前回のブログに登場したRくんは、昨晩ずっと交代で看病した結果、夜中に数回吐き下しがあったものの、なんとか山は越えてくれたようで、本日の状態は落ち着いています。
ご心配いただいた多くの方々、本当にありがとうございました。
【ペットを連れて職場に行けたら・・・】
●Cくんのお話
Pet Hotel 11!に何度もお泊りしてくれているCくんは、飼い主さんが経営している会社に毎日飼い主さんと一緒に出勤している、とっても幸せなワンちゃんです。
先日、飼い主さんが海外旅行に行かれる際にお預かりした時のことです。
「ウチの社員が、途中Cに会いに伺ってもいいでしょうか?」
と飼い主さん。
いわく、社員さんは毎日のようにCくんに会っているので、長い間Cくんに会えないのが寂しいと仰っているとのこと。
果たしてCくんのお泊り中、お約束した日時に社員の女性2人が本当に遊びに来て下さいました。
ひとりはご自分の愛犬を連れて・・・
Cくんは、毎日会社に行って社員さんたちと触れ合っているだけあって、人間は誰でも大すきなのですが、他のワンちゃんのことがとっても苦手です。
Pet Hotel 11!にも、Cくんがなんとか他のワンちゃんと仲良く遊べるようにしたいという飼い主さんの切なる思いで社会化訓練を兼ねてお預けいただいるんです。
そのため、お姉さんたちが遊びに来てくれたことは嬉しくて仕方がないのに、お姉さんたちと一緒にいる見慣れないワンちゃんに警戒して、嬉しいやら怖いやら・・・というプチパニック状態になっていました。
その時、冗談交じりに
「〇〇さんも会社に△△ちゃん(ワンちゃん)を連れて行かせてもらったらどうです~?
そうすれば、Cくんの社会化にも繋がるんですけどねぇ~」
「あ!それ、イイですねぇ~~♪」
あははははは!!
なーんて会話をしたのですが、本当に実現したらいいなぁ・・・と思っています。
会社にはそれぞれご事情があるので、それ以上は立ち入っていませんが(^-^;
それにしても、お泊り中に飼い主さん以外の方が面会に来てくれるなんて、Cくんは本当に愛されている幸せなワンちゃんだと思いませんか?
しかも、トリプルお姉さん(人間×2 ワンちゃん×1)の訪問を受けるなんて、
イヨッ!モテモテ色ワンコーーー!!(←ノリの古さが際立っちょります)
● 職場にペットを同伴するメリット
職場にワンちゃんを同伴できると、ワンちゃんにも飼い主さんにも、そして企業にとってもイイことがたくさんあります。
たとえば・・・
◇ペットのストレスが激減する
◇飼い主さんのストレスも軽減できる
(Mars Inc.ウォルサム研究所の研究結果より)
◇ペットの社会化が促される
◇突然の災害や、ふいのペットの体調不良に飼い主さん自身が素早く対応できる
◇ペットの存在によって社員のストレスが緩和され、職場が和む
◇ペットを介して社員同士のコミュニケーションが活発になる
(実際、職場にワンちゃんを連れて行くようになったことで、今まで一度も話したことがない社員同士が言葉を交わすようになったという事例がよく聞かれます)
◇家に残してきたペットのことが気がかりで仕事に集中できないということがなくなる
●職場にペットを同伴する際の課題
もちろん、いい面ばかりでなく、様々な乗り越えなくてはならない課題もあります。
例えば・・・
◇動物アレルギーの人や動物が苦手な社員への配慮
◇鳴き声や排泄トラブルへの対応
◇テナントにペットの立ち入りを許可しているオフィスビルやスペースが少ない
◇ペット連れでの通勤手段が限られている
などといったことです。
とはいえ、毎日 愛犬を残して出勤し、寂しい思いをさせていることに罪悪感を感じている飼い主さんたちの中には、職場がペットの同伴出勤を受け入れてくれることを望んでいる人が多いのではないでしょうか。
【ワンちゃんと同伴出勤できる企業(アメリカ編)】
ワンちゃんを飼っている社員に理解がある企業としてあまりにも有名なのは、AmazonとGoogleです。
ここではAmazonの事例をご紹介します。
愛犬サラリーマンにとって、夢のような職場を、指を咥えてとくと拝ませてもらいましょーか(←うらやま死に注意)
●とにかく犬びいき
Amazonのワンコ愛は、デイリースポーツの阪神愛みたいなもんで、ヒジョーーに偏っております。
徹底的に犬びいき!そしてなぜか猫には興味がない・・・(-_-;)
それがAmazonという企業です。
社員さんたちが
「え?ウチの会社で猫飼ってる人~?いないんじゃーないかなぁ・・・」
って言っちゃうくらいです。
絶対、入社面接で
「犬は好きですか?大好きですか?!」
って質問されるんでしょーねぇ(笑)
その理由は、CEOのジェフ・ベゾス氏(世界一の大富豪)が大の犬好きだから~♪
イイですねぇ・・・この
「オレが犬好きだからオレの会社は犬びいきだけど、なにか?」
という姿勢は、かえって入社してくる社員さんにも実にフェアだと思います。
ある日、代表が交代して、いきなり猫びいきの会社になったりしたら大混乱だと思いますけど~(笑)
●ワンワンダフルな制度と設備
まず、受付にはワンちゃんのためのおやつが置かれています。
耳鼻科の受付前にあるキャンディーみたいな感じですね。
ちなみに人間用のおやつは用意されておりません。
職場は、会議室だろーがエレベーターだろーが、どこでも犬連れOKです!
デスクにもワンちゃん用おやつ |
Amazon社 エレベータ前のピクトサイン |
植栽までワンちゃんの形 |
敷地内の水飲み場はワンちゃん仕様 ウンチ袋のディスペンサーもありま~す! 至れり尽くせり♪ |
Amazonのシアトル本社は、いくつかの建物で構成されているのですが、そのビルのひとつに”RUFUS(ルーファス)”ビルがあります。
”RUFUS”ってゆーのは、アマゾン本社に最初に通っていた犬の名前なんですって~(笑)
関係ないけど、RUFUSビルの向かいにあるWAINWRITE(ウェインライト)ビルの名前の由来は、Amazonがまだほんの小さなネット書店を開設した時に、一番最初に本を購入してくれたお客様=ウェイン・ライトさんという人の名前なんだそーです。
こういうネーミングって、お話のネタにもなりますし会社の歴史に思いを馳せることができてステキですね。
こんな会社に、毎日愛犬と一緒に通えたら、どんなに仕事に行くのが楽しくなるでしょうねー!
でも、こんなにも犬に優しいAmazonも、堂々と自分たちは”ドッグカンパニー”だ!と宣言していて、企業理念にも
「イヌ科の友人に対する愛情は、グーグルの企業文化に不可欠な要素」(キパッ)
と掲げているGoogleも・・・
なぜか日本支社では犬との同伴出勤ができるというお話は聞いたことがありませんね。
なんかちょっと残念・・・
でも、日本にもワンちゃん連れOKの企業があるんです。
長くなるので、次回のブログでご紹介したいと思いま~す!
<今日のPet Hotel 11!>
みんなー! ウリだよ~~~~~ん! |
もう顔見知りのふたり。 遊びたいけど、Rくんのお腹が治るまではガマンね~ |
ウリくん?なんでお庭遊びなのにオムツしてるの? 「それはねぇ~~~・・・ ドアが開いたらオムツ外す間もなく飛び出してきたから~」 (-_-;) |
ウリくん「ボスぅ~!アニキー!アニキッキー!! 早くボール取ってくださいよーう!」 ボス「・・・・・今 取り方を考えてんの!」 |
ウリくん・・早すぎてもうなんの生き物だか わかんないよ (-_-;) |
キャスパーか?! |
あ!!あっあっ!! |
おんまさんだ~~~~♪ 今日は千葉もクッキリ見えていまぁ~~す! |
寒いから今日もお散歩はお休みで保健室にいるRくん。 「パパ、ママ!ボクだいぶ元気になったよ~~! |