2017年12月27日水曜日

犬の”心に寄り添う能力”②

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



前回のブログのつづきです。


【泣きっ面に蜂】


●H医師の独演会


H医師の母に対する非情な言葉は更につづきました。

H「このところ血圧が今までにないほど高くて? 
今朝は 160/110 なんですよね?
で?
何かあったんですか?
頭が重くてふらつくことぐらいなんでしょ?
あと、背中が痛かったのかな?
でも生活できていたワケですよねえ?
だったらそれでいいじゃないですか~?!」

母「ええ・・・わたしはもうお婆さんですからいつ死んでもいいんです。
でも、ふらついて転んだり、脳梗塞で倒れたりして寝たきりになれば周りに迷惑をかけてしまうので・・・」

H「あったんですか、実際に?!
階段から落ちたり脳梗塞になったりってことが!
ないんでしょ?
ないのに勝手に心配してるんでしょ?!」

母「・・・・」

H「まあ紹介状は書いてあげますけどねえ・・・(母の過去のデータをPCで見ながら)
この〇〇〇っていう心臓疾患ですけど、コレ、なんです?
なんか、〇年〇月に突然出てきた病名みたいなんですけど?
いったいどこで診断してもらったの?
Aさんが言ったの?『自分は〇〇〇だ』って」

母「いえ・・・こちらで診断していただいたものです・・・」

H(カチカチとマウスを操作して)「ああ・・・コレかぁ・・・ふ~~ん、でもまあ10年くらい前の話だよね。
今は普通に生活できているんだよ。
あ~~あ、困ったなぁ!
なんて書けばいいかなぁ~!」


(K病院でちゃんと検査してもらうから内容なんかもうなんだっていいよ!早く帰らせてくれ~~!!)←わたしの心の声


H「まあいいや!じゃあねAさん、朝だけ飲んでる△△△と夜だけ飲んでる◇◇◇って薬を朝晩両方飲むことにします?それでいいでしょ?え?!」

私「先生のご判断でそれが効果的だということならば・・・わたしたちはシロウトでお薬のことは判りませんので・・・」

H「ハイ、じゃあ処方箋出しときますね~!」


●どういう人なら診察を受けていいのか?


H医師の言い分は、

「血圧が高かろうが 頭が重かろうが ふらついていようが 背中が痛かろうが、生活できているんだからそれでいいだろう。
そんなことで来られても医者は迷惑だ。」

ということのようですが、だったら一体どんな人なら先生の診察に来てもいいんでしょうか?

具合が悪くても生活できている人はダメってことは、付き添ってもらってでも自分で病院に来られるような人はダメなんでしょうねぇ・・・(-_-;)

だからといって、階段から落ちたり脳梗塞で倒れた人は救急でしょうから、きっと先生の診察室には行かないんでしょうねぇ・・・(;'∀')

H医師は仕事が嫌いなんだな~?

だったらすぐさま医者なんかやめちまいなーーーっ!!


●ご迷惑になるといけないから・・・


病院の帰り道の車の中で、母からこんな話をききました。

母の友人 Eさんもやはり血圧が高く、同じ病院にかかっていていたそうです。

そしてある日、H医師に酷い言葉を浴びせられ、診察室で泣きだしてしまったといいます。

その後、Eさんは看護師さんに依頼して担当の先生を替えていただいたけれど、母は

「自分はEさんほど症状が重くないのだから、先生を替えてくれなどというワガママを言っては病院のご迷惑になる」

そう考えて我慢していたと・・・

ちなみに母は昔、脳外科の看護師をしていました。

そのため、必要以上に病院側の事情を考慮し、スタッフにも気を使ってしまったのかもしれません。


●落ち込む母


体調が優れず病院へ行った母は、ますます元気がなくなってしまいました。

「もしも年末年始に倒れて寝たきりにでもなったらアナタたちに迷惑をかけるからと、病院に行くことにしたけれど・・・そのせいでかえってアナタの手を煩わせて、その上気分の悪い思いをさせてしまって・・・本当に申し訳ないわ・・・」

と、しきりに謝る母に、もっと早く気づいてあげられなかったわたしとしては、逆に「ごめんね」という気持ちでいっぱいでした。


帰りの車の中と家に帰りついてから、少しでも母を励ますために、母が思わず笑いだしてしまうまで H医師のことをケチョンパンにこきおろして、大悪口祭りをしたのは言うまでもありません。

(更にブログに書いちゃうとゆー・・・)


●病は気から


昔から「病は気から」と言われるように、心が弱れば体調は悪くなります。

体調が悪く、ただでさえ心も体も弱っている患者を更に悪化させるようなH医師のような人が、どうして医者などになっているんだろーか?

もし、Hが母の症状を現代の医学ではどうすることもできないのだとしても、せめて母の訴えに耳を傾け、共感してくれたら、

「お医者さまに親身になってもらった。『大丈夫、心配いりませんよ』と言ってもらえた」

と、それだけで母は安心し、母の心は軽くなり、元気になったりするんじゃーないのか?

少なくとも患者からお金を取っているんなら、それも医者の大事な仕事のうちなんじゃーないか?


・・・そんなことを思いながら、ふと思い出したことがあります。


そうです、やっと犬のお話なんで~~す!


でもでも・・・

また長くなってしまったので、つづきは次回にさせてくださーーい!

スミマセンスミマセン・・・ブログが長くなるとお料理番に

「長い!飽きる!」

って叱られちゃうモンですから~(^-^;


鳴りやまぬブーイングを背にお庭番は犬たちの元へと去っていくのであった(←ふざけんなー!ワンワンッ!)



<今日のPet Hotel 11!>

グレイスちゃんがまたお泊りにきてくれました(^▽^)

まだお互いに探り合いの
美月ちゃんとグレイスちゃん

Cくんはヘビに睨まれたカエルのようになっているけと
グレイスちゃんはとーっても優しいのよ♪

嗅がれたら・・・

嗅ぎ返す・・・
倍返しだっ!!(←はぁ?)

美月ちゃん、とっても楽しかったよ!

いっぱい遊んだね!
またおいでね~~(^▽^)/

Cくんも、ずいぶん逞しくなったね!
また他のワンコと遊びにおいでよ~(^▽^)/