2018年6月23日土曜日

お散歩中の転倒事故①(Mちゃんのお母さん)

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。






【目の前で起きた転倒事故】


●Mちゃんのお母さん


ご近所に住む小型犬Mちゃんとは、お散歩中によく会って人間同士もワンちゃん同士もあいさつを交わす仲です。

ご夫婦とお母さまの3人暮らしで、みなさん交代でMちゃんのお散歩をされているようでしたが、平日の夕方は ほぼ毎日お母さまがMちゃんをお散歩させていました。

ハッキリと年齢を伺ったことはありませんが、70代~80代と思われるお母さまは、ビックリするくらいの距離を毎日、本当によくMちゃんを連れて歩いておいででした。

わたしたちは 日々、季節やお天気、連れているワンちゃんの性格、交通量などに応じてワンちゃんたちのお散歩コースを変えているのですが、Mちゃんとお母さまには、思わぬところでバッタリお会いすることもあったのです。


老化は脚からやってくるといいますが、あんな風に毎日たっぷりお散歩しているのは、脚力を鍛えるのにはとてもいいんだろうねぇ~~!

と、よく話していたものです。



●一瞬の出来事


つい先日も、ワンちゃんたちを連れて海岸沿いの遊歩道をお散歩していると、Mちゃんを連れたお母さまと、やはりいつもお散歩で会うCちゃんを連れた飼い主さんに遭遇しました。

犬たちがひとしきりワチャワチャとあいさつを交わし、じゃあそろそろ行きましょうか・・・というタイミングで、突然Mちゃんのお母さまが転倒してしまったのです。

その場には、Mちゃんのお母さまを除いて5人の大人がいましたが、その誰もが止める間もなく、また「アッ!」とか「キャッ!」とか声を発する間もないくらい、本当に一瞬の出来事でした。


もうワンちゃんたちとその場を離れようと体の向きをを変えていたために、転倒の瞬間を見ていなかったわたしにも、「ゴンッ」という大きな音だけは聴こえたくらいでしたから、お母さまは遊歩道の固い地面でかなり強く頭を打ってしまわれたようでした。

わたしは、すぐに起き上がらない方がいいのではないかと思い、


「Mちゃんを引き受けますから、少しそのまま様子をみられては?」


と申し上げましたが、お母さまは


「いえ大丈夫・・・」


と起き上がろうとされたので、みなで手を貸しました。

見ると、ぶつけた側頭部に、誰が見てもわかるくらい大きなたんこぶができ、頭皮が少し赤くなっていました。

お母さまは、転倒したショックと頭を打ったダメージからか、少しフラついていらっしゃいました。

とにかく家に戻って安静にされた方が・・・ということになりましたが、おひとりで返すことはとてもできません。

わたしたちはたくさんのワンコを連れていたので、みんなでゾロゾロ行っても、またリードが絡まったりして危ないと判断し、人間2人で1匹のワンちゃんを連れていたCちゃんの飼い主さんたちに、Mちゃんとお母さまがおうちに帰りつくまで付き添っていただようお任せすることにして、その場を後にしました。

ただ、その後Mちゃんのお母さまが大丈夫だったろうか・・・と心配して、お散歩のたびにおうちの方に会わないかと探しましたが、そういう時に限ってお目にかかることはありませんでした。


「大したことでなければいいけれどねぇ・・・心配だねぇ~」


「たんこぶができればそう心配はいらないってきいたことがあるけどねぇ・・・どうなんだろうねぇ・・・すごい音がしたからねぇ・・・」


などと話していました。

Cちゃんの飼い主さんには、事故の翌日ふたたびお散歩で会い、Mちゃんとお母さまが無事におうちに帰られたことは伺っていました。

けれどもCちゃんの飼い主さんも、その後のことについてはわたしたちと同じように心配されていながら、Mちゃんのおうちの方とは会えていないようでした。



●経過観察

朝のお散歩時、道端で出会った娘さんにお母さまの容態を伺うことができたのは、転倒事故が起きてから3日後のことでした。

Mちゃんのお母さまは、その後病院で検査を受けられたそうで、


「今のところ幸い脳に異常は見られないけれど、頭を打った時は少し時間が経ってから症状が出ることもあるので、様子をみておいてください。」


という医師の所見が出たとのことでした。


まだ経過観察中とはいえ、ひとまずはホっと胸をなでおろしました。




●ほんの小さな段差


お話したように、Mちゃんのお母さまが転倒した瞬間をわたし自身は見ていませんでしたが、一緒にいた人によると、どうやらMちゃんが動いたことによって不意を突かれ、お母さまが遊歩道の境目の小さな段差につまづいてしまったようです。

とはいえ、Mちゃんはほんの小さな小型犬ですし、リードを引っ張ったといっても、突然全速力で走り出したりというような激しい動きでなかったことは確かです。

おしゃべりをしながら、他のワンちゃんたちを踏まないように気を付けながら・・・と、色々なことに気を取られていたからでしょうか。

とにかくMちゃんのお母さまはがつまづいた段差は、普段はそれが段差であることにも気を留めないほど小さな段差だったにもかかわらず、転倒事故が起きてしまったということです。



小型犬をお散歩中の転倒事故といえば、もうひとつ、Pet Hotel 11!の常連「モカちゃん」の飼い主さんも、一昨年大変な目に遭われたんです。


そのお話は、長くなるのでまた次回にします。





<今日のPet Hotel 11!>


朝はまだ雨が降ってなくて・・・

お散歩もできたし~・・・

お庭遊びもできたんだよー!

Lくん、お気に入りのベンチ下でお昼寝・・・

寝跡ついちゃうよ(笑)

Hちゃんは大好きなボール遊び♪

いつまでも上手にボールで遊べるねぇ~!

みんながお庭に行っている間に、ひとりコッソリ
Lくんが落っことした朝ごはんを狙う”なつ”(笑)

お昼あたりから雨が降ってきて、お屋根のある
ガレージでしか遊べなくなっちゃった・・・
けど、走り回ってるね(-_-;)
ウリ~、いらっしゃ~~~い♪

はじめまして!Lくん、大きいねぇー!
ボク、ウリだよ~~~ん!

Hちゃんは、ウリくんのことがとっても気に入ったみたい♪

遊んで遊んで~!

ボスも遊ぼうよーー!
ボス「たのむから寝かせてよーう」

まだ寝るんかーーーい!(・_・;)