前々回ブログのつづきです。
【安全に正しく首輪をつけよう!】
●首輪のフィッティング
◇首のどこでフィッティングするか?
まず、首輪を犬の首のどこに合わせるかがとても重要です。
犬の首は、身体に近いほど太くなっていますから、首の真ん中あたりに合わせてしまうとユルすぎになってしまいます。
首輪は耳のすぐ後ろとあごの付け根あたりにグルリと巻き、頭蓋骨をしっかり意識しながら首の一番細い部分に合わせます。
そうすることで、頭蓋骨にシッカリひかっかってスッポ抜けを防ぐことができるんです。
◇どのくらいキツく締めるか?
よく、「指3本分くらいのゆとりをもたせる」などと書かれている情報を見かけますが、ゴツい男性の指と華奢な女性の指ではずいぶん差がありますね・・・(;´Д`)
また、大型犬と超小型犬に、同じ基準が当てはまるはずがありません。
小型犬に男性の指3本分も余裕のある首輪をさせたらブッカブカですよねえ?
そこで、次のイメージで着けるようにしてみてください。
カチッとはめるワンタッチ式の首輪の場合は、プラスチックバックルがやっとカチッと留まるくらいにキツくして下さい。
ベルト穴方式の首輪の場合は、可能な限り一番内側のベルト穴で留めてみてください。
これ以上締めちゃうと、犬の首の皮膚にシワが寄っちゃう~~~~(ドキドキ)ってくらいにギシッと締めます。
もし、その時にご自分の指が愛犬の首と首輪の間に入り込んでいる場合は、指を抜いたらほぼそれでジャストサイズです。
指が入っていない状態でキツく調節した場合は、一旦首輪を外して、そこからほんの気持ち緩くします。(本当にチョットだけヨ~~ん)
ベルト穴の場合は穴1つ緩めます。
(ものすごく穴の間隔が広いベルトなら穴を追加するなどしてくださいね)
おそらく、
「ええーー?!こんなにキツくするの~?なんだか苦しそう・・・」
と罪悪感を感じるかもしれませんが、半日くらい時間をおいて再度チェックしてみてください。
「アラ、意外と大丈夫そうね」
と思われる方が多いと思います。
コレが世に言う「毛とお肉のマジック」です(←世に言わない言わない)
小型犬なら、平均的な太さの女性の人差し指1本がギリギリ入るくらいでいいと思います。
体重が10キロ前後の中型犬なら2本くらい、大型犬なら3本くらい。
ただし、柴やコーギーは抜けやすいから1本にしておこうか・・・という感じで決めて下さい。
首の部分の被毛がスキンヘアードに近い、イタグレなどの犬種は「毛のマジック」がない分、モフモフの子よりも更にもう少し緩めでも大丈夫ですが、必ず首の一番細い部分でフィッティングするようにしてください。
さて、首輪を装着できました。
その首輪が・・・
何もしていないのに、留め金の重さでクルリと回ってしまう場合はユルいです。
何もしなければ回らないけれど、リードをつければそれにつられて回る程度がちょうどよいです。
(リードをつけて動かしても回らないのはキツすぎ~)
あとは、実際に犬が苦しそうにしているかどうか、飼い主さんが注意して見てあげてくださいね。
大抵は、キツいかなぁ・・・というくらいにしていても、時間が経つと「アレ?」ってくらい自然に緩くなっているので(毛とお肉のマジック)大丈夫だと思います。
ワンちゃんも、最初は慣れないので違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れて平気になっちゃいます。
ハーネスを調節する際もやはり、身体に隙間なくピシッとハーネスのすべての部分がついているように正しく装着してください。
もちろん、首輪もハーネスも、体重の増減によってユルくなったりキツくなったりしますので毎日適正なサイズになっているかチェックして下さいね!
★製品によっては、素材の性質上、留め具の部分で生地がスリップして徐々に緩くなるものがあります。
首輪のサイズチェックはお散歩前の習慣にすると安心ですね。
●引っ張りグセは直そうよ!
前々回のブログで、
♪首輪が犬の頚椎や気管を傷めるってウワサがあるけどウソよ
♪首輪をつけて強く引いたり、引っ張られたりするから傷んでしま~うの~
♪引っ張りグセはしつけの基本よ、早いウチにぜひ直しておいてあげて
♪ハーネスじゃなくて首輪がいいの、引っ張らなければどっこも痛くはなーいわ~
・・・というお話をしましたね。
お気づきでしょうか?
中森明菜の「少女A」のフシに合わせて歌うことができまぁす。
このつづきは・・・「じれ~った~~~い、じ~れ~ったい~~!」ですね~?(←オマエが一番じれったいわ!ハヨ本題にいけーッ!!)
はぁい( ´ ▽ ` )ノ
さ、正しくフィッティングした首輪をつけて、引っ張りグセを直すべく、颯爽とお散歩にでかけましょう!!
実は、引っ張りグセの訓練の仕方は、昨年の春にこのブログで詳しくお話しています。
ぜひそちらをご覧ください。↓
「引っ張りグセをなんとかしたい①~⑥」
※文末の「次の投稿」で続きの記事を読むことができます。
●安全に引っ張り矯正訓練するために
頚椎や気管の心配をすることなく、安全に引っ張りグセを直す訓練をしたいのなら、ハーネスと首輪を両方つけて訓練する方法もオススメです。
犬の身体にかかる力はハーネスと首輪に分散されますから、引っ張りグセが強くて最初のうちはグイグイ引っ張るワンちゃんでも安心して訓練することができますし、首輪のスッポ抜けの心配も大幅に軽減します。
ただし、首輪とハーネスを併用する場合、訓練の効果を上げるために注意しなくてはならないことがあります。
それは、飼い主さんがリードを通して愛犬に送ったシグナルが、キチンと愛犬の「首に」伝わるように、メインのリードを首輪につながっている方にすることです。
具体的には、リードを2本持ちにするのなら、首輪についている方のリードがハーネスについている方のリードよりも短くなるように持つこと。
ハーネスにつながっている方のリードはあくまで補助的な存在にしておくことです。
でも、リードの長さ調節に気を取られて、飼い主さんが訓練に集中できないようでは困りますね・・・
そこで、いろいろと探していたら、とってもいいモノを発見しました!!
「ちばわん」さんという保護団体さんが考案したリードです。
コチラ↓
http://chibawan.net/help/y_lead
よくある2頭引きのリードのように、1本のリードの先が二股に分かれていますが、2頭引きリードと違って、二股の一方の長さを調節できる仕様になっています。
首輪につなぐ方を短めに、ハーネスにつなぐ方を長めにしておくことで、キチンと愛犬の首にシグナルを伝えることができるという、すばらしいアイデアですね!
また、逸走防止のための工夫も優れていて、もしウッカリと飼い主さんがリードを離してしまっても、リードが手首にビシッと留まるようにできています。
腕ごともぎ取られないように気をつけて~~~~(^_^;)
引っ張り訓練にも逸走防止にも役立って、その上購入すればその売上の一部が保護犬の助けにもなっちゃう・・・
一石三鳥で、いいんぢゃな~~~い?!
さて、次回は
「ま、ウチはホレ、小型犬だから特に引っ張っても困ってないから訓練は必要ないんだよね~~」
と思っていらっしゃる飼い主さんに向けてのお話です。
<今日のpethotel11!>
Sくん「チワーーーッス」 |
Sくん「ボクが取っ手をつけられてるのはね、 すぐこーやってシンクの下とかに隠れちゃうから 引っ張り出すのに便利なようにだって~♪」 嬉しそうに言ってるんじゃーないよ(-_-;) |
仲良しトイプーコンビは、おんなじ場所の ニオイが気になるらしい |
Bくん、また遊びにおいでね~~! ママとお母さんの言うこと、よーく きくんだよ~~!! |
Mくん、いいウンチ出て気持ちイイね~~♪ |
Rちゃん「Nちゃん、元気ないねぇ、どうしたの?」 |
Sくん「Nちゃん、だいじょうぶ~?」 |
Nちゃんはね、一緒に遊んでいたEくんが 帰っちゃったから・・・ |
寂しいんだって (小枝をカリカリかじっております 笑) |
Nちゃん「じゃ、代わりにウリくん遊ぼっ♪」 ウリくん「え・・・・汗」 (ウリくんは大きなNちゃんが苦手です) |
ウリくん「ヤダーーーーーッ」 (ホンキで逃げている) Nちゃん「ヤッターー♪追いかけっこだーーい好き!」 |
ウリくん「ヤダヤダヤダーーーッ!!」 Nちゃん「キャッキャキャッキャ♪」 |
あ・・・・茂みに逃げ込んだ |
ギャラリーのMくん「おおっ?!」 目が離せないねぇ~(笑) |
ボス「おおー、やってるやってる~」 |
ボス「ま、ボクはどーせ追いつけないから 追わないけどね~~~~」 |
ウリくん「ボスぅ~~~、何してんの~?」 |
ウリくん「あっ!!!舐めた!!」 |
Mちゃん、そこはプールじゃないよ。 プールから溢れたお水で濡れた地面だよ(笑) Mちゃん「冷たくってキモチイイの~~~♪」 |
夕方のお散歩は、すごい風だったよ! ワタシは誰でしょう? |
ボクだよ!Sくんだよ~~!! |
あら?ウリくん、なんで暗闇で懐中電灯に 照らされながらウンチしてるの? 「さっきのお散歩で出なかったからに 決まってるでしょ!撮らないでよ!!」 いいウンチがちゃんと出てよかったね~(*^_^*) |