2017年12月26日火曜日

犬の”心に寄り添う能力”①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



本日、高齢の母を病院へ連れて行き、大変イヤな思いをしました。

かなり愚痴っぽくなってしまうかと思いますが、ぜひそのお話をきいてやってください。


【流行りの?パワハラドクター】


●病院へ行きたい


今朝、すぐ近くに住む母からメールが入りました。

「血圧がすごく高く、頭が重くてふらつきもあるので、予約していないけど病院に問い合わせて可能ならば行きたいと思う」

母は元々心臓が悪く血圧も高いため、常に血圧を下げる薬を服用しています。

かかりつけの医師に指示された通り、毎日血圧を測りグラフに記載しているのですが、このところ気温が低いせいか、お薬を飲んでいてもずっと血圧は高い状態で、上が150程度でした。

それが今朝測ってみると、上が160・下が110という数値になり、体調も悪かったので、年末年始の忙しい時期にもしも自分が倒れたりして周囲に迷惑をかけてはいけないと心配になり、今のうちに病院に行きたいと母は思ったワケですね。

わたしがすぐに病院に問い合わせたところ、看護師さんは

「すぐにいらしてください。慌てないでゆっくり気を付けながら動いてくださいね。」

と快く受け入れの意思を示してくださいました。

「ありがとうございます!ではすぐに連れて行きますので、よろしくお願いいたします」


●母の訴え


その病院は、母が10年以上前からお世話になっている、地元では大変有名な病院です。

母は狭心症などで、2度こちらの病院に入院してお世話になっています。

ただ、以前担当してくれていた先生が他の病院に移って、他の先生が担当医になってから、母は時折 前の先生がよかったと言っていました。

「今の先生はとっても感じが悪いの。
この前も先生のお話がよく聞こえなくて返事しなかったら
『わかったかわからないか、ちゃんと返事してくださいよ!』
ってすごく怒られて・・・」

などと言っていたんです。

それに対してわたしは

「まあ、お医者様なんて大抵は感じが悪いわよね」

と、軽く受け流していました。

ところが本日、母に付き添って初めて診察室に同席したわたしは、母の訴えを単なる年寄りの愚痴ぐらいに考えていた自分を呪いました。


●感じ悪いどころじゃない


母と共に診察室に入るとH医師がいかにも面倒くさそうに

「Aさん(母)どういう症状ですか?」

と質問されたので、体調の悪い母に代わってわたしが応えようとしたところ

H「本人に訊いてるんだから本人が答えてください!」

と遮ります。

私「耳が遠く、体調も優れないので付き添っているのです」

というと

H「ああそう」

私「このところ血圧が高い日が続いていたのですが、今朝測ると 160/110 と更に高くなっていて、頭が重くふらつくと言っています。
また数日前には電車に乗っている時に背中から両腕にかけて、今まで経験したことのない痛みを感じ、動けなくなって下車し、ホームで暫く休んだところ治まったようです。
そのことも心配で・・・」

するとHは

H「頭が重かったりふらついたり、背中から腕への痛みがあることと、血圧が高いことは関係があるんですか?
因果関係は?」

母「それは・・・ハッキリとは判りませんが・・・でもこのところずっと血圧が高くて頭も・・・」

H(母の話を遮って)「あのねえ、因果関係がハッキリしているかどうかは、本人にしかわからないんですよ!

た~だそうやって・・・え?測ってみたら?血圧が高かった?
頭も重いしふらつく?
背中が痛い?

そんなこと言われたって医者は血圧とそれがどう関係するのかわかりませんからねぇ!
ハッキリと、血圧が高いことと体調が悪いことの因果関係が証明できないんなら、いちいち血圧が高かったと言って病院に来られたってどうしようもないんですよ!

じゃあアレですか?

血圧がいくつなら安心とか、そういうことを言ってでもほしいんですか?
たとえば170越えなければ大丈夫とか、そういう風に言えば安心するんですか?

これはねぇ、Aさん、アナタのキャラクターの問題ですよ!

今までは1か月ごとの診療でしたけどねえ、そんなに心配になるんだったら次から薬は2週間分しか出しませんから!
2週間ごとにきてくださいよ!

アナタのようなキャラクターの人はね、その方がいいんでしょ?!」


よく喋るなぁ・・・ヒマか?(←わたしの心の声)



●転院を決意


私「なんじゃ~~ゴルァ(←と言いたい気持ちを抑えつつ・・・)解りました。お手数をおかけして申し訳ございませんでした。

母はこんな状態ですし、今までのように1人で病院に来させるのが心配なので、次からわたしも付き添いたいと思います。

ただ、わたしの仕事の関係でこちらに通うのは難しいので、家の近くのK病院に転院させようと思いますから、紹介状をお願いできますか?」

※病院に行く前に、場合によっては転院したいという母の意思を確認していました。


H「へぇ~~!病院を変わるんですか?ああ~~~いいですよ!書いてあげますよ!

だけどK病院の先生だって迷惑だと思いますよ!血圧が高くて頭が重いってだけで来られてもねぇ!

紹介状になんて書けばいいんです?」

(はぁ?)

私「紹介状がなければ看ていただけないので、内容はお任せしますが、今までのコチラでの経緯が判る内容にしていただければ・・・」

H「知ってますよ。K病院は紹介状なしでは診てくれないことぐらい。
あ、じゃ、頭もついでに診てもらうように書きましょうか?」

私「お任せします」

H「書けたら郵送しますよ。でもK病院の先生も、こんな状態で来られてもイライラするだけだと思いますよ。

近所のクリニックかなんかでいいんじゃないですかね?

なんでK病院なんです?」

私「近くのクリニックをよく知らないからです。それにK病院が近いんです。でも一応近くのクリニックも調べてみますね。」

H「そうですねぇ、近くのクリニックにした方がいいと思いますよ~」


(どこの病院に行くかはコッチの勝手にさせてくれっ!)


H医師とはこれで縁が切れるので、どんなイヤな態度で何を言われても

「忍ニン・・・」

と心の中で唱えながら我慢していましたが、年老いた母がわたしの隣で今にも泣きだしそうな顔をしているのを見ると、許せないという思いでいっぱいでした。

その病院は、以前は遠方からの患者も来るほど評判がよかったのですが、有能な先生たちが何人もK病院に移ったことをネットで調べて知っていました。

きっと、自分の患者が他の病院に移るというだけでも腹立たしいのに、それがK病院だというのは許せなかったのかもしれませんね・・・

ま、これはわたしの邪推ですけど(-_-;)


血圧というデータと、本人が訴えている不調との関連性やその可能性を考えて診断したりお薬を処方したりするのが医師の仕事じゃーないんでしょうか?

実際に具合が悪いと訴えている患者に、「血圧との因果関係を証明できるのか?」なんてお医者さまが訊くのはフツーなんでしょうか?


H医師の非情な言葉は更に続きました・・・



あ・・・・でも・・・

関連して「犬の”心に寄り添う能力”」について書くつもりが、愚痴だけでこんなに長くなってしまいました(;^_^A

すみません、犬に関係のない回になってしまって・・・


つづきは次回にさせてくださ~~い(^-^;



<今日のPet Hotel 11!>

朝のおさんぽ。とっても綺麗な朝焼けでした♪

風は冷たくても、日が照たると暖かいね~!

美月ちゃんはおもちゃで遊んでもらうのが大好き!

特にこのボロボロ100均ハンバーガーはお気に入り♪

他の子が持っているおもちゃが欲しくなっちゃう
Cくんの熱い視線がハンバーガーに…
(^-^;

なあに?コレがほしいの?
(あげるのかな~?あげるのかなぁ~~?)

ダメッ!!
(笑)