2017年1月14日土曜日

問題行動について④




三浦も雪になりましたー♪
い~ぬは喜び庭駆け回る
※チワワは寒さに弱い犬種なのですが、なつは雪が好きみたいです(笑)


さて前回、ボスの主な問題行動を以下のように書きました。

●極度に臆病(よその人も犬も怖い)
●もう6歳のオッサンになろうというのにうれション癖がある
●ボールに対する異常な執着(正気の沙汰ではないほどの・・・)
●興奮すると制御できない(グルグルピョンピョンうれションジョロロ~~)
●「遊んで!」「ボール取って!」「寂しいからこっち来て!」などの要求吠えが執拗に続く
●実家の階段をひとりで降りることができない

そもそも、ペットショップで生体販売している日本の現状には常日頃から大いなる疑問を感じています。
子犬のうち、特に生後3か月までは母犬や他の犬たちと十分に接することで、犬の社会性が育つことは周知の事実なのに、ガラスケースの中で見世物のようにされるストレスと、他の犬たちと触れ合わない仕切りの中での生活は、臆病な犬や神経質な犬を生み出すに決まってます(キパッ!)
臆病の前段階として「どう振る舞うべきかが解らない」ということがあるのですね。

更にボスは、東日本大震災の翌日に東北で生まれた犬です。
出産直前~出産時、母犬はさぞ怖かったでしょう。その不安は子犬にも伝わったかもしれません。

そのビクビク犬を、あろうことか”ボス”って名づける我が母・・・(母は天然でんねん)

母は犬がだーーい好きです。
ボスにも有り余るほどの愛情を注いで育てました。
しかし、その愛情のかけかたは、人間の赤ん坊に対するそれと同じだったのです。
この過ちは、日本人の多くの愛犬家が犯してしまうものです(ここ、テストに出ます)

ボスが我が実家にやってきたころ、私はとっくに実家を出ていたので、詳しい経緯はわからないのですが、どうやら階段で軽く足を踏み外して、とても怖い思いをしたようです。
それ以来ボスは実家の階段を降りることができなくなりました。
(屋外の階段などはチャラヘッチャラ♪です)

私が実家にいたならば、ボスが階段を降りるよう促したと思います。
けれども母は、毎回ボスを抱きかかえて「ヨシヨシヨシヨシ♪」しながら階段を降りていたのです!
(おお!主よ!!)

余談ですが、2年まえに我が家に新入りとして引き取られたツンデレ犬”なつ”は、階段を鼻歌まじりで上り下りしておりました(←一部誇張表現が含まれています)
ところがっ!
毎回母に抱きかかえられて階段を降りているボスを見て、なつがどうなったと思いますか?

そう・・・なつは軽々と階段を降りられるくせして、ボスが抱っこで階段を降りるのを2階の踊り場で
ジィイイイイーと見送った後、わざわざ2階の一番奥の部屋まで走っていき、更にそこで床にゴローンと横たわって

「私も抱いて~~~~ん」

と、母にねだるのでした(オイコラー!そこのクレバーチワワぁー!)

その様子を見た母は、さすがに「まずいことになった。なんとかしなくては・・・」
と思ったとでも?

不正解です。

なんと母は、そのクレバーチワワ(なつです)を見て

「まぁああっ!なんて頭がいい子なんでしょう?!この子はなんでもよくわかっているのねぇ~!」

そう言って、なんともうれし気な、マリア様のような顔でクレバーチワワ(なつ)を抱きかかえて「ヨシヨシヨシヨシ♪」と階段を降りてくるのでした(オーマイガッ!)


長くなったので続きはまた・・・