2017年1月11日水曜日

問題行動について①

以前の記事で

「飼い主さんが本当に困っていれば、一般的な問題行動でなくても問題行動。
飼い主さんが困っていなくて、周囲の人々にも迷惑をかけないのであれば
一般論では問題行動でも、問題なし」

と書きました。

無駄吠え・分離不安・噛みぐせ・拾い食い・偏食・・・

などなど、犬の問題行動と言われるものはたくさんありますが、
大前提として、飼い主さんが自分の飼い犬を、他の人の迷惑にならないよう責任を持って
躾さえしていれば、家の中で多少甘ったれでも、遊びをしつこくせがむ子でも
それはさほど問題ではないと思うのです。

しつけ教室の先生によっては、さほど飼い主さんが困っていないようなことでも
「これは問題ですねぇ!」
とことさら飼い主さんの心配をあおるような言い方をする場合もあるとのことです。

もちろん、他の人や犬に噛み付いてしまう恐れがあったりする場合は論外。
きちんとした躾を今すぐにする必要があるのは当然です。
でも・・・

「帰宅した飼い主さんに喜んで飛びつくのは問題です」
「甘ったれで、飼い主さんが家にいるとき常につきまとうのは問題です」
「特定のおもちゃや物に執着を示すのは問題です」
「要求が通るまでしつこくせがみ続けるのは問題です」

こういったことは、第三者が指摘し、「問題犬」というレッテルを張って
しつけ教室に通うことを強制するようなことではないと思うのです。

ただし・・・ではなぜこういったことが「問題行動」と定義されているのか?
という理由は、犬の飼い主さんはきちんと理解しておくべきです。


長くなるので、続きはまた明日にします。


※どうでもいいけど、問題行動犬の代表みたいにボクの写真を使うのやめてくれない?(byボス)