【情報化社会の中で賢く犬を飼うために】
●情報シャワーの浴び方
愛犬を家族としてこよなく愛するみなさまにおかれましては、愛犬の幸せのため、健康のため、危険回避のため、日々様々なことを学び、実践しておられることと存じます。
なんか堅っ苦しい出だしになっちゃいましたが、まあ愛犬のためにネットを活用して色々な情報をキャッチして、「いい」と言われていることは試し、「危険」と言われていることはやめたいと思うのが当たり前ですね。
それはとってもいいことです。
少なくとも、何も考えず、学ぼうともせずにいるよりもいいではないですかっ!?
でも今日はあえて、世間にあふれる様々な情報に安易に振り回されることへの警鐘を鳴らしたいと思います(カンカンカーーーーン♪)
たとえば、前々回のブログでキシリトールが犬にとって危険だというお話をしましたね。
世間には、「”キシリトールは犬にとって危険だ”論」と「”キシリトールは犬にとって安全だ”論」の両方があります。
わたしはその両方の意見が書かれたものを読んだ上で、自分なりの意見として「危険だ」と判断してブログに掲載しました。
なぜ、そうした判断に至ったか・・・について、少しお話させてください。
●判断基準
◇獣医師への憎悪?
「キシリトールは犬にとって安全だ」と言っている人たちの言い分はほぼ同一でした。
すなわち・・・
「キシリトールが犬にとって危険だなんて言っているのは獣医師の嘘っぱちだ!インチキ獣医師に騙されるなっ!!」
というものです。
彼らのほとんどが獣医師に対する憎悪とも思える感情をあらわにしている人たちでした。
なぜ、彼らがそこまで獣医師に憎しみを抱いているのか、わたしには分りません。
もしかすると、愛犬をいいかげんな獣医師の診断ミスによって失った経験をお持ちなのかもしれませんし、ワクチンの過剰摂取を勧められて愛犬が副作用で苦しんでいるといった飼い主さんなのかもしれません。
だとしたら獣医師嫌いになっても仕方ないでしょうね・・・
少なくとも、彼らは獣医師に対する不信感でいっぱいだということだけはよ~く伝わってきました。
残念ながら、このブログでもたびたび残念な獣医師の話題が登場しますね。
人間相手と違って、診察が適切だったのか? 死因は本当か? などのチェックは甘いですし、製薬会社とズブズブの関係にあるような獣医師や、動物よりもお金が好きで、不必要な検査や投薬をバンバンするような獣医師が多いことも否めません。
けれども、だからといって
獣医師は全て悪党だ!(ガルル・・・)
などという考え方が極論であることは、冷静なみなさんならおわかりですよね?
もちろん、動物のことを最優先に考えて日々勉強し、寝る間も惜しんで誠実にお仕事をしている獣医さんだってたくさんいるってことです。
そうした事実から目を背け、疑心暗鬼に陥って獣医師全員に敵意を剥き出しにすることは、素晴らしいお仕事をしている獣医さんをも傷つけ、結果的に良心的な獣医さんの意欲を失わせることにつながってしまうかもしれない残念な行為だと思っています。
まず、こうした冷静さを欠いた論理の飛躍は、わたしには納得ができるものではありませんでした。
◇理由がない
もし、100歩譲って彼らの言う通り「キシリトールは犬にとって危険だ」というお話が獣医師によるウソっぱちだったとして・・・
それによって獣医さんたちはどんな利益を得るのでしょうか?
むしろ逆に獣医師たちが「キシリトールは犬にとって安全です」と謳っている場合は、
「ホントかぁ~~?キシリトール業界(←?)がめちゃくちゃ獣医師会に献金したりしてんじゃないのか~?」
なーんて疑ってみる価値はありそうですが、その逆ですもんねぇ・・・(^_^;)
◇なくても困らない
もうひとつの判断基準として、「キシリトールは犬の健康にものすごくイイっ!」という情報も見当たらなかったことが挙げられます。
犬にキシリトール入の食品さえ与えていれば獣医いらず!!
ってことならば、もしかすると金儲けしたい獣医さんは必死で犬にキシリトールを与えさせないようにするかもしれませんが・・・そんなはずはないですよねぇ~(笑)
逆に、獣医師を憎む人々がなぜそんなに
「キシリトール推し」
をするのか・・・その根拠がわかりませんでした。
更に、わたしは愛犬にキシリトール入りのおやつを与えないと困るようなことはひとつもないんです。
もし、ドッグフードやおやつのほとんどにキシリトールが含まれていて、キシリトールが入っていない物を探して買うのが難しかったり、それらが異様に高かったりしたらそれはそれは困るでしょうが、逆にその場合
「今まで何年もそうした物を犬たちが食べてきて特に問題もなかったのだし、実際に犬の寿命は延び続けているのだから、コレはガセネタだな」
と気づけると思うんです。
結論として、キシリトール入りのおやつを食べた後で命を落とした犬がいることが明らかなのであれば、その因果関係が明確でなかったとしても あえてキシリトールを愛犬に与える必要がないし、わたしはしたくない。
・・・そう判断しました。
●振り回されないために
何が言いたいかと言うと・・・
世の中にあふれる情報シャワーには真偽の程が怪しいものがたくさんあって、それを冷静に判断することは本当に難しいってことです。
特に、わたしたち愛犬家は、
「犬の健康やしつけにすごくイイ!」
と聴けば飛びつきたくなってしまいますし、反対に
「犬の健康を害するから気をつけろっ!」
と聴けば即刻それらを排除したくなりますね。
そうした多くの情報は、どっちにしても大した影響がないものがほとんどで、もし騙されたとしても踊らされた飼い主さんの懐がちょっぴり痛む程度で済むものですけれど、中にはそうではない悪質なものも隠れているので注意が必要です。
◇このブログを書くにあたって
わたし自身も、ただのちっぽけなペットホテル屋ではありますが、こうやってブログで情報を発信するに当たって、それなりに気をつけていることがあります。
それは、
・情報を発信するにあたり、あくまでもそれが現時点での自分の”私見”であることをお伝えすること。
・発信している情報が絶対ではなく、飼い主さんが考えるための参考材料として発信しているのだという姿勢でいること。
・限界はあるものの、できるだけ公正な情報をお伝えするように、たくさんの情報に目を通し、自分の中で十分に消化してからお伝えすること。
・発信した情報に誤りがあったと感じた時には速やかに訂正すること。
・判っている限り、情報の出典元を明らかにすること。
・結論として「ではどうしたらいいか?」についてまで、自分の考えを表明すること。
(わからない場合はわからないと表明する)
などといったことです。
そのため、わたしのブログは面白みに欠けているかもしれませんし、センセーショナルな内容は少ないかと思います。
でも、本当の情報ってそんなもんじゃないかなぁ・・・と思っています。
では、わたし自身が様々な情報を取捨選択する時に、ガセネタに振り回されないためにどういったことに気をつけているかについてお話したいと思いますが、長くなるのでつづきはまた次回にしまーす!
<今日のPetHotel11!>
朝の海岸さんぽ♪
暖かいよ~~!
ウリくんが遊びにきてくれたよ!
ビションフリーゼのビショビショコンビ
Pくん「ボクより目立たないでくださいねぇ」
Pくんと相思相愛だったムギくんが
帰っちゃったし・・・
Aくん「今日はボクと遊んでくれる~?」
Pくん「うん、そうだねぇ~・・・
ボクと仲良くしたいなら・・・」
Aくん「うん、なになに?」
Pくん「ボクにつきまとわないでくれる?」
Aくん「え・・・・・」
「そんなぁ~~~~~~!!」
Pくんは、自分に興味なさそうな子には・・・
自分からどんどん寄っていく・・・
積極性が出てきたんだけど・・・
Pくん「追われると逃げたくなるの~~」
ホラね!!必死で逃げてる(笑)
だから、Aくんがこんな風に・・・
Iくんと夢中でおいかけっこしていると・・・
Pくん「ねえねえAく~~~ん」
Aくん「おやまぁ~~~♪」
としお「Aさん、よかったですねぇ~~~」
ナツ「男の子って面倒くさいわねっ!」
チャコ「う~~~~~~ん」
「ねむい・・・」(←またですか~?)
Eちゃん&Iくんととしおは・・・
本当のきょうだいみたいに仲良し♪
としお「Eさ~~~ん♪」
Eちゃん「なあに~?」
としお「ボクと遊んでくださ~~い」
としお「お願いですぅ~~」
としお「遊んでくださいな~~」
Eちゃん「ワンプロでしょ~?やーよ!」
としお「じゃあ、ワンプロじゃなくて・・・」
としお「競争にしましょう!
ヨーイドンッ!!」
Eちゃん&Iくん「あっ!!」
としお「ボクの勝ちですぅ~~♪」
Eちゃん&Iくん「ずる~~~い!」
Iくん「よーし、じゃあ今度は、
ボクのすごいジャンプを見てて!」
ウリくん「お?なかなかやるねぇ~Iくん!」
Iくん「えへへ、どんなもんだい!」
ジャンプといえばウリくん・・・
見ててね~~!
信じられないことに、
こーーーんなところから踏み切って・・・
空を飛んで・・・
ココに着地するってもう・・・
ダンボ並!!
ウリくん「えへへっ♪すごいでしょ?」
としお「ウリさんすごいです~~~」
ウリくん「きゃははは!
としお、やめてよ、くすぐったいよ~~~」
Eちゃん「あちょっと~・・・
なんでこっち見るの?
オシッコ中は撮影禁止よ~」
午後の海岸さんぽ♪
みんないいウンチが出て
スッキリ爽快顔♪
チャコ「としお~、せまいからどいて~」
としお「ちっともせまくないですよ。
くっついて寝ましょう♪」
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