ！！（←ナンダソリャ）」

そして、わたしたちはもし自分ならどういった形で三浦の街興しをするか？ってことを語り合いました。

それが・・・

『今わたしたちが暮らしているココ、神奈川県三浦市を、日本で一番犬に優しい自治体にしたい！！』

ってゆー内容だったってワケです。

楽しそうでしょ～～～？

●神奈川県の犬愛は強い！

そもそも、三浦市のある神奈川県は、犬の殺処分ゼロを掲げてボランティア団体さんたちと密に連携していますし、全国でも犬に優しい県としては上位に入っているんですよ。

だいぶ前になりますが、今は廃刊となってしまったAERAという雑誌で「犬に優しい自治体」という特集記事が掲載された時に、神奈川県は堂々Aクラスを獲得していました。

いよいよ今春に新しくなる神奈川県動物愛護センターの施設は、

『処分のための施設ではなく、生きるための施設』

を目指してリニューアルします。

ここには殺処分機はなく、代わりに犬やネコを新しい飼い主さんに繋げる譲渡施設やふれあい施設、飼い主さんにしつけ教室を行う施設、収容されたペットが快適に過ごせる施設といった点に力を注いでいます。

コチラが神奈川県が作ったPRのためのマンガです（笑）↓

犬に優しい神奈川県の中に、今までの日本の常識を覆すような、例えばヨーロッパのような犬に優しい街＝三浦市があったらステキじゃーないですか～？

なんなら、予算面で神奈川県の全面バックアップを受けて実現させてくださーーい(^o^;)

●目指す形その1

具体的に「こうなったらいいね！」とわたしたちが妄想していることは、ここには書ききれませんが、例えば・・・

◇京浜急行の車両のうち1車両をペット同伴乗車OKにする（してもらう）

三浦市を走っている唯一の電車は京浜急行（京急）です。

品川から三浦半島の三崎口まで走っている京急は、とにかく速いことで有名（品川～横浜間では120キロも出しちゃって、怖いくらい速い！）

鉄道マニアの中にも京急の熱烈なファンはとっても多いんですよ。

時々”タモリ倶楽部”で特集されているので全国区かもしれませんね(^o^;)

なぜ熱烈なファンが多いかというと・・・京急って常識に捕らわれず独自路線を行っている鉄道会社で、ものすごくオリジナリティにあふれているんです。

例えば、カーブも多いのにめっちゃ速く”かっ飛び運転”できるのは、他社路線に比べて線路幅が広いからです。

（他社＝1067mm　に対して　京急＝1435mm　で、これは新幹線と同じ幅でーす）

また、どこかの駅で人身事故が起きたり架線トラブルが起きたりすると、電車ってかなり長い時間停まりますよね？

でも京急は復旧がめちゃくちゃ早いだけでなく、臨時運行列車や行き先変更をパパパツと行ってなんとかしちゃうんです。

これは通称”いっとけダイヤ”と呼ばれています。

そんなことができるのは、京急がダイヤ編成や運行指示を、いまだに人間による手打ちで行っているからなんです。

首都圏を走る京急以外の鉄道会社は、ダイヤ編成や運行指示を予めプログラミングされたコンピュータで制御しているため、一度トラブルが起きると復旧するのに大変な時間がかかってしまうんですね～～！

あ・・・いやだ～！！

ついつい京急線について熱く語りすぎちゃいました(^o^;)

要するに、こんな独自路線を歩む京急さんならば、日本初のペット同伴車両を実現してくれる可能性はあるよね♪

って考えたんです。

現在、日本国内でペットを電車に乗せようとすると、手荷物として乗車させることが可能な鉄道会社がほとんどですよね？

そのため、他の乗客に迷惑にならないようにキャリーバッグに入れておかないとなりません。

大型犬や超大型犬の飼い主さんは実質電車に愛犬と乗ることはほぼ不可能ってことになっちゃってます。

また、犬アレルギーの人や犬嫌いの人とのトラブルが勃発しちゃったり・・・ってお話もよく聞きます(ToT)

でもワンちゃんOKの車両は、犬をリードに繋いで飼い主さんと一緒に電車に乗れるだけでなく、「犬が乗っててもいいよ」って人も乗れる車両にすれば、自動車免許がない飼い主さんも気軽に愛犬と一緒におでかけできるようになりますよね！

なんなら座席はなくてもいいかもしれなーーい(￣ー￣)

ついでに京急が運行している三浦市内の京急バスにももちろん、ペット同伴OKバスを走らせてもらいましょー！

ちなみに・・・くるりっていうアーティストさんが京急の歌「赤い電車」を歌っていますヨ～♪

ちょっと長くなっちゃったので今日はココまで。

夢のお話はまだつづきま～～す（笑）

＜今日のPetHotel11!＞

朝の海岸さんぽ♪