前回のブログのつづきです。
【驚きの連続】
さて、本当は以前住んでいた町のかかりつけ歯医者さんに行きたがっていた母を、ここ三浦の、初めて行く歯医者さんに連れて行ったわたくし。
●ハズレか?
予約していた時間に行くと、待合室にも診察室にも患者さんはひとりもいませんでした。
『これは・・・やっちまったか~~?』
正直、そう思いました。
わたしのイメージでは、人気のある医療機関は、とにかく混んでいる!
という固定概念があったのです。
閑古鳥の声が聞こえる・・・不安~~~
●納得のいく説明
すぐに診察室に通されたので、先生に症状の説明をしました。
『母は謎の口内炎・・・それも上顎、歯茎、舌の表面すべてにわたる酷い口内炎になってしまい、痛くて何も口にできない状態になってしまいました。
それと、口内炎ができる少し前から、母は物が噛みにくくなったと話していました』
あまり愛想がなく、口数の少ない先生は、フンフンと話を聞くと
『じゃあちょっと診てみましょう』
歯科助手さんにテキパキと口腔内の様子をカルテに書き込ませると、
『レントゲンを撮ってみましょう』
すぐに出来上がったレントゲン写真を母とわたしに見せながら、口内炎になった原因と、物が噛みにくくなった原因について、大変解りやすく説明してくださいました。
そして、本人の希望を尊重しつつ、今後の治療方針を丁寧にお話くださいました。
結果的に、義歯の下に根っこだけ残してあった自分の歯(3本)を全て抜歯することになりました。
まずは今日1本抜歯。
以降1週間ごとに1本ずつ抜歯し、合わなくなっていた義歯の調整を行う・・・
という治療方針が決定しました。
母の意向も聞きつつ、全体の治療内容や1回ごとの治療内容も解りやすく説明していただいたことで、わたしたちはとても安心してお任せすることができました。
わたしの経験上、こういった解りやすい説明をしてくれる歯医者さんってあまりいませんでした。
せいぜい
『ココとココね、虫歯になりかけてます。あとココも・・・順番にやっていきますからね~』
という具合。
よく解らないながらも、こちらはプロにお任せするしかないって感じでした。
歯医者さんって、そういうもんだと思っていました。
●はやっ!!!
さて、抜歯することになった母は、鎮痛剤と抗生物質を渡されて飲み・・・麻酔注射をして・・・
先生『ハイ、うがいしてください。血が止まるまでコレ(脱脂綿)噛んでいて下さいね』
母 『ふぁい・・・』
先生『じゃあ今日はもう帰っていいですよ』
母 『え?ヘンヘイ、ひょーはふはないんへふは?』
(え?センセイ、今日は抜かないんですか?』
先生『いや、もう抜きましたよ』
こんな会話、聞いたこともありません(笑)
抜かれた本人が気づかぬうちにアッちゅー間に抜歯完了というアンビリーバボーなイリュージョン!
今回、母が抜いていただいた歯は、くりかえしますが根っこだけの歯ですから、掴みどころがなくて、抜くのが難しい歯だったはずなんです。
にもかかわらず、先生の魔法の手によって、本当に短時間で抜歯が完了してしまったのです。
●完璧なオペレーション
早いのは抜歯だけではありません。
フツーの歯医者さんだと、治療が済んだら待合室に行き・・・
雑誌かなんかを読んでいると少しして名前を呼ばれて会計するわけですが、ココの歯医者さんは違いました。
診察室から待合室にやってきた母は、椅子に座ることなく受付の女性に声をかけられます。
『ハイ、では今日は〇〇円いただきます。夜の分のお薬が出ています。抗生剤と鎮痛剤です。食後に服用してくださいね。鎮痛剤は痛くなければ飲まなくていいですよ。もし具合が悪くなったりひどく痛くなったらお電話くださいね~!』
そして、次回の予約を取って終了。
いいですか皆さん?
母は初診で、
問診 → レントゲン → 治療方針の説明 → 服薬 → 麻酔 → 抜歯 → 会計と予約
これだけのことをしました。
それなのにそれなのに・・・
母が歯医者さんに入ってから出て来るまで、なんと
25分しかかからなかったんでっすぅ~!!
後ろで歯医者さんの玄関が閉まった時の母とわたしのキャアキャアぶりは大変なものでした!
『なに今の~~~?!はっや~~~~い♪』
●患者本位
さて、わたしたちが会計をしているちょうどその時、次の患者さんが玄関から入ってきました。
会計をしている後ろで次の患者さんがスリッパに履き替え・・・そのまま待合の椅子に座ることなく、彼女は診察室に呼ばれて入って行きました。
お気づきでしょーか?
母は、歯医者さんに入ってから出てくるまで、1度も”待ち時間”がありませんでした。
歯医者さんで必ずといっていいほど経験する
『今、なに待ち?・・・・・』
と感じる時間がまったくないのです。
更に、患者は母ひとりでしたから、先生も歯科助手さんも母につきっきりで、放置されることがありませんでした。
そして、母の次にやってきた患者さんも同様に、待ち時間なく診察室に呼ばれていたと・・・
こんな歯医者さん、初めて~~!!
●いい意味での裏切り
前回のブログに書いたように、当初 母は心の中で
『三浦の歯医者さんなんて・・・大丈夫かしらぁ~?』
と思っていたのです。
その根拠はまぁ・・・三浦市というのは農業と漁業の町で商店街もなく、人口も減る一方で財政的にも厳しいということが頭にあったからでしょう。
けれども今回出会った歯医者さんは、母の80年近い人生の中でダントツで一番手際がよく、なんといっても
待ち時間ゼロ!
解りにくさゼロ!
痛みゼロ!
不安ゼロ!
という、まるでどこかの政党のの選挙公約みたいなゼロゼロづくし!
『三浦市に謝ってよね』
と言うと
『心からごめんなさい。ひれ伏して謝ります』
と深い謝意を表しておりました。
長くなったので次回につづきます。
<今日のPet Hotel 11!>
ルンルンでお留守番のMAXくん。 このまま、ずっと元気でいられますように! |
あらら・・・美月ちゃんは、 どうやら大きなMAXくんが怖いみたい |
「ハイ、こわくな~い こわくな~い・・・」 |
こんなにカワイイ顔をして、あの”なつ”を一括する ハナおばあちゃん。さすが年の功~~! |
カブくんは、みんなと遊びたくって・・・ ”なつ”と追いかけっこ |
ハナおばあちゃんとも追いかけっこ! |
そして、”くま”くんとはワンプロ! |
飽きずにずーーーっとじゃれ合っていました♪ |
オムツがお相撲のマワシに見えてきた(;'∀') |
くまくん、誰とでもすぐに仲良くなれるフレンドリーな ワンちゃんでした!また来月待ってるね~(^▽^)/ |