前回のブログのつづきですが、今日はみなさまに緊急のお願いがあります。
ぜひ最後までお読みください。
(お時間がない方は最後だけでもお読みください)
【法改正に関わる登場人物たち】(つづき)
登場人物③
議員さんたち・8週齢規制を望む団体などからの陳情を受け、規制を推進しようとする人
・8週齢規制に反対するペット業界などの要望を汲んで、規制を阻止しようとする人
・8週齢規制に関して確たる信念や考えがなく、日和見(ひよりみ)主義の人
という3種類の議員さんがいます。
では、彼らの言い分を・・・
◆8週齢規制推進派の議員さん
保護団体や愛護団体から陳情を受け、深刻な問題だという認識を持っています。
欧米などの愛護先進国を見ても8週齢規制が常識となっている今、日本はかなり立ち遅れていると言わざるを得ません。
愛護動物(ペット)をどのように扱っているか?ということは、その国の文化レベルを推し量るバロメーターでもあります。
また、各都道府県行政が力を入れている”殺処分ゼロ運動”についても、現実には保護団体頼みという現状があるのだから、早急に根本的な解決策を打ち出す必要があります。
そういう理由から、早急な8週齢規制の法制化に賛成です!
◆8週齢規制に反対の議員さん
多くの関連企業があるペット業界が、8週齢規制によって大きなダメージを受けることになる。
それによって景気が停滞することは国民のためにならない。
国の経済が落ち込めば、当然のことながら保護団体や飼い主さんにもダメージになることだ。
そのような大きな変化を法律で決めるには、単に諸外国に倣うというだけでなく、確実で学術的なエビデンスが提示されるべきではないか?
そういう理由から、今回議題となっている8週齢規制の法制化には反対です!
◆日和見主義の議員さん
もちろん、議員の仕事に就いているのは、国民の代表として多くの国民の声を国づくりに反映させるためです。
でもねぇ・・・国会議員には必要不可欠なものがふたつあるんですよ。
それは、”票”と”お金”
”票”っていうのはまあ支持者の数ですよね。
国民の声に真摯に向き合って誠実に仕事をしていれば、当然支持も増える・・・
わたしだって議員になりたてのころはそう思っていましたよ。
でも、現実はそう簡単じゃあないんですねぇ。
今回、困っている保護団体さんや問題行動の多いワンちゃんの飼い主さんのお話を伺って、8週齢規制を法制化すべきだとわたしも感じました。
でも、反対派の人たちからの陳情もまた、わたしたち議員のところには届くんですよ。
アチラを立てればコチラが立たない・・・
票っていうのは数ですからね。
どうしても、大企業や大きな業界の声というのは無視できない部分はご理解いただきたい。
大企業や大きな業界団体というのはまた、企業献金というのをね、してくれるんですよ。
それは、わたしたちにとっては本当に有難い!!
え?ひどいって?
いやいや、だって、票とお金がなければ議員生命はおしまいになるんですよ?
そうなっては、弱者の声に耳を傾けることも、国民の幸せのために尽力することもできなくなってしまうんですよ?!
ですから、国民を幸せにするというわたしの使命を果たすためにも、まずはわたし自身が議員でい続けること。
これが何よりも大事なんですよ!
解ってくださいますよね、ね?!
------------
なるほどな、なるほどなるほどなるほどなっ!!
(by原西)
そういえば、今回の衆議院総選挙でも、
『大義を果たすためには、とにかく選挙で生き残って議員でい続けることだー!』
と言って鞍替えした議員さんたちがたくさんいらっしゃいましたねぇ~。
言い分というか、気持ちは なるほどなっ!解らないでもないけれど、こういう議員さんたちは、じゃあ一体いつになったら本当に国民の幸せのためにお仕事してくれるんでしょーかねぇ~~!
【多頭崩壊!緊急のお願い】
前回のブログで、8週齢規制を推進したい保護団体の方たちの言い分を書きましたね。
行政の”殺処分ゼロ計画”の受け皿となって、日々奮闘している人たちです。
まさに、現在問題となっていることを象徴するような出来事がありました。
●ご協力をお願いします。
保護犬の引き取りが可能な方、ぜひご協力をお願いします。
引き取りは難しいけれど、何か協力したいと言って下さる方、リンクを開いて、そのページをぜひ多くの方にシェアしていただけるようお願いします。
<概要>
神奈川県茅ケ崎市の保健所管轄内で、飼い主による小型犬30頭の飼育放棄が起きました。
神奈川県動物保護センターは、収容された犬たちで既にいっぱいです。
この30頭を収容すると、殺処分を即再開せざるを得ない状況です。
そこで、この子たちの飼い主さんを探すために、保護団体:アニマルプロテクションさんが10月29日(日)に緊急譲渡会を開きます。
詳細はコチラをご覧ください。
※保護団体の方たちはとってもお忙しいです!気軽に問い合わせをすることはご遠慮さしあげ、譲渡条件やワンちゃんたちの状態については、サイトを隅から隅までよ~くお読みください。
今回のお話は、茅ヶ崎市の職員さんが、ある獣医さんに相談したことがキッカケで、アニマルプロテクションさんによる譲渡会に繋がりました。
市の職員さんは、本来なら単に県の動物保護センターに引き渡してお仕事終了のところを、ワンちゃんたちの命の重さを考えて、保護センターに引き渡す前に何とかできそうな人に相談されたのです。
この、茅ヶ崎市職員さんの勇気ある行動と、相談を受け流すことなく保護団体に繋げて下さった獣医さんの尽力を無駄にしないためにも、多くの方のご協力をお願いいたします。
現在、既に神奈川県動物保護センターに収容されているワンちゃんたちの命を守ることにも繋がります。
当日は、わたしも譲渡会に行ってくるつもりです。
【ハナちゃんの手術】
先日来、ブログでお話していたチワズーのハナちゃん。
本日午後、外歯瘻の手術でした。
お陰様で手術は無事成功しました(*^▽^*)
今回、抜歯は2本で済み、また血液検査の結果もハナマル♪
飼い主さんも喜んで、
『じゃあきっと長生きだ~!健康な歯でいられるように頑張らなくちゃですね!』
と決意を新たにされていました。
応援して下さった皆様、お祈りして下さった皆さま、本当にありがとうございました!
<今日のPet Hotel 11!>
今から獣医さんでオペ ちょっとドキドキ~ |
「ハナちゃん、がんばってきてね~~~!」 |
「行ってきま~~す!」 ”なつ”が心配そうに見送ります |
ワタシも歯周病にならないように 松ぼっくりで歯磨きしなくっちゃ! |
ボクも・・・うーん ”なつ”の歯磨きの後かぁ・・・(-_-;) |