前回のブログでお話したとおり、母が診ていただいた歯医者さんは
待ち時間ゼロ!
解りにくさゼロ!
痛みゼロ!
不安ゼロ!
という素晴らしさでしたが、もうひとつ母とわたしを驚かせたことがありました。
【不信感ゼロ】
●不明瞭な歯医者さん事情
歯医者さんって・・・一度通い出すと、治療にやたらと長期間かかりませんか?
一番はじめは、ちょこっと奥歯がシクシクするという理由で行っただけのはずが、
『アッチもコッチも虫歯になりかけてますね。この機会に治療しちゃいましょう』
とか
『フッ素もやっておいた方がいいですよ』
とか、頼んだ覚えもないのに
『今日はまず歯石取りからやっちゃいますからね~~♪』
とか・・・
で、最初に痛かった歯の治療は、その間何かを詰めたり取ったりを繰り返しているような・・・いつ終わるんだか、もう終わったのかよくわからない感じだったり・・・
でも、なんか色々訊きづらい・・・
(あまりに無防備な大口開けてヨダレ掛けした姿を見られているという弱みがあるからか~?)
●痒いところに手が届く(そこそこ~♪)
一方、今回お願いした歯医者さん。
最初の3回は、初日に説明いただいた通り、毎週1本ずつの抜歯でした。
そして、2本目と3本目の抜歯の際は、ただ抜歯するだけではありませんでした。
今回、母が抜歯していただいたのは、義歯の下にある根っこだけになった自分の歯でしたから、抜歯するたびに、義歯のハマり方が微妙に変わってしまうのですね。
先生は何も言わなくても、そこを毎回、キッチリと調整してくださいました。
おそらく先生の性格なのでしょう。
『調整しておきますね~』
などと余計なサービストークはなさいません。
ただただ、黙々とブツブツ言いながら調整作業を行い・・・(ちょっとオタクっぽくてカッコイイ)
義歯をはめた時には、母があっけにとられるくらいピタリと収まるんだそーです。
先生にしてみれば、そんなことは言わなくても言われなくても微調整が必要なのはプロの自分が診ればわかること。
それをするのは当然のことであり、むしろピタリとはまっていない状態は自分自身が許せない!!
という感じに見えました。
職人気質ぃ~~~(ウットリ♪)
何故、母が義歯がピタリとハマることであっけに取られたかというと、現在使用している義歯を別な歯医者さんで最初に作った時よりもピタリとハマっていたからです。
『入歯って、ものすごい違和感があったのだけど、まあこんなものなのかなぁ・・・と思っていたの。でも違ったのね~~!自分の歯みたいで感動的だわ~♪』
そして・・・
『逆に、今までの歯医者さんって何だったのかしら?!こちらの意向も訊かずに勝手に一番高いセラミック製の義歯にしちゃったり、やたらと時間がかかったり・・・その上入歯のフィット感ゼロだったなんて!お金を返してほしいくらいだわっ!!(プンスカ)』
まあ・・・そうなりまさぁ~ねぇ~~(;'∀')
●診療4日目
さて、週に1本、3週間で3本の抜歯をした母ですが、4回目の診療で何をしたかというと・・・前回抜歯したところが炎症を起こしていないかの確認と、初日に立てた方針通り、全体の最終調整です。
そして・・・
先生『どこか痛かったり噛みにくかったり不快感のあるところは?』
母『ありません』
先生『ハイ、では本日で治療はすべて終了です。お疲れさまでした』
アッサリしてはる~~~(←なぜ関西弁?)
これって・・・当たり前ですか?
皆さんの歯医者さんもこうですか?
『ご一緒にポテトはいかがですか?』
みたいなお話がひとっつもないっていう歯医者さんは初めてで、母なんか帰ってきてから
『あーあ・・・歯医者さん、終わっちゃったわぁ~~』
と、寂し気ですらあったんです(笑)
歯医者さんとの別れを惜しむ患者を、わたしは初めて目の当たりにしましたよ!
必要十分の治療と、患者の期待を超えてくる技術の高さ。
そして、患者自身が必要か不必要かよく解らない治療(商品)を勧めてこない誠実さ。
こんなにも患者に不信感を抱かせない歯医者さんには初めてお目にかかりました!
●本来あるべき姿
そうそう、母の4回の通院すべてにおいて、初回と同様に患者は母ひとりでした。
予約時間に行くと、前の患者さんが会計をしていて・・・
診察が終わって帰るころに次の患者さんがやってくるという見事なオペレーションは徹底しています。
毎回、玄関を入ってから出てくるまで30分以内(最速で20分でした)
こういうオペレーションを可能にしているのは、
・時間内でキッチリ治療を仕上げるという先生の確かな腕
・患者さんひとりに集中しているため、先生自身も無駄に右往左往しなくていい
・歯科助手さんや受付さんとの連携が見事
といったことなのだと思います。
コレって・・・よく考えたら母が言うとおり
『他の歯医者さんって、一体なんなのよ?!』
って思いませんか?
【目からウロコ】
この歯医者さんに出会って、初めてわかったことがいくつかありました。
●麻酔の待ち時間、実は無駄に長い
歯医者さんで麻酔の注射をした後、必ず先生がどこかへ行ってしまって放置されませんか?
あれ、麻酔が効くまでの必要不可欠のアイドルタイムなんだと思っていました。
でも違ったんです!
実際には鬼ごっこで10数えるくらいの時間で十分だったことが解りました~。
麻酔以外にも、何やら噛んでおくように言い渡されて、喉にヨダレが詰まりそうになりながら延々待たされていた時間・・・あれも一切不要だったのだと知りました。
騙された気分・・・
●先生ひとりに患者が多数はおかしい
実際、歯医者さんで必要な”放置時間”なんて、たかが知れていることを知ってしまうと、先生と患者の数は常に同じであるべきだってことがおのずと解ってしまいます。
美容院みたいにパーマやカラーの放置時間が長い場合はともかく、先生がひとりしかいないのに何人もの患者が診察台にずらりと並べられているというやり方をしているのは、ちょっとでも儲けたいという下心が満ち満ちている歯医者さんだってことですね~。
わたしが以前通っていた横浜市内の歯医者さんは、先生ひとりに対して患者5人でした。
放置されている時間も当然長くて、何度も何度も歯科助手さんがゴゴォオオーーッ!!ってヨダレ吸引に来ていたっけ・・・あれってものすごく屈辱的で不愉快ですよねぇ~(;'∀')
●ポテトは断れる!
あまりにも、どこの歯医者さんも当たり前のように『ご一緒のポテト』を売りつけるものだから、コレがフツーかと思い込まされていましたが、
何と言われよーが、痛かった虫歯の治療だけやってもらえばいいんだ!
それ以外の治療はキッパリ断って当然なんだ!
ということを、今更のように気づかされました。
【結果は後からついてくる】
いやぁ・・・歯医者さんのお話に、ついつい熱が入りすぎちゃいましたが・・・
わたしにとって、この歯医者さんとの出会いは
神のお告げか?!
と思えるような出来事でした。
わたしの親は勤め人でしたから、商売の仕方は右も左も解らないままペットホテルをopenしました。
『綺麗ごとで商売が成り立つほど甘くない』
『広告宣伝にある程度お金をかけないとダメだ』
『もっと儲かるやり方にしなさい』
など、アドバイスをいただくこともあり、正直気持ちが揺れたこともありましたが、やっぱり今のポリシーとやり方を貫いて、更にブラッシュアップしていこうと腹が決まりました。
そう思わせてくれたのは、歯医者さんの治療を終えた母が言った次の言葉です。
『もうあの歯医者さん以外、行けないわ~!』
もしかすると、一度には診られないほどの予約を入れたり、よくわからない治療に時間をかけて延々ひとりの患者を通院させ続けたりすることで、歯医者さんの一時的な売上げは上がるのかもしれません。
いい加減なことをしても、患者にはどうせわからないことが多いのかもしれません。
今の患者がリピーターにならなくても、他にいくらでも患者はいるのかもしれません。
けれども、そういうやり方ではやっぱり長い目で見て、その歯医者さんの評判は決していいものにはならないでしょう。
母が会計をする間、待合室でちょっとだけ顔を合わせた他の患者さんと会話を交わしました。
その方たちは
『うちは、親も私も子どもも孫もずーーっと歯医者さんはココなの』
『先生、手際がいいのよね~。遠くから通っている人もいるらしいわよ!』
こんな風にお話してくださいました。
嗚呼・・・いいなぁ・・・こんな風に思ってもらえるのが理想だなぁ・・・・
そんな風に感じました。
結果は後からついてくる!
そう信じて、これからもワンちゃんたちが楽しく過ごせるように頑張るぞ~~!
【おまけ】
あ、そうそう、この歯医者さん、無駄が一切ないないと言いましたが・・・
実は3つほど無駄がありました。
それは・・・
1)5台くらいある駐車スペース(2台で十分かと・・・)
2)6人くらい座れる待合室のソファーと雑誌(付添い人用だね)
3)3つくらいある診察台(先生が増えた時用かな?)
<今日のPet Hotel 11!>
美月ちゃん、朝のおさんぽ♪ 大根もだいぶ育ってきたよ~~! |
今日からお泊りのウリくん。速い速い!! 懸命に追いかけるボスと 冷めた目で見つめる”なつ” |
あ・・・もうあきらめてる |
”なつ”「なにやってるのよ~~?!」 ボス「・・・・」 |
「悔しいですっ!!」 |
パパのお迎えを待つ間、おひざの上で遊ばれるカブくん 「や、やめろヨ~~う!」 お留守番がんばったね!また遊びにおいで~(^▽^) |